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喰らうオーディオ!!!

オーディオの、オーディオマニアによる、ピュアオーディオのためのブログ。

あけましておめでとうございます。
2011年一回目のブログはPCオーディオです。

前回は色々いじった挙句、上手く動かなくなりリカバリーした続きです。

Tweak UI 2.1など使ってチューニングしました。今回はさらにファイアーウォールなども切ってみました。

しかしながら、いくらやっても客観的な指標がないと成果が解りにくいってことで
こんなのを入れてみました。

喰らうオーディオ!!!-DPC Latency Checker画像だとなんだかわからないですね(汗)

DPC Latency performance』というソフトです。
要はパソコンの反応の良さを計測したもので当然数字が低いほうがよいです。
PCオーディオもチューニングすれば当然数字が下がり音が良くなっているはず!っというものです。

例によってPCオーディオ実験室を参考にしたので詳しくはコチラを見てください。

私のPCオーディオ専用のHDC-1Lだと、アイドル時で一桁ぐらいですね。
5以下にするのが良いらしいです。

さて、肝心の音ですがクロック導入後メインのDCD-S1との差が開いてしまったのですが相当挽回しました。

DCD-S1の方が音に厚みがあって、艶っぽいのが良いです。
一方でHDC-1Lの方が音がスッキリしてます。
高域に若干ピークを感じますが、結構な分解能でピュアとしては十分なレベルです。
好みとしてはもう少し音にしなやかさと分解能が欲しいですね。
ダブルウーファーズ会員 9太郎さん宅の訪問
喰らうオーディオ!!!-低音王
重量 ★★★   
年式 ★★ 
凄み ☆☆

※基本ざっくばらんですが、星のつけ方はこちら

前回の会長宅に引き続き、オーディオ中毒重篤者の一向は介抱に向かうことなどなくダブルウーファーズ同会員の9太郎さん宅へと伺いました。

喰らうオーディオ!!!-JBL 4350

まずは電源。
オーディオカマニ特製の容量2000VAの電源トランスが3つです。
喰らうオーディオ!!!-オーディオ用200V電源
200Vからステップダウンして前段とパワーアンプ左右用に分けられています。このあたりは結構肝ですよね。

プリはMARK LEVINSON ML-6
喰らうオーディオ!!!-MARK LEVINSON ML-6

レビンンソンと言えば黒のイメージが強いですが本製品はシルバーの左右・電源完全別固体分離したシンプルなプリ。
入力はフォノとライン2系統のみ、あとはボリュームが付いているだけ。70年代後半発売ですが構成としてはむしろ今っぽいですね。面構えも渋い男前です。

チャンデバも左右で1台づつMARK LEVINSON LNC-2Lです。電源も別です。レビンソンっぽいカッコイイチャンデバです。


パワーアンプは圧巻のモノ6台構成。
MARK LEVINSON ML-2L
喰らうオーディオ!!!-MARK LEVINSON ML-2L

スピーカーの前に鎮座する姿はバリケードのようです。
喰らうオーディオ!!!-MARK LEVINSON ML-2Lたち
この業界ではどうやら有名らしいのですが、電源トランスの仕様が時期により異なりEIコアとトロイダルコアがあるそうです。EIコアの方が音が良く、Q太郎さん宅ではウチ2台がEIコアらしい。マニアックですね。

スピーカーはもちろんJBL 4350です。


これはダブルウーファーズの会長から譲り受けたもので、会長自身同スピーカーを縦にスタックという驚異的な変態プレーをしており、その熱が冷めたタイミングで引き取ったとのこと。
4350の中でもかなり鳴りの良いスピーカーらしいです。

再生周りはアナログプレーヤーが
Thorens TD-226
喰らうオーディオ!!!-Thorens TD-226

フォノイコは写真撮るのを忘れちゃったんですがマークレビンソンのJC1-ACだったと思います。
コチラも当然の如く2台用意して左右を完全に分離しています。
喰らうオーディオ!!!-MARK LEVINSON 電源
電源だけですけど。

プレーヤーも写真間違えて削除しまったんですけど(汗)
CDトラポがCECのTL-51系統だったはず。ベルトドライブの奴です。
DACがケンブリッジオーディオのDACMAGIC2です。


(オーディオ評論家風に)
ここまでシステムを紹介して賢明な読者諸兄はお気づきかと思うが、
驚くべきことに当システムはレコードのピックアップ以降において音の出口たるスピーカーまで左右が完全に分離されている。

根源の電源を含めて左右セパレートされているのだから、
これでチャンネルセパレーションが悪いなどと表現したらまぎれもない虚偽となるだろう。
(←すみません。一度書いてみたかっただけです。)



そんなくだらない言葉遊びはともかくとして音の感想ですが。

最初は電源を投入して間もないこともあり、比較的小音量で綾戸千絵などを堪能。

すっーと体の芯に染み入るようなボーカル。思わず「この音の浸透力欲しいですね。どうやって出してるんですか?」と聞いてしまった。(←秘め事じゃないんで聞いていいんですけどね。)

今こうしてブログを書いていても「やっぱり欲しい。浸透力!」と思う。4350もありそうですが、多分パワーアンプですかね~この感じ。ちょっと飼いきれない台数ですけど。


しかしながら、本領発揮はそこではなかったです。
30分ぐらい軽く流して暖まってきたころあいを見てボリュームアップ。
何とMAX106デシベル以上の爆音!

直前にホールのような広さを持った会長宅で聴いて来たのですが、
部屋を隙間無く満たす音の洪水を体全体で堪能すると部屋が大きければ大きいほど良いと言うのは嘘にも思えます。

普段ボリューム位置で言うと9時~10時ぐらいのほどほどで聴いている私なら、そそくさと逃げ出してもおかしくない爆音ですが音の浸透力が効いてでしょうか?決して刺激的で嫌になる音になりません。
9太郎さん宅にいらっしゃたオーディオ評論家の先生も発売当時JBL4350は大して評価をしてなかったようですが、この部屋で聞いて再評価を迫られたようです。

確かにオールドレビンソンで固めていることもあり現代的ハイファイとは違うでしょうが、非常に納得感のある音です。

イーグルスのホテルカリフォルニア、90年代の有名なアコースティックバージョンを聴きました。
CDからレコードを聴いたのですが、レコードの驚愕すべき低音はすさまじいの一言です。

バスドラにいたってはもはや砲撃のようです。体で感じるとは正にこのこと。
そりゃー「実際にライブでその音がするか?」と言われれば違うと思いますが、聴くとオーディオとしての納得感が違います。

立地的には茨城の農村部なので比較的家々の距離がある地域ですが、あまりの爆音(ボリューム2時3時ぐらい・・・)に数百メートル離れたいとこの家からクレームが入ったこともあるとかw。
みなさんも低音はほどほどにしましょう。


今年はオーディオマニア訪問記とかいいながらダブルウーファーズのみだったですね。
実際は他にも訪問してますが2011年はより広くオーディオマニアを訪問していきたいと思います。

みなさん良いお年を。
ダブルウーファーズ会長nazo_otokoさん宅の訪問
喰らうオーディオ!!!-とんかつ
重量 ★★★★★   
年式 ★★★ 
凄み 

※基本ざっくばらんですが、星のつけ方はこちら

(画像は当日ランチに行ったお店です。おいしかったです。)

前回は結局ほとんど部屋の紹介だけして終わっちゃいました(笑)
前編はこちら

さて会長宅のスピーカーはJBLの4350を筆頭に、ルーメンホワイト、アヴァロンのIRIS、4345、エクスクルーシブの2401にアルテミスのEOSが鎮座しています。
ルーメンホワイト・アヴァロンなど何気にスピーカーの形に合わせてカットした特注の黒御影を使ってるところが心憎い。


アンプ群はラックに綺麗にまとまっており、チェロ、ビオラ、とクレル、マークレビンソン、FMアコースティックスを中心に構成。
喰らうオーディオ!!!-アンプたち
年式は結構ばらけてますが、アメリカンハイエンド特にレビンソンの系譜が大きい比重です。見てるだけで溜息が聞こえてきそうなシステムです。

VIOLA SPIRITO
喰らうオーディオ!!!-VIOLA SPIRITO
ステサン読んでないんでブランド名程度しか知りませんでした。

CELLO AUDIO PALETTE
喰らうオーディオ!!!-CELLO AUDIO PALETTE
コレは有名ですね。国産には出てこない大胆かつ繊細なデザインのアンプです。


mark Levinson NO.33HL
喰らうオーディオ!!!-mark Levinson NO.33HL
タワーパソコンみたいです。大きいですね。

mark Levinson NO.33L
喰らうオーディオ!!!-mark Levinson NO.33L
NO.33HLとほとんど同じ画像ですが1台150kgという超巨体です。見た目はアンプじゃないですね。
中古では意外なほど安価に手に入りますが、このサイズの上で消費電力はアイドリング時で800Wです・・・稼動したら倍消費します。とてもじゃないですけど私には飼いきれません。

コレがなんと4台あります!!
喰らうオーディオ!!!-mark Levinson NO.33HL ②
会長「ほんのり暖かくなるんですよ」(←オイルヒーターじゃないです)


dcsのSACDトラポVERDI LA SCARA & DACのElgar Plus & DDCのPurcell
喰らうオーディオ!!!-dcs verdi ②
前段は全システム共通です。どうやらPCオーディオはまだ手を出していない様子。


ここまでの紹介で既におなか一杯かもしれませんが、肝心なのは音のはず。ということで感想を述べます。
多少無理に総括しますと全てのシステムに共通しているのは「品のある美音」です。
独特な美音で表現が難しいのですが、全体に品があり心地よいのです。フロア型で低音の量感があっても不思議と音が暗くなってないです(暖色系ともちょっと違います)。

高域が伸びていて透明感のある美音とは違うイメージです。「綺麗だろ!」と言わんばかりのハイファイ一辺倒でもないです。

不思議な話ですが会長のひととなりを感じるシステムです。会長に限らずオーディオもやるところまで行くとそうなるみたいです、確かに超マニアだと時々感じます。


一つ一つのシステムに関して正確に書ききれてない部分もあり恐縮ですが、スピーカーごとに簡単に感想を述べますと。

喰らうオーディオ!!!-JBL 4350
JBLの4350は品のある中にもしっかりとした低音があり、1度目の訪問ではあきらかに一番音が良いと感じました。
駆動はマークレビンソンのNO.33HL×2台、NO.33L×4台です。


喰らうオーディオ!!!-ルーメンホワイト
ルーメンホワイトも初めて聴きましたが、限りなく滑らかな音の佇まいは素晴らしいですね。
特にバイオリンの弦がいいです。特に上品で広がりのある音です。


喰らうオーディオ!!!-4345 アヴァロン
アヴァロンのIRISはその定位の高さに驚きました。部屋の影響もあるでしょうが音の出所というか縦の空間描写がハンパないです。
ちょっと驚きました~これも初体験です。
会長自身は不満があるようです。確かに定位が絞りこめていない部分もあり、所有するシステムの中では微妙かなと思う部分もあります。
個人的には空間表現と低域の軽さなど好みなので一度使ってみたいですね。もちろんIRISは無理ですけど!


4345は一度目と二度目で随分印象が違いました。一度目は低音の質量共に4350に一歩二歩譲る印象でしたが、クレルのアンプでドライブしており躍動感のある中々ご機嫌な音でした。
クレルは将来我が家に入れたいですね。メチャ好きな音です。

2度目は化けたようにさらに良い音でした。確か駆動をマークレビンソンに変更したはずです。染み入るようなボーカルがたまりません。


喰らうオーディオ!!!-アルテミス EOS
アルテミスのEOSは唯一のブックシェルフですが、他のSPと比べ圧倒的に安価で(そうはいっても100万程度はしますけど・・・)2ウェイ好きの私としては大注目でしたが、まさにサイズを感じさせない音場表現は見事ですね。

喰らうオーディオ!!!-エクスクルーシブ 2401
エクスクルーシブの2401も1度目と2度目で随分印象が違いました。
最初聞いた時は他のシステムと比べ良い所を感じなかったのですが、2度目の際は4350よりも良かったと思うぐらいでした。

特にスピーカーの上に乗っているヤマハのホーンを使った時の音は良かったです。
純正の方が定位は若干上ですが、ベースの弦をはじく様の存在感と音の粘りというか、はじけ方というか非常に印象的な音です。
低域も適度に締まっており、バスドラの勢いが違います。

どうやら前回からネットワークを追加した模様。
喰らうオーディオ!!!-2401 ネットワーク
元々純正にはあるもので手元には無かったため、別途入手した回路から同じものを作成したとのこと。
スピーカーの裏なので見えない部分ですが板ではなくアクリルベースなのがカッコイイですね。


勉強になると共に自身の未熟さを痛感しました。もう少し精進の上、再度伺いたいですね。
ともあれ贅沢な時間でした。
ダブルウーファーズ会長nazo_otokoさん宅の訪問 前編
喰らうオーディオ!!!-ラック全体
重量 ★★★★★   
年式 ★★★ 
凄み 

※基本ざっくばらんですが、星のつけ方はこちら


ピュアオーディオやっている人にしてみると一度は訪問するサイトの一つ。
そんな知っている人は知っているダブルウーファーズの会長宅へ訪問しました。

ダブルウーファーズとは12インチ(30センチ)のユニットをしかも片ch2つづずつ搭載したスピーカーを持っている梁山泊のようなマニア集団です。
私は12センチのダブルウーファーなので(というかバーチカルツインです。)会員入りは絶望的なのですが、紹介いただき訪問させていただきました。

しかしこの会長がパッと見ハードボイルドな見た目で、ガンダムで例えるとちょっとランバラルっぽいです。
喰らうオーディオ!!!-ランバラルザクとは違うのだよ。ザクとは!

ロードバイクもやっているらしく(ブログ見るとアンカーのようですね、デュラエースで固められているのでしょうか。)
武闘派のニオイがぷんぷんします。(実はチャリは初めて1年程度らしいですが・・)


そんなだと「キングオブ草食」と誉れ高い私はビビってしまい、

「俺の音が聞けねぇのかぁゴラァ!」(←どんなオーディオマニアだ。)
とか説教されたらどうしよう・・・と心配しながらのいざ訪問。


実際にお会いすると大変人格が温厚な方ということがすぐに判明。
怖いどころかむしろ仏に近い雰囲気の方でした。

どうでもよい私の妄想はさておき本題ですが。
職業はドクターということで、自宅兼医院の中にオーディオルームがあります。

喰らうオーディオ!!!-建物2
喰らうオーディオ!!!-建物
メチャ広くリゾートな雰囲気です。


待合室を通るとそこには、チェロのアマティが・・・
喰らうオーディオ!!!-チェロ アマティ
喰らうオーディオ!!!-チェロ アマティ2
いつまでもいたくなる様な限りない美音です。

診療室にはマークレビンソンが・・・
喰らうオーディオ!!!-診療室


診療所の奥の部屋がユニット、アンプなどの所蔵室になっております・・・
喰らうオーディオ!!!-所蔵(注)病院です。

喰らうオーディオ!!!-所蔵室2
所蔵室だけで私の部屋より大きいです・・・orz。

所蔵室の向かいがオーディオルームです。
部屋に入るとルームというよりホールのような出で立ちです。
喰らうオーディオ!!!-オーディオルーム

とにかく天井が高い!5m弱らしいですが・・・
設計本来の形では高さがもっと必要になるらしいが見た目がアンバランスなので今の高さになったらしい。
オーディオルームは石井式を参考にして作成とのこと。
http://homepage2.nifty.com/hotei/index.html


部屋の角は吸音材が入っているようですが見た目が小洒落てます。
喰らうオーディオ!!!-角

奥行き感のあるデザインの天井がまた素敵ですね。好みです。
喰らうオーディオ!!!-天井

決して華美な意匠はなく隋所に抑え目なこだわりが光ります。そこがまた上品で非常に美しい部屋だなと思います。

正面に構えた大きな窓はオーディオ的には必要ないですが、やはり居心地・美観を考えるといいですよね。
喰らうオーディオ!!!-正面

オーディオのルームチューニンググッズは総じてインテリアとの両立を拒む、まぁ野暮な商品が多いですが会長のオーディオルームは機能・デザイン共に誠に羨ましい限りの部屋ですね。

電源まわりはこれまた圧巻の理想的な体制です。
喰らうオーディオ!!!-タップ

家庭用と病院用(オーディオ兼用)に分かれておりおり、休日は事実上オーディオ専用になるという構成です。
立地上の偶然らしいですがマイ電柱トランスになっており、200V導入も含め電源まわりは磐石です。
オーディオ用のジェネレーターやトランスなどを入れていないのは恐らくそのためだと思います。

画像はちなみに、所蔵室の壁コンで本当はこちらにアンプを置くつもりだったらしい。
実際にやってみると心配になってしまい、結局オーディオルームに移ったとのこと。

喰らうオーディオ!!!-ケーブルコートケーブルをコート掛けに吊るすのは紳士のたしなみ(嘘)

ケーブルはほとんど全てが床下やラック裏をはじめとするスペースに綺麗に収まっております。
喰らうオーディオ!!!-ケーブル裏

そしてシステムはこれまた圧巻で、6種のスピーカーを鳴らすオーディオ屋のハイエンドフロアみたいです。
喰らうオーディオ!!!-アンプ軍


長くなったのでシステムの詳細は後編へ続きます。
【メグ・ジャズ・オーディオ愛好会】HANANOIのOVUM(オーヴァム)を聴きました。
喰らうオーディオ!!!-HANANOI OVUM.

確かHANANOIは車関連の試作品の模型か何かを木材で作る業者だったと思います。
木材加工が専門でもスピーカー作りは素人ということで、オーディオに精通しているjyajyaoさんがサポートしたようです。話では元々仕事関連での付き合いがあった模様です。

jyajyaoさんは常に自然体でことさらに何かを語るタイプでは無いですが、
超オーディオマニア中でも凄腕かつ確かなセンスの持ち主で自身普段から色々教えていただいてます。
なので、多分良い音にまとまっているだろうと期待しつつ参加してきました。(クリスマスの夜暇だったので・・・orz)

エンクロージャーのホワイトバーチ(白樺)積層の削りだし、卵型というある種の理想形を模している。底部分にバスレフポートがあるのが珍しいです。

塗装は赤で実物はとても綺麗です。
ユニットはツィーターがヨーロッパのどっかで。ウーファーがガレージメーカーのオリジナルらしい。
私はユニット素人なので素性は良いのかどうかは不明。

スタンドもオリジナルであり、上部にゴムかなんかの出っ張りがある。
どうやらコレの影響によりバスレフからの音を拡散し量感アップを狙う構造らしい。
いや~不勉強で知らなかったです。実際に効果は出ていたと思います。

当日のデモ用のオーディオ機器はjyajyaoさんの私物。
喰らうオーディオ!!!-EMT
プレーヤーはEMTの986。HDDを搭載しており、取り込んで出力できるらしい。
DACはdcs。DACのボリュームを使いプリ無しでCHORDの業務用パワーアンプにつながっている。
残念ながら当日使えなかったですが、ウェスタンののトランス使ったCDトランスもありました。聴きたかったですね、残念。

持ってくるのが大変だから比較的小型の機器を持ってきている部分もあると思いますが、
さらっと渋いものを集めてきているところがjyajyaoさんらしい(というかこれがサブシステムとして眠っているところが凄い・・・)。
CHORDの業務用パワーアンプとか良いですよね。私も気になる存在で一度使って見たかった製品です。
喰らうオーディオ!!!-CHORD.


んで。肝心の音ですがメグの相当にデッドな鳴らしにくい環境だったこともありつつも良いスピーカーだと思いました。
クリアで空間表現に優れる一方で、音のエッジが強く定位がビシッと決まる印象。
低域はかなり上手く量感が出せており、一般家庭ではむしろ出すぎなぐらいかもしれません。
低域はスタンドが聴いているのですかね?

ブックシェルフとしてはウチとUltima GEMほぼ同じ価格帯の商品です。
自宅で使ってみないと何ともですが、必ずしもUltima GEMが勝っているとは言えないですね。

音に硬さを感じた所が好みではないですが、これはSPの原因ではないかもです。
MEGのシステムと比較しても、ハイファイかな~と思います。
会場の評価も大変良かったですね。


あと、当日はティートックレコーズの金野貴明氏がいらっしゃっており最近発売したオーディオマニア向けのソフトの紹介がありました。
http://www.t-tocrecords.net/umv.html

片面1曲の45回転レコードとマスターCD-Rです。限定セット300で価格は39800円と質・価格共に凄いです。

聴いてみると・・・

コレがCDか!マスターCD-Rとにかく凄い音です。

CD-Rは圧巻です。一瞬にして会場の空気が変わりました。
眠たかった私も目が覚める音の濃密さと鮮度です。

う~ん買っちゃうかも・・・