クラブに汚名を注ぐ男達。
先週火曜日に警察当局に拘束されたスペイン・バスク地方
民族独立過激派ETA の構成員Gurutz Agirresarobe。
そして、今年2月に逮捕されたBeñat Aginagaldeの
過去がちょっとした話題になっています。
Gurutz Agirresarobeは、昨年暗殺された
テロ捜査官Joseba Pagazaurtunduaの殺人事件に関わる疑い。
Beñat Aginagaldeは、バスク地方へのAVE着工に関わっていた
元政治家Isaías Carrascoと実業家Inaxio Uriaの暗殺に
加担していた容疑がかかっており、今後の取調べが注目されていますが、
なんとこの両名、テログループで同じ思想を共にするだけでなく、
数年前までバスク地方のプロラグビーチームHernani clubの
チームメイトであったことも判明し、
スペインスポーツ界に衝撃を与えているのです。
これが、その当時(2005年)の集合写真。
中央、顔を丸で囲まれたのが両容疑者です。
『本当に普通の若者だった。
チーム関係者にとっては、まさに寝耳に水。
この事実は、このクラブの歴史に泥を塗る衝撃である。』
関係者が揃って携帯電話の着信を拒否する中、
傷心を抱えながらもEL PAISの電話インタビューに答えた
フアン・ロドリゲス会長は、苦痛に揺れる心境を
そう語っています。
彼らに加え、昨年10月に逮捕されているJoanes Larretxea容疑者も
バスクの地域リーグでラグビーを志していたことがわかっているだけに
地元ラグビー関係者は、大きな衝撃を受けていることでしょう。
ここ数年の立て続く大物逮捕により、
その弱体化が顕著となっているETAですが、
日々心身を鍛錬し、人々に夢を与えるプロスポーツの舞台を、
凶悪なテロリストのリクルートの場にはしてはいけない。
スペインが抱える『招かれざる客』
スペイン・ガリシア地方ラ・コルーニャのポコマコ産業地帯の
企業家たちが一致団結して開催阻止を訴えているのが、
世界にその悪名轟く”SKIN”こと『ネオナチグループ 』の祭典。
インターネットで密やかに計画が構築されているこの祭典は、
↓のポスターを見てお分かりのように、
ポコマコ産業地帯にて9月12日開催と銘打っているものの、
現時点で開催場所の詳細は明示されていない。
これまでの白人至上主義”ネオナチ”の足跡を辿れば、
こうした集会の黙認が非社会的行動に滑車をかけることに
繋がることは明白である。
この”招かれざる客”に対し、
『絶対に許可などさせない』
と声を荒げるポコマコ企業団体会長のルイス・フェルナンデス氏は
スペイン政府およびガリシア自治州に
「執拗な対処」を切願しているというが、
相手が相手だけに、どこまで対処できるやら。
というのも、昨年も同ラ・コルーニャの産業地帯での
集会を明示していたネオナチ集団であるが、
彼らは当局による妨害を周到に予想し、
当日になって開示していた場所とは別の場所で開催を実行した
ケースもあるわけだから、関係者は頭を抱えていることだろう。
このような深刻な事態に対し、肝心の地元警察が、
『コンサート開催の具体的根拠はない。
彼らが派手な違法行為を行うとあらば、捜査するのだが。』
と、無関心なのはなぜだろうか。
今回、企業家達の目の敵となっているのは、
Finisterrac, Europa das Pátriasというネオナチ集団。
ここ数年、欧州全土に広がる経済危機に端を発し、
各国の雇用の一部を占める”移民”の排他を訴える
いわゆる右翼的思想が拡大する最中、
音楽を通じ、ファシズムや移民排他主義を助長しようと目論む
Rock Against Communism(欧州全域に点在する反共同体ロック団体)
が呼びかけを行い、このラ・コルーニャを、
その結集会場としようとしているわけだから、
スペイン、いや欧州全土の問題といっても過言ではないはず。
あの日、私がネオナチにボコボコにされたように、
(『ベルナベウの悲劇』 参照)
白人至上主義を訴える最終手段が
単なる暴力行為とわかっている以上、
国際化社会は、奴らを野放しにしてはいけない。
ストップ ラシズム。
「ねぶた」「眠たし」
我が家のベイビー君。
日々、人としての個性が目立ち始める彼ですが、
このところ、平常時と寝起きの場面で
人格が変わることが判明。
こちら平常時。
眼光鋭く、泣くはわめくはで、ご機嫌斜めでらっしゃいます![]()
この寝起きの悪さが母親譲りであることなど
大きな声では申し上げられません(笑)
ところで
現在、青森市は重要無形民族文化財に指定されている
「ねぶた祭り」が開催中です。
今週一杯は、夕方になるとねぶた衣装に身を包んだ
地元の皆さんを見掛けることになります。
この祭りを愛する方々にとっては、
仕事など手につかないお祭りウィークだそうで。
自宅から十数分の距離で会場に着けるのに、
今年は未だ未参加の私。
なにせ青森とはいえ、連日蒸し暑い日々![]()
やはり小さい子供が居ると、暑さの中で
人ごみの中に飛び込むのは、若干の抵抗を感じるのですが、
一度は観に行くことにします。
その「ねぶた祭り」。
「ねぶた」の語源には、いくつも説があるそうですが、
現在では「眠たし」が最も有力な説とされているようです。
初めての祭りに出掛けた我が子が、
「眠たし」のあまりご機嫌斜めになりませんように(笑)
バレンシアの行方
新シーズンを迎えても未だ経営難であるのがバレンシア。
このオフにビジャおよびシルバという2大看板を売却し、
今期のキャプテン候補であったマルチェナも
ビジャレアルに移籍しました。
ジョレンテ会長曰く
「クラブ存続のため避けることが出来なかった」
という相次ぐ移籍。
ソルダード、アドゥリスなど新加入選手の存在はあるものの、
今後もさらなる売却が相次げば、
チーム力の維持など出来るはずもありません。
そんな中、こちらもワールドカップ優勝メンバーのマタが
会見を開き、堂々の『残留宣言』![]()
『彼ら(ビジャ、シルバ、マルチェナ)はいなくても、
強力なチームであることに変わりはない。』
と断言したマタは、この会見の中で、
バルセロナへの移籍話 を完全否定し
クラブ側が契約の延長を約束したことおよび
2009年夏に交わされた条件を、さらに好条件とすること
を約束されたことを明らかにしましたが、当の本人は・・・
『クラブ側が条件面での打診をしてきたのは
何シーズン前のことだろうか。
しかし、僕からは何一つ頼んだことはないし、
現在の厳しい経営状態も把握しているつもりだ。
どの選手も評価を受けることを望んでいるのは当然だが
実際問題、時間は経っても契約は更新されていない。
正直、周囲にこのテーマについて話すことに疲れを感じている。』
とマスコミ陣にイライラを募らせる場面もありましたが、
最後にはハッキリと『バレンシアの選手として満足している』と
言葉にするなど、新たなシーズンに向けた熱意を
見せ付けてくれたようです。
世界一を極めたチームの一角を担っておきながら、
金ではない。恩義でクラブに報いる。
良い選手じゃないですか。
こんな選手を見す見す手放したマドリーは、
成長した彼を見て何を思うのでしょうか??
ちなみに新シーズンにおけるバレンシアで
新キャプテン候補となっているのは
ダビ・ナバロ、ビセンテ・ロドリゲス、
そして、
我らがセサル・サンチェスだそうです![]()
驚愕!W杯決勝が罰金対象へ
にて、”荒れた”ワールドカップ決勝の
ラフプレーに物申させていただいてから数週間。
なんとFIFAは、飛び交ったカード数に目を瞑らず、
この試合を戦った両チームに罰金を課すことを発表しました。
驚きの処分の詳細ですが・・・
Robin van Persie, Mark van Bommel, Nigel de Jong,
Giovanni van Bronckhorst, Arjen Robben, Gregory van der Wiel,
Joris Mathijsen, John Heitinga
計8人が警告処分を受けたオランダ代表は、
およそ 14.500 ドルの罰金。
Carles Puyol, Sergio Ramos, Joan Capdevila,
Andrés Iniesta, Xavi Hernández
計5名がイエローカードを受けたスペイン代表には
約 9.650 ドルの罰金が科せられることになります。
FIFAにしてみれば、
喧嘩は両成敗ということか。
確かに、一般的には1チーム5名以上の警告が
行われた場合、処分の対象となることになっているようですが、
世界が目撃した数々の汚れたプレーが、
こんなことで揉み消されてしまうのか。
少なくとも、こんな形式的な罰金というメッセージのみで、
そもそも、この南ア大会で、
フェアプレー賞を授与したスペイン代表に対しての
罰金処分とは、何とも・何とも後味が悪いのです。
FIFAよ。しっかりしてくれ。




















