【前回までのあらすじ】
インドからバングラデシュに着いた和多田。
いきなり空港で
「日本人だけはvisa代払わなくて良いですよー。でもそれ以外の外国人はVISA代50ドル払って入国してくださーい。」
と、なんともえこひいきな状況に巻き込まれ。。。
和多田は日本人なので、ありがたいのはありがたいのだが、周りの空気はそれはもう冷たいものだった。
周りの外国人の視線から逃げるように税関を通過し、外に出た和多田。
「リキシャ」と、呼ばれる市民の足に出会う
人力車みたいなものだが、これが結構申し訳なくなる感じで、後部座席に2、3人乗せたり、
その後30回以上も乗ってしまったのだ。。
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バングラデシュのダッカはとても暑く、扇風機もない安宿で休んでいると、
「シュッ シュッ シュッ」と、窓の外で汽車の音がした。
下を見ると
電車の上にすごい人がいる!‼️
電車の上で、寝ているバングラデシュ人や、立っているバングラデシュ人、友人と話し込んでいるバングラデシュ人。。。
車掌的にはOKなのだろうか?
いきなり見所満載のバングラデシュの首都 ダッカ であった。。。
もっと近くで見たい
やはり和多田の身体はうずきだした。。。
線路にはたくさんの人がいた。。
線路の真ん中を歩いている人。。。
線路ギリギリで店を出してる人。。。
突然子供達が寄ってきた。。
可愛い〜
と思い話していると。。
どんどん人が周りに増えてきた。。。
ビルの窓からもこちらをみんな見ている。
屋台からも。、。
通行者も。。。
次の日、和多田はバスで少し街を見ようと思った。
バスはとてもいい。
このクソ暑い、バングラデシュの街をバスの窓から見れる。
適当にローカルバスに乗り、観光バスの様に利用し、のんびりバスの旅を楽しんでいた。。。
の、はずが!‼️
半端ないクラクションの音が
引っ切り無しに、クラクションが鳴っている‼️
ずーっと鳴っている。。。
うるさいなぁー。。
和多田が思っていた矢先‼️
和多田の前の男が、窓から
「馬鹿野郎
ブーブーブーブー ‼️クラクションうるせーぞ」
みたいな罵声を大声で叫びだした。
バス同士がスレスレを走っているので、
男が何度か叫んでると、隣のバスの運転手が
「なんだと〜〜‼️」
みたいな感じで窓から掴みかかってきた⁉️
熱いな。。。
その瞬間、周りが一斉に止めに入った。
隣のバスでも、運転手に周りは一斉に止めに入っていた。。
1回だけかと思いきや、その光景は何度もあった。。。
ゆっくり景色を見ると言うよりも、目の前の喧嘩をずっと見ていた感じだった。。。