ぼ熊:「また久し振りになってしまったな」
藤:「もういっそのこと書かなくてもいいんじゃないか?」
熊:「そういう考えもあるかもしれないが、
僕は一応前に進みたいという希望があるから」
藤:「希望ねえ」
熊:「そうだよ。希望。希望があるんだ」
藤:「何度も書くと嘘くさいぞ」
熊:「まあ、さっさと入ることにしよう」
藤:「今日のタイトルはミスターチルドレンと僕その2か」
熊:「前に書いた『ミスターチルドレンと僕』の続きだ。
6月4日発売日でミスターチルドレンの新しいアルバムが出たからな。
それに関して書くことにする」
藤:「なんかamazonとかでも売ってなかったらしいじゃないか。
普通にすんなり手に入ったのか?」
熊:「いや、6月3日の時点で地元には全く売ってなかったからさ、
途方にくれたんだけど、
同じ日にさいたまスーパーアリーナでミスチルのライブがやっていて、
そこで即売会みたいなのをやっているという情報は、
事前に手に入れていたから、
思い切って会場に行ってみようかと思ったんだ」
藤:「意外に大胆な行動に出たな。
結局買えたのか?」
熊:「何とか買えたよ。
もうどこにも売ってないかと思ったから正直嬉しかった」
藤:「良かったな」
熊:「ちなみに折角さいたままで来たから
ライブも見に行きたいなと思ったら、
ミクシィのコミュに丁度ライブチケットを売ってくれる人がいたので、
連絡してみたらライブにも参加できた」
藤:「それはよかったな」
熊:「でも、仕事帰りの汚い恰好だったから、
かなり迷惑かけたと思う。周囲の人全体に」
藤:「…それは次に改善すべき点だな」
熊:「だから、当たったスタジアムツアーのチケットが
他の誰かと交換できればこの方に1枚だけ譲ることにした」
藤:「…誰かと行くんじゃなかったのか?」
熊:「今のところ誰も候補がいないし、
その候補もどっちからも断られる可能性もあるしな」
藤:「ふーん」
熊:「で、今回のアルバムなんだけどさ、
その中にもI LOVE YOU以降のアルバムの中に何曲かあった、
『ひょっとして僕のことを歌ってるんじゃないか?』というところが、
何か所かあってちょっとよかった」
藤:「例えばどこだ?」
熊:「例えば『fantasy』の
『隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう
知られちゃマズい たいそうな話は特にないけれど』とか
『ROLLIN'POLLING ~一見は百聞に如かず~』での
『とある町に「神童」の名を欲しいままにした
綺麗な声で歌う少年がいたらしいぜ
聞いた人は皆 感動の涙と喝采をその子に送ってたんだ
でも
13になる前の日 変声期にぶつかり
そして 今じゃ普通の人だそうだ』とか
『幻聴』の『切り札を隠し持っているように思わせているカードは
実際は何の効力もない
だけどしてないで持ってれば
何かの意味を持つ可能性はなくない』なんかは、
人類全てが殺し合うという小説を書いても
誰にも届かなかった自分自身のことを言われたのかと思った」
藤:「何かそこだけ切り抜くと
お前はちょっと馬鹿にされているんじゃないかと思うよな」
熊:「まあ、それでも自分のことを
歌っているんじゃないかと思うのは、
面白いことだよ。
殆どの人がなかなか『自分のことを歌っている』という根拠を作るのは
難しいと思うけれども、
一度強烈に思ってみると人生が案外面白くなるよ」
藤:「そんなことを思うようなやつは
殆ど病気だと思うけれどもな」
熊:「……まあな」

熊:「突然でもないけれども、
このままブログを塩漬けにしても何のメリットもないので、
今日からリニューアルすることにする」
藤:「ふーん。どうするつもりだ?」
熊:「一年間で一千万円を稼ぐのは今の僕の力では限界がある。
もっと力がついてからやることにした」
藤:「そんなこと言っていると
一生稼ぐことなんてできないぞ」
熊:「その通りなんだけれども、
最初は別の方法でお金を稼ぐことにしようと思ってさ」
藤:「どんな方法だ?」
熊:「小説を書いてみようかと思っている」
藤:「…小説かよ。
今の世の中じゃあ小説家志望者はたくさんいるから
その一握りに入ることができるかなんて正直わからないぞ」
熊:「入れると思って書かないと入れるものも入れないと思う」
藤:「まあ、そりゃそうだけれどもさ」
熊:「今回はタイトルから考えた。
今後もタイトルから考えてみようと思っている」
藤:「…そんなんで本当に受かるか?」
熊:「今回考えたタイトルは、
タイトルのインパクトだけで
正直最終候補に残ると思っているんだけれども」
藤:「そんなわけないと思うが、
取り敢えず書いてみろよ」
熊:「俺の出したウンコがレアアースとして
世界各国で争奪戦が起きている件について
だ」
藤:「……は?」
熊:「だから、俺の出した…」
藤:「…名前はもういいよ。
そんなふざけたタイトルで受かると思っているのか?」
熊:「でも、インパクトはあるだろ?
インパクトがないと多分残らないと思う」
藤:「そんなものなのかな」
熊:「あと、多分、殆どの人には
どうでもいいようなお知らせがある。
このブログは一度リニューアルして、
とてつもなくつまらない内容になる予定だ」
藤:「つまらなくなるのか。
今までが滅茶苦茶面白かったわけでもないのに」
熊:「まあ、その分更新回数は増える。
その小説を毎日どれくらい書いたかをメモしたり、
その日どんなことをしたのかを書いていく内容になる。
本を読んだりした場合はその感想を書いていったり」
藤:「普通の日記みたいになるということか」
熊:「そう、だから、僕らの対話形式のブログはひとまず終了だ」
藤:「そうか。残念だな」
熊:「その代わりもしかすると、一週間に一度くらい、
書いた小説を公開していったりするかもしれない」
藤:「もっと頻繁に更新すればいいのに」
熊:「…まあ、予定は未定だから。
公開出来るものかどうかもよくわからないし。
公開したら応募規定に引っかかる可能性もあるかもしれないし」
藤:「そしたら書く意味がないのか」
熊:「あと、個人的には二、三ヶ月ごとに
一つ小説を完成させたいと思っている」
藤:「そうか、ハイペースなのかスローペースなのかどうかわからないが、
まあ、せいぜい頑張れよ」
藤:「お前、このブログ続けるつもりがあったのか?」
熊:「ないわけでもないけれどもさ、
どうしようかと悩んでいる部分がないわけでもない」
藤:「悩んでいるくらいならば辞めちまえばいいのに」
熊:「うん。だからこのブログを形を変えようかなとも思っていたんだ。
今は会社を作ることよりも、
小説を書こうかなというような意識が出てきたなと思ったら、
突然いくつかの会社のアイディアが出てきて、
やっぱり会社を作った方がいいのかなと思ったり」
藤:「少なくとも言えるのは、
そんな風に移り気の多い人間が成功できるのかなということかな」
熊:「やっぱりそうなんだよな」
藤:「ところで営業の会社に入るというのはどうなってたんだ?」
熊:「何かね、僕の中では会社というのは、
『新しいことをしてくれる人材を探している』という気がしてたんだけど、
実際には『型にはまる人材を探している』部分が
大きいんだなと気がづいて、
『型にはまる人材を探しているんだったら、
別に僕じゃなくてもいいじゃないか』と思うようになったんだ」
藤:「どこも受からなかった人間が偉そうに言うなあ」
熊:「…まあ、そうなんだけど、
そうやって型にはまって生きたところで
面白いことはないと思うし」
藤:「じゃあ、型にはまらない生き方ってのはどうなんだ?
どういう風に生きていくつもりなんだ?」
熊:「少なくとも言えるのは、
自分自身が面白いと思える生き方をした方がいいということかな」
藤:「これからそれができそうなのか?」
熊:「やってみたいというのが正直なところだな」
藤:「何をやるのがお前自身が面白いことなんだよ」
熊:「取り敢えず会社を作るためのアイディアを
エンジェルという投資家に出してみて、
それ全てが駄目だとなった場合、
今度は小説を書いてみるということかな」
藤:「小説はどうするんだ?
公開していくのか?」
熊:「そうするつもりなんだけどな」
藤:「どうなるかは知らないが、まあ、頑張ってくれや」
熊:「おう!」

藤:「久し振りだな」
熊:「ああ、このまま放置し続けるのも
一つの手かもしれないと思ってたけど、
取り敢えず書くことができたから書くことにしたんだ」
藤:「一体なんだ?」
熊:「ミスターチルドレンのスタジアムツアーのチケットが
当たったんだ」
藤:「良かったな」
熊:「でも、4枚当たったのに一緒に行く宛が今のところ、
誰もいないんだ」
藤:「何故4枚も買った?」
熊:「当たるかどうかわからないじゃないか。
当たった場合は他の人と交換することで別の日も
見られる可能性もあるわけだし」
藤:「別に転売目的じゃないんだな」
熊:「そうじゃないよ、勿論」
藤:「幼馴染の女の子に一応言ってみろよ。
もしかすると会ってくれるかもしれないじゃないか」
熊:「…そうなんだよな。
でも、断られる可能性も高いし、
断られた後のうちと向こうの家族双方の反応が
嫌だというのもある」
藤:「どういう事だ?」
熊:「何か向こうの家には、
引っ越せみたいなことを言われているような感じだからさ」
藤:「本当にそう言われているのか?」
熊:「まあ、実際にはうちの家族が
向こうの家族に迷惑にならないように
そういっているだけかもしれないけれどもさ」
藤:「そんなに迷惑かけたのか?」
熊:「知らないよ。
知らないのに何故かこちらが
滅茶苦茶迷惑をかけたような反応がなされているから
腹が立ったりするんだよ」
藤:「嫌なら他をあたってもいいんじゃないのか?」
熊:「他に誘いたい人も確かにいることはいる」
藤:「何だ、いるのか」
熊:「三四年位前にとあるアーティストにはまって、
その人のところに足繁く通っていたんだ。
その人を誘ってみたい気もしている」
藤:「…ああ、じゃあ、無理だな」
熊:「…そうだよな。無理だよな」
藤:「…その説明じゃあ駄目だって言ってるだけだよ。
もう少し面白いエピソードもあるんだろ?
だったらそれをもっとよく説明した方がいいんじゃないのか?」
熊:「幼馴染の子にそっぽを向かれ続けた後に、
とある動画の女の人が面白い存在だなと思って、
思い切って匿名でプロポーズのようなことをした」
藤:「いきなりか。馬鹿じゃないのかお前は。
反応はどうだったんだ?」
熊:「…何か反応があるのかないのかわからないような状況になった」
藤:「少なくとも反応があったんだろ」
熊:「遠回しにな」
藤:「遠回しにでもあったと。で、どうしたんだ?」
熊:「彼女のライブに毎回顔を出すようになった」
藤:「幼馴染の女の子に対してよりも、
この子に対しての方がよっぽどストーカーと呼べるようなことをしたと」
熊:「…そう言ってしまえばそうかもしれないけどさ。
まともな客をやっていたのだから、
そこまで言えるような立場にはないと思うぞ」
藤:「まあ、その子もできば誘ってみたいなと思ったわけだな」
熊:「…まあそうだな」
藤:「どっちを先に誘うんだ?」
熊:「そりゃ、幼馴染の女の子の方だな」
藤:「何で?」
熊:「年齢的に向こうを先に誘わないと駄目だと思うし、
アーティストの子の方は僕が誘わなくても、
別の相手が現れる可能性が高いし」
藤:「…何か失礼なことを言っていないか?」
熊:「事実だろうからな。
まあ、幼馴染の女の子が結婚している可能性も
高いかもしれないけどさ」
藤:「俺は多分、どちらにも振られると思うが、
その場合も考えてなるべく早く
次の手が打てるようにしておいた方がいいだろうな」
熊:「そりゃそうだな。早速手紙を書こうか」

藤:「まあ、すぐに状況が変わるわけないんだけど、
不動産系の営業をするつもりなんだろ?
で、その前に営業は悩みを解決することだと
営業についての本で知ったわけだ。
不動産業で人が悩んでいることって何だと思う?」
熊:「普通に考えるとバリアフリーの家にできるかどうかというのが
一番の悩みっぽいかもしれないけど、
個人的には違うと思う。
これから2020年の東京オリンピックまでは
景気は上向くとか言われているけれども、
その後に、何を指針にするのかがわからなくなって、
経済的に打撃を受けるんじゃないかって思っている。
その際にもしマンションやら戸建ての家を買って、
更に運が悪いことに会社が倒産したり、
リストラされたりする際に家を手放さなきゃいけなくなる
可能性が高いんじゃないかと思うわけだ。
その際に、不動産会社がその人の働き先を斡旋できたりしたら、
物凄く喜ばれるんじゃないかと思うわけだ」
藤:「そりゃそうだが、
そんなのできるのか?」
熊:「一番簡単なのは、家を売った会社に入ることだけれども、
それ以外の道があるのならば、
いろいろと手を尽くす必要があるんじゃないかと思う」
藤:「他にはあるのか?」
熊:「他に考えているのは、
同じくリストラや会社の倒産で
家を売らなくてはいけない状況になった際に、
一度投資家が買い取って、
今度は家賃としてお金を払って、
元々の家に住めるシステムが出来ないかなということ」
藤:「それって抵当とどう違うんだ?」
熊:「抵当は借金の肩に土地を入れるものだろ?
一応、抵当に入れても本人に家の権利はある。
このシステムは投資家の方に家の所有権はある。
投資家がそのまま大家さんになってくれるという感じだ」
藤:「…そんなの成り立つのか?」
熊:「でも、大家になるつもりで不動産を買っても、
必ずしも店子が見つかる世の中ではないんだぜ?
だったら、元から店子がいる大家になった方が
いいかもしれないじゃないか」
藤:「…お前、こういうシステムを考えるけれども、
もう既に世の中にあるのだろうかね?
結構ありそうな気もするんだけれども」
熊:「…どうやって調べたらこういうのが
既にあるのかどうかを確かめられるんだろうな?」
藤:「知るかよ。何かいろいろと検索してみればいいじゃないか」
熊:「それがわからないからなあ」
藤:「まあ、そこら辺はいいとして、
こういうアイディアを出しても
結果的にどこからも相手にされなさそうな気もするのが、
お前の詰めの甘さだよなあ」
熊:「……………」