藤:「まあ、すぐに状況が変わるわけないんだけど、
不動産系の営業をするつもりなんだろ?
で、その前に営業は悩みを解決することだと
営業についての本で知ったわけだ。
不動産業で人が悩んでいることって何だと思う?」
熊:「普通に考えるとバリアフリーの家にできるかどうかというのが
一番の悩みっぽいかもしれないけど、
個人的には違うと思う。
これから2020年の東京オリンピックまでは
景気は上向くとか言われているけれども、
その後に、何を指針にするのかがわからなくなって、
経済的に打撃を受けるんじゃないかって思っている。
その際にもしマンションやら戸建ての家を買って、
更に運が悪いことに会社が倒産したり、
リストラされたりする際に家を手放さなきゃいけなくなる
可能性が高いんじゃないかと思うわけだ。
その際に、不動産会社がその人の働き先を斡旋できたりしたら、
物凄く喜ばれるんじゃないかと思うわけだ」
藤:「そりゃそうだが、
そんなのできるのか?」
熊:「一番簡単なのは、家を売った会社に入ることだけれども、
それ以外の道があるのならば、
いろいろと手を尽くす必要があるんじゃないかと思う」
藤:「他にはあるのか?」
熊:「他に考えているのは、
同じくリストラや会社の倒産で
家を売らなくてはいけない状況になった際に、
一度投資家が買い取って、
今度は家賃としてお金を払って、
元々の家に住めるシステムが出来ないかなということ」
藤:「それって抵当とどう違うんだ?」
熊:「抵当は借金の肩に土地を入れるものだろ?
一応、抵当に入れても本人に家の権利はある。
このシステムは投資家の方に家の所有権はある。
投資家がそのまま大家さんになってくれるという感じだ」
藤:「…そんなの成り立つのか?」
熊:「でも、大家になるつもりで不動産を買っても、
必ずしも店子が見つかる世の中ではないんだぜ?
だったら、元から店子がいる大家になった方が
いいかもしれないじゃないか」
藤:「…お前、こういうシステムを考えるけれども、
もう既に世の中にあるのだろうかね?
結構ありそうな気もするんだけれども」
熊:「…どうやって調べたらこういうのが
既にあるのかどうかを確かめられるんだろうな?」
藤:「知るかよ。何かいろいろと検索してみればいいじゃないか」
熊:「それがわからないからなあ」
藤:「まあ、そこら辺はいいとして、
こういうアイディアを出しても
結果的にどこからも相手にされなさそうな気もするのが、
お前の詰めの甘さだよなあ」
熊:「……………」
不動産系の営業をするつもりなんだろ?
で、その前に営業は悩みを解決することだと
営業についての本で知ったわけだ。
不動産業で人が悩んでいることって何だと思う?」
熊:「普通に考えるとバリアフリーの家にできるかどうかというのが
一番の悩みっぽいかもしれないけど、
個人的には違うと思う。
これから2020年の東京オリンピックまでは
景気は上向くとか言われているけれども、
その後に、何を指針にするのかがわからなくなって、
経済的に打撃を受けるんじゃないかって思っている。
その際にもしマンションやら戸建ての家を買って、
更に運が悪いことに会社が倒産したり、
リストラされたりする際に家を手放さなきゃいけなくなる
可能性が高いんじゃないかと思うわけだ。
その際に、不動産会社がその人の働き先を斡旋できたりしたら、
物凄く喜ばれるんじゃないかと思うわけだ」
藤:「そりゃそうだが、
そんなのできるのか?」
熊:「一番簡単なのは、家を売った会社に入ることだけれども、
それ以外の道があるのならば、
いろいろと手を尽くす必要があるんじゃないかと思う」
藤:「他にはあるのか?」
熊:「他に考えているのは、
同じくリストラや会社の倒産で
家を売らなくてはいけない状況になった際に、
一度投資家が買い取って、
今度は家賃としてお金を払って、
元々の家に住めるシステムが出来ないかなということ」
藤:「それって抵当とどう違うんだ?」
熊:「抵当は借金の肩に土地を入れるものだろ?
一応、抵当に入れても本人に家の権利はある。
このシステムは投資家の方に家の所有権はある。
投資家がそのまま大家さんになってくれるという感じだ」
藤:「…そんなの成り立つのか?」
熊:「でも、大家になるつもりで不動産を買っても、
必ずしも店子が見つかる世の中ではないんだぜ?
だったら、元から店子がいる大家になった方が
いいかもしれないじゃないか」
藤:「…お前、こういうシステムを考えるけれども、
もう既に世の中にあるのだろうかね?
結構ありそうな気もするんだけれども」
熊:「…どうやって調べたらこういうのが
既にあるのかどうかを確かめられるんだろうな?」
藤:「知るかよ。何かいろいろと検索してみればいいじゃないか」
熊:「それがわからないからなあ」
藤:「まあ、そこら辺はいいとして、
こういうアイディアを出しても
結果的にどこからも相手にされなさそうな気もするのが、
お前の詰めの甘さだよなあ」
熊:「……………」