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大学受験専門のプロ家庭教師Kiriが、指導に対する考え,実際に指導で経験したことなどをつづります。

10月,11月で、河合と駿台ベネッセの共通テスト模試があります。

国公立の医学部を志望している人は、この時期どのくらいの得点をできれば合格の可能性があるのでしょうか?

 

 

今年度の国公立医学部(前期)の

河合の共通テストリサーチのボーダーラインがこちら。

 

 

【国公立医学部】共通テストリサーチ2026ボーダーライン | プロ家庭教師のKiri

 

 

 

河合塾におけるボーダーラインとは、合格可能性50%となるラインです。

 

 

 

今年は物理が難しかったので、例年よりボーダーが低くなっています。

来年度は修正される可能性が高いと思います。

 

それを加味すると、どこかしらの医学部にチャレンジするには、最低でも80%はほしいところです。

 

 

で、本題。

高3の国公立医学部志望者は、10月11月の共通テスト模試でどれくらい取ればいいか。

 

すでに80%以上ある人はもちろん

75~80%あるなら、十分チャレンジできそうな範囲ですね。

 

70~75%でもあきらめる必要はありません。

高3は最後に飛躍的に伸びるケースが多々あります。

 

共テ模試では1度も80%以上取ったことないのに、本番で80%いったとか83%いったとか、よくある話だと思います。

 

 

あと、5月や8月の共通テスト模試と比較して、あまり伸びていないことを不安に思う人が多いですが、

5月や8月は高3生がまだ勉強量が足りていないため、模試が比較的易しく作られています。

なので構造上、得点は後になるほど伸びづらくなります。

 

下げまくってる人は問題かもしれませんが、

得点が維持できているのであれば、必要以上に不安になるタイプの人は、実力は伸びているとポジティブに捉えてもよいと思います。

 

 

70%未満の人はさすがに厳しいと思います。

70%を切るというのは全体的に基礎力が足りておらず、得意科目がないか・弱い、苦手科目が極端に弱いということです。

なので、浪人が前提で受けるか、あるいは英数理にしぼって下位の私立に全振りでいいと思います。

 

あと70%前半とかで、今になって理科が間に合ってないのもちょっと厳しめ。

そろそろ古文漢文、社会を詰めていかなければならない時期だと思います。

それなのに、理科の点数が伸びていなければそっちの勉強にウェイトを置かざるをえません。

伸びしろの古文漢文、社会に時間を割けないことになります。

 

「現役生は理科が間に合わない」

これはさんざん私のブログで書いてきましたが、結局これにあてはまってる人は多いと思います。

今これをご覧の高2以下の人は、ぜひ理科の対策を早めに始めてください。

 

 

上位の医学部を目指す人は90%弱がボーダーになりそうですが、

共通テストうんぬんよりも2次力を重視した方がよいと思います。

 

 

あと上記は、河合と駿台ベネッセ限定の話です。

東進は受験者が少ないのと、他は知りませんが数学は難易度が高いので、東進は除きます。

 

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高2以下で、やる気があって、十分な先取りが出来ている人の場合は

学校で実施される模試だけでは少々もったいないかもしれません。

 

高2以下の模試は、まだ本格的に勉強してない人がほとんどなので、偏差値や志望校判定はやや曖昧。

本人もそれを感じるのか、良くても悪くてもショックを受ける子が少ない気がします。

 

また、高2以下の河合の模試を受ける学校がちらほらありますが、

河合の模試は高2以下だとかなり易しい内容で、参加者が少なく、進学校でない学校の参加者も多いので

偏差値がやたらと大きく出て、人によっては何の反省点も見いだせず、逆に変な自信を持ってしまいます。

しかし、高3の今頃の模試を受けた頃には、それは勘違いだったと気づくと思います。

 

難関大学目指している人は

高2以下の河合の模試や、ベネッセのスタディサポートなどはほとんど意味がないと言っていいと思います。

(逆に言えば、難関大学目指しているのに、高2以下の河合の模試で偏差値60未満しか取れない人はかなり焦った方がよい)

 

 

そこでオススメなのが、高3の模試を受けることです。

河合の共通テスト模試や、記述模試でいいと思います。

 

高3なら参加者が多いですし、河合の場合は問題の傾向にそれほど癖もありません。

簡単すぎず難しすぎないので、手も足も出ないということはないでしょうし、もう少し時間があれば解けたとか、参考書をきちんとやっとけば取れたとか、このへん忘れてるなとか、大問の最後が解けないなとか、

模試を受けることで、気づきが得られる場面が多いと思います。

 

参加者が多く、受験生という本格的に勉強してきた人たちが参加者なので、

返ってきた結果は、現時点でのあなたのリアルな実力、と受け止めやすいと思います。

 

高2以下の模試よりは、感情の揺れ動き、ショックを受ける機会になると思います。

つまりは、成長の機会となりえます。

 

 

実は、これを学校側で実施しているのが西大和学園です。

 

西大和は1学年上の河合の模試を生徒に受けさせています。

 

高1なら高2の河合の模試。

高2なら高3の河合の模試。

 

ここを学校で実施できているところは少ないと思いますが、このへんは流石としかいいようがないですね。

 

 

やる気があって、十分な先取りが出来ていることが大前提にはなりますが、あてはまる人はぜひ検討してみてください。

 

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受験生は模試ラッシュの時期ですね。

 

模試に限らず、「テスト」というイベントは自分を変える良い機会になりますが、

特に模試はショックを受けやすい重要なイベントです。

 

 

模試で最も大事な事は、受けっぱなしにしない事です。

偏差値や志望校判定だけを気にして何もしない、では意味がありません。

 

模試を受けたことで何かしら感情が動いたはず。

その感情を利用して、しっかりと復習をすることはもちろんのこと、

至らない点を反省をし、勉強の仕方や自分自身を変え、次に生かす。

 

これを繰り返すことで、飛躍的な伸びにつながることがあります。

 

 

全然出来なかった

⇒ 勉強の仕方が間違っている or 暗記に頼っていて本質的な理解が出来ていない

⇒ 勉強の仕方を変える  or 本質的な理解をすることを心がける

 

参考書でやったはずの問題が出来なかった

⇒ その内容の定着が甘い or 勉強のやり様が甘い

⇒ その内容のところを徹底的に復習 or 勉強の質を変える

 

大問の最後の問題が解けない

⇒ 発展的な問題の演習が足りない

⇒ 発展的な問題の演習量を増やす

 

などなど。

 

 

模試は一喜一憂するイベントではなく、

偏差値や判定が出ることで、感情が揺れ動き、自分自身や勉強の仕方を見つめ直す機会、だと捉えましょう。

 

 

 

やり始めた時期が遅いだけで、勉強のやり方などに問題がなければ、そのままコツコツやり続けましょう。

何か急激に伸びる特別な方法を求めて、今まで使ってた参考書を急にやめて違うのにするとか変なことをしないように。

1番中途半端で終わるパターンです。

 

不安なら、信用できる先生に「そのまま頑張ればいい」と言ってもらいましょう。

スッキリまではいかないでしょうが、多少は気が楽になるはず。

 

現役生は、受験の直前期に飛躍的に伸びることがあります。

判定が悪かったとしても、あきらめず、ブレずに正しい勉強をコツコツとやり続けましょう。

 

 

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西大和学園といえば、面倒見学校の代表格です。

 

面倒見学校とは、ここでは

授業時間が長い、宿題が多い、テストが多いなど

自主性に任せるというよりは

難関大学合格までの道筋を示しサポートする学校のことを指しています。

 

西大和で決められたことを全てをこなすのはとても大変です。

ただでさえ授業時間が多いのに、帰宅後は大量の課題をこなさなければなりません。

毎週のようにテストがあるので、翌日テストがあるときはテスト勉強もしなければなりません。

中学生ですら、1日が勉強だけで終える日も少なくはないと思います。

 

このハードスケジュールの中、なんと塾にまで通っている子が結構いるそうです。

西大和は研伸館と提携しているので、西大和で研伸館の授業が受けられます。

にも関わらず、別の塾にわざわざ通っているわけですね。

 

その1つが鉄緑会。

ご存じ、東大受験指導専門の超難関進学塾です。

 

西大和のハードスケジュールの中、鉄緑会の授業を受け、その宿題もこなす?

 

最初聞いた時は、こなせるわけない、どうかしてる、と思いました驚き

 

実際のところ、普通にやっていてはとてもまわらないようです。

じゃあ彼ら彼女らはどうしているのか・・・?

 

 

 

 

答えは、内職です。

 

一応説明しておくと、内職とは学校の授業中に、授業とは関係のない内容の勉強を行う事です。

 

多くの子達は鉄緑会に重きを置いているそうで、

取捨選択として、学校の授業をある程度捨て、

特定の科目の授業内に内職をし、学校の宿題なり鉄緑の宿題なりをこなしているということですね。

(もちろんそれでもまわらないと考えられるので帰宅後もやってると思います)

 

最初は、本末転倒じゃないか、西大和に通う意味ないじゃん、と思いました。

 

しかし 聞いていると、その子達の成績はすこぶる良いとのことです。

なぜなのでしょうか?

 

 

もちろんハッキリとは分かりませんが、以下3つを想定。

 

①鉄緑会に通っておけば成績が上がる説

 

②両立は無理と多くの子が辞めていった結果、両立をこなせる特殊能力を持った子達が残った説

 

③内職に振り切ることで、効率良く勉強している説

 

 

 

 

①鉄緑会に通っておけば成績が上がる説

 

これは個人的に最も可能性が低い説。

良い塾であることは間違いありませんが、

どんな塾であれ、合う合わないはあります。

 

集団塾は根本的に、ついていければ成績が上がるし、ついていけなければ通う意味はほとんどなくなります。

むしろ、ついていけてないのに難しすぎる問題ばかりやると、苦手意識を持ったり詰め込みに走るようになり、逆効果となります。

それは鉄緑会とて例外ではありませんし、該当する子は何人も見ています。

 

 

 

②両立は無理と多くの子が辞めていった結果、両立をこなせる特殊能力を持った子達が残った説

 

西大和単独であっても、取捨選択を上手くやらないとキャパオーバーになってしまいます。

それに鉄緑会が加わるので、相当取捨選択が上手くないとまわるわけがありません。

普通なら鉄緑会の方を辞めると思います。

生き残るのは、上手くまわせる特殊能力の持ち主のみ。

必然的に学力の高い子達になるという説。

 

 

 

 

③内職に振り切ることで、多くの勉強時間を確保している説

 

どの科目で内職をしているかは分かりませんが、

自分が内職することを考えると、すでに十分理解できている科目や、分かりにくい先生の授業でやると思います。

 

十分理解できている科目は聞くだけ時間がもったいないし、

分かりにくい先生の授業はしんどいし、聞いていても眠くなるだけなので、

代わりにその時間で内職をすれば、効率よく時間を使えていると言えます。

 

このような事を繰り返す事で、実はひたすら効率良く質の高い勉強が出来て成績が伸びているのではないかという説。

 

 

 

 

以上です。

 

実際のところどうなのかは全然分かりません。

 

西大和で鉄緑なんて最初はどうかしてると思いましたが、

結局は、成績が良ければそれが正しい、ってことになるとは思います。

 

 

皆さんはどう思いますか?

 

 

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前回、財務省の「医学部定員を大胆に削減すべき」と提言の話を記事にしました。

 

↓こちらはそれに対して労働組合が反発しているという記事です。

 

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「医師を労働者として見ていない」過労死ライン2倍の残業、“28時間勤務”許容も…

 財務省が「医学部定員削減」提言で労働組合反発

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要約しますと

 

 

①年1860時間の時間外労働特例


一般の過労死ライン(年960時間)の約2倍に当たる

年1860時間までの時間外労働が、一部の医師には2036年まで認められている。


この特例をいつ、どのように縮小・廃止するのか国の具体的な工程表が示されていないと批判。

 

 


②宿日直許可の乱発

 

宿日直(しゅくにっちょく)とは

宿直 ⇒ 夜間に病院に泊まり込んで待機すること

日直 ⇒ 土日祝日などの休日に病院に詰めて待機すること

 

いわゆる当直(とうちょく)のこと。

 

宿日直許可は、本来

「ほとんど仕事がなく、しっかり睡眠や休憩が取れる状態」であることを条件に、

特別に労働時間の規制を緩める(残業代を払わなくてもよい、または定額の手当のみで済む)認可制度であるが、

 

実際には、救急対応や急変対応など通常業務を行っているケースでも許可されていると指摘。

 

宿日直許可件数は

2020年の144件 から 2023年には5,173件 へ急増した。

 

 

 

③「自己研鑽」として労働時間から除外


研修医や専攻医が診療に必要な勉強をしていても、「自己研鑽」とされ労働時間に含まれないケースが多い。


本来は病院が命じる業務として扱うべきだと主張。
 

 

 

④地域枠制度の問題


奨学金と引き換えに約9年間の地域勤務を義務付ける制度について、人権侵害や違憲・違法の疑いがあるとして裁判が進行中。


厚労省は裁判結果を待つのではなく、制度の見直しを検討すべきだと訴えた。

 

 

 

⑤他業種との不整合と医療事故リスク

医師には最大28時間の連続勤務が認められている一方、

トラックやバス運転手には厳しい拘束時間規制があり、「法的な整合性が取れていない」と批判。


勤務医調査では8割以上が「長時間労働は医療事故につながる」と回答し、

日本外科学会の調査でも医療事故の原因として「過労・多忙」が最も多かった。

 

 

 

⑥財務省への反論

財務省が「将来は医師過剰になる」として医学部定員削減を提言していることについて、

・過重労働を前提とした推計を使っている。
・現場の医師不足を無視している。

と強く反発。

また、日本の医師数は2022年時点で人口1000人当たりOECD加盟31か国中29位と低く、

OECD平均(3.76人)を上回る都道府県は一つもないことも指摘。



⑦要請内容

医労連と全国医師ユニオンは厚生労働省に対し、

・年1860時間特例の廃止に向けた工程表の作成
・宿日直許可制度の厳格化
・自己研鑽の適正な労働時間管理
・交代制勤務の導入
・医師の増員

など約20項目の改善を求めている。

 

 

 

 

というものでした。

 

 

勤務医の方々は激務っていうイメージしかないのですが、

これが実態や数値などで示されています。

 

 

労働組合によると、将来の医師余りの推計も、激務労働が前提になっているとのこと。

 

医師の労働環境を整える方が先でしょ、ってことですね。

 

 

労働組合によると、人権侵害や違法の疑いがあるとして「地域枠そのものの制度を見直すべき」としています。

 

これは具体案がほしいところです。

 

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