
古文化協会 特別公開 大聖寺
京都非公開文化財の特別公開が始まりましたが、
今回三つの尼門跡寺院が公開されています。
尼門跡寺院は皇族、公家、将軍家など高貴な身分の女性が
住職を勤めた寺院です。
仏の修行を行うと同時に宮廷の文化も守られてきました。
明治になるとたくさんの寺院が壊されましたが、
皇族の出家が禁止され、
尼門跡も財政的な援助を失いました。
昭憲皇太后やそのまわりの人たちは皇女尼僧に援助し、
その文化を守りました。
今回公開されているのは
大聖寺、曇華院、光照院です。
曇華院
昨年公開されたので拝観してきました。
光照院
こちらは4年前
大聖寺はとても久しぶりなのでこちらを拝観してきました。
大聖寺は定円尼(日野宣子)が「花の御所」に開きました。
定円尼は足利義満の正室日野業子の叔母にあたります。
今年初めてキンモクセイのにおいをかぎました。
今年は匂いがしないなと思っていたら
キンモクセイも遅れていたんですね。
南側の道
こうしてみると意外と広い
内部は撮影禁止ですが、
京都市指定文化財の庭園があります。
以下文字ばかりです。
建物は本堂、宮御殿を拝観します。
本堂は青山御所の移築で
釈迦如来と聖観音が祀られています。
本堂貴人の間の障壁画は鳳凰などが描かれた瑞鳥瑞花図
明治天皇ゆかりの椅子があり、
「皆様の拝観料はこちらの修復に使われます」
と、学生ガイドさんがおっしゃってました。
本堂と宮御殿の間にはショーケースの中に
かわいらしい犬の置物が。。。
毛植人形と書かれていて、リアルでした。
何の毛だったのかしら。
蒔絵も美しかったです。
また宮御殿は障壁画が美しく、望月玉川の筆で
その部屋に描かれているものの名前で、鶏の間、
牡丹の間と呼ばれます。
牡丹の間は11歳で亡くなられた皇女とともに
お焚き上げされたので、昭和の作品でした。
屏風もところどころ置かれ、
源氏物語図屏風は常夏。
小さい屏風は法眼琢眼と描かれていました。
知らない絵師でしたが、
法眼というからには高名な絵師だったのでしょう。
NHKや家庭画報で取り上げられた大礼服の展示が
あるかと期待したのですが、
こちらは保存の関係で美術館などでしか
公開できないそうです。
春に明治神宮で公開されていました。
博物館でお目にかかれるといいですね。




























