思春期になると
あまり会話をしなくなったり
塾や部活で物理的に
一緒に過ごす時間が減ってきますよね。
でも
進路を決めたり、成績について話したり
家族会議が必要な場面って出てくるんですよ。
話したいのに話したがらない子ども…。
決めなくちゃいけないのに、決まらない状況…。
一体どうすんの！！
とイライラすることもことありませんか～？？
こういうイザと言う時に
真剣に腹を割って話せるようなためには
コレを貯めておくことが必要！
それは
信頼貯金！！
信頼って
貯金のように貯めていくもの
なんですよね。
初対面の人は
不信感もないかも知れないけれど
安心感もあまりありません。
だから、初対面の人に
自分の弱みや悩みを話すことって
あまりないですよね？
自分の弱いところや悩みを話せる人って
親友だったり、付き合いが長い友達だったり
自分と考え方が似ている人だったりしますよね？
つまり
自分が相手のことを信頼していないと
話さないんですよ。
ってことは
子どもが
「この人に話たくなる」と信頼しないと
大事な話はしてくれない
ってことになりますよね。
親子といえど
信頼残高が高ければ、
その分いろいろな話ができますが
信頼残高があまりなければ、
その分の話しかできないよってことなんです。
／
じゃあ、
どうやって信用貯金を増やすの？？
＼
と言うと
この人は自分の味方だ
と思ってもらえるような
関わりをすること。
だって敵には大事な話しないでしょ？
自分の味方だ
とどうやったら思えるか
それは
☑ 相手が大事にしていることを大事にする
☑ 相手の思い描いている世界を認める
☑ 相手の考えていることを受け止める
と
相手が安心できる状態であること
なんです。
／
え？
それじゃあ、自分の考えとは違う時
自分の考えを曲げてでも
相手の考えを受け入れないといけないの？？
＼
いえいえ、そうではないんです。
自分の考えは持っていてＯＫ。
曲げなくてＯＫ。
だけど
相手が大事にしたいものがあるということは
理解しているよ！大事にするよ！
ってことなんです。
例えば
子どもが
「嫌いな人がいるから
部活へ行きたくない！」
と言い出した時
「え？嫌な人がいるくらいで
部活休んでどうするの？！」
と思ったとします。
体調が悪くて休むならわかるけれど、
子どもが嫌いな人がいるために部活を休むのは
信じられない…と思った場合
瞬間的に思うのは
「自分にはその考えが理解できないから
相手の考え方を変えたい！」
という思いで関わるとすると
「そんなことで休んだら、
大人になった時にもっと嫌なことあるよ？
どうするの？」
と些細なことだよ
と言いたくなったり
「他の子はその子のことを何て言っているの？
嫌いじゃない子もいるでしょ？」
と気にしないように
と言いたくなったりしません？？
これは
相手の考え方に「違うよね」と反応している状態。
では
相手が大事にしたいものがある
ということは理解して
大事にする
ってことは、どういうことか。
「『相手が嫌いな人がいるから
部活に行きたくない』と思うほど
ツライ気持ちになっているのは理解するよ。
そしてその気持ちは大事にするよ。
受け止めるよ。」
ってことなんです。
ツライ＝休む
という行動をＯＫするかどうかはまた別。
まずは
相手が大事にしたいと思っていることを
大事にするよ
という姿勢を見せ続けると
相手は少しずつ安心します。
相手が自分と関わる中で
安心する時間が
長ければ長いほど
信頼貯金は貯まるんです。
だから
イザという時のために
日頃から
「あなたの世界観や考え方を大事にするよ！」
という姿勢を見せて
信頼貯金を貯めていってくださいね～！
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