伸びしろ、学力といったことはもちろん大切なのですが、医学部受験ではメンタルも大切です。
いくら学力があっても、それを本番で反映できなければ何の意味もありません。
そして学力差があるとはいっても、一定学力以上になってくると大差がつきにくく、合格不合格のボーダー付近は団子状態です。
点数が上の子が、下の子より優秀だとは必ずしも言いきれません。
本当にちょっとしたことで順位が入れ替わってしまうような、非常に不安定な状態です。
なので医学部受験では、下位の私立は落ちたのに、上位の私立は受かったなんて子も結構いるんです。
つまり、上位の私立に合格できる力があっても、下位の私立に落ちることはあるのです。
それくらい微妙なバランスの中で戦っているということです。
そして、そうなってくると本番でのメンタルはとても大切です。
医学部レベルまでくると、模試は1つの指標にすぎず、良い判定が出ていても全く安心できるものではありません。
何かに安心材料を求めるような、逃げの姿勢、守りの姿勢に入ってしまうようなメンタルでは、学力が多少あっても、いざというときに実力を出し切れず、負けてしまいます。
だめだったらどうしようと考えたり、安易な解答をしたりとか、パニックを起こして自分を制御できないというような心の持ちようでは、点数がみるみる削られていきます。
受験は戦いであり、つぶし合いです。
少ししかない席を、大勢の受験者たちで奪い合います。
そこを踏まえて、攻めの姿勢を持って挑むことにより、本番の緊張の中でも戦え、時には最高のパフォーマンスが出せることもあります。
緊張するかどうかは問題ではなく、その緊張に打ち克てるほどの心構えがあるかどうかということです。
そして、思うように結果が出なくても、最後まであきらめないメンタルも必要です。
前期で上手くいかなかったからといって、後期を受けないといった選択をする人や、どうせ無理だと半ばモチベーションを下げた状態で受ける人もいるようですが、後期だけ合格するというケースも沢山あります。
去年、藤田医科に合格したAくんもまさにその1人。
彼は私立前期の正規合格がありませんでしたが、後期の藤田で正規合格です。
しかも特待合格ですよ。
最後まであきらめずに全エネルギーを注いだからこそ、最後の最後で合格を勝ち取れたってことです!
↑いずれかをクリックしていただくとランキングが上がります。ご協力をお願いします。
プロ家庭教師(大阪・奈良),オンライン家庭教師(全国)で、生徒を募集中です!
医学部受験・大学受験志望の中学生・高校生・浪人生の方は、ご検討下さい。