喰らうオーディオ!!!

喰らうオーディオ!!!

オーディオの、オーディオマニアによる、ピュアオーディオのためのブログ。

Amebaでブログを始めよう!
どうも!久しぶりの更新です。

約10ヶ月更新していなかったので
全く見られていないと思いきや案外訪問されている方がいることに
ちょっと驚きです!


さて、更新できなかったのは
単にやることが他にもあってブログに手が回らなかったからですが、

オーディオに散在しすぎて、自己破産寸前になったとか。
自分の音が出せなくて、自暴自棄になり鬱になったとか。



半分事実っぽいですが、そういうのじゃないです。


ともあれ流石に10ヶ月も経つと
システムも様変わりします。

せっかくのなので、全貌を紹介します。
fl01

ちょっと今はモノが多く雑然としてますが、
基本インテリア重視です。
BikeBed_mainシャレオツ部屋です。


【システム構成】(2014年11月時点)
SP:Revel Audio Ultima GEM
STW:MURATA ES-103
STW:Townshend Maximum Supertweeter

PRE:Classe omega PRE
POWER:ORPHEUS THREE S
POWER:KRELL KSA-50Ⅱ

CDT:PS audio PerfectWave Transport
DDC:INFRANOISE CRV-555
Clock:audio design PROBOX12
DDC:RealSoundLab CONEQ APEQ-2pro DIO
DAC:EM-audio ESS9018mono


まずは、スピーカー群。
sp01
こちらは大きな変化ありませんが、スーパーツィーターが二つ付いてます。


次にアンプたち。
amp01

プリは00年代のクラッセのフラッグシップのオメガプリです。
pre01

パワーアンプは現在バイアンプです。
power01
高域がオルフェウスで、低域側がクレルが担当しています。


最後に大元のデジタルまわりです。ここは変化に乏しいです。
deg01

色々ありますが、トラポはPSオーディオです。
ちなみに中身はリナックスのPCです。

deg02

DACは最近のデバイスが強いためちょいちょい変更しています。
とはいえESS9018のDACですけど。


肝心の音ですが。
まぁ満足しています。昔からずっとそうですけどw


さらに今回はYouTubeにて公開しました!
よかったら聞いてみて下さい。

たくさん再生されるようでしたら、
機器レビューの際にもアップしようかなと思います。


■Cannonball Adderley/Know What I Mean



■たなかりか/ジャパニーズソングブック



■Yes/Fragile




いかかでしょうか!?

これからはもう少しブログも真面目に書こうかな・・・・

KRELL(クレル) パワーアンプレビュー KSA-50Ⅱ
fl002
CP(中古)   ★★★★★
デザイン    ☆☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆


前回のKSA-100に引き続きクレルのアンプレビューします。


これまた、KSA-50に関しては
今更小生がレビューする必要がないぐらいironyさんが
『禁断のKRELL』というブログで何度も書き綴っております。
http://ameblo.jp/507576/entry-11026581937.html



デザインはに関しては
KSA-100と一緒です。
奥行のサイズが違うだけですね。
fl001

今回入手したのは非常に状態が良く、
天板のネジもピカピカです。

入力はアンバランスRCAのみ。

このモデルからは保護リレーがあります。

サイズとしては、ハンドルもあり扱いやすいです。
重量は24kgぐらい。


中身を空けるとこんな感じ。
in01
KSA-100同様、完全シンメトリーのモノラル構成です。
その違いは最終出力段がモノラルかどうかの違いです。


電源はKSA-100と異なりトロイダルコアです。
KRELLでもEIコアは初期中の初期だけです。
in02

コンデンサーは大型のMARROLY製が片CHに2本です。
in03

ヒートシンクは経年劣化で紫色になってます。
in04

出力段はNECではなく、KRELLと書かれた特注のペアが4パラです。
(一説にはモトローラの特注らしいです。)
in05


で、肝心の音ですが。

低音がどうとか、鳴りっぷりが良いとか
オーディオ的に特別な音が出てくる次元では無い。


ライブで自然と体が動く
そういう体の芯から湧き上がるような
音楽に対する感動がそこにある。


これはおいそれと電源が落とせない。



禁断のKRELLより言葉を拝借すれば、

"KSA50は工業製品ではなく、

珠玉の"芸術作品"




うん。



それは言い過ぎ!
ですけど、主旨としては同意するところ。




KSA-100と比較しつつ、もう少し分析的に語れば
そもそも80年代の製品なので、
情報量や空間描写において現代的な音造りとは一線を画しますし、
そもそもその点において一流であるとは思えません。

KSA-100ほどではないにしても
音質としてはウォームで濃い音です。

駆動力の良さからくる音楽の躍動感に満ち満ちていて
これが私にとってのツボでした。

一方、KSA-100では大きな弱点だった
音の緩さ、および分解の低さ、聴感上のSN比は大きく改善されています。


純A級50Wと100Wという駆動力の性能差から来る音の迫力や
スケール感のようなものはKSA-100の方が上でしょう。

しかし、聴けばわかる。
どう考えても
KSA-50の方が音は上です!



ですので、値段が高くないと
音が良くならないと信じている方々には
非常に申し訳ない話ですが・・・
gomen


ともあれ、KSA-50の魅力とは
オーディオ的な音の良さ、性能というより
音楽が持つ快感を生み出せるところにあると思います。

これが30年以上前の製品とは
すごいぞ、ダゴスティーノ!



そして、のべ数十機我が家に来た中から
圧倒的なパフォーマンスを見せたJADISを跳ね除けて
メインシステム入りを果たしました。

流石に製品の寿命が気になるところですが
購入費用が安いので、まいっかっwて感じです。



<その他アンプレビュー>
Jeff Rowland(ジェフローランド) パワーアンプ MODEL6
Threshold(スレッショルド)プリアンプ SL-10
Accuphase(アキュフェーズ)  プリメインアンプ E-305


下記にオーディオブログが色々あります。


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KRELL(クレル) パワーアンプレビュー KSA-100
fl001
CP(中古)   ★★★★★
デザイン    ☆☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆

スピーカーのレビューの途中ですが、
個人的にはずせない2013年に出会ったコンポのレビューをしたいと思います。


そう。クレルですよ。

訪問した数々の超オーディオマニア訪問で印象に残ったアンプと言えば
迷わず『初期のクレルである』と断言したに違いありません。


それから数年・・・言ってる割に
好きでもなかったジェフやら、ムンドやら
購入している場合じゃないだろ!
という自信の心の声にお応えしまして
満を持して登場したのがKSA-100です。


初期クレルに関しては
今更小生がレビューする必要がないぐらい緻密な文章を
『禁断のKRELL』というブログでironyさんが書き綴っております。

ぶっちゃけ当方も非常に参考にしておりまして、
本ブログの内容に関してパクる知らぬ間にインスパイアされているやも。

というどうでもよい言い訳はともかくとして、
念のためクレルの紹介をするとします。

KRELL(クレル)とはダン・ダゴスティーノによって1979年に設立された
ハイエンドブランドです。

ちなみにクレルの社名の由来は「禁断の惑星」という映画がの・・・
この辺りは耳タコの話なんで、まぁ気になる方は下記を読んで下さい。
http://www.axiss.co.jp/fkrell.html


重要なのは当時デビューした際に鳴らしたスピーカーが
アポジーというオールリボンスピーカーでして。

これが1オームを平気で下回る
アンプを壊すために作られたような輩です。

そのスピーカーをドヤ顔(たぶん)で
鳴らしていたのがクレルなのです。

駆動力があると言えばクレルというのは
そういうところから起因しています。


最近のダン・ダゴスティーノ自身は
今更ながらに自分の名前をブランド名としてデビュー。
dan
ラグジュアリーな時計ブランド路線を目指してます!!
という業界の願望がひしひしと伝わってくるデザイン。

私は未聴ですが内容も伴っているらしく、
ダゴスティーノの顕在っぷりを世に知らしめているらしい。


話は戻ってKSA-100ですが
fl01
このアンプこそがクレルのスタートであり、
ダゴスティーノが世に問うた逸品なのです。

デザインに関しては
本機はよく見る梨地仕上げではなく、
グレー系のメタリック仕上げです。


金色のパネルと大型のビスがアクセントとしつつも
無骨さを前面に出した
シンプルでひたすらに渋い面構えです。


現代ハイエンドのデザインと比較すれば
チープな素材、古いデザインなのかもしれません。


でも。
パワーアンプは別に面を拝むためでなければ
触るためにそこに存在する訳では無いので

やれアルミ削り出しましたとか。
やれ特殊加工で表面仕上げましたとか。

無駄な金突っ込まずに
これぐらいのほうが好きです。


入力はアンバランスRCAのみ。
bk
bk02

端子は安物です。
保護リレーが無いことも関係するのか?
ヒューズがたくさんあります。

サイズとしては、やや奥行がありますが
ハンドルもあり扱いやすいです。
重量は30kg強。


中身を空けるとこんな感じ。
in

in001

完全シンメトリーのデュアルモノラル構成です。
素人目に見てもメンテナンス性が抜群そうです。

電源はEIコアです。
in_tr2
in_tr1年期入ってます。

コンデンサも大型です。
in_con


出力段はNECの2SD555とNSB600のペアが片ch4パラです。
恐らく純正の組み合わせだと思います。
up01
up02

クレルデビューのキーデバイスが国産ってのも
実に皮肉な話です。
(ちなみにKSA-50はモトローラの特注らしいです。)

純A級の本機はファンが着いており下向きに空気を送っています。
in_fun

シャーシの裏面には穴が開いて通気口となっているのです。
dw01
珍しい設計です。

基本的に次世代以降は通常の空冷になっています。
別に音楽聴く分にはうるさくはないんですけどね。
無音時は聞こえるのでクレーム入ったのかもしれません。


で、肝心の音ですが。

立ち込める熱気の渦にムンムン。
ダイレクトな躍動感にわくわく。

濃密でトロトロな音質は
『ホットなライブ感そのままに表現したい』
そんな圧倒的な個性を確立した音。


禁断のKRELLより言葉を拝借すれば、

"魂が浄化するような"
強大なカタルシス!!



うん。



それは言い過ぎ!


プリにPAM3を使っていないからか。
はたまた私がまだオーディオの禁断領域に達していないのか。
穢れ多き魂が浄化されることはかないませんでした。

しかし、これだけは言える。
初期クレルは買いだ!


実際中古での市場価格は恐るべき
リーズナブルな価格です。

ビンテージはメンテが難しい・・とか言っている諸兄は
どうせそんなに後先長くないんだから買った方が得策!


一方で弱点をあげれば
音は緩い。

現代的な空間描写、スピード感のある音とは
対局にある音質と言ってよいと思います。

そうすると、ゴールドムンドのような
音質が好きな人は全く満足できないと思います。



しかし、初期クレルはKSA-100だけにあらず。

価格は下でもマニア筋では評判の高い
真打KSA-50も合わせて買ってしまったため
おいおいレビューします。
(厳密にはKSA-50マーク2ですけど(汗))


<その他アンプレビュー>
Jeff Rowland(ジェフローランド) パワーアンプ MODEL6
Threshold(スレッショルド)プリアンプ SL-10
Accuphase(アキュフェーズ)  プリメインアンプ E-305


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Emerald Physics  CS-2 スピーカーレビュー その2
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CP(中古)   ★★★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆



あけましておめでとうございます。

今年も忌憚なき率直な意見をモットーにブログやっていきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。


前回の続きです。

マルチ挑戦ということで
チャンデバどうすんのっ!


ということで購入したのがベリンガーCX2610
fl01
我が家のケーブル、インシュよりも安い
送料込み6000円ナリ。

安い、安すぎるぞ。
オーディオ業界には化粧品の様に別段根拠も無く、
価格が高くないと価値が無いと考えている
優れた感性をお持ちの方もいらっしゃるようですが・・・

ともあれベリンガーは偉大です。

こんなんあるんだったら初めから
マルチやってりゃ良かった!というぐらい優れた製品です。

なお、本気でマルチやるなら数万円出して
同社のデジチャンを利用するのがベターかなと思います。


マルチということで
アンプ足りないでしょ!


ということで購入したのが
ジェフローランドのMODEL3とMODEL6
定価110万円と170万円ナリ。
fl01
fl0


ベリンガーと打って変わって
ちょっとどういうことなの?
というアンバランスさ。
我ながら言ってることが稚拙で支離滅裂です。
いのせもはや中二レベル。


ですが、まぁいいじゃないですか、
そういう趣味なんですから(笑)


さらに、ここにプリとしてゴールドムンドのMIMESIS7まで追加しちゃったので、
プリ3台とパワー3台の組み合わせでどれがベストか!
という実に豪華な試みとなりました。

【プリアンプ】
Threshold(スレッショルド) SL-10
GOLDMUND(ゴールドムンド) MIMESIS6
PLINIUS CD-LAD

【パワーアンプ】
Jeff Rowland(ジェフローランド) MODEL3
Jeff Rowland(ジェフローランド) MODEL6
Jadis(ジャディス) DA-7


スピーカー買うところから一貫して
完全に勢いで始めたマルチ挑戦ですが
とりあえず散財というオーディオマニアの鏡のような様相です。


【プリアンプの比較】
最初はスレッショルドのNS-10を試しました。
これは全然ダメ良いところが出ません。

結論としては、圧倒的にPLINUSのL-CDですね。
ゴールドムンドのMIMESIS7と比較しても、一聴して決まるレベル。

プリの傾向から察するに、
情報量が多く、高域まで綺麗に伸びているタイプじゃないと
粗が出て全然良く鳴りません。

何というかここまでプリとの相性が強烈なのも初体験ですね。


【パワーアンプの比較】
プリはあっさり候補が決まりましたので
次はパワーアンプです。

話は戻りますが、スピーカーに関しては
元々『能率の高さは性能だ』
ということが念頭にあります。
それが能率100dbのこのスピーカーを導入した理由です。

よく鳴らしにくいスピーカーこそ、
どのアンプで鳴らすか?みたいな話を耳にします。

私はそういうのって冷めた目で見る方の人でして。
そもそも能率が高いスピーカーをドライブ力があるアンプで
鳴らせば当然鳴るわけで。

さらには、それこそ生音のような
風のように軽く俊敏な音が出せるのではないかと
逡巡していたわけです。


ところが現実はがぜん厳しい。
能率が高いと如何せん残留ノイズが耳につきます。

(もちろんこれは高域側のアンプの性能のはなし)

この辺はトレードオフというか
想像以上に悩ましいところです。
能率が高いと存外にアンプを選びます。

こうなると案外90dbぐらいの能率が最も扱い易いかもしれません。


で、試した結果。
音色で言うとJADISが良かったのですが、
残留ノイズの問題も含めるとジェフローランドのMODEL3が良好な結果でした。

スピード感がある締まった音質が狙え、
JADISほどの艶っぽさはないですけど、これも中々良い。

一方でMODEL6は高域側は全然ダメでした。
残留ノイズも多いし、音色も今一でした。
ここは同じメーカーのアンプの組み合わせというところと
ドライブ力は一応あるので低域側にあてがえました。


■アンプに関するまとめ
プリは明らかに最近のものでないとダメ。
高域のドライバーの素性の良さなのか
はたまた、単に相性なのかは不明ですが
プリの違いを楽しむというレベルではないのは確か。

高域側のパワーアンプは音色に対して支配的な印象。
低域は自身が煮詰めていないという点もありますが
そもそも鳴りが良ければパワーアンプで迷うほどの気難しさは感じず。

この辺はオーディオの音作りに対する姿勢の問題もあり、
俺ってアンプありきの音世界だな。と痛感


■マルチでは、パワーアンプを揃えるべきか
マルチの場合には高域、低域のアンプを揃えないと
いけないというセオリーがありますが
やってみると「それって都市伝説じゃない?」という印象。

歴然とした問題としてゲインの調整はあるのですが、
そこは元来チャンデバなどで調整してまとめるべき話だと思うので、
単に腕がないことの言い訳かな、という気がします。
(2Wayのマルチは簡単なので、言いたい放題ですけどねっ。
これが3Wayになると、そうは問屋が卸さないって話かもしれません。)

少なくとも今回の組み合わせで、ベターな組み合わせはありました。
ちょっと調整すればつながりがバラバラになることはなかったですね。


そんなマルチの鬼門、チャンデバの調整は次回に続きます。
Emerald Physics  CS-2 スピーカーレビュー その1
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CP(中古)   ★★★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆


一流のマニアでも知らない製品をぽろっと
使ってしまうのが当ブログの見どころでしょうか。

2013年最後のブログはそんな真骨頂、
Emerald PhysicsエメラルドフィジックスのスピーカーCS-2です。

えっ?知らない?


本スピーカーは2008年には、アメリカの権威ある
絶対的金耳賞の受賞歴を持つなど一味違うスピーカーです。
■アメリカの08年金耳賞 受賞



日本には当然のごとく未輸入で
調べた感じだと代理店が試しに輸入したのものの
鳴かず飛ばずで市場に流出。
流れ流れて我が家に来たと思われます。


ブックシェルフ好きの私が遂に
食指を伸ばしたのが本スピーカーですので
そんじょそこいらの特徴の強さではありません。

まず、見た目はほとんどモノリスです。
fl002
キューブリックやリドリースコットが映画の小道具に使った
と言っても全く違和感のない超SF感のあるデザインです。

かっこいいかカワイイかではなく
独特な存在感です。
side001
この通り超薄型
というか箱がありません。
コンデンサースピーカーの如しです。

しかも、ユニット構成なんですが、
上部のショートホーンと
布で隠れて見えませんが
15インチのダブルウーファーによる2Wayです。
up01
bk02ショートホーン裏側

そうまさかのダブルウーファーズです。
能率は驚異の100dbです。


さらに、ネットワーク無のマルチアンプシステムです。

もうこれは買うしかないでしょ!
というぐらいエッジの効いたスペックです。

価格はというと小売が$3500です。
アメリカは値引きがあまりなかったはずなので
日本定価で50万円クラス。

最近の同社の製品はもう少し高いので
舶来ものということも加味して80万ぐらいですかね。



で肝心の音ですが

これは素晴らしい!
我が家で鳴らしたスピーカーとしては
もっとも良かったのでは?と思わせる完成度の高さです。


まず、定位が素晴らしい。
トップレベルのブックシェルフぐらい
精度の高い定位です。
奥行き感も抜群。

さらに音にキレがある。
高能率のホーンだけあって中々の音抜けです。

そして、音場感もバッチリ
15インチ4発とは言え、エンクロージャーが無いため
本当に低い音は出ません。

しかし、箱が無いだけあってきわめて自然な低音。
バスレフのような取って付けたような温い低音とは無縁です。


■HELL FREEZES OVER/ EAGLES
hell freezes over

言わずと知れた90年代にリリースされたイーグルスの名盤。

このアルバムってこういう音だったのね、というぐらい
ドラムとボーカルの乗りが良い!

ブックシェルフだとこうは鳴らない。
中低域に厚みがあると全く違いますね。



とまぁ結論としては
すこぶる良かったCS-2ですが初めてのマルチということで
満足の行く音を出すまでに、色々試行錯誤がしてみました。

それはまた次回へ。