El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -180ページ目

悲しみに満ちた複雑な勝利

前節マドリーを破ったビルバオが注目を浴びた

デポル×ビルバオ戦は3-1でデポルの勝利に終わりました。


・・・が、しかし。


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Triste Victoria

   (悲しい勝利)


3点を挙げ、快勝したデポルでしたが、

この勝ち点はあまりに『痛い』ものとなりました。


惨事が起こったのは後半3分のこと。

ボールをゴールに蹴り込むデポルのフェリッペ・ルイスと

ビルバオのGKイライソスが接触・・・


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ボールはゴールラインを割り、先制点となりましたが、

右足首を強打したフェリッペは、即退場…

救急車で最寄のサンタ・テレサ病院に搬送され、

緊急手術が施された模様。

現時点の診断結果では、全治4~6ヶ月と発表されています。


今シーズン開幕直前までバルセロナ触手、

最近ではマドリーも補強リストに加えていると報道されていた

ブラジル人サイドバックは、言うまでもなくデポルには欠かせない選手でした。


チーム名メイトも、痛みに歪む彼の表情から、

それがただ事ではないことを悟ったのでしょう。

その後、立て続けに得点をし、その勝利をフェリッペに捧げたのです。


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選手達の指で示された”3”はフェリッペの背番号。

これぞプロの世界で共に汗を流す『チーム愛』ですね。


チームの中核といえる選手抜きで残りのシーズン

戦うこととなったデポルティーボには、

あまりに痛い戦線離脱を抱えることとなりましたが、

どうか無念のリハビリ生活となる彼のためにも頑張っていただきたい。


ちなみに、不意なことで加害者となってしまった

ビルバオのイライソスおよびコーチ2名は、

フェリッペの手術終了後、午前2時前後に病院を訪問。

彼を心から激励したそうです。


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Filipe, desde Japon te deseo que te recuperes pronto...


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負の連鎖

後藤真希さんの母親・時子さんが、

江戸川区の3階建ての自宅から転落、亡くなったそうで。


後藤家といえば、父が雪山で事故死。

母親が小さな居酒屋を経営し、

女手ひとつで子供達を育てたことで知られていました。


後に、苦労して育てた娘と息子は芸能界で活躍。

一躍トップスターに躍り出た娘は、家族に御殿を献上。


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その頃の後藤家には、アメリカ合衆国における成功の概念

”アメリカン・ドリーム”にさえ似た成功者としての

立派な風格さえ漂ったことでしょう。


しかし、時が経つと息子の祐樹は、不祥事で芸能界を引退。

実家の居酒屋で働いていた際に窃盗事件を起こし、

現在も服役中なのだとか。

以前僕も、彼の働いていた居酒屋で接客されたこともあるので

この事件は大変ショッキングでした。

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無茶苦茶だった弟はさて置き、かつてトップアイドルであった

後藤真希も、絶頂期のような商品価値を失い、

新天地で再起を図っている中での今回の事故。


報道にあるように母の死が「自殺」であるならば、

彼女を追い込むに至った何かがあったのでしょう。


「宝くじで大金を得た人は不幸になる」

とは良く言われますが、

彼らの芸能界での成功は、この家族に何をもたらしたのか?

それが、華やかな世界を垣間見たことからくる

負の連鎖であるらば、あまりに気の毒だなと。


後藤時子さんのご冥福をお祈りいたします。

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バレンシアが与える環境とは(下)

昨日のエントリー『バレンシアが与える環境とは(上) 』でご紹介した

バレンシア移籍1周年を迎えたセサルの特集記事の続編です。

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男セサル・サンチェス。

38歳で迎えた最高の1年はどんなものだったのでしょうか??


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新たなシーズンを正GKとして迎えるための準備段階、

セサルはプレーシーズンでも、満足な時間を調整に費やせたという。


『理想に描いていたような環境が、

僕の仕事を楽しいものにしてくれたんだ。』


という彼の隣には、プレシーズン直前にチームが獲得したモジャがいた。

移籍金、年俸・・・モジャに関わる数字はスタメン出場に相応しいものばかり。
百戦錬磨のセサルとてベンチで過ごす時間が増えることが十分に予想された。



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『常に自分が言っているのは、自分ができる限りのことをすること。

もちろん、一番の目的は自分を獲得してくれた人たちの

信頼を取り戻し、維持することだ。

チーム旗を抱えることの意味は理解しているし、

このクラブが毎年夏になれば新たな有望な選手を獲得することも

覚悟の上だった。』


どうやらセサルは、スタメンから外された時の

メンタルコントロールを心得ているようだ。


『怒りや孤独感など、ネガティブな反応は、良い方向への航行を妨げる。』


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38歳となりながら、多くを学んでいる彼に対して

彼の周囲や、競争相手たちは度肝を抜かれていることを

明らかにしている。


『たとえ38歳でも、やる気次第だよ。

レーナンは僕に仕事をする力を与えてくれた。

グアイタは、1対1に長けている。そして、ボールフィードにおいて、

モジャほど卓越した選手は見たことがなかった。』


ウナイ・エメリー監督はに関して問うと、

セサルは信頼されることへの感謝の意を示す。


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『監督には感謝しているけど、彼だけではない。

自分を信頼してくれる全ての人に感謝する。

長い期間、決して活発な動きをしていなかった選手に賭けるというのは

簡単なことではないんだ。

これは信頼以外の何物でもないよ。


エメリ監督とは、移籍交渉のとき電話で話した。

彼からは、僕のこれまでやってきた熱意や仕事への理解や

信頼が感じられたんだ。』


在籍期間の短さに関わらず、彼はジョレンテ会長が選出した

選手会の”上院”のメンバーに選出されている。


『クラブの経営に良い形で関われるのは喜ばしいことだ。

微力ながら僕の経験が、チームに慎重さや

目的意識を与えられたら素晴らしい。』


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すでに選手としての晩年を迎えている彼の将来へのビジョンは

極めて明確である。


『今後12ヶ月の間に、チャンピオンズリーグ進出を果たすか、

あるいはタイトルを獲得したいんだ。』


彼の言葉からは、6月で切れる彼の契約を延長するのが

前提で発せられているのも逞しいこと。


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『契約についてはクラブが決めることだけど、

自身のフィジカルおよびメンタル面は、僕の好む仕事を

達成するに十分なものなんだ。

思えば、この双方を恥じる時期もあったのは事実。


今後については、(引退までの)期間を設けるつもりはないし、

目先の試合、目先の環境に全力を尽くすのみだよ。

バレンシアは最高の場所では歩けど、

自分はそこに相応しい状態を維持しなければならない。』


不安の中にも自信を漲らせる彼に、こんな問いかけをした

「今後もバレンシアの守護神の座を守れますか?」


『ここまでの実績が物語っていると思う。

自分が寄与できていることには十分満足できている。

契約のことは、クラブと僕の代理人が機会を探るだろう。

僕はサッカーに集中するのみさ。』


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サッカーを離れると馬鹿なことばかり言っている彼が、

バレンシアに辿りついた途端に、

なんとも逞しく感じられるようになりました。


ただでさえプラス思考である彼に、

この充実感が加われば「鬼に金棒」。


まだまだ成長段階にあると自負する彼に

数年ぶりに直接会いたくなってきました。


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バルサが新記録樹立



バリャドリーを見守り続け早14年。

ソリージャでのバルサ戦でここまで実力差を感じたのは初めてかも。


バジャドリ 0-3 バルサ


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『こんなハイレベルなサッカーを相手に、

           我々に成す術はなかった』


と白旗を振ったのは、バジャドリのメンディリバル監督。

バルサが強いのはわかるけど、

高額に設定されたチケット代を支払ってでも満員になった

ソリージャの観客の落胆は、深刻なものがあるでしょうな。


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いくらバジャドリの選手が必死に走ろうとも、

スピードは大人と子供。世界を制するチームと、

降格危機にあるチームの実力格差を

目の当たりにする結果(´・ω・`)


この勝利でバルサは、前半戦19試合を負けなしで終了。

歴史上この快挙を成し遂げたのは、バルサの他、

ビルバオ、エスパニョール、レアル・ソシエダの数チームのみですが、

今シーズンのバルサが残す数字の羅列は、

他のチームの記録を上回る歴史的な歩みとなります。


マドリー、バルサの2強は良いですが、

例えばプレミアであるなら、中堅チームは上位チームを

迎え撃つホームの試合では、

白熱した試合が期待できるわけですよ。


リーガエスパニョーラ。これで良いのか?


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新星カナレス『マドリー移籍の裏側』

長いようで短かった「スターの原石」の争奪戦は、

ついに昨日、その終止符が打たれました。


突如現れた新星”セルヒオ・カナレス”。


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カナレスの父であるセルヒオは、

サンティアゴ・ベルナベウにてホルヘ・バルダーノと会談。

その場で、彼の息子が将来の移籍先として

『レアル・マドリーを選んだ』と報じたとされています。


その後、サンタンデールに場を移した契約は、

ラシンのフランシスコ・ペルニア会長、カナレスの立会いの後、

来シーズンの移籍に関する初期の契約合意に至ったそうです。


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現時点でこの契約は口頭によるもので、

未だにサインに至っていないのは、新契約の中身として、

ラシンへの1年または2年のレンタル移籍を

認めるか否かが交渉のネックとなっているとのこと。


間もなく19歳を迎えるカナレスは、

6月30日でラシンとの契約を終えます。

これまでは下部組織で過ごしていた彼が、

1部でプレーをしたのは、8試合(380分)、5ゴール…

こんな限られた僅かなプレーが、

彼の人生をあまりに大きく動かしたことになります。


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ちなみに父セルヒオは、

マドリーとの口頭での契約締結を前に、渡英を実行。

マドリーと同じく獲得のオファーを受けていたチェルシーなどの

数クラブとの交渉に応じたようですが、

直接サンタンデールを訪れたのはプライベートジェットを使って

現れたマンチェスターCだけだったそうで。

さすがだ(笑)


さて、すでに記述したように1年または2年のレンタル移籍にて

ラシン・サンタンデールでのプレーが見込まれるカナレスですが、

スペイン国営放送によると、

実はマドリーは、このレンタル移籍には若干否定的な様子。


さらに、昨日はファン・ニステル・ロイのハンブルグ移籍が決定し、

できることなら即戦力として彼を戦列に加えたい意向があるのは

間違いないとされています。



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マドリーが獲得の意思を見せたのは1週間前。

すでにクラブ側のOKをもらっていながらも、

バルダーノGMが、「まだやることは残っている」とコメントしたのは、

すぐさまマドリードに連れて行きたいマドリーと

できる限り選手を戦力としたいラシンとが、

互いに歩み寄りを見せていない証拠なのでしょうか。


どうやら問題はそれだけではなさそうです。

ここに関わるのが、なんとデポルティーボ・ラコルーニャ。

デポルは、2006年からカナレスの肖像権の50%の権利を持っている

というのですから驚きです。


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(カナレスの肖像権を保持しているデポル・レンドイロ会長)


この年、ラシンから"ドゥドゥ"・アワテがデポルへ、

そしてムニティスがデポルからラシンに移籍を果たした時のこと。

同じくデポルに移籍したアントニオ・トーマスに対し、

ラシンは彼の肖像権の50%を要求、ラシンはその見返りとして、

将来有望であったカナレスに関する権利を譲ったというわけです。


そして、この際に交わされた契約は2011年6月まで。

要するに。ラシンが是が非でも彼をチームに抱えておきたい理由は、

デポルとの違約を発生させないためのものでもあるわけですね。


『近い将来、スペインサッカー界を背負って立つ』


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そう期待される、いわば”ダイヤの原石”であるカナレスですが、

その周囲の雑音が、若過ぎる彼の将来を案ずるためのものではなく、

勝手な大人たちのビジネスが絡んでいると知ってしまうと、

なんだかとても悲しい気持ちになるのです。


彼が選択したレアル・マドリー移籍。

それが、彼のサッカー人生を飛躍させる

最良の選択となりますように。


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