すす【前回までのあらすじ】
バングラデシュの首都 ダッカ の空港で、入国スタンプをもらおうと長蛇の列に並んでいた和多田。
大声で税関が
「日本人はVISA代は払わなくて良いですー‼️
でもその他の外国人はVISA代50ドルを支払ってから入国してくださいー‼️」
のアナウンスに驚き。。。
なんでそんなひいきな事を大声で言うんだ。。。
と思いながら、他の外国人にジロジロ見られながら無事バングラデシュのダッカ に入国した和多田。
税関の人に
「なんで日本人はVISA代払わなくて良いの?」と質問すると、
「日本とバングラデシュは仲がいーんだよ。
ほら、日本の国旗とバングラデシュの国旗は色が違うだけで同じだろ」
と、教えてくてた
宿を探して歩いていると。。。
「リキシャ」と呼ばれる乗り物に遭遇した。
みな自転車を漕いで、その後部座席に客を乗せている。。。
市民の足 リキシャ
「バングラデシュはリキシャが熱いぜ」
と、声をかけられた。
「乗りな」
テンション上がりまくりの和多田
値段も分からず飛び乗った。
みな、ほんとスレスレで走っているので、何度も車両が当たり事故りかけたが、
そこは、さすがプロ
培われた感覚と経験で、みな当たらず走っていた。
人 1人でも重いのに、時には2人の乗客
また、巨大な荷物まで。。。
しかも、ダッカは交通整備も悪いので、雨のあと、ぬかるみだらけ。。。
申し訳ないな〜
もう乗るのやめよう。。。
と思った和多田だが、その後30回以上リキシャに乗ってしまった。。
↓前回
ようやく安宿(900円)を見つけ、入ると
フロントに年配のオーナーがいた。
「きみ1人?⁉️」
このバングラディッシュで、女1人で、泊まってるのが、めちゃくちゃびっくりしたらしい。
イスラム圏は家族か、旦那としかダメらしい。
「バスルームがデカイよ」
とオーナーに言われ、この部屋に決めたのだが。。
確かに広いが、やはりバケツに水を汲んで、桶で頭や体に水をにかけるパターン。。
この国の前に旅した、インド→ネパールのパタ〜ン
安宿のため冷房などはない。
部屋でシャワーを浴びてといっても、当然桶で、水をかけるだけ。。。
タンクトップで部屋で休んでいた。
「ゆみ〜」
フロントから従業員が呼んでいた。
タンクトップで降りていくと、皆一斉に
「NO‼️NO‼️NO‼️NO‼️」
と大声を出し、手を大きく振り、バツの合図をした
そうだ、、、ここはイスラムだった。。。
そういえば、確かガイドブックに
⭐️肌を出してはダメ。
⭐️バスなどの公共機関で、女性は男性の横に座ってはダメ
と、書いてあった。。
しかし、暑い。。。
バングラデシュのダッカはめちゃくちゃ暑い。。
窓を開けた。。
「ポッポ〜」
「シュッシュッ、シュッ」
汽車のような音が鳴り響いた。
電車かなぁ〜?と思い、待っていると。。。
なんじゃこりゃ
「シュッ シュッ シュッ」
汽車の上に、めちゃくちゃ人が乗っている‼️
これは車掌的にはOKなのか?
夢でも見たようなひと時だった。。
その後、和多田は窓の外をガン見し、耳を澄ましていた。。。
「シュッ シュッ シュッ」
きた‼️
きた‼️
ドキドキしてきた。
まばたきをせず、和多田は音のなる方を見た。
「ポッポー ポッポー」
座っていたり、寝ていたり飛び跳ねたしている‼️
2回目だが、車掌的にはOKなのだろうか?
いきなり見所満載。。。
熱いぜ。。。
バングラデシュ