スズキ・ジムニー カーオーディオの音質アップ 後編 | サウンドピュアディオ井川のブログ
2024年08月02日(金) 01時14分27秒

スズキ・ジムニー カーオーディオの音質アップ 後編

テーマ:カーオーディオについて

今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのジムニーです。

 

 

 

 

スズキ純正のCD・DVDプレイヤーをベースに、

シンプルな3WAYシステムで元の楽器の音に近い音色をを狙ってシステムを取り付けました。

 

 

プレイヤーの中身はパイオニア製でした。

 



ドアのフル防振の施工が終わって内張を組み付けて・・

 

 

 

 

 

Aピラーの根元にはピュアディオブランドのPSTケーブルのツイーター音域用の物を引いて来て、

24金メッキの端子を純銀入りハンダした状態で接続します。

 

 

 

 

ダッシュの上のツイーターはピュアディオブランドのATX-25で、

12センチのフルレンジスピーカーと組み合わせて、クセの無い2WAY構成で中高音を鳴らしています。

 

 

 

 

 

 

助手席シート下にはミューディメイションのパワードのサブウーファーを取り付けて、

これ見よがしなわざとらしい低音ではなくて、

80Hz以下のドアでは再生出来難い音域のみを選んで再生していて、

高音・中音・低音の繋目が分からない様な広い音域をスムーズに鳴らしています。

 

 

 

ここは音域の広い楽器を演奏しておられるお客様なので、

変なメリハリは一切付けないという事と、ウーファーの周波数を上げ過ぎるとモノラル成分が増え過ぎるので、

その辺りを心がけて音のつなぎの周波数を選んでいます。

 

 


ウーファーの音域は内蔵のチャンネルディバイダーで選んで、

ドアスピーカーの上限周波数と下限周波数と、

ツイーターの下限周波数とレベルは合計6ピース構成のピュアコンの値をあれこれと変えて選びました。

 

 

 

 

パイオニア製のプレイヤ-にはタイムアライメントの機能が付いていて、

これはサウンドピュアディオでは全てゼロにして調整して、本来の楽器の音に近い音色に合わせます。

 

 

 

 

今の時期は暑いので、最初はピット内でアクセサリーポジションでエンジンをかけずに音調整を行って、

ピュアコンの値が決まってから車を外に出してエンジンをかけて音調整を行いました。

 

 

 

ピット内で無音だとイコライザーはこのパターンが良いと感じましたが・・

 

 

 

 

カーポート下でエンジンをかけてエアコンの送風も加わると、イコライザーパターンが違う方が良く聴こえて、

最終的にこのパターンで音調整を終了しました。

 

 

 

サウンドピュアディオのお客様は学生時代に楽器を演奏していたとか、

卒業しても演奏を続けておられる方が多く、

一般的なカーオーディオのトレンドの音では満足出来ない方が多いので、

これまでは一度もカーオーディオに手を入れた事が無いけれど、

こういう音造りがあるのなら一度付けてみたいという方が増えています。