【前回までのあらすじ】
バングラデシュに着いた和多田。
空港で「日本人の人は、入国ビザ代を払わなくて良いですよ。」「その他の人はビザ代を払ってから、入国してくださーい」
少し不公平な空港と、外国人達の冷たい視線から逃げ、バングラデシュの首都ダッカに入り込んだ。
リキシャとゆうバングラデシュの乗り物に出会い、乗りまくる和多田。
宿の窓からふと、下をみると、
電車の上にスゴい数の人が乗っている⁉️
車掌的にはOKなのだろうか?
次の日バスで街を観光する和多田。
しかし、走っている運転手同士の喧嘩や、クラクションで観光どころではなかった。
窓から豚の丸焼きの良い香りがしてきた。。
めちゃくちゃお腹が空いてきた。。
バスを飛び降り、ぶらぶらと歩いた。
豚の丸焼きの良い香りの方に進んでいくと、豚の丸焼きが、グルグルと棒に刺されて回っている、レストランに着いた。
レストランに入ると、
ほとんど男
ってゆーか、男しかいない‼️
さすがイスラム。。。
しかも、女性の座っている席に、男性の相席はダメらしく、和多田のテーブル以外はぎゅーぎゅー詰め。。
人気の店らしく、どんどん客がはいってくる。
「ここ、相席いーよ。」とゆうが、誰も座ろうとしない。。。
しかし、焼きたての豚の肉汁はおいしい〜💕
めちゃくちゃおいしい〜😋😋
どんどん客が入ってくる。
外で待っている人も出てきた。。。
相変わらず、和多田の席の5席は空いていて、周りはぎゅーぎゅー詰め。
なんだか、申し訳なくなってきて、さっさと食べて店を出た。
少し余談だが(笑)
バングラディッシュに着いてから、すぐ感じたことがある。
めちゃくちゃ日本人はモテる‼️
「日本人の女よ!モテたいならバングラディシュに行け」
街を歩いていると、男の子たちが、すぐに声をかけてくる。
バングラディッシュの男は、日本女性が好きらしい。
私レベルで男性が寄ってくるので、ある程度どんな女性でも、
日本人であれば‼️
日本人である限り⁉️
モテることを確証しよう‼️
話がそれたが、宿に戻った。
オーナーが、21時で仕事が終わり、家に帰るとゆう事で、代わりに夜勤の男の子3人が来た。
玄関の警備とフロントだ。
そいつらは、和多田をジーっと見ていた。
無視して、部屋に戻りベットに横になった。
ふと、部屋の隅にボロボロの内線電話がある事に気付いた。
これ使えるの?
と、思い取ろうとすると、突然
プルプルプルプルー‼️
壊れかけの様な、さびついた音がした。
こんな時間に何⁉️
電話に出ると、
「hello」
と、男の子の声がした。
そして切れた。。。
少しすると、また電話が鳴った。
出ると、男の子たちの声が聞こえた。
「ハロー。ゆみ〜。ゆみ〜」
さっきの3人の僕ちゃん達だ!
和多田は、すぐに気づいた。
そして、その後、何度も電話が鳴った。。。
うるさくなってきて、受話器を上げておいた。
静かになったので、寝ようとすると
突然‼️
トントントントン
扉を叩く音がした。。。
やばい‼️
あいつらが部屋まで来たんだ。。。
扉の向こうで、数人の男の子たちの笑い声がしている。
やばい‼️
ノックが鳴り止まない。。
完全に部屋に入ろうとしている。
ヘッドホンを、ガンガンにつけて、ベッドに寝た。
トイレに行こうとヘッドホンを外すと、
ガチャガチャ
と、ノブを回す音が聞こえた。。
完全に部屋に入ろうとしている‼️
ドアノブがガチャガチャ動いている‼️
オーナーは帰っちまった(T . T)
扉の向こうには3人‼️
窓から外を見た。
飛ぼうかと迷ったが。。。
待て!
ここは4階。
壁をつたって降りる⁉️
危険すぎる。。。私はスパイダーマンではない。。
ドアが開かない様に、ベットを押し移動させて、封鎖した。
重い。。。
そして、ヘッドホンをして、音楽を聴きながら寝た。
興奮して、寝れないと思っていたが、起きたら9時だった。
トントントン
扉をノックする音が聞こえた。
「ゆみー」
ボスだった。
今日も、夜中ノックの刑にさらされたら嫌なんで、昨日の事を、ボスに話した。
泣きそうな顔で
「この事をこの宿のネットの口コミに書かないでくれ」
と、懇願された。。。
そんな事より、先に言う事があんだろ。。。おっさんよ〜。
こっちは、おたくの僕ちゃん達のせいで、夜中寝れなかったんだぜ。。(寝てたけど。)
次回に続く。。。