宿題なり、テスト勉強などで、複数の問題を一通り解いた後は、
間違った問題や、自分がどういう間違い方をする傾向にあるのか、に目を向けることが重要です。
解いたら解きっぱなしにしたり、何も考えずにただ特定の範囲を周回する子が多くいますが、
こういうタイプは学力が伸びにくい傾向にあります。
もちろんずば抜けて能力の高い子は、ただ周回するだけでも学力が伸びていきますが、
そうでない子は、周回しても定着まで時間がかかったり、同じような間違いを何度も繰り返すので学力が伸びづらくなります。
それを防ぐには、間違った問題にチェックを入れ、
自分は何が分かっていなかったのか、自分はどういう間違い方をするのかしっかり分析した上で、
後日間違った問題を解き直すことが大事です。
とある生徒Aくんは、学習してもすぐに忘れてしまう、かつ宿題のやり様が非常に甘かった(例えば間違っているのに丸をつけている、間違っても解答を丸写しするだけ)ので、
同じ間違いを何度も繰り返して、なかなか前に進めませんでした。
同じ内容を2回も3回も説明し、それでも同じ間違いを2回も3回も繰り返します。
こんな感じだと知識が整理されず、少しでも複雑な問題になると、簡単に混乱します。
なので、なかなか進むことができません。
ですが、宿題のやり様を改善してもらい、間違った問題を後日解き直してもらうことで、
定着がスムーズになり、倍のスピードでカリキュラムを進めることが出来るようになりました。
間違った問題に注目することは、非常に重要なことなのです。
ですが、今まで間違った問題に注目してこなかった子に、そうさせるのは簡単ではありません。
なので、お母さんが関わっている小学生のうちから、そういう勉強の仕方を癖づけておくことをオススメします。
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