バレンシアが与える環境とは(下) | El Diario ~青森にいながらスペインの話~

バレンシアが与える環境とは(下)

昨日のエントリー『バレンシアが与える環境とは(上) 』でご紹介した

バレンシア移籍1周年を迎えたセサルの特集記事の続編です。

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男セサル・サンチェス。

38歳で迎えた最高の1年はどんなものだったのでしょうか??


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新たなシーズンを正GKとして迎えるための準備段階、

セサルはプレーシーズンでも、満足な時間を調整に費やせたという。


『理想に描いていたような環境が、

僕の仕事を楽しいものにしてくれたんだ。』


という彼の隣には、プレシーズン直前にチームが獲得したモジャがいた。

移籍金、年俸・・・モジャに関わる数字はスタメン出場に相応しいものばかり。
百戦錬磨のセサルとてベンチで過ごす時間が増えることが十分に予想された。



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『常に自分が言っているのは、自分ができる限りのことをすること。

もちろん、一番の目的は自分を獲得してくれた人たちの

信頼を取り戻し、維持することだ。

チーム旗を抱えることの意味は理解しているし、

このクラブが毎年夏になれば新たな有望な選手を獲得することも

覚悟の上だった。』


どうやらセサルは、スタメンから外された時の

メンタルコントロールを心得ているようだ。


『怒りや孤独感など、ネガティブな反応は、良い方向への航行を妨げる。』


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38歳となりながら、多くを学んでいる彼に対して

彼の周囲や、競争相手たちは度肝を抜かれていることを

明らかにしている。


『たとえ38歳でも、やる気次第だよ。

レーナンは僕に仕事をする力を与えてくれた。

グアイタは、1対1に長けている。そして、ボールフィードにおいて、

モジャほど卓越した選手は見たことがなかった。』


ウナイ・エメリー監督はに関して問うと、

セサルは信頼されることへの感謝の意を示す。


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『監督には感謝しているけど、彼だけではない。

自分を信頼してくれる全ての人に感謝する。

長い期間、決して活発な動きをしていなかった選手に賭けるというのは

簡単なことではないんだ。

これは信頼以外の何物でもないよ。


エメリ監督とは、移籍交渉のとき電話で話した。

彼からは、僕のこれまでやってきた熱意や仕事への理解や

信頼が感じられたんだ。』


在籍期間の短さに関わらず、彼はジョレンテ会長が選出した

選手会の”上院”のメンバーに選出されている。


『クラブの経営に良い形で関われるのは喜ばしいことだ。

微力ながら僕の経験が、チームに慎重さや

目的意識を与えられたら素晴らしい。』


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すでに選手としての晩年を迎えている彼の将来へのビジョンは

極めて明確である。


『今後12ヶ月の間に、チャンピオンズリーグ進出を果たすか、

あるいはタイトルを獲得したいんだ。』


彼の言葉からは、6月で切れる彼の契約を延長するのが

前提で発せられているのも逞しいこと。


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『契約についてはクラブが決めることだけど、

自身のフィジカルおよびメンタル面は、僕の好む仕事を

達成するに十分なものなんだ。

思えば、この双方を恥じる時期もあったのは事実。


今後については、(引退までの)期間を設けるつもりはないし、

目先の試合、目先の環境に全力を尽くすのみだよ。

バレンシアは最高の場所では歩けど、

自分はそこに相応しい状態を維持しなければならない。』


不安の中にも自信を漲らせる彼に、こんな問いかけをした

「今後もバレンシアの守護神の座を守れますか?」


『ここまでの実績が物語っていると思う。

自分が寄与できていることには十分満足できている。

契約のことは、クラブと僕の代理人が機会を探るだろう。

僕はサッカーに集中するのみさ。』


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サッカーを離れると馬鹿なことばかり言っている彼が、

バレンシアに辿りついた途端に、

なんとも逞しく感じられるようになりました。


ただでさえプラス思考である彼に、

この充実感が加われば「鬼に金棒」。


まだまだ成長段階にあると自負する彼に

数年ぶりに直接会いたくなってきました。


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