El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -96ページ目

偉大な選手の死から一年

エスパニョール前キャプテン”ダニ・ハルケ ”との

突然の別れから、ちょうど一年が経ちました。


El Diario ~青森にいながらスペインの話~ El Diario ~青森にいながらスペインの話~


遠征先のCoverciano(イタリア・フィレンツェ付近)で

突然の死を遂げたハルケ。

遠征先のホテルで、恋人との電話を楽しんでいた最中の

心臓発作という不運でした。


新スタジアム・コルネジャで

キャプテンマークを身に付けるはずだった彼の死は

エスパニョールというクラブの枠を超え、

スペイン・・・いやワールドサッカーに大きなショックを与えましたね。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~ El Diario ~青森にいながらスペインの話~


この一周忌を忘れていないエスパニョールは、

今日8月8日11時から13時にコルネジャの21番ゲートを一般開放。


スタジアムにサポーター達を呼び込むと共に、

カディスにてプレシーズンマッチに臨む選手たちは、

ハルケを偲ぶシャツを身に付けるなど、

改めてこの偉大な選手の死を悼むことになります。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


さらにその噂の真偽は不明ながら、


彼を悼む追悼試合を計画していることだけでなく、

すでに「Puerta Dani Jarque(ダニ・ハルケ門)」と呼ばれている

21番ゲー付近には、彼の像を設けるという話もあります。


その優れたサッカーセンスは当然のこととして、

カンテラで育ち、常に幼い選手達の手本とされていた

人格者ハルケは、決して人々の記憶から消えることはありません。


それは、彼の死から1ヵ月半後に生まれた彼の娘

マルティナ・ハルケ とて同じこと。

今は幼い彼女も、死別した父の偉大さを知るには

そう時間はかからないはずです。



思えば、ワールドカップ決勝にて決勝ゴールを挙げた

アンドレス・イニエスタは、良いメッセージを残してくれました。


El Diario ~青森にいながらスペインの話~


”Dani Jarque siempre con nosotros”。

     (ダニ・ハルケ、永遠に我々と共に)





 にほんブログ村 サッカーブログ リーガ・エスパニョーラへ
クリックの協力をお願いします

スペインサッカー界の格差が生む弊害とは

スペインサッカーリーグに『疑惑の目』が向けられている。


2008年のマラガ×テネリフェ、昨年の夏の”疑惑”

そして、今年もまた新たな問題が浮上した。


3年連続で疑惑の試合が浮上したスペインリーグは、

あらゆる信頼をも失いかねない危険な立場にあるといえるだろう。



この度、その『八百長疑惑』の渦中に置かれているのが、


ラウル・ナバス(GK コルドバ)


トテ (FW エルクレス)  の2選手である。




どちらも32歳。様々なクラブでその名を馳せている

ベテラン選手両名が関わったとされる”不正”とは?


事の発端は5月10日に開催された

リーガ・アデランテ(2部リーグ)の「エルクレス×コルドバ」戦。

エルクレスは一部昇格のためには、絶対に負けられない試合であった。


前半7分、右サイドから駆け上がったトテが、

GK目掛けてシュート。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


ラウル・ナバスは、これを身を挺して阻もうとするも

弾かれたボールはゴールイン。


この何でもないゴールシーンが、

実は『筋書きのあるドラマである』という疑惑が浮上している。



主犯であるとされるのは、エルクレスの筆頭株主

エンリケ・オルティス氏。


彼は、ある身内との通話の中で、



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


『ヤツには1000.000ユーロあげてやった。

ヤツはトテのシュートを意図的にゴールに導いた。

とはいっても、それはもう過去の出来事だけどな。』


と語ったことが明らかとされているのだ。


そうした会話が録音された”証拠”の存在も表沙汰となっており、

「八百長」の動かぬ証拠と話題を呼んでいるわけだ。


El Diario ~青森にいながらスペインの話~
(右:アリカンテ裁判所から現れたエンリケ・オルティス氏)



ちなみにラウル・ナバスは2008年6月15日に行われた2部の最終戦、

マラガが一部昇格を決めた八百長疑惑を含んだ

マラガ×テネリフェ戦にてテネリフェのGKとして試合に出場している。


(レアル・ソシエダ会長のイニャキ氏が

テネリフェのヘスーリとの会話の中で八百長は存在した旨を

語ったとされた事件。

ラウル・ナバスは関与しないことを公言している。)



エルクレスの一部昇格により、

新シーズンも2部に甘んじることになった

レアル・ベティスの訴えもあり、警察当局も関心を持った本件は、

エルクレスの本拠地であるアリカンテ裁判所にて

調査対象となり、関係者の身辺調査が行われており、


『仮に本件に関した録音が存在したとしても、

それは八百長の存在を実証するものにはならない』


と裁判所は、事件性を認めない判決を下したようだ。




このような疑惑は浮上することだけでも

大きな問題であることは否めないが、


これぞ世界中から注目を浴び、副収入も倍増する

『華やかなリーガエスパニョーラ(1部リーグ)』と、


低収入で、スペイン全土を長距離バス移動させられることも
日常茶飯事である『地獄のリーガ・アデランテ(2部)』


”光と影”、”天国と地獄”を思わせる

あまりに大き過ぎる”格差”が生んでいる弊害。



激し過ぎる競争社会ゆえ、

「スポーツマンシップに反しても」

手段を選ばずして天国を目指す輩が現れても

なんら不思議ではないと考える。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


過去、R・マドリー、ベティス、バジャドリー…などに所属。


その華やかな舞台の酸いも甘いもを知ったトテ

無実であれ、渦中に巻き込まれていることに心が痛む。


 にほんブログ村 サッカーブログ リーガ・エスパニョーラへ
クリックの協力をお願いします

この土地の夏を彩るのは…

今日はねぶた祭り最終日。


最終日は、数ある山車のコンテストで

受賞した作品のみが船に乗せられ海上運行します。


今年は、幼い子供もいるので有料席にて優雅に観覧。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


El Diario ~青森にいながらスペインの話~



El Diario ~青森にいながらスペインの話~



El Diario ~青森にいながらスペインの話~

知事賞。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


こちらが、今年のねぶた大賞。


数千万円というコストをかけているだけあって

臨場感ありましたよ~。

素人の私が撮影してもこの鮮やかさにひひ



ねぶた花火


この3つのコラボレーションが、

青森の夜を美しく彩っておりました。


どうせ見るなら海上ねぶた。

今回は、東京から弟が来青していましたが、

これは遥々見に来る価値があるというものです。


さて、伝統的には、

『ねぶたが終わると冷たい秋が来る』


と言われている青森ですが、

今年はまだまだ猛暑が続きそう・・・


皆さんも引き続き良い夏を満喫下さい。


ブログランキング・にほんブログ村へ
クリックの協力お願いします

ひまわりの種

今日も暑いですね・・・晴れ

何より、耐え難いのはこの蒸し暑さ。


同じ夏の暑さでも、湿度が低く、過ごし易い

欧州の夏の情景が懐かしくなります。


とりわけ懐かしく感じるのは

スペインの夏の風物詩「ひまわり畑」かな。


El Diario ~青森にいながらスペインの話~


市街地を少し離れると遭遇する

見渡す限り黄色の絨毯で埋め尽くされる

光景は圧巻です。



ひまわりと太陽の融合


こんな彩色を味わってこそスペインの

醍醐味を知るというもの。




El Diario ~青森にいながらスペインの話~



そんな無数とも思える「ひまわり」の将来の姿のひとつが

サッカー場にも欠かせない"pipas"なんですよね。


"pipas"とは、ひまわりの種を食用に乾燥・加工させたもの。

日本人にとっては、小動物の餌という印象のひまわりの種も、

スペインでは老若男女に好まれる貴重な食材のひとつです。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~



種を前歯でカリッと噛み、

割れた種の中から舌を使って小さな実を出して食べるのですが、

上級者ともなると、一試合で一袋食べつくすわけです。


ペッペッと吐き出された種の殻はサッカー場のスタンドにも

夥しい数となって広がります。


確かに食べ始めると癖になる味なんですけどね(^▽^;)




そういえば、97年くらいまでは、

ベルナベウなどの大きなスタジアムでも、試合中に


『Pipas y calamero y coca-cola!!』


と威勢の良いベテラン物売りの声が響き渡っていたものでした。


あんな情景も味があって好きだったけどなぁ・・・



時代も代れば、スタジアムの光景も変わる。


El Diario ~青森にいながらスペインの話~


しかしながら、日本のようにお菓子メーカーが凌ぎを削る結果

年々売れ筋のおやつの顔ぶれが変わる国も少なくない中で、


『向日葵の種』に『チュッパチャプス 』。


世代を超えたこんな定番のおやつ文化があるのも

スペインらしさといえるのかもしれませんね。


El Diario ~青森にいながらスペインの話~

にほんブログ村 海外生活ブログ スペイン情報へ
クリックの協力お願いします

火祭りの賑わいに

今日は、青森生活7年目にして

最も厳しい暑さに見舞われた一日でした。


気象台の発表では、36.5℃だったようですが、

車外に設置された温度計は41℃晴れ



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


もはや本州最北端で生活する利点さえも

忘れさせられるような気温域に突入。


日本各地にお住まいの皆さんは、

無事に一日を乗り越えられたでしょうか??




こんな灼熱の最中でしたが、

東北三大祭の一つとされる「ねぶた祭り」を見てきました。


7年連続での観覧ですが、

やっぱり山車の迫力には圧倒させられます。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


El Diario ~青森にいながらスペインの話~


初めてのねぶた参戦となった我が子は暑さも忘れ、


色鮮やかな山車

夏を彩るねぶた囃子


に興奮気味でございました。

来年の今頃は、東京から青森までの新幹線も開通済み。


是非とも一度は、生の”ねぶた”を。



ところで今日は8月6日。


米大使が初出席となった広島原爆の日は

ある意味で歴史的な一日となったはずですが、

生存するおよそ235.000 人の被爆者の方々は何を思うか。


El Diario ~青森にいながらスペインの話~


誰かが語らねば、世界は何も変わらない。


夏祭りの賑わいの中に、

日本社会にとってすでにこの日が、他人事になってやしないか

余計な懸念を抱くのでした。


ブログランキング・にほんブログ村へ
クリックの協力お願いします