先生方から

 

「感情のコントロールって

どうやってさせたらいいでしょうか?」

 

とのご質問を頂くことがあるので

 

それに答えてみますよ~。

 

 

私は

 

「感情を正しく出す

方法を教えて

練習させること。」

 

だと思っています。

 

 

 

 

 

 

まず、

「感情をコントロールさせたい」

と思う目的は

 


多くの場合

 

☑ 怒りを人や物にぶつけないようにする

☑ 悲しみから早く立ち直れるようにする

☑ 思い通りにならなくても我慢できるようになる

☑ 喜び過ぎて羽目を外さないようになる

 

などということを指しているんだと思うので

その場合で、お話しますね。

 

 



何かをコントロールしようと思ったら

その「何か」を

本人が自覚する必要があります。

 

 



例えば

 

車の運転で

スピードをコントロールしようと思ったら

 

自分の出しているスピードが

速いのか、遅いのかがわからないと

 

アクセルを踏むのかブレーキを踏むのか

判断が付きません。

 

 


なので

 

今の自分のスピードはどうなっているのか

を客観的に理解する必要がありますよね。

 

 

 

 

理解するためには、

 

スピードメーターと法定速度が役に立ちます。

 

 

自分の実際のスピードが

ルールからどのくらい離れているのか

 

自分で判断できる材料になるから。

 

 


ここでやっと

 

自分のやっていることが

周りにどんな影響を与えているか

 

が初めて理解できるんです。

 

 


これが理解できるから

その影響に対してどう対応するか

が選べるので

 



ブレーキを少し強めるのか

アクセルを少し離すのか

 



具体的な対応ができることで

スピードのコントロールができるんですよね。

 

 

 


これ、

感情でも同じことが言えると思っていて

 

 

コントロールするためには

 

①自分の感情が今どういう状態になっているのか

自覚すること

 

②自覚するためにはルールと現状を

客観的に測れるものが必要なこと

 

③その感情が沸き上がって来た時に

コントロールする練習をすること

 


のステップが必要だと思っているんです。

 

 

 

 

それは

周りから見て必要だと思うことではなくて

 


一番のポイントは


その感情をコントロールすることに


本人が

メリットがあると

思えるかどうか

 

 なんですよ。



本人にメリットがあると思えなければ

コントロールしようという気にもなりません。

 

 

もし、本人が

 


/


その感情のコントロール?

別にしなくていいし! 


 \




と思っている場合は

 


まずは


本人が感情をコントロールすることで

メリットを感じられるものは何か



を見つけることが必要。



そのメリットが感じられれば

練習もしようと思えるので、

やがてやれるようになっていきますよ〜。



 

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