「年上の部下」の指導に頭を抱えていませんか?
「年上の部下」の指導に頭を抱えていませんか?
まず、
「年上の部下」
と聞いてどんな印象を持たれます?
今、どんなことが頭に浮かんでます?
私もいろいろな経営者や管理職の方々とお話をさせていただくとよくこの単語が飛び出してきます。
「いや、どうも年上の部下が扱いづらくって…。」
とか
「今さらなにかをあえて言うわけでもないし…。」
とか。
一様にあまりイメージがよろしくないんです。
私も5年前までマネジャーをしていましたが、「年上の部下」もいましたよ。
あるいはさまざまなプロジェクトで私がリーダーでメンバーに年上の人たちもたくさんいました。
そうそう、中には確かにイメージがよくない人もいましたね。
でも、今はどこの会社や職場でも当たり前ですもんね、
「年上の部下、年下の上司」
なんて。
なのにうまく対応できていなかったり、気になっていたら、やっぱりパフォーマンスは下がりますね。
どうしたらいいんでしょう?
まずは考えるきっかけとして、もしも職場に年上の部下の方がいるのなら、具体的にその人のことをイメージしながら以下のことを考えてみてください。
「あなたはその年上の部下のどんな所が気になっていますか?」
どんなことでもいいので、できるだけ具体的にリストアップしてみてください。
・
・
・
気を遣ってしまうとか、言い方に困るとか出てくるかもしれませんね。
では次に、
「その年上の部下はあなたのどんな所が気になっていますか?」
これはあなたがその部下になりきって考えてみてください。
その部下の視点であなた自身を眺めてみてください。
なりきったあなたはどんな気持ちでしょう。
そしてこれもどんなことでもいいので、できるだけ具体的にリストアップしてみてください。
・
・
・
いかがでしょう?
あまり深く考えずに思いつくことを書き留めてみてくださいね。
あなたから見たその部下、逆にその部下から見たあなた=「年下の上司」、これをリストアップするだけでも何か見えてくるかもしれませんよ。
もしも、あなたが「年上の部下」の指導に頭を抱えているのならチェックしてみてくださいね。
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社員や部下の成長を支援する真の経営者やリーダーになるために
共に学び、実践する!
職場やチームがこんなふうになれたら…と感じてもらえるような勉強会
前回、前々回と、私が毎月開催している勉強会について書きました。
・「気づきの連鎖」が起こる大人の学びの場であり、
・スキルありきではなく、課題や問題に向き合う姿勢と仲間ありき
そして今日も少し書かせてください。
この勉強会で私自身に課している課題は、
・この勉強会の要素をご自身の職場やチームに持ち帰ってもらう
ことなんです。
勉強会の要素?
あらためて書きますと
・人を人として見る
・問題の本質にしっかりと向き合う
・自分の捉え方や気持ちを開示する
・他の人がそれに対してできるサポートをする
・全員が新たな視点や気づきを得られる
・これを試してみようという具体的な行動が手に入る
・結果として必要なスキルやテクニックが習得できる
ということです。
いかがでしょう、この要素をあらためて眺めて、なにか感じません?
もしもあなたの職場やチームがこんなふうになれたら…
あなたが開催している会議やミーティングがこんなふうになったら…
うれしいと思いませんか?
あるいはそういう職場やチームを目指しているのではありませんか?
私はそれを参加していただく一人ひとりに感じてもらいたいのです。
なぜなら、自分で実感し、その感覚を知り、
「私もこういう場を作りたい!
自分の職場やチームもこういう場にしたい!」
と思えなければ、その方向に向かえないと思うからです。
ビジネス書を読めば書いてあるかもしれませんし、それを読めば理解はできるかもしれませんが、それとの決定な違いは、
「自分で体感できていない。」
ということだと思っています。
「上司は部下の話を聴け!」
と言われたって、聴いた時にどんな変化が起き、効果があるのかを実感できてなければ腑に落ちませんよね。
いや、本当は過去にそういう経験が必ずあるはずなんです。
でも忘れてしまっていたり、過去のものとしてあきらめてしまう…。
だって、一人で頑張ったって、誰もわかってくれないし、応えてくれないし、協力してくれない…。
だからそれをやめてしまう。
無理もありません。
でも、必ず変えられると思います。
それにはあなた自身がそれを感じて、同じような思いを持つ仲間たちとサポートし合いながら、そのきっかけを作ったり、一つずつ実践していくことだと思うのです。
そのような「場」のひとつに私の勉強会がなれればと思っているのです。
そのためには主催している私自身が、そのような「場」を作り出せなければいけませんし、
毎回、そのことに意識を集中します。
なので、私にとってもチャレンジの場であり、実践の場なのです。
そして毎回、参加される方々と一緒になって「場」を作り上げます。
でも、そんな「場」づくりが楽しいです。
あなたにもぜひ一度、そんな「場」を体感していただけたらと思っています。
4月は名古屋でも開催するつもりです。
他の地域でも何人か集まれば開催は可能ですので、もしもリクエストがありましたら、メールくださいね!
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部下とのコミュニケーションはスキルからではなく、今起こっていることから始める
前回は私が毎月開催している勉強会について書きました。
読み逃した方はこちらをご覧ください。
・「気づきの連鎖」が起こる大人の学びの場、定期勉強会を開催しています
少し、書き足しますね。
勉強会でその日に「○○のことを学びましょう!」とテーマを決めていないのは、私なりの理由があります。
マネジメントの現場では日々、いろいろなことが起きますよね。
そして、ほとんどの人は上司と部下のコミュニケーションやチームの中でのコミュニケーションが大事だとわかっているんです。
でも、コミュニケーションスキルを一から体系的に学ぼうとすると、それこそ本1冊分どころか何冊分も勉強しなくちゃいけません。
事実、私も何十冊も勉強しました。
それはそれでいいのですが、現場は待ってくれませんよね。
だってあなたがコミュニケーションのスキルをすべて習得するまで
「オレは部下のコミュニケーションを取らない!
だってまだスキルを身につけていないし…。」
なんてできませんよね。
ちょっとおおげさなことを書きましたが、つまり
・スキルありきではない
と思っているのです。
現にあなただって、自身の周りのコミュニケーションや人間関係などで、なにかしら課題や問題を抱えているからこのブログをご愛読いただいているのですよね。
そう、だからそこから入っていけばいいと思うのです。
今、自身が抱えている課題や問題に向き合い、
「どうにかよりよくしたい、変えたい!」
この気持ちが原点だと思うのです。
いや、普段からあなただってそう思っていますよね。
むしろそのことばかりを考えているかもしれませんね。
でも、一人で考えているとグルグル回ってしまったりしませんか?
出口のわからない迷路みたいに…。
そんな時に、業種や経験や置かれている環境は違うかもしれませんが、同じような思いをもっている仲間がいてくれたら、話を聴いてくれて、一緒に考えてくれる仲間がいてくれたら…。
心強いと思いませんか?
私はそんな「場」を作りたいと思い、この勉強会を開催しているのです。
そして一人ひとりが抱えている課題や問題に臨むときに、ヒントになったり、糸口をつかむのに使えそうなスキルや技術を私が持っているリソース(資源)の中から提供するというのがスタンス。
「あっ、なるほど!」
とか
「そうかぁ、こういうことだったのか…。」
とかなるようにね。
例えば、前回の勉強会では、
・人はきっかけではなく、結果で動く
という行動科学の要素を取り入れてみたり、
・行動を継続させる5つのステップ
などをご紹介してみたりして、参加された方々の頭の回転をグルグル加速させちゃいました!(笑)
言ってみれば、カナヅチを買ってきてから、
「さぁどう使おうか…???」
と思案するのではなく、
「ここにクギを打ちたいんだけど…。」
というところにカナヅチやクギ、あるいはネジやドライバーを並べ、
「こういうのありますけど、使ってみます?」
という感じでしょうか。
そこで私は
「これを使えーっ!」
とは言いません。
あくまでも選択するのはあなたです。
次回は、
ぜひ一度、参加をご検討くださいね!
いつ検討するか?
「今でしょう!」(予備校のCM風 笑)
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「気づきの連鎖」が起こる大人の学びの場、定期勉強会を開催しています
今回は私が毎月開催している定期勉強会「成長支援会」 の事について書いてみます。
この勉強会は
「今日はこれを勉強する!」
という明確なテーマは決まっていません。
というか決めません。
「えっ、じゃあどうするの?」
ということになると思うのですが、参加される人、一人ひとりに
・今現在、職場や組織で自分が抱えている課題や問題
を持って参加してもらっています。
それは大きなことでも小さなことでも構いません。
ちなみに前回、ある参加者のおひとりは、
チームのメンバーが同じ目標に向かってコミットできる楽しい職場を作りたい。
チームのために当たり前のことを躊躇することなく出来る風土を作る。
そのために、まずは自分自身の元気(モチベーション)アップが必要。
という課題を持たれて参加しました。
あるチームをまとめているマネジメントのMさんです。
状況をうかがうと、
・やはりチームとして楽しく働きたい
・いろいろと試行錯誤しているが、うまくいくこともいかないこともある
・人材の育成を意識はしているが、やはり時間がかかる
・女性中心のチームだが、メンバー構成もより複雑化、多様化している
・そんな中で、毎月の結果(営業数字)はしっかりと意識せざるをえない
・だが、メンバー一人ひとりのコミットメントが弱い
・上からのプレッシャーもある
という中で、やはりいろいろと葛藤があるようです。
もしかしたら、あなたも同じようなことで悩まれたこともあるのではないでしょうか。
まずは私も含めて他の参加者でMさんのお話をじっくりとうかがいます。
そしてこの日は、一人ひとりがMさんのために質問を考えました。
例えば、
「楽しい職場ってもっと具体的に言うとどんな職場?」
「Mさんの目指しているもの、夢は何?」
「どんなことが障害になっているの?」
「今までどんなことを試してみた?」
「今までこれはよかった、うれしかったと感じたことは?」
「Mさんのチームの強みはどんなところ?」
:
:
さながら質問のシャワーとでもいいましょうか。
それを一つひとつ答えずに、まずMさんにじっくりと聞いてもらいました。
そして、
「今、みなさんからいろいろな質問をもらいましたけど、
どうですか?」
「はい、一つひとつの質問にいろいろと思うところがあって…。」
と思いを巡らせているようでした。
そしてMさんは、その一つひとつの質問にゆっくりと穏やかに、丁寧にいろいろと確かめながら自分の言葉で答えていきました。
それを他の参加者もしっかりと聴きながら、また自分が感じたことや自身の経験したことを話してくれます。
「今、思い出したけど、
実は私も女性中心のチームをマネジメントしていたころ
同じようなことがありましてね、そうそう…(続く)…。」
というような感じで自然と会話が進んでいきます。
例えばその中でMさんは
「私、チームメンバーに感謝や承認を伝えていたつもりだけど、
もしかしたら”つもり”だったのかもしれない…。
もっともっとできることがあるかも。」
と自分自身で気づかれていました。
そして、
「日常考えたり、感じたりしていること、
モヤモヤが整理されるいい機会になました。
課題を明確にし、できる所から一つひとつ取り組みたいです。」
と笑顔で答えてくれました。
そしておもしろいことは、Mさんの課題に取り組んでいたのに他の参加者の方々も
・店舗のメンバーにその人の良いところを伝えようと思います
・○○さんの思いを確認して、今できるサポートをします
・メンバーを人として見てあまり白黒つけて考えないようにする
・メンバーが意見を出し合えるミーティングの時間を確保する
・異業種だけどマネジメントの悩みは共通のものがあると感じ、
参考になるキーワードもたくさんもらえました
・女性の意見も聞けて男性の歓声との違いを感じられました
:
:
などの思いや感想をそれぞれ持たれたのです。
そうそう、これこそが
「大人の学び」
なのだと思うのです。
さまざまな人が集い、さまざまな視点や経験から自分自身が学ぶ。
そのことについて自分が気づいたことや感じたことをシェアすると、それがまた他の人の気づきや思考につながる…。
こうやって「気づきの連鎖」が起こります。
だから、いろいろな知識や経験を有しているあなたの参加自体が他の人たちへの貢献につながります。
なにかのスキルやテクニックをゴリゴリ習得するのではなく、自然と課題や問題解決のヒントや糸口を手にしています。
そして、そういう場は
「楽しい!」
です。
なんとも言えない清々しさやスッキリ感、そしてあたたかさがあります。
私は少しだけそのお手伝いをしているのです。
ぜひ一度、参加をご検討くださいね!
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部下も表面の行動とは逆の思いを持ち、本来の目的とは逆の行動をし始めます
先日、ある企業の役員・Sさんと話をしていてこんなことがありました。
「この前、うちの社長にある案件のことを任せていたんです。」
「社長に任せる?」
「はい、内容からすると私のほうが詳しいのですが、
十分に打合せする時間もなかったので…
まっ、社長なら大丈夫だろうと。」
「えぇ、それで?」
「で、その件での折衝が終わった後に確認してみたんですね。
『社長、あの件、問題ないですよね。
こういうふうに言ってもらえましたよね?』って。」
「ふんふん、それで?」
「そうしたら、社長、そこまでは確認していなくって…。」
「あらら、困りましたね。」
「えぇ、半分、困ったんですけどね…。」
「半分?」
「えぇ、確かに半分は困ったのですが…
半分、うれしかったというか…。」
「えっ?」
「いや、ほれやっぱり、オレじゃないとダメかって。
なにか自分の優位性を証明できたというか…。」
「なるほどね、そういうことありますもんね。
やったったぁ~みたいな。」
「そうなんです、ひどいもんですよ。
さとうさん、これも『箱』ですよね。」
「その通りです!」
「よくわかりました。
こんな思いを持っていたら、いろいろとうまくいくものも
うまくいくはずがないですもんね。」
「Sさん、意識できているようですね。」
「まだまだですけどね。」
という感じでした。
いや、内容はちょっと辛辣なんですが、私とSさんとでちょっと笑いながらこんな会話をしていました。
そうなんですよ、こういうのビジネス現場でも時々ありません?
「失敗するなよ!」
といいながら、失敗するとちょっとうれしい…。
「ほらね、だからオレが言った通りに初めからやっていれば…。」
とか
「だからオレじゃなきゃダメなんだよ!」
とか。
ちょこっとだけなにか甘い味がするんですけどね。
でも、本来望んでいる姿じゃないんですね。
ここで登場したSさんはよくわかっていて、今、アンテナを立てながら現場で奮闘中です。
でも、だんだんそれを客観的に捉えられるようになっています。
ただ、それを客観的に捉えられないと…どんどん深みにはまっていきます。
だって、表面の行動とは逆の思いを持ち、本来の目的とは逆の行動をし始めますからね。
これが職場で繰り返されると厄介なんです。
ここでは1日目の後半に扱います。
これが常態化するとあきらかに組織やチームの生産性は低下します。
みなさんもお気を付けくださいね。
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社員や部下の成長を支援する真の経営者やリーダーになるために
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箱セミナーを受講された方から感想メールをいただきました
先日、箱セミナーを受講されたNさんからいただいた感想メールをご紹介させていただきます。
Nさんはある企業にお勤めになっている女性です。
文中の「真ちゃん」とは私・佐藤真一のことで、セミナーでは私は先生でも講師でもなく、「真ちゃん」なのです。
では、早速ご紹介しますね。
先日の「箱」セミナー、ありがとうございました。
とても有意義な一日を過ごすことができました。
「箱」の本は読みましたが、実際にセミナーで具体的な事例を聞くことでより理解が深まりました。
文章だけより、数段自分の中に落とし込めますね。
私は人を人として見るということは、自分が人として浄化されるような気がして、とても清らかな気持ちになりました。
心の中にある黒く淀んだもやもやが、すぅ~っと引いていく感じですね。
真ちゃんが無理に箱から出なくても、箱の存在を意識していればいいと言ってくれたことも、心を軽くしてくれています。
そして、昨日、またまた気がついたことは、自分が箱から出ていると、周りからも心遣いがとても有り難く感じられます。
周りが何だか親切なんですよ、私に…。
具体的に言うと、昨日、残業をしていると、資料の提出をお願いしていた部署の部長から、指定のフォルダにデータを入れるのを忘れてしまったと、わざわざ、外線電話で連絡をしてくれたり、その電話を切った直後に、同じ部署の女性から、
「Nさん、雪が降ってきました…。早く帰ってくださいね。」
って、これもわざわざ外線電話で連絡をしてくれたんですよ。
ありがたいぃぃ~。
箱の外にいると、こういった行為が自然と肯定的に受け止められるし、箱から出ている人は、こういった行為がが自然にできるんだなと。
恐るべし、箱の威力!!
これからも継続して、意識していきたいと思っています。
いかがでしょうか?
ここでNさんが感じられている
「心の中にある黒く淀んだもやもやが、すぅ~っと引いていく感じ」
ここなんです。
自分が清々しく、穏やかにいられるんです。
これが、「箱の外」の特徴的な感覚なんです。
自分自身が清々しく、ちょっとあったかい気持ちになり、穏やかにいられる。
そうすると、今まで見えていなかったり、気づいていなかったものが感じられる。
こうなると、自分と周りとの関係もよくなり、必然的にパフォーマンスが上がってくる…ということになります。
そして文中にあるように、
・「箱」から無理して出るようなことはしなくていい
のです。
というのは、箱から出るのは実はスキルでもテクニックでもないんです。
なにかしゃかりきになって、ゴリゴリ出るわけではないんです。
ごくごく自然に出ることができます。
また、実は無理して出ようとしても出られないんです。
でも、セミナーでお伝えしているステップを踏むとほとんどの人たちは自然に「箱」から出られます。
それから、Nさんの
「周りが何だか親切なんですよ、私に…。」
というくだりが印象的です。
そう、そういうことにあらためて気づく…。
自分の周りの景色が違って見える。
「あれっ、同じ職場なのに…。」
もしかしたら周りは以前からそうだったのかもしれない…。
同じ景色や環境の中に居たはずなのに…それには気づけていなかった。
感じられていなかった…ということがあります。
「箱の中」にいるとそれらが見えなくなっているんですね。
Nさんが受講された箱セミナー。
次回以降はこちらでご確認ください。
ぜひ、あなたも「箱の外」を体感してみてくださいね。
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社員や部下の成長を支援する真の経営者やリーダーになるために
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ゴルフの宮里藍さんは「思考」と「行動」を分離しているそうです
前回、ある経営トップ・Tさんからメールを引用させていただき、専務との衝突を題材に
書かせていただきました。
その中で、私はTさんに
「Tさん、これをなんのチャンスに変えちゃいましょうか!
ゴルフに喩えると、どんなコース/ホールですか?」
と投げかけました。
これには実はちょっと意図があります。
ここ数年、Tさんとお付き合いさせていただいている中で、Tさんが
・学生時代から体育会ゴルフ部で頑張っていたこと
・社会人になってからも、もちろん付き合いもあるが、
それだけでなくゴルフに真剣に取り組まれていること
・そして、最近、メンバーとなっている倶楽部の大会で優勝したこと
などを知っていたのです。
もちろん、詳細を知っているわけではありませんが、何気ない会話のなかでいくつかの情報を得ていました。
そこで私はこう思ったのです。
・きっとゴルフを通して難しい局面を乗り越えて、
目標を達成し、ビジョンを実現した体験を持っているのでは…
そして
・ビジネスの現場で起こった専務との衝突の場面も
ゴルフに例えると少し客観的に冷静に捉えられるかも…
と。
この私の戦略が正解かどうかはわかりません。
もちろん本質的な問題解決ではありません。
でも、得てして違う場面では当たり前のようにできていることが、ビジネスの現場で、しかも感情的に揺さぶられたりするとそれがとても困難に思えてしまうこともあるんですよね。
そう、自分自身の力で難局を乗り越えてきた充実した成功体験さえも忘れてしまうことがあるんです。
「そうだよ、こういうふうにやってきたじゃない!」
とか
「あっ、そう捉えれば…こうすればいいんだよな。」
とかね。
もちろんしんどいでしょうけどもほんの少しでも気分が楽になって、少しでも前向きに捉えてもらえればいいなぁ…と思ったのです。
そして、目の前の問題に向き合うのはTさん本人。
私にはほんのわずかのサポートしかできませんから。
あっ、余談になりますが、前回の記事の中で女子プロゴルファーの宮里藍さんのことを書きましたよね。
彼女のここ最近の躍進の大きな要因の一つは、
・思考することと行動することの分離
と。
彼女は自身のコーチから、
「Think(思考)BoxとPlay(行動)Boxを分けなさい!」
と言われているのだそうです。
自分がアドレスをする場所の手前にラインをイメージして、アドレスに入る前にきちんと考えて
「このショットはこういう狙いで、こう打つ!」
と決めてからそのラインをまたぐ。
決まらないうちはラインをまたがない。
そしてまたいだら、迷わない。
ただその考えたとおりのショットを打つ。
そのコーチ曰く、
「実はゴルフではアドレスして約9秒経過すると、
自分の内なる声が聞こえてくるんです。」
そう、この内なる声は、迷いの声のこと。
だから初めにしっかりと決めて、打つと決めたらその行動に集中するそうです。
そしてその結果がどうなろうとも、決めて、迷わずに打てたことに自分でOKを出す。
これが彼女の躍進の秘密のひとつなんだそうです。
宮里藍さんは「思考」と「行動」を分離している。
なにかビジネスのシーンでも思い当ると思いませんか。
ご参考まで。
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職場で周囲と衝突したら…自分のことを客観的に捉えるために
先日ある経営トップ・Tさんからメールをいただきました。
「さとうさん、また専務とぶつかりました…。」
この後、その状況が書かれていて、専務が勧めているある事案についてTさんは、
「私としては全面的に賛成という訳ではない。」
と伝えたのだそうです。
すると専務からは、
「以前は賛成だったので、今さら何を?」
とか
「梯子を外された気持ちでやる気がなくなる…。」
とか。
結局、話し合いにはならずに、その日は物別れに終わったそうです。
Tさん曰く、
私は決して全面的に反対と言った訳でもなく、懸案点があるという事を伝えようとしたのですが、
「自分を全面否定されたように受け取ったみたいで…。」
専務のいう通りに私も半年前にその話を聞いた時は賛成だったのですが、もう一度熟考した時に疑問点があったので、それをぶつけたのですが…
たぶん朝令暮改のように思われたのでしょう。
こうなるとちょっとキツイですよね。
Tさんも
「また明日話をしますが、正直きついです。
意見の交換ができない、反対意見をいうと真っ向から
それを否定されるのでどういうふうに話をしていいか…。」
と私にメールをくれたのです。
私は、学生時代からゴルフ好きのTさんのことをイメージしながら…
「Tさん、これをなんのチャンスに変えちゃいましょうか!
ゴルフに喩えると、どんなコース/ホールですか?」
と返事を出しました。
するとTさんからは、
ゴルフですか…
右がOBで左は崖下でアゲインストの風がビュービュー吹いているという所ですかね。
こういう時は自分を信じて肩の力を抜いて思いきりスイングするだけですね。
結果は余り考えずに、という感じですね。
思いきりいくだけですね。
有難うございます。
と返事が返ってきました。
Tさんは自分で自分の気持ちを整理をし始めました。
私も
女子プロゴルファー・宮里藍の躍進の大きな要因の一つは、
・考えることと行動することの分離
だそうです。
きちんと考えて行動を決めてから、スタンスに入る。
スタンスに入ってからは、決めたことを実行することに集中するのだそうです。
とメールを返しました。
目の前に障害物や壁が立ちはだかった時、少し誰かに話せるだけでも気持ちが楽になりますよね。
そして話したりメールを書いたり、いわゆる言語化することはとても大事なんですね。
それによって少し客観的に捉えることができるようになります。
これが私たちコーチの役割であったりもします。
翌日、またTさんからメールが来ました。
おはようございます。
今朝、専務と話をしました。
誤解は解けたようでよかったです。
私が勘違いしていた部分もあり、やはり感情のコントロールが難しいと感じました。
宮里藍ちゃんの足元にも及びません…。
でも今日はすっきりして仕事ができそうです。
心配頂いて有難うございます。
私のサポートが的確だったかどうかはわかりませんが、Tさんが専務としっかり向き合っていただいたことは素晴らしいです!
これからもいろいろなことがあるかと思いますが、Tさんを応援し続けますよ。
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そのスイッチを押された瞬間にあなたの感情は爆発する
前回は時には部下に言いにくいことを言わなくちゃいけないこともありますよね …ということで書いてみました。
逆に自分自身が厳しいことを言われたり、厳しい状況に置かれたりということも、時々ありますよね?
「さとうさん、そんなのいつもですよ。」
なんて思わずつぶやいた方もいたりして…。(苦笑)
そう、
「言いたいことを言ってください!」
と言われたから、素直に言ったら気分を害されたり、あるいは勝手に非難されたり、批判されちゃったり…。
「えーっ、なんで???」
って思いますよね。
で、自分の感情が揺さぶられます。
例えば、
「何を言ってるんだ、何もわかっていないくせに!」
と怒りが込み上げてみたり、
「なんでオレがそんなふうに言われなくちゃいけないんだよ…。」
と納得がいかなかったり。
あるいは、
「そうそう、どうせね、オレなんか無力だからさ…。」
とひがんでみたり、
「いやいや、私はそんなひどいことはしていません。
するわけないじゃないですか…。」
と虚勢を張ってみたり…。
そうそう、相手があなたの感情のスイッチみたいなものを、意識、無意識、関係なく押してくるんです。
それにあなたは反応してしまう…
いや、反応せざるを得ない…
みんなそういうスイッチを持っているんですね。
そのスイッチを押された瞬間にあなたの感情は爆発する!
激しく…あるいは静かに…。
実はこれも「箱」のワナ。
確かに相手はスイッチを押してくるんですが、あなたが反応するスイッチをこれまで生きてきた歳月の中で自分の身に設置してしまっているんですね。
さまざまな経験を重ねるうちに…です。
相手は正しくない、確かに間違っているし、理不尽かもしれない。
でも、相手がそう言ってくる、そういう感情をぶつけてくるという目の前で起こっていることは事実なんですね。
まずはそこを受け止められると…いいですよね。
いや、許容するとか納得するということじゃなく、それは相手がそういう感情を持ったという事実、理不尽かもしれないけど非難されている、批評されているという事実。
確かに相手が悪いかもしれないが、
「相手はどうしてそういう感情を抱いたのだろう?
どういう背景や経緯があったのだろう?」
そして今、
「相手はどんな気持ちなんだろう?」
と客観的に捉えられるとね…。
次に自分ができることや次の一手が見えてくるかもしれませんね。
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時には部下に言いにくいことを言わなくちゃいけないこともありますよね
先週まであらためて書いていた「部下との面談」 にも関連してくることなんですが、時には部下に言いにくいことを言わなくちゃいけないこともありますよね。
誰でも部下には気に入られたい、いい上司だと思われたいという気持ちはあると思うんですね。
「いや、さとうさん、オレは嫌われて結構!」
と強がってみても、なにも好き好んで嫌われようとは思わない…
それが人情ですね。
でも、いつも社員や部下に対して耳触りのいいことばかり言っていられるばかりじゃありませんね。
時にはガツンと言わなきゃいけないこともあるし、部下にとっても厳しい話をしなくちゃいけない時もあります。
そんな時、あなたの気持ちはどうですか?
やっぱり躊躇しますよね。
そりゃあ、誰だって言いたくないですもん。
でも、言わなくちゃいけない…。
「ここでちゃんと伝えておかないと彼のためにならない…。」
とか
「このままじゃ、ヤツがどんどん思い違いをしてしまうな。
周りにもよく思われないだろうし…。」
とか。
そう、その
・社員や部下のためを思って
言わなくちゃいけない。
それでも勇気はいりますよね。
「アイツはどちらかと打たれ弱いしなぁ…。」
とか
「かえってヘソ曲げちゃうんじゃないか…。」
とか、いろいろと思案しますもんね。
一人ひとりのタイプに合わせてこういう言い方とかこんな伝え方とか、いろいろとスキルやテクニックはもちろんありますし、それも重要だとは思うのですが、まずその前に、大前提として、
・あなたは目の前のその社員や部下をどう見ているのか
そして
・その人との関係をどうしたいのか
だと思うんです。
先日もある経営トップ・Tさんの相談をお受けしました。
詳細は書けませんが、彼はある部下に少々、いやだいぶ厳しいことを伝えなくてはならない状況でした。
もしかしたらそれがイヤで会社を去られてしまうかもしれない…。
それぐらい大きなことです。
でも、今、言わないといけないと思ったんですね。
私と話した時にも意は固めてはいるものの、それでもいろいろと思いが揺れていました。
で、結局、予定通り彼はその部下に伝えました。
結果はどうなるかはわかりません。
でもその伝えた後、Tさんからは
予定通り、彼に厳しいことを言い渡しました。
通じたかどうかはわかりません。
でも、さとうさんと話せたおかげで悪意ではなく、今後の彼のことを思いながら話せたと思います。
と、メールをいただきました。
そう、この
「悪意ではなく、今後の彼のことを思いながら」
ということが大事だと私は思うんです。
もしかしたら通じないかもしれない…。
でも、そうしたら彼のために引き続き考えて、自分ができることをする。
それでいいと思うんです。
いや、それしかないと思うんです。
もちろん
「なんでこんなに言ってるのにわかってくれないんだよ…。」
と思う気持ちもあるでしょう。
そういう気持ちが当然、湧いてきますよ。
でも、根っこのところに
「悪意ではなく、今後の彼のことを思いながら」
を忘れなければ、いつかその機会は来ると思うんですね。
なにか厳しいことを伝えなくちゃいけない時…揺れていただいて結構です。
躊躇もするでしょう。
でも、最後に自分に問うていただきたいのは、
・今、相手のことを人として見ているのかそれとも物として見ているのか
これです、ね。
応援しています。
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