昨日見た汽車に、和多田は完全に虜になっていた。
汽車乗り場には、大勢の人がいた。。。
どこでチケットを、買うとか、どこから乗るとか、何番線から、出てるとか、全くわからない。。。
「チケットどこで、買えばいいの?」
汽車乗り場の入り口のに、デカイ男がいた。
警備員だろうか?
機関銃を持った自衛隊のような、迷彩の制服を着た男に聞いた。
「連れてっていってあげるよ」
長蛇の列を割り込んで、アーミー(ARMY)が、チケットを買ってくれた。
プラットホームは、混みこみで大混雑していたが、大きな機関銃を持ったアーミーが、通ると、さーっと道があいた。、。
車内は混みこみで、ぎゅーぎゅーだった。
しかも、ほぼ男。
アーミーと、サヨナラするやいなや、、汽車は走り出した
窓ガラスや扉のドアがないから、外がよく見える〜
と、喜んでいた矢先、雨が降ってきた。。。
「窓ガラスが、ないから、めちゃくちゃ雨が入ってくる。。。」
車内にいながら、ずぶ濡れになった。。。
降りる駅に、近づいてきた。
すごい数の人が駅にいる。。。
これ、全員乗ってくるのか?
車内はこんなに、ぎゅーぎゅー詰めなのに。。、
私、降りるんですけど。。。
汽車が、止まると、
「うおー!」と叫びながら、プラットホームで待ってた人達が乗り込んできた‼️
えー降りる人優先でしょ‼️
日本なら。。。
降りる人と、乗り込んで来る人がぶつかり合った。
また、怒鳴りあいが、始まった。。
しかも、車内で押した、押さないの言い合いの末、殴り合いの喧嘩になった。。。
下ろしてください。。。

乗る人が乗れてないまま、降りたい人が降りてないまま、しゅうしゅうが、つかないからか、汽車が、動き出した。。。
和多田はその時、汽車とホームの間のはしごの中間にいた。
しかし、もうホームからは、かなり離れていて、足元は線路。
しかも、線路は、先ほどの雨で、50センチくらいの水溜りになっている。
下に降りた男の人が手を差し伸べてくれてる。。。
水に浸かるの覚悟でその差し伸べてくれた、手につかまった。。。
もうやだー

びしょ濡れじゃん。

案の定、太ももまで泥水に浸かった。。。
なんなんだ。。。
電車に乗り降りするだけで、こんなに大事になるなんて。。。
駅で降りたが、全身びしょ濡れで、観光する気にもなれず、プラットホームにいた。。。
駅で周りのバングラデシュ人達と話していたが、大変な事を聞いた‼️
次来る汽車が、本日の最終列車らしい!‼️
まだ昼じゃん

雨がきつくて、線路が、悪いので走れなくなるらしい。。。
「ダッカの駅に戻るの?」
駅のアーミーが、聞いてきた。
「ダッカに戻りたい」
「気をつけて。次の汽車で、もう今日は終わるよ
アーミーと、何時に来るか分からない汽車を待った。
もう来ないんじゃないかと、思うほど待っていると、
シュッシュッシュッ
来た‼️
帰れるーと思った、和多田の目に恐ろしい光景が、うつった。。。
すごい数の人が乗ってる〜💦
車内に入れず、ドア付近にぶら下がってる!
乗れる気が、しない。。。
しかも

なぜか、反対側のプラットホームにその汽車がついた。
え〜ウソー💦
ダッカ行きを待っていた大勢の人が一斉に線路に降りて、向かえ側に、走りだした!‼️
「行くぞ‼️」
アーミーが 和多田の手を取り、走り出した!‼️
ってゆーか、線路の水、更に深くなってるじゃん
カバンを頭に乗せ、走った。。。
いや、走れない。
川のような、水の中を、歩いて渡り始めた。
「汽車の下を、潜って、反対側のプラットホームに行くぞ‼️」
アーミーが、合図した。
まじかー
えー💦
もうすでに、汽車は私達が待っていた反対側のプラットホームに着いていて、ホーム側からしか乗れない。
プラットホームに行くには、汽車の下を潜って、ホームの上に、上がるしかない。
無理かも。。。
もう諦めようと思ったが、
この汽車を逃すと、もうこの辺りに泊まるとゆう、選択しかなくなる。。。
覚悟を決めて、汽車の下に潜って、渡った。
胸まで、水に浸かった。
汽車の下は、泥まみれだった。
早く渡らないと、汽車が動き出す‼️

ドキドキが、止まらない‼️
皆の後について、必死で川越えした。
和多田の服は泥だらけ。。。
汽車の扉への、ハシゴが、みえた。
その時。。。
汽車に乗ってる男性が、上から、手を差し伸べてくれた。。。
和多田は、全身の力を振り絞って、その手に、しがみついた。。、
最高に熱いぜ。。。
I ❤️ バングラデシュ