藤:「お前、このブログ続けるつもりがあったのか?」
熊:「ないわけでもないけれどもさ、
どうしようかと悩んでいる部分がないわけでもない」
藤:「悩んでいるくらいならば辞めちまえばいいのに」
熊:「うん。だからこのブログを形を変えようかなとも思っていたんだ。
今は会社を作ることよりも、
小説を書こうかなというような意識が出てきたなと思ったら、
突然いくつかの会社のアイディアが出てきて、
やっぱり会社を作った方がいいのかなと思ったり」
藤:「少なくとも言えるのは、
そんな風に移り気の多い人間が成功できるのかなということかな」
熊:「やっぱりそうなんだよな」
藤:「ところで営業の会社に入るというのはどうなってたんだ?」
熊:「何かね、僕の中では会社というのは、
『新しいことをしてくれる人材を探している』という気がしてたんだけど、
実際には『型にはまる人材を探している』部分が
大きいんだなと気がづいて、
『型にはまる人材を探しているんだったら、
別に僕じゃなくてもいいじゃないか』と思うようになったんだ」
藤:「どこも受からなかった人間が偉そうに言うなあ」
熊:「…まあ、そうなんだけど、
そうやって型にはまって生きたところで
面白いことはないと思うし」
藤:「じゃあ、型にはまらない生き方ってのはどうなんだ?
どういう風に生きていくつもりなんだ?」
熊:「少なくとも言えるのは、
自分自身が面白いと思える生き方をした方がいいということかな」
藤:「これからそれができそうなのか?」
熊:「やってみたいというのが正直なところだな」
藤:「何をやるのがお前自身が面白いことなんだよ」
熊:「取り敢えず会社を作るためのアイディアを
エンジェルという投資家に出してみて、
それ全てが駄目だとなった場合、
今度は小説を書いてみるということかな」
藤:「小説はどうするんだ?
公開していくのか?」
熊:「そうするつもりなんだけどな」
藤:「どうなるかは知らないが、まあ、頑張ってくれや」
熊:「おう!」