かつての英雄の末路
2010年に突入してからこのブログでも3回もお騒がせ記事の
主役となっているのが
元イングランド代表
ポール・ガスコイン氏

(参照)
これまでアル中、交通事故などなど世間を落胆させてきた
ガスコイン氏ですが、なんとなんと
再びサッカー界から遠ざかることとなる不祥事です。
イタリアのガゼッタ紙によると、先週金曜日、
ニューカッスルにて泥酔状態のまま飲酒運転をしていたことで
現行犯逮捕されたそうです。
この不祥事発覚直前にGarforth Townというチームの
スタッフに打診されたに関わらず、これを断っていたガッザ。
最終的に Ketteringの監督に就任し
『これまでの失敗は繰り返さない』という誓いを立てていたにも関わらず
再び事件の渦中に飛び込んでしまいました。
結局このポストも就任僅か39日間目で解任・・・
多くの関係者が見放したとされている彼の未来は??
こんな足取りがあの英雄の末路であると思うと
哀れみしか感じられませんね。
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カシージャス”運命を変えたグランドへ”
イケル・カシージャスが、最後にハムデンパークの
グランドに立ってから2,705日・・・
欧州選手権、スコットランド戦のため、
スペイン代表の守護神としてこの地に舞い戻った
カシージャスにとって、ハムデンパークとは運命を引き寄せた
思い出の地といえるでしょう。
『人生を変えたとは思っていないけど、それは特別な記憶。』
とイケル自身が語るのは、2002年チャンピオンズリーグ決勝
R・マドリード×バイエルン・レバークーゼン。
このシーズン、リーガが終盤に差し掛かったセルタ戦から
スタメンGKの座をセサル・サンチェス に譲っていたカシージャスは
およそ三ヶ月、ベンチ要員として試合を見守り続けていたのでした。
ジダンの伝説に残るボレーシュートによって
2-1でリードしていたマドリーでしたが、
67分、ゴールマウスを守っていたセサル先生が骨折。。。
突如、アップもしていないカシージャスがグランドに姿を現すことになりました。
その後、レバークーゼンの怒涛の攻めを神がかったセービングを連発し、
涙の優勝を味わったのがこのときでした。
ベンチ要員から、記憶に残る優勝の立役者に躍り出た
イケル・カシージャスが、その後スタメンの座を
何人にも譲ったことはありません。
何の因果か、当時のマドリー監督は、
現在の代表監督であるデルボスケ。
デル・ボスケは、あの日のカシージャスの
ファインセーブについて問われると
『忘れるはずもない。
ただし、セサルのセービングも忘れてはいないよ。』
セサルへの温情も忘れないデル・ボスケは憎すぎますが、
カシージャスにとって大きな意味を持つ
ハムデンパークでの国際Aマッチ。
8年前のあの日、友人であるセサルを応援すべく
留学の地サンティアゴデ・コンポステーラから
グラスゴーまで試合を観に行っていた自分にも
様々な思いが甦ってきます。
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無駄な人混み
3連休を有意義に過ごすべく、一泊で温泉旅行に
行って参りました。
息子にとっては初の温泉
客室に据えられた温泉風呂に、美食・・・
実に良い時間ではあったのですが、
連休だけあって観光地にはかなりの数の観光客が。
若干の人酔いするようになった私は、
立派な青森人となっているのかもしれません![]()
途中、陣内智則とたむたけんじを先頭とした
ロケ番組の収録に遭遇。
ただでさえ賑わっていた場が、一時パニックに。
彼らを取り囲むように発生した野次馬の群れ。
写メするために押す人、押される人…
子供もいるし、この人ごみを回避しようと
さっさとその場を離れようとすると、付近のお店の方に
『あれ、誰?』
と聞かれたので、双方の名前を伝えると
『わからん。』
なので、
『藤原紀香と離婚した人ですよ。』
と象徴的なカードを提示すると
『そっか!アイツか!』
満面の笑みでリアクションが戻ってまいりました。
それが世間の決定的なイメージであるというのも気の毒ですが、
居合わせたギャラリーのあの異常な騒ぎっぷりは、ちょっと…
そりゃ世の芸人達が調子に乗るわけだ。
スペイン紙がサムライブルーを絶賛
日本の歴史的勝利!!嬉し過ぎる…
コンディションがどうあれ、試合をしたのがどこであれ、
相手は銘柄も整ったアルゼンチン代表
終盤、取れそうな場面で得点できなかったことは
大きな課題でしょうが、それでも虎の子の1点を
守りきったディフェンスには魂を感じました。
なにせアルゼンチンには、
隙を与えれば10秒で得点できる危険極まりない選手ばかり・・・
特に、マドリディスタの天敵である↑君には、
彼のコンディションなど関係なく恐怖を感じつつ、
後半の時計が進むたび、忍び寄るロスタイムの猛攻を
想像しながら恐れ戦いていた自分ですが、
主審がフォローしたのは、たった1分のロスタイム・・・
正直、あっけらかんとした試合終了でしたが、
じわじわっとこの歴史的な勝利を味わったのでした。
気になってアルゼンチンのスポーツ紙"Ole"のサイトを見てみました。
『Un paso para atras.(一歩後退)』
と見出しが付けられた日本戦評は以下の通り
La Selección jugó mal y perdió bien contra Japón.
(代表は悪いプレーをし、日本相手に堂々敗北した。)
No tuvo mucho la pelota y recién levantó en el final cuando entró Pastore
y acompañó a Messi.
(ボールを持てなかった中で、
終了間際パストーレをメッシのパートナーにすることで立ち上がったが…。)
この試合を前にOleが集計したアンケートでは、
アルゼンチン国民の90%が勝利を予想していた模様ですが、
試合終了後の記事は
長谷部のミドルを弾き出してしまったGKロメロのプレー
そして、久方振りに代表復帰したダレッサンドロが、
メッシの相方として、全く機能せず、あわやレッドカード退場
という悲劇を生みかけたことを厳しく非難しております。
総じて、日本の健闘を讃えるわけでもなく、
スペインをも打ち破った代表チームの不甲斐無さに
落胆を見せていると言えるでしょう。
しかしながら、スペインMARCA紙は違います!
W杯終了後、攻撃的に生まれ変わったサムライブルーを
大絶賛する記事を掲載していますよ。
『ザッケローニ新監督が誕生させた新たな日本代表。
とりわけ、本田、森本、香川の純朴な選手達で形成された
トライアングルは、序盤からこのチームを攻撃的に邁進させ、
ザッケローニのデビューを問題のない試合に導いた。』
確かに、香川などは本当に素晴らしい選手ですが、
MARCA紙にここまでお褒め頂くと気持ちが良いです。
それにしても、アルゼンチン代表は
ミリート、カンビアッソ両名を故障で途中交代させて
しまった事態を、インテルのモラッティー会長に
どう申し開きするのでしょうか。
試合中に速報が打たれた
”外国為替市場の円相場。
一時15年半ぶりに1ドル=81円台”
という喜ばしくないニュースも、
ほんのひと時忘れ、日本人としてこの勝利を喜びたいもの。
しつこいようですが、相手はあのアルゼンチン。
『親善試合であっても、明らかな真剣勝負であった。』
そう書かれたMARCA紙の記事を、二度読み返してしまいました。
サッカーと民族と言葉
指揮官デルボスケの故郷でもある
カスティージャ・レオン州サラマンカにて
欧州選手権予選に備えるスペイン代表。
昨日、バルサのピケとマドリーのセルヒオ・ラモスが
選手代表で臨んだ合同記者会見にてこんな一幕が・・・
TV3(カタルーニャTV)のセバス記者が、
ピケへの「ビジャとラウルの代表得点数記録」についての質問に対して
カタルーニャ語での返答を求めたときのこと 。
カタランで返答を終えたピケが
『castellano(スペイン語)で繰り返そうか?』
と周囲の反応を窺っていると、黙っていなかったのが
アンダルシア自治州出身のセルヒオ・ラモス。
『いやいや。アンダルシア語で、ぜひ頼む。』
会場は爆笑に包まれたのでした。
スペインでは、公用語であるスペイン語の他、
州あるいは地方によって独自の言語を持ち合わせているのは
良く知られた事実ですよね。
そんな背景がある文化体系とナショナリズムに囲まれる国だけに
セルヒオ・ラモスの発言を”良からぬ方向”で理解した
スペイン人がいるのも確かです。
これに対しセルヒオ・ラモスはTwitterにて
『僕自身、カタルーニャにもカタルーニャ語にも偏見は持っていない。
真面目な顔つきで放った言葉であるが、単なる冗談だった。
このやりとりを間違った方向で解釈して欲しくはない。』
と自身の発言の真意をフォロー。
スペインにおいて、地方の民族や言語を扱うテーマは
とてもデリケートであるだけに、その関与を回避した形でしょうか。
通常、スペイン代表の会見で使用されるのはスペイン語のみ。
今回のように、カタルーニャの地元放送が、自己中心的な
取材を行うのは稀とはいうものの、過去にも、
記者の質問がカタルーニャ語でされ、
選手がスペイン語で返答したという事例もあるそうです。
普段はカタルーニャ語で会話しているバルサの選手同士でも、
代表招集されれば、スペイン語のみのコミュニケーションを図っているのは
スペイン代表選手としての自覚の表れであり、
この国の団結を示すひとつの要因といえるはず。
そんな考え方をしてみると、今回、
”冗談だった”と交わしたセルヒオ・ラモスが
実は「腹を立てていた」といわれても何ら不思議ではありません。
W杯優勝したサッカー・スペイン代表は、
地方の言語も民族をも超越した存在であることを証明したばかり。
スペイン全体を見渡せないような
視野の狭い記者の言動のせいで『サッカーにおける団結』
の素晴らしさを知ったこの国に、つまらない議論が沸き起こるのは、
まっぴらごめんであります。














