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大学受験専門のプロ家庭教師Kiriが、指導に対する考え,実際に指導で経験したことなどをつづります。

西大和学園といえば、面倒見学校の代表格です。

 

面倒見学校とは、ここでは

授業時間が長い、宿題が多い、テストが多いなど

自主性に任せるというよりは

難関大学合格までの道筋を示しサポートする学校のことを指しています。

 

西大和で決められたことを全てをこなすのはとても大変です。

ただでさえ授業時間が多いのに、帰宅後は大量の課題をこなさなければなりません。

毎週のようにテストがあるので、翌日テストがあるときはテスト勉強もしなければなりません。

中学生ですら、1日が勉強だけで終える日も少なくはないと思います。

 

このハードスケジュールの中、なんと塾にまで通っている子が結構いるそうです。

西大和は研伸館と提携しているので、西大和で研伸館の授業が受けられます。

にも関わらず、別の塾にわざわざ通っているわけですね。

 

その1つが鉄緑会。

ご存じ、東大受験指導専門の超難関進学塾です。

 

西大和のハードスケジュールの中、鉄緑会の授業を受け、その宿題もこなす?

 

最初聞いた時は、こなせるわけない、どうかしてる、と思いました驚き

 

実際のところ、普通にやっていてはとてもまわらないようです。

じゃあ彼ら彼女らはどうしているのか・・・?

 

 

 

 

答えは、内職です。

 

一応説明しておくと、内職とは学校の授業中に、授業とは関係のない内容の勉強を行う事です。

 

多くの子達は鉄緑会に重きを置いているそうで、

取捨選択として、学校の授業をある程度捨て、

特定の科目の授業内に内職をし、学校の宿題なり鉄緑の宿題なりをこなしているということですね。

(もちろんそれでもまわらないと考えられるので帰宅後もやってると思います)

 

最初は、本末転倒じゃないか、西大和に通う意味ないじゃん、と思いました。

 

しかし 聞いていると、その子達の成績はすこぶる良いとのことです。

なぜなのでしょうか?

 

 

もちろんハッキリとは分かりませんが、以下3つを想定。

 

①鉄緑会に通っておけば成績が上がる説

 

②両立は無理と多くの子が辞めていった結果、両立をこなせる特殊能力を持った子達が残った説

 

③内職に振り切ることで、効率良く勉強している説

 

 

 

 

①鉄緑会に通っておけば成績が上がる説

 

これは個人的に最も可能性が低い説。

良い塾であることは間違いありませんが、

どんな塾であれ、合う合わないはあります。

 

集団塾は根本的に、ついていければ成績が上がるし、ついていけなければ通う意味はほとんどなくなります。

むしろ、ついていけてないのに難しすぎる問題ばかりやると、苦手意識を持ったり詰め込みに走るようになり、逆効果となります。

それは鉄緑会とて例外ではありませんし、該当する子は何人も見ています。

 

 

 

②両立は無理と多くの子が辞めていった結果、両立をこなせる特殊能力を持った子達が残った説

 

西大和単独であっても、取捨選択を上手くやらないとキャパオーバーになってしまいます。

それに鉄緑会が加わるので、相当取捨選択が上手くないとまわるわけがありません。

普通なら鉄緑会の方を辞めると思います。

生き残るのは、上手くまわせる特殊能力の持ち主のみ。

必然的に学力の高い子達になるという説。

 

 

 

 

③内職に振り切ることで、多くの勉強時間を確保している説

 

どの科目で内職をしているかは分かりませんが、

自分が内職することを考えると、すでに十分理解できている科目や、分かりにくい先生の授業でやると思います。

 

十分理解できている科目は聞くだけ時間がもったいないし、

分かりにくい先生の授業はしんどいし、聞いていても眠くなるだけなので、

代わりにその時間で内職をすれば、効率よく時間を使えていると言えます。

 

このような事を繰り返す事で、実はひたすら効率良く質の高い勉強が出来て成績が伸びているのではないかという説。

 

 

 

 

以上です。

 

実際のところどうなのかは全然分かりません。

 

西大和で鉄緑なんて最初はどうかしてると思いましたが、

結局は、成績が良ければそれが正しい、ってことになるとは思います。

 

 

皆さんはどう思いますか?

 

 

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前回、財務省の「医学部定員を大胆に削減すべき」と提言の話を記事にしました。

 

↓こちらはそれに対して労働組合が反発しているという記事です。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「医師を労働者として見ていない」過労死ライン2倍の残業、“28時間勤務”許容も…

 財務省が「医学部定員削減」提言で労働組合反発

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

要約しますと

 

 

①年1860時間の時間外労働特例


一般の過労死ライン(年960時間)の約2倍に当たる

年1860時間までの時間外労働が、一部の医師には2036年まで認められている。


この特例をいつ、どのように縮小・廃止するのか国の具体的な工程表が示されていないと批判。

 

 


②宿日直許可の乱発

 

宿日直(しゅくにっちょく)とは

宿直 ⇒ 夜間に病院に泊まり込んで待機すること

日直 ⇒ 土日祝日などの休日に病院に詰めて待機すること

 

いわゆる当直(とうちょく)のこと。

 

宿日直許可は、本来

「ほとんど仕事がなく、しっかり睡眠や休憩が取れる状態」であることを条件に、

特別に労働時間の規制を緩める(残業代を払わなくてもよい、または定額の手当のみで済む)認可制度であるが

 

実際には、救急対応や急変対応など通常業務を行っているケースでも許可されていると指摘。

 

宿日直許可件数は

2020年の144件 から 2023年には5,173件 へ急増した。

 

 

 

③「自己研鑽」として労働時間から除外


研修医や専攻医が診療に必要な勉強をしていても、「自己研鑽」とされ労働時間に含まれないケースが多い


本来は病院が命じる業務として扱うべきだと主張。
 

 

 

④地域枠制度の問題


奨学金と引き換えに約9年間の地域勤務を義務付ける制度について、人権侵害や違憲・違法の疑いがあるとして裁判が進行中。


厚労省は裁判結果を待つのではなく、制度の見直しを検討すべきだと訴えた。

 

 

 

⑤他業種との不整合と医療事故リスク

医師には最大28時間の連続勤務が認められている一方、

トラックやバス運転手には厳しい拘束時間規制があり、「法的な整合性が取れていない」と批判。


勤務医調査では8割以上が「長時間労働は医療事故につながる」と回答し、

日本外科学会の調査でも医療事故の原因として「過労・多忙」が最も多かった。

 

 

 

⑥財務省への反論

財務省が「将来は医師過剰になる」として医学部定員削減を提言していることについて、

・過重労働を前提とした推計を使っている。
・現場の医師不足を無視している。

と強く反発。

また、日本の医師数は2022年時点で人口1000人当たりOECD加盟31か国中29位と低く、

OECD平均(3.76人)を上回る都道府県は一つもないことも指摘。



⑦要請内容

医労連と全国医師ユニオンは厚生労働省に対し、

・年1860時間特例の廃止に向けた工程表の作成
・宿日直許可制度の厳格化
・自己研鑽の適正な労働時間管理
・交代制勤務の導入
・医師の増員

など約20項目の改善を求めている。

 

 

 

 

というものでした。

 

 

勤務医の方々は激務っていうイメージしかないのですが、

これが実態や数値などで示されています。

 

 

労働組合によると、将来の医師余りの推計も、激務労働が前提になっているとのこと。

 

医師の労働環境を整える方が先でしょ、ってことですね。

 

 

労働組合によると、人権侵害や違法の疑いがあるとして「地域枠そのものの制度を見直すべき」としています。

 

これは具体案がほしいところです。

 

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前回、財務省が、「医学部定員を大胆に削減すべき」と提言した件を記事にしました。

 

その中で臨時定員の話書き、奈良県立医科大学の例を紹介しました。

 

 

この流れで今回は、奈良県立医科大学の地域枠の名前がとても分かりにくいという話を書きたいと思います。

 

 

 

奈良県立医科大学は、一般枠(前期,後期)以外では

 

「地域枠」と「緊急医師確保」があります。

 

どちらも推薦で受験することになります。

 

 

 

で、皆さんは地域枠って言ったら、

 

「奨学金借りて、卒業後にへき地の医療に携わって、9年務めたら奨学金返さなくていい制度」

 

というイメージですよね。

 

 

いえ、それで合ってるんですが、

 

実は、奈良県立医科大学の「地域枠」という名前の受験区分は実は違うんですよ。

 

 

 

奈良県立医科大学の「地域枠」という受験区分は言い換えれば、「奈良県民枠」です。

 

奈良県にゆかりのある人のみが受験できるという以外は何の制約もありません。

つまり、奨学金は借りなくていいし、卒業後にへき地の医療に携わる必要もありません。

 

 

募集要項を読んでもらえれば分かります。

 

令和9年度入学者選抜要項(PDF)

 

 

ページ番号4の「学校推薦型選抜(地域枠入学試験)」にこう書いています。

 

 

出願資格

 

入学を志願できる者は、次の資格・要件を全て備え、高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ)長が責任 をもって推薦できる者であり、かつ令和 9 年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト(以下「共通テスト」 という。)における本学指定の教科・科目を全て受験する者です。

 

 (1) 奈良県内の高等学校等を令和 9 年 3 月に卒業見込みの者又は令和 7 年 3 月以降に卒業した者、あるいは、 本人、一親等の親族又は本人の配偶者のいずれかが、出願開始日の 1 年前から引き続き奈良県内に住所を 有している者で、高等学校等を令和 9 年 3 月に卒業見込み又は令和 7 年 3 月以降に卒業した者 

 

(2) 本学を卒業後、奈良県内の地域医療に貢献しようとする強い意欲のある者 

 

(3) 合格した場合、本学に入学することを確約できる者

 

 

 

ということで、地域医療に貢献しようとする強い意欲のある者、つまりは

 

「地域医療に貢献してほしいとは思っているよ」というメッセージは出してますが、

「指定した病院で働かなければらないよ」という文言はどこにもありません。

 

つまり、受験区分としての「地域枠」は、いわば「奈良県民だけが受けれる推薦の一般枠」なのです。

 

 

 

 

世間が認識する地域枠制度にあたるのは、実はもう1つの「緊急医師確保」の方です。

 

 

ページ番号1の「学校推薦型選抜(緊急医師確保特別入学試験)」にこう書いています。

 

出願資格

 

入学を志願できる者は、次の資格・要件を全て備え、高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ)長が責任
をもって推薦できる者であり、かつ令和 9 年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト(以下「共通テスト」
という。)における本学指定の教科・科目を全て受験する者です。


 (1) 高等学校を令和 9 年 3 月に卒業見込みの者又は令和 7 年 3 月以降に卒業した者


 (2) 奈良県知事(以下「知事」という。)が定める医療機関の特定診療科等、知事が定める医療機関の特定専攻課程又はへき地医療機関のうち知事が修学資金の貸与を受けた者ごとに指定するものにおいて医療に従事することを希望する者
 (「奈良県緊急医師確保修学資金貸与条例」及び「奈良県緊急医師確保修学資金貸与条例施行規則」による)


 (3) 合格した場合、本学に入学することを確約できる者 

 

 

ということで、こちらは「指定の病院で働くことを希望する人を募集してるよ」と書いてますね。

 

つまり、「緊急医師確保」は、「全国の人が受験できる本来の意味での地域枠」なのです。

 

 

 

 

↓こちらの奈良県立医科大学の2015年度のQ&Aの資料では、明確に「緊急医師確保」と「地域枠」の違いを説明しています。

 

医学部医学科 推薦選抜「緊急医師確保特別入学試験」に関するQ&A

 

 

Q5) 推薦選抜「地域枠」との違いは何ですか。


A5) 「緊急医師確保特別入学試験」は奈良県内、県外を問わず、高等学校等を卒業見
込み、または卒業後2年までの人で、学校長の推薦を受けた人を対象としています。
入学後に奈良県から奨学金が貸与されますが、医師になった後は、一定期間、奈
良県が指定する場所で勤務する事になります。

 

一方、「地域枠」は「奈良県内にある高等学校等を卒業見込み、または卒業後2年までの人」、又は「本人、一親等以内の親族、本人の配偶者のいずれかが出願の1年前から奈良県内に居住し、高等学校等を卒業見込み、または卒業後2年までの人」
で、学校長の推薦を受け、将来、奈良県の地域医療に貢献したいという強い意志を持った人を対象にしています。


「緊急医師確保特別入学試験」のような奨学金貸与や卒業後の義務はありません

 

 

ということで、募集要項はやや曖昧ですが、この資料にはハッキリと「義務はない」と書いています。

 

 

 

おさらいすると

奈良県立医科大学の「地域枠」 ⇒ 「奈良県民枠」

奈良県立医科大学の「緊急医師確保」 ⇒ 世間が認識する「地域枠」

 

なんとまぁ分かりにくい。

 

 

 

奈良県立医科大学はあえて分かりにくい名称をつけている可能性があります。

 

 

前回の記事で引用した、奈良県立医科大学の「医学部臨時定員について」の資料では

「地元出身枠」「地域枠」と正式な名称で描かれています。

 

 

ですが、入試の募集要項では

 

「地元出身枠」 ⇒ 「地域枠」

 

「地域枠」 ⇒ 「緊急医師確保」 

 

という名称に変更されているというわけです。

 

 

なぜ?

 

 

一応、GeminiとChatGPTに聞いてみました。

 

 

1. 2つの枠が誕生した「歴史的経緯」の違い


そもそも、この2つの枠は設置された時期と目的が異なります。

「地域枠」の誕生(前期):


奈良県立医科大学の「地域枠」は、もともと「奈良県内の医療を担う医師(県内定着)」を増やす目的で比較的早い段階から設置されました。

 

当初は「県内の指定病院で働くこと」を条件としつつも、へき地医療に特化させるというよりは、「県外への医師流出を防ぎ、県内の基幹病院を含めた医療体制を維持する」ことに主眼が置かれていました。


「緊急医師確保枠」の誕生(後期):


その後、平成20年代に入り、全国的に「医師不足」や「特定地域(へき地など)・特定診療科の医師不足」が深刻化しました。

 

これを受けて国(厚労省)の緊急対策事業(医師増員計画)の一環として追加で新設されたのが「緊急医師確保枠」です。

 

こちらは文字通り「今まさに困っている医師不足地域(へき地や公立病院など)」にピンポイントで配属することを前提として作られました。



2. 国の制度分類(文部科学省・厚生労働省)のルール


「それなら後から名前を変えればいいのでは?」と思われますが、行政上の「枠組みの分類」が壁になっています。

文部科学省の入試区分としての「地域枠」


全国の医学部入試において、大学が設定する「地元出身者や特定地域の志願者を対象とした選抜枠」は、文科省の区分上ひとくくりに「地域枠」と呼ばれます。

 

奈良県立医科大学の「地域枠」もこの行政上の名称を踏襲しています。


厚生労働省の「緊急医師確保事業」


厚労省が都道府県と連携して補助金を出し、へき地等での義務期間を設定して医師を確保する事業は「緊急医師確保対策」という名前で予算化されました。

 

そのため、県や大学は事業名そのまま「緊急医師確保枠」として募集することになりました。

結果として、「行政の事業名や入試区分をそのまま募集要項の名称にした」ため、実態と一般的なイメージがズレたまま定着してしまったのです。

 

 

 

だそうです。

 

本当かどうか分かりませんが無気力

 

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今年の4月の記事。

財務省が、将来的に医師が過剰になることはほぼ確実として、「医学部の入学定員を大胆に削減すべき」と提言。

 

 

要約しますと

 

 

〇 医学部定員の大幅削減を提言

 

厚生労働省の医師需給推計では、今後数年で医師数は需要を上回る見込み。
そのため財務省は、医学部の定員を大幅に減らすべきと主張。

 

 

〇 他の医療職も増えすぎる見込み

 

歯科医師・薬剤師についても養成数は既に過剰で、増やす必要はない。
看護師など他の医療職も増えすぎる見込み。


18歳人口が減少する一方で、定員が維持されると医療職の割合は大きく増加する。
 

業務分担の推進や、将来的には資格制度の統合まで検討すべきと提言。

つまり、医師しかできなかった業務の一部を看護師や他の専門職に譲って任せたり、

細かく分かれすぎている医療資格の境界線をなくして、1つの資格で広くカバーできるようにする。

 

 

〇 診療所の集約・大規模化


日本は小規模診療所が多く、受付・事務・検査設備などが各施設で重複しており非効率。
地域ごとに診療所を集約し、大規模化や医療機器の共同利用を進めるべき。


〇病院機能も効率化

病床数を適正化し、高度医療へ重点化。
外来機能も地域単位で統合することを提案。


〇診療報酬制度を見直すべき

現在の「出来高払い」は、検査や治療を多く行うほど収入が増える仕組みで、過剰診療につながる恐れがあると指摘。
治療結果を重視し、包括払いを拡大することで、少ない人員でも質の高い医療を提供する病院・診療所を評価する仕組みに変えるべきと主張。




という内容です。

 

 

大幅な定員削減は、医学部受験生にとってはネガティブな内容ではありますよね。

 

ただ、一般枠の定員が減るかどうかは、大学によります。

 

ここからはややこしい話なんですけど、定員削減をするのは「臨時定員」の方になります。

 

 

 

医学部の定員には、「恒久定員」と「臨時定員」があります。

 

「恒久定員」が、本来の大学の定員です。

「臨時定員」は、医師不足対策としての一時的な増員枠になります。

 

2008年前後から深刻化した医師不足を受けて、国が一時的に認めた上乗せ定員が「臨時定員」です。

今後はとりあえずこっちの方を削減していきましょう、という方針のようです。

 

 

例えば、奈良県立医科大学のこちらの資料。

 

(2026年度)

医学部臨時定員について

 

 

 

今年の奈良県立医科大学は

 

恒久定員が100名、臨時定員が11名。

 

 

で、この恒久定員を

 

一般枠75名 地元出身枠21名 地域枠4名

 

に振り分け、合計100名になっています。

 

 

臨時定員は11名は、すべて地域枠となっています。

 

なので、地域枠の定員はあわせて15名です。

 

 

 

本来、100名しか募集できないところを、

奈良県立医科大学に関しては、国が11名を臨時で増やしていいよって許可してくれてるわけです。

 

 

臨時定員の人数に関しては、各都道府県と大学が協議して申請し、

医師の需給や、医師不足度合いの状況を見ながら、国が審査・承認する仕組みだそうです。

 

 

 

奈良県立医科大学は、次年度の入試で、以下のような定員を国に要望するみたいです。

 

(2027年度)

 

先ほどの2026年と比べてみましょう。

 

(2026年度)

 

 

2027年度は臨時定員が1名減っていますね。

これによって、いずれかの枠が1名減ることになります。

 

見比べると、地元出身者枠が21名から20名に減っていますね。

 

つまり この要望が通るとすると、

 

臨時定員削減により、地元出身者枠を受ける人は影響を受けましたが、

一般枠の人は、特に影響を受けなかったということになります。

 

 

 

 

この臨時定員削減については、すでに2025年度から始まっていて、

2025年度には、医師多数県で臨時定員を2割削減する方針を出していたようです。
 

 

ただ、今後は削減が一層強まるということですね。

 

2028年度には、医師少数県でも臨時定員を削減するという方向みたいです。

 

 

今後の医学部受験生にとってはネガティブな内容なのは間違いありません。

 

ただでさえ医学部受験は大変です。

とにかく早め早めの対策を怠らないようにしましょう。

 

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中学受験の算数はそこそこ出来たのに、中学や高校に入ってから数学はイマイチ出来ないとか苦手という子が一定数います。

 

数学が苦手な子に欠けている力は、主に 「計算力」か「思考力」、あるいはその両方です。

 

 

「計算力」

 

計算力は、「得点の安定化」と「勉強の際のモチベーション」につながります。

 

なんだかんだで、テストで大衆が解ける問題・解けない問題はそんなに変わりませんので、

「解ける問題をいかに合わせるか」が数学の得点を安定させるカギとなります。

入試でも同じです。

 

なので、日頃から計算ミスに気をつけている子は、得点が安定していますし、多少コケても大きくコケることはありません。

逆に、計算ミスを日頃から連発していて、そのミスを一切反省しない,気にしない子は、得点が乱高下します。

 

計算ミスで最も起こりやすいのが符号のミスです。

計算ミスが多い子達は、±の符号をとても軽視しています。数字ばかりに注目します。

算数は符号を気にしなくていいので、その点で数学は圧倒的に計算ミスが起こりやすいといえます。

 

また 数学では、指数法則、三角比、対数、微分、積分など、様々な新しい計算法則が増えます。

計算ミスが多い子達は、新しい計算が増えるたびに、計算ミスリスクが上がっていきます。

特に、数Ⅲの積分はものによってはとても長い計算となるので、計算力がないと全然答えが合いません。

算数は基本的には四則演算しかありませんので、その点でも数学では計算ミスが起こりやすいといえます。

 

また、計算ミスが多い子は、

・勝手に計算結果を予測して確認もしない

・文章を読み飛ばす

・問題の式などを写し間違える

なども非常に多く見られます。

 

 

あと数学を勉強しているときに、やり方が合っているにも関わらず答えが間違っているときは、モチベーションが落ちやすくなります。

やり方が分からない問題でもそれなりのエネルギーを使うのに、

やり方が分かる問題すら答えが合わないのだから、間違いだらけの勉強になってそりゃ楽しくありません。

また、間違ったときは、なぜ間違ったかを調べなければならないので、1問をこなすのに時間もかかります。

 

 

 

「思考力」

 

思考力とはざっくり言うと、「なぜそうなるのか? を問いかける力」と「あーでもないこーでもないとあれこれ試行する力」です。

 

数学が苦手な子達に、間違った答案に対して「なぜそう書いたのか」根拠を問うと、

言われてから「うーんうーん」と考える子が大半で、その中には「そう習ったから」と言う子もいます。

つまり、根拠が曖昧か、根拠が一切ないんですね。

 

また、図やグラフをきちんと描かない、あるいは全く描かない子が多いです。

つまり、目に見える形にしてじっくり腰を据えて考える気持ちが弱いってことです。

 

算数もあれこれ考える力が必要なはずですが、

必要となる土台(知識量)が数学には多すぎるということだと思います。

 

算数は直感的で理解しやすい部分が多いようで、楽しかったという子が多いです。

一方で、数学は直感的に理解しづらいものが多く、

思考力がない子は何をやってるのかイメージがわかない ⇒ いつしか詰め込みに走る

ということが起こりやすいのだろうと思います。

 

 

 

計算力、思考力のどちらも意識をすれば改善できます。

ただし、いわば長い年月をかけて積み上げてきた癖ですので、簡単ではありません。

何か大きなきっかけは必要になります。

 

 

個人的には計算ミスが多い子は、本来早めに改善した方がいいと思っています。

やはり取れる問題が確実に取れるというのが入試では大きいです。

思考力がない子ならなおさらです。

計算ミスをしないという強みを作らないと、ライバルには勝てません。

 

ですが、やはり計算はつまらないので向き合う子がほとんどいないのが現実です。

とはいえ、そこを指摘し続けるのが講師の仕事だと思っています。

 

 

 

以下の記事のJさんは、現役の際に不合格になってから、多すぎる計算ミスと向き合い、大きく改善したそうです。

 

私は数年もの間ずーっと指摘し続けましたが、残念ながらその時は向き合わず。

しかし、不合格という現実と、予備校に行ってもミスだらけのボロボロの答案を見て、ようやく向き合う決心がついたみたいです。

 

 

 

 

以下の記事のBさんのように、処理能力が高く思考力もある子であれば、

計算ミスは一旦目をつむって、問題量をこなして圧倒的な学力を身につけるという作戦をとることもできます。

 

そうすれば当日の上振れ期待ができます。

ただし、得点が乱高下するのは変わらないので、当日次第になります。

 

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