門前仲町パーソナルトレーニングの徳田です。
肩が痛くて上がらないのは肩関節周囲炎と言って、いわゆる四十肩とか五十肩のことです。
この状態だとスポーツはなかなか行えないですし、それ以前に日常生活でカラダを洗う時や着替えの時も大変になり、病院に行けば良いのか？マッサージに行けば良いのか？無理にでも動かした方が良いのか？と何をすれば良いのか迷ってしまいます。
では、どのようなことをすれば良いのかですが、それは肩の痛みの違いによって変わってきます。
肩の痛みには初期、休息期、回復期の３つの段階があります。
１．初期は、痛みがあるが何とか動かせる状態です。
２．休息期は、痛いし動きに制限がある状態です。
３．回復期は、痛みはないけどまだ動きに制限がある状態です。
初期は「肩は痛いけど動かせばすぐ上がる」状態で、痛みが出る動きをしていると炎症が進んでしまうので痛みが出ないように動かしていくことが必要です。
休息期は「肩が痛くて全然上がらない」という状態で、炎症が進んでしまい肩を動かないように固くして休んでいます。
この時期は動かし方に注意が必要で、痛みを伴う動きは炎症を増加させてしまい長期化させてしまいますので、痛みが出ない範囲で少しずつ動かしていかなければいけません。
回復期は「痛くないけど、動かしにくい…」という状態で、炎症は収まっていて痛くないのでガンガン動かせば良いと思います。
このように肩の痛みにも段階があるので段階に合わせた対応をしないと「肩なんて動かせば上がるよ」と聞いて炎症が強い休息期にガンガン動かすと逆に痛みを長引かせてしまうこともあります。
画像は門前仲町在住の５０代男性T様が６０分のレッスン前後に肩を上げたのを比べたものです。
「ゴルフをすると肩が痛い…」とのことでしたが、T様のカラダを評価していくと猫背姿勢で肩が上がりにくくなっており、肩がステップ２の休息期であると予測しました。
猫背を改善しつつ痛みが出ない範囲で肩を少しずつ動かしていった結果、多少の可動域を出すことができました。
「上がった！上がった！」と喜ばれて言われていましたが、肩の痛みを長引かせない為にも負担のかかるゴルフはしばらく控えた方が良いことをお伝えしました。
T様の場合は、猫背を改善しつつ痛みが出ないように肩の可動域を少しずつ広げていくことで肩の痛みは減ってくると思います。
このように「肩が上がらない…」といういわゆる四十肩・五十肩には、初期、休息期、回復期の３つの痛みの違いがあり、それに合わせた対処をしないと痛みが長引いてしまうので注意が必要になります。
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最後までお読み頂きありがとうございます。
HarmonyBody 徳田 洋一 、
カラダを整えることで猫背姿勢を改善してダイエットするパーソナルトレーニングジム。肩こりや腰痛も解消。江東区清澄白河、木場、森下、東陽町、月島、豊洲、南砂町、茅場町からご利用頂いてます。