レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -528ページ目

夢のカリフォルニアより

受話器の向こうから

「今、北野田に着きました」と、いう快活な声がした。

ブログでお世話になっているあおぞらさんが、おみえになる日だ。

遠路、南カリフォルニアからいらした。

勿論、目的は他にある。

だけど、その忙しい時間を縫って来て下さるというのは、

言葉にし難い嬉しさがある。

駅到着時、ちょうど、家内がその近くにいたので、

先に挨拶を兼ねて、待って貰う事にした。

初対面なので、うまく見つける事が出来ればよいのだが。

駅前に近づくと、横断歩道をアメリカ人らしき男性が(大体が、どこのお国の人かなんて見分けがつかないが)、

お嬢ちゃんを連れて歩いていた。

一瞬「み~ちゅけた」と思ったが、あおぞらさんは、女性だ。

お子さんも男の子2人。

「ま~ちがえた」と思い、先に進んだ。

一旦、車を歩道脇に止めて、家内を探す方が早いと思った所に、

前方で平和な顔で手を振る家内を発見。

あおぞらさんのお友達もご一緒だった。

ニックネームはえくぼさん。

やはり、カリフォルニアにお住まいだったとの事。

お二人とも、垢抜けていらっしゃる。

古ぼけた車に乗って頂くのが気の毒だ。

しかもお連れする店は、朽ちたような倉庫。

店にお連れして、しばらく本を選んだり、

雑談したりで、時間はあっという間に過ぎた。

お子さんたちは、とても活発で、好奇心旺盛。

おやつもバリバリ食べてくれた。

子供はああでなくちゃいけない。

ここは一つ商人言葉でも教えるべきかとも思ったが、

余計な事を吹き込まないようにと、

家内から釘をさされている。

ところで、好き勝手に店内を冒険しようとする子ども達に、

あおぞらさんは

「ボーイズ、なんたらかんたら」と、言っていた。

「こらこらオチビたち・・・」という所だろうか。

うちなんかは「こらっ、ぼーず」だもんな。

「イ」が入るかどうかで、随分違うよなあ。

英語での会話を聞いていると、

何か映画を観ているような気になる。

思わず、リモコンを持ち出して

字幕スーパーONにできないかと思ったりする。

何を話しているのか全く分からないが、

聞いていて結構、心地よい。

あとで家内に、そう言うと、

それはあおぞらさんの発音がきれいだからという事らしい。

そんなものなのか。

大阪弁しかしゃべれない僕にとっては、

外国語をしゃべるなんて夢のような話だ。

そういえば、昔「夢のカリフォルニア」という曲をよく聴いた。

それは、きっと天国のような所なのだろうと想像した。

夢のような場所は、スケールが大きく広がる大空が印象的だとか。

スケールが大きいというのは、心もおおらかになる。

住み心地はとてもいいとおっしゃっていた。

やはり僕の中ではカリフォルニアは「夢のカリフォルニア」なのだ。

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