GWまた来ないかな
GWは一生続いて欲しいのだ・・・
今更・・・
今回は安室アルバムの紹介です
安室奈美恵 STYLE
前回紹介したSUITE CHICの活動をしつつ、そのグルーヴをソロに生かされたのが本作です。
SUITE CHICはもっとコテコテのソウルR&Bヒップホップに対して、
STYLEはそれらを安室流にアレンジされた感じでしょうか。
そう彼女の新路線の第一号、新しい安室の幕開けを飾ったアルバムなんです
ちょうどこの頃は低迷期と言われていたが、この路線で新しいファンを取り込むきっかけを作った、と言われてます。
それぐらい良いアルバムです
反面、小室時代からのファンで面食らった方も多数いらっしゃったと想像できます。
そう考えると本作が出来るまでavex内や事務所から激しい抵抗に遭ったかもしれませんね。
この頃のライブ映像やテレビ出演のパフォーマンスっを見てもガムシャラさを感じます。
彼女にとって正念場だったのでしょう。
【曲紹介】
1.Namie's Style
T-Kura&Michico夫妻プロデュースのイントロ。前の年?に出たMISSY ELLIOTの曲ぽい感じかな。コテコテな感じのヒップホップ/ニューR&Bです。歌詞に「Here is my new style!」とあるように新しい時代に突入する覚悟が感じられます。
2.Indy Lady feat ZEEBRA
イントロに引き続き、これまたコテコテのヒップホップ/ニューR&Bです。作曲はあのTeddy Riley氏によるもので迫力のある曲です。SUITE CHICでいうとWhat's On Your Mind系統の曲かな。
ここで忘れてならないのは客演のZEEBRAがかなり良い雰囲気作りに貢献している事です。
カッコイイです!でもZEEBRAありきなのでライブでは聴けないだろうね・・・
3.Put 'Em Up
前作から小室氏とタッグで作曲してたDallas Austin氏によるこれまたコテコテのニューR&B曲。
韓国で行われたMTVのイベントで披露しましたね。こういうノリは当時のJpopアーティストでも安室ちゃんしか出来なかったかもしれませんね・・・AIがいました。
4.So Crazy
本作1,2位争うfavorite songです。youtubeにMVが上がってるのでどうぞ←リンク
二人の安室を使う手法がカッコ良いし、サビのところのバックの音楽も良い。やはり見所、聴き所はあのラップパートでしょ!
5.Don't Lie To Me
さて、So Crazyまで攻めまくりだったのでここで一発マッタリした曲。少しJpop要素が入った感じだが楽曲自体はやはりR&Bですね。この何とも言えない哀愁が良いです。
6.LOVEBITE
80sサウンドのマッタリ系曲でサビが鬼カッコ良いです。作詞作曲はGLAYのTAKURO氏です。うーん、80s黒人サウンドのキーボードがたまらん!かなりハイセンスな曲に安室の歌声がピッタリマッチしています。
7.Four Seasons
今回のバラード!?いやバラードな感じはしないかな・・・この曲からいきなりJ-pop色の強い曲です。映画版「犬夜叉天下覇道の剣」の主題歌なので仕方ないか。アルバムのカラーから外れてると思うけど、それでもあのMONK氏による作曲です。
8.Fish feat VERBAL&Arkitech
チャンチャカした和風な雰囲気でVERBALが似合うナメた感じ(良い意味で)の曲です。チャンチャカやってても安室の歌ラインがカッコ良い。こちらもMONK氏による作曲で、遊び心を感じさせるユニークな曲です。最後の「That's it for tonight. you hope to see you again!」の〆が好きですね。MONKスゲエ!
9.gimme more
歌詞カード見てて気付いたけど、安室ちゃんが作詞してるんですね!今風のR&Bを情熱系にしたものでしょうか。安室のこの頃出来上がりつつある色気ボイスが良く合う一曲。
10.As Good As
80sハードロック/ヘビメタな楽曲に80sなpop系の乗せた感じでしょうか。R&B色は皆無、でもこういうの好きなんですよね。80sが好き、80sロック/メタルが好きならビビッと来るものがあるに違いない!安室の歌声はこういうロック調も合うですよね・・・さすがQueen of J-popです。
11.shine more
路線変更に伴ってアルバムに先行して発売されたシングル曲。
正直どう解説したら良いか判らないので、PVがあるのでリンクはこちらです。
12.Come
R&B要素皆無のクラブ系の曲で、TV版「犬夜叉」のエンディング曲。今のEDM系とはまた違った感じで良いですね。歌詞をストレートに解釈すると息子さんに送った曲なのかな?
13.Wishing On The Same Star
「安室バラードと言えばCan You CelebrateとSweet 19 Bluesだろ?」って誰が言った?この曲こそ安室のザ・バラードですよ。
映画「命」の主題歌で作詞作曲はあのDianne Eve Warren氏によるもので、アメリカの歌手キーディの曲のカヴァー。個人的に数多くある安室バラードの中で一番好きです。
という事で、今回はSUITE CHICみたいにソウルR&Bヒップホップ一辺倒ではなく、以前の雰囲気を残しつつの路線変更かな、という印象です。安室=小室と思ってて、尚且つR&Bが好きな方は一度聴いてみては如何でしょうか?もしくは小室時代は聴いてたけど、路線変更後はどうなってるのか良くわからないと思う方も是非!
安室の凄さが解るに違いないです