こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
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トライセプスディップスは、床かベンチに手をついてヒジを曲げ伸ばしすることで、主に上腕三頭筋(上腕の裏側、二の腕)を鍛えることができます。
上腕三頭筋は腕の中でもっとも大きな筋肉で、長頭・外側頭・内側頭の3つの筋頭で構成され、主にヒジの関節を伸展する(伸ばす)働きがあります。
また、ヒジを伸ばす際に肩関節が屈曲する(後ろに引いていた上腕が、体側に沿うように前方へ上がる)ので、三角筋(肩)の前部も働いてきます。
この他にも、上半身が上がってくる動作で前鋸筋(ろっ骨から肩甲骨に付着する深層筋)などが補助的に働きます。
トライセプスディップスのやり方は、床やベンチに座って腰の横に手をついて、脚を前方へ出します。(ヒザは伸ばしても曲げてもよいです)
ヒジを伸ばして体を支え、腰をやや前方へ移動させてヒジを曲げていきます。(肩関節が痛くならない程度、上腕が床と平行になるくらいが目安です)
二の腕と肩にストレッチが感じられたところで動作を切り返し、ヒジを伸ばして一瞬静止して上腕三頭筋に力を込め、繰り返します。
余裕があれば足もベンチに乗せたり、太ももの上にダンベルやプレートをのせて行うと負荷が上がり強度がアップします。
トライセプスディップスでは、複数の筋肉が関与することで筋力をより発揮できるようになり上腕三頭筋全体の筋肉量のアップや、回数を多くして二の腕の引き締めなどを行うことができます。
わきを閉じて行うプッシュアップ(いわゆる腕立て伏せ)も、上腕三頭筋に効果的です。
通常プッシュアップは肩幅より手幅を広くして行いますが、手幅を狭くすることでヒジ関節の曲げ伸ばしが大きくなり、上腕三頭筋により負荷がかかるようになります。
プッシュアップでは、上体を前傾することで肩関節を内転する(腕を前方へ押し出す)動作が加わるので、大胸筋も鍛えられるようになります。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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