偉大な選手の死から一年
エスパニョール前キャプテン”ダニ・ハルケ ”との
突然の別れから、ちょうど一年が経ちました。
遠征先のCoverciano(イタリア・フィレンツェ付近)で
突然の死を遂げたハルケ。
遠征先のホテルで、恋人との電話を楽しんでいた最中の
心臓発作という不運でした。
新スタジアム・コルネジャで
キャプテンマークを身に付けるはずだった彼の死は
エスパニョールというクラブの枠を超え、
スペイン・・・いやワールドサッカーに大きなショックを与えましたね。
この一周忌を忘れていないエスパニョールは、
今日8月8日11時から13時にコルネジャの21番ゲートを一般開放。
スタジアムにサポーター達を呼び込むと共に、
カディスにてプレシーズンマッチに臨む選手たちは、
ハルケを偲ぶシャツを身に付けるなど、
改めてこの偉大な選手の死を悼むことになります。
さらにその噂の真偽は不明ながら、
彼を悼む追悼試合を計画していることだけでなく、
すでに「Puerta Dani Jarque(ダニ・ハルケ門)」と呼ばれている
21番ゲー付近には、彼の像を設けるという話もあります。
その優れたサッカーセンスは当然のこととして、
カンテラで育ち、常に幼い選手達の手本とされていた
人格者ハルケは、決して人々の記憶から消えることはありません。
それは、彼の死から1ヵ月半後に生まれた彼の娘
マルティナ・ハルケ とて同じこと。
今は幼い彼女も、死別した父の偉大さを知るには
そう時間はかからないはずです。
思えば、ワールドカップ決勝にて決勝ゴールを挙げた
アンドレス・イニエスタは、良いメッセージを残してくれました。
”Dani Jarque siempre con nosotros”。
(ダニ・ハルケ、永遠に我々と共に)
スペインサッカー界の格差が生む弊害とは
スペインサッカーリーグに『疑惑の目』が向けられている。
2008年のマラガ×テネリフェ、昨年の夏の”疑惑” 、
そして、今年もまた新たな問題が浮上した。
3年連続で疑惑の試合が浮上したスペインリーグは、
あらゆる信頼をも失いかねない危険な立場にあるといえるだろう。
この度、その『八百長疑惑』の渦中に置かれているのが、
ラウル・ナバス(GK コルドバ)
トテ (FW エルクレス) の2選手である。
どちらも32歳。様々なクラブでその名を馳せている
ベテラン選手両名が関わったとされる”不正”とは?
事の発端は5月10日に開催された
リーガ・アデランテ(2部リーグ)の「エルクレス×コルドバ」戦。
エルクレスは一部昇格のためには、絶対に負けられない試合であった。
前半7分、右サイドから駆け上がったトテが、
GK目掛けてシュート。
ラウル・ナバスは、これを身を挺して阻もうとするも
弾かれたボールはゴールイン。
この何でもないゴールシーンが、
実は『筋書きのあるドラマである』という疑惑が浮上している。
主犯であるとされるのは、エルクレスの筆頭株主
エンリケ・オルティス氏。
彼は、ある身内との通話の中で、
『ヤツには1000.000ユーロあげてやった。
ヤツはトテのシュートを意図的にゴールに導いた。
とはいっても、それはもう過去の出来事だけどな。』
と語ったことが明らかとされているのだ。
そうした会話が録音された”証拠”の存在も表沙汰となっており、
「八百長」の動かぬ証拠と話題を呼んでいるわけだ。
ちなみにラウル・ナバスは2008年6月15日に行われた2部の最終戦、
マラガが一部昇格を決めた八百長疑惑を含んだ
マラガ×テネリフェ戦にてテネリフェのGKとして試合に出場している。
(レアル・ソシエダ会長のイニャキ氏が
テネリフェのヘスーリとの会話の中で八百長は存在した旨を
語ったとされた事件。
ラウル・ナバスは関与しないことを公言している。)
エルクレスの一部昇格により、
新シーズンも2部に甘んじることになった
レアル・ベティスの訴えもあり、警察当局も関心を持った本件は、
エルクレスの本拠地であるアリカンテ裁判所にて
調査対象となり、関係者の身辺調査が行われており、
『仮に本件に関した録音が存在したとしても、
それは八百長の存在を実証するものにはならない』
と裁判所は、事件性を認めない判決を下したようだ。
このような疑惑は浮上することだけでも
大きな問題であることは否めないが、
これぞ世界中から注目を浴び、副収入も倍増する
『華やかなリーガエスパニョーラ(1部リーグ)』と、
低収入で、スペイン全土を長距離バス移動させられることも
日常茶飯事である『地獄のリーガ・アデランテ(2部)』、
”光と影”、”天国と地獄”を思わせる
あまりに大き過ぎる”格差”が生んでいる弊害。
激し過ぎる競争社会ゆえ、
「スポーツマンシップに反しても」
手段を選ばずして天国を目指す輩が現れても
なんら不思議ではないと考える。
過去、R・マドリー、ベティス、バジャドリー…などに所属。
その華やかな舞台の酸いも甘いもを知ったトテ が
無実であれ、渦中に巻き込まれていることに心が痛む。
この土地の夏を彩るのは…
今日はねぶた祭り最終日。
最終日は、数ある山車のコンテストで
受賞した作品のみが船に乗せられ海上運行します。
今年は、幼い子供もいるので有料席にて優雅に観覧。
こちらが、今年のねぶた大賞。
数千万円というコストをかけているだけあって
臨場感ありましたよ~。
素人の私が撮影してもこの鮮やかさ![]()
海・ねぶた・花火
この3つのコラボレーションが、
青森の夜を美しく彩っておりました。
どうせ見るなら海上ねぶた。
今回は、東京から弟が来青していましたが、
これは遥々見に来る価値があるというものです。
さて、伝統的には、
『ねぶたが終わると冷たい秋が来る』
と言われている青森ですが、
今年はまだまだ猛暑が続きそう・・・
皆さんも引き続き良い夏を満喫下さい。
ひまわりの種
今日も暑いですね・・・![]()
何より、耐え難いのはこの蒸し暑さ。
同じ夏の暑さでも、湿度が低く、過ごし易い
欧州の夏の情景が懐かしくなります。
とりわけ懐かしく感じるのは
スペインの夏の風物詩「ひまわり畑」かな。
市街地を少し離れると遭遇する
見渡す限り黄色の絨毯で埋め尽くされる
光景は圧巻です。
ひまわりと太陽の融合
こんな彩色を味わってこそスペインの
醍醐味を知るというもの。
そんな無数とも思える「ひまわり」の将来の姿のひとつが
サッカー場にも欠かせない"pipas"なんですよね。
"pipas"とは、ひまわりの種を食用に乾燥・加工させたもの。
日本人にとっては、小動物の餌という印象のひまわりの種も、
スペインでは老若男女に好まれる貴重な食材のひとつです。
種を前歯でカリッと噛み、
割れた種の中から舌を使って小さな実を出して食べるのですが、
上級者ともなると、一試合で一袋食べつくすわけです。
ペッペッと吐き出された種の殻はサッカー場のスタンドにも
夥しい数となって広がります。
確かに食べ始めると癖になる味なんですけどね(^▽^;)
そういえば、97年くらいまでは、
ベルナベウなどの大きなスタジアムでも、試合中に
『Pipas y calamero y coca-cola!!』
と威勢の良いベテラン物売りの声が響き渡っていたものでした。
あんな情景も味があって好きだったけどなぁ・・・
時代も代れば、スタジアムの光景も変わる。
しかしながら、日本のようにお菓子メーカーが凌ぎを削る結果
年々売れ筋のおやつの顔ぶれが変わる国も少なくない中で、
『向日葵の種』に『チュッパチャプス 』。
世代を超えたこんな定番のおやつ文化があるのも
スペインらしさといえるのかもしれませんね。
火祭りの賑わいに
今日は、青森生活7年目にして
最も厳しい暑さに見舞われた一日でした。
気象台の発表では、36.5℃だったようですが、
車外に設置された温度計は41℃![]()
もはや本州最北端で生活する利点さえも
忘れさせられるような気温域に突入。
日本各地にお住まいの皆さんは、
無事に一日を乗り越えられたでしょうか??
こんな灼熱の最中でしたが、
東北三大祭の一つとされる「ねぶた祭り」を見てきました。
7年連続での観覧ですが、
やっぱり山車の迫力には圧倒させられます。
初めてのねぶた参戦となった我が子は暑さも忘れ、
色鮮やかな山車
夏を彩るねぶた囃子
に興奮気味でございました。
来年の今頃は、東京から青森までの新幹線も開通済み。
是非とも一度は、生の”ねぶた”を。
ところで今日は8月6日。
米大使が初出席となった広島原爆の日は
ある意味で歴史的な一日となったはずですが、
生存するおよそ235.000 人の被爆者の方々は何を思うか。
誰かが語らねば、世界は何も変わらない。
夏祭りの賑わいの中に、
日本社会にとってすでにこの日が、他人事になってやしないか
余計な懸念を抱くのでした。
























