部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則 -122ページ目
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本当の姿

実はある人に対して「箱」に入っていました。
ずっとその人のことをちょっと変わった人だなと思っていました。心の中では避けていたかもしれません。

でも、その人は私のことを応援してくれていました。それも1度だけではなく何度も...。

それを知ったとき、「オレはなんてことを...。」という思いと、同時に「オレはあの人のために何ができるだろう...。」という思いで一杯になりました。


昔も同じようなことがあったことを思い出しました。

仕事で一緒になっていたある先輩。いつも職場にはいるけれども目立ったことをしているわけでもなし、これといった成果は出ていない状況が続き、その先輩を軽蔑しはじめていました。

「なんでこんな人がいるんだろう...。職場にとって無駄なんじゃないか...。」

そう思い始めて、徐々にその人を避けるようになっていました。

ある時、他の職場のメンバーが仕事で窮地に立たされたことがあったのです。その職場の一人が真っ先に相談に来たのは、その先輩の所でした。そして一人だけではなく、他のメンバーもその先輩を頼りに次々とやってきます。

私は不思議になって、その一人に聞いてみました。

「なんで、○○さんの所に相談になんて来るの?あんな人に相談して意味ある?」

「だって、前からずっと話を聞いてくれていたのは○○さんだけだし、いつも声をかけてくれていたんだよ。ああ見えて、すごくいい人だよ。今回も助けられたよ。」


私はその言葉を聞いて愕然としました。
私は自分の職場のことで精いっぱいなのに、その先輩は他の職場のメンバーのことまで気にかけていたんです。そして自分にできることをやっていたんです。特にそれをひけらかすでもなく、淡々と。

私はその先輩のほんの一部分しか見えていなかったんです。いや、見ようとしていなかったのかもしれません。しかも、それでその先輩を判断していました。
ダメな人だと。

その先輩の本当の姿を知ったとき、自分の未熟さと愚かさを痛感したのです。そしてその先輩のために自分ができることをし始めました。しばらくしたある日のこと、その先輩が私に声をかけてくれたんです。

「いつもサポートしてくれてありがとう!」



あなたはその人のすべてを見ようとしていますか?

感動と共感のプレゼンテーション

福島正伸さんが主催している夢(ドリーム)プラン・プレゼンテーション 2008のDVDを観はじめました。書類選考で選ばれた20組が相互支援会を経て予選会に臨み、プレゼンターがそれぞれの夢を10分で語ります。そのうち8組が本選へ進み、感動大賞と共感大賞が選出されます。

何人かのプレゼンテーションを観たときにある違いに気が付き始めました。みなさん高い理想を掲げて話をされるのですが、こちらへの伝わり方が微妙に違うのです。一生懸命さは伝わってくるのですが、すごくこちらに響く人とそうでもない人がいます。もちろん私のレセプター(受け皿)の問題もあるかとは思いますが、でも何かが違う...その違いは何なんだろう...

しばらく考えていていわかったことが一つありました。

それは自分の恥ずかしい部分を見せているかどうか、でした。

自分が過去に犯した過ちや思い違い、ダメだった自分をそのままさらけ出しているのです。できれば言いたくない、知られたくないことを隠さずに素直に見せているのです。原点が明確なので、そこから自分がどのような変化をしたのか、そのプロセスとギャップを一緒に辿ることができ、福島さんがおっしゃる「同じ体験」に近い感覚を持てるのではないかと思いました。これはあくまでも私の主観です。

私の夢の原点はどこなのか、そしてそれをどう表現し、伝えればいいのか、一生懸命に考えるきっかけになりました。


あなたの夢の原点はどこですか?

箱セミナー2日目のご案内

■2日目

第1章【1日目の復習】
第2章【職場で起こる箱の症状】
第3章【箱の外で働く:とはどういうことか】
第4章【箱の外で働く:その方法】
    ・顧客に対しては、”何を届けられるか”
    ・同僚に対しては、”どのように助けられるか”
    ・部下に対しては、”どのようにサポートし成長を助けるか”
    ・上司に対しては、”どのように報告し、責任をとるか”

ここからはいよいよ実践編、「箱」から出て職場でどのように働けばいいのかを書きますね。


実は1日目終了時に簡単な宿題を出します。そして2日目の朝はこの振り返り、1日目の復習から入ります。


1日目には最重要なポイントが4つあるんです。

1.心の持ち方は2つあり、表面の行動よりも大切である
2.自己裏切りをすると自分を正当化し始め、「箱」に入る
3.自分の「箱」が周囲へ影響を及ぼすと共謀となる
4.「箱」から出る方法


箱セミナーでは、これらが4つのシンプルな図で表されます。


これは文字通り復習なのですが、これがないと2日目の意味がないんです。


どういうことかというと、


「箱」から出る、「箱」から出た状態


で2日目に臨んでいただくのです。


だから、1日目に体感した「箱」から出た状態をしっかりと維持してもらって、職場編の本質である


”「箱」の外で働く”


ということに臨んでもらいます。


以下は一般的な職場での関係性を表したものです。

部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則

 (※経営トップの場合は”上司”を株主や重要顧客と見立てます)


「箱」の外で働くということは、自分が置かれている環境でこの4つの関係性、すべてに対して「箱」の外で働くということです。


例えば、あなたが「箱」に入って顧客に対応していたら、1日目でやったように、当然顧客はそれを感じ取ります。


つまり、状況はよくならない…。


同僚、部下、上司に対しても然りです。


だから2日目はこの4つの方向すべて、すべてにですよ、あなた自身の実際の職場環境を想定して、「箱」から出て働くアクションプラン(行動計画)をワークを通して作成していただきます。


しかも、絵に描いた餅にならないような、実際に実行可能なものです。すぐにでも実践できるものが出来上がります。


そしてあなたは翌日からそれを実践するだけ。


その結果、あなたが得られるものは以下の通りです。

■人間関係の問題の根源がわかる
■部下やスタッフからのストレスが軽減される
■楽になれる
■仲間と楽しく働けるようになる
■先の見えない不安が解消される
■四面楚歌ではなくなる
■安心できる、安らぎが感じられる
■視点が変わり、世界が広がる
■周りも変化をしてくれる
■想いを共有でき、それが伝わる


なによりもあなた自身が楽になれます。


そして、このように変化した企業/組織はおそらく必然的に生産性は上がり、継続的な成果が出るように変貌していくわけです。


以下に、第2章、第3章をご紹介します。


第2章は、【職場で起こる箱の症状】。


ここで私はいつも参加者のみなさんに同じ質問を投げかけます。


「企業/組織が成長、発展していくために重要なものは何ですか?一言で答えてみてください。」


すると、ほとんどの方は言葉は違えど、同じような返答をしてくれます。


そう、


「人材」つまり「人」


に関すること。


あなたも同じかもしれません。


でもどうですか?


あなたの置かれている環境で、その「人」の問題で企業/組織の成長・発展が阻害されてはいませんか?



セミナーでもみなさん、うなずかれます。


そして、今現在抱えている問題をみなさんに挙げてもらいます。一般的には無料メール講座・最終回でも挙げた

・やる気のなさ
・責任感の欠如
・コミュニケーションの不足
・参加意思の欠如
・誹謗中傷
・足の引っ張り合い
・縄張り争い
・チームワークの崩壊など…


です。


そして、これらの問題の根底にある原因があることをひも解きます。


そのある原因とは、そう


「箱」


です。


でもですね、


企業や組織、そして経営者/リーダであるあなたも手をこまねいて放置しているわけではないんですね。


むしろ、いろいろと策を講じてはいるんです。


ただ、この根底に「箱」という原因があることに気がついていない、ここが大問題なわけです。


「なんでこんなにやっているのに、改善されないんだろう…。」
「やっぱり、ある程度はしょうがないんだよなぁ…。」


あなたは徒労感、無力感を感じているんです。


なので、第3章では【箱の外で働く】ということを扱い始めます。


結論から言うと、

部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則

 (※経営トップの場合は”上司”を株主や重要顧客と見立てます)


という4つの関係性の中であなた自身が、箱の外に出て働くということなんですが…。


そのポイントは2つあるんです。


セミナーの中ではあるものを題材にして考えていただきます。


そしてそのポイントのひとつは、


・あなた自身がよりよい結果を出すことに集中すること


そしてもうひとつは…


・あなたと同じように○○が××するように△△すること


ごめんなさい、これはナイショです。(^^;


実は恥ずかしながら、私も3年半前に箱セミナーを受講した時には答えられませんでした。


ここまでくるとあなたが


”どこに意識を向けて、何に集中すればいいのか”


が明確になります。


私たちはついつい日々の業務の中で、ここを忘れてしまっているんですよ。(^^;


では具体的にどうしていくのか、を書いていきます。


答えは、


”相手に意識を向けて、よりよい結果を出すことに集中する”


なんです。


「なぁーんだ、さとうさん、当たり前のことじゃない。」


とあなたは言っていそうですね。


でもね、私たちが「箱」に入るとこの至極当たり前のことが、おもしろいくらいに出来なくなっちゃうんですよ。(^^;


で、そこに気がつかずに、つまり「箱」から出ようとせず、「箱」の中から結果だけを追い求める…。


この時、完全にあなたは「箱」の中です。


「箱」の中であなたが動けば、相手はそれを感じ取る、


つまりあなたに抵抗し始めるんです。


知らないうちに、二人以上が「箱」に入っている状態、そう、【共謀】を作り始めるんです。


だから、うまくいかない、うまくいくどころかますます状況は悪化するばかり…。


だから、”「箱」の外に出て働く”ということが重要なんです。


では具体的にどうしていくのか、それを4章から扱っていきます。【箱の外で働く:その方法】です。


部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則

 (※経営トップの場合は”上司”を株主や重要顧客と見立てます)


という4つの関係性の中であなた自身が、すべての関係性において「箱」の外で働く、そのポイントは

・顧客に対しては、”何を届けられるか”
・同僚に対しては、”どのように助けられるか”
・部下に対しては、”どのようにサポートし成長を助けるか”
・上司に対しては、”どのように報告し、責任をとるか”


なんです。


「いやいや、さとうさん、わかりますよ。ここに書いてあることも少なからず意識していますよ。」


とあなたと言うでしょう。


その通り!


でもですね。


「箱」に入ると意識しているつもりが、まったく逆の方向に向かっていることが多いんですよ。


セミナーでは、それを「箱」から出て修正し、さらに…


”ハンパねぇレベルで追及”


していただきます。


ハンパねぇレベルってどういうことか?


英語だと、


「WOW!(ワォ)」


日本語で言うなら、


「おぉ、すごい!」


です。


でも、ただのすごいじゃありません。


唸るほどのすごさなんです。相手があなたのことを


「うっ、○○さんって、すっげぇなぁ…。」


と心の底から唸るほどのレベルです。


大丈夫、できます!(^^)


これが「箱」の外からだと可能なんです。


いや、「箱」の外からじゃないと出来ないんです。


この4章、もう少し具体的に書きますね。

・顧客に対しては、”何を届けられるか”
・同僚に対しては、”どのように助けられるか”
・部下に対しては、”どのようにサポートし成長を助けるか”
・上司に対しては、”どのように報告し、責任をとるか”


の4つの関係性におい、


”ハンパねぇレベルで”


つまり、


”おぉ、すごい!”


と唸らせるほどのレベルで追求していただくと書きました。そして、それは”「箱」の外から”じゃないと出来ないと。


例えば、顧客に対して、あなたがなんらかの営業をしているとしましょう。


やっていることは、

・情報を提供する
・お客さまからの質問に答える
・提案をする
・スケジュール調整
・状況を確認する
・電話やメールでやり取りをする
・お手伝いをする
・応対をする
・納品する
・アフターフォロー


などなど。まだまだ他にもあるかもしれません。


これらは普通に考えられることですよね。


もしもあなたが顧客に対して「箱」に入っているとしたら、顧客はあなたにお金を払ってくれる【便利な道具】


「契約してくれたら、売上あがるぞ!えーっと、いくらといくらで予算達成!」


というふうにお金に見えてきますね。


でも、いざ契約という時、顧客が駄々をこね出しました。もしくはまだ煮えきらない。


するとあなたは、


「なんなんだよ!
 オレが今までこんなに丁寧に対応してきたのに、
 まだ何か足りないのかよ…。これ以上、どうしろと言うんだ!
 ウダウダ言わずに、早く決めてくれよ…。」


と心の中でつぶやきます。あなたにとっては完全に【邪魔な物】です。


さらに、


「うわぁ、こんなんだったら契約までまだ時間かかりそうだよ。
 他のお客さんをあたろう。付き合ってらんないや。」


【どうでもいい物】になっていきます。


どうです、これって、


「おぉ、すごい!」


って唸るほどのことですか?


全然違いますね。(^^;


そう、「箱」に入るとあなたのそもそもの目的、


”お客様に何を届けるのか”


を見失うんです。


見失っていないつもりでも、見失っていることがよくあります。


セミナーではこれを事例を交えながら、ある簡単な方法で、


”ハンパねぇレベル=おぉ、すごい!”


まで変換をしていきます。


そしてそれを「箱」の外で評価して、実行可能な行動計画に落とし込んでいきます。


ここでのポイントは、


”それが簡単に実行できてしまうこと”


なんです。


「本当?」


と思われるかもしれませんね。


本当です!


なぜそれが実行できてしまうのか、その秘密は「箱」の考え方の中にあります。


こうやって、顧客があなたの仕事に対して


「○○さんって、すっごいねぇ…。」


と唸るほどのレベルまで変換していくんです。


・同僚に対しては、”どのように助けられるか”
・部下に対しては、”どのようにサポートし成長を助けるか”


も同じです。


あなたが「箱」から出て、


”おぉ、すごい!”


というレベルにまで変換していただきます。


頭ではわかっていても、普段そのレベルまでできない、苦労しているというのは…


”「箱」に入っているから”


なんです。


だから「箱」から出ないとそのレベルは実現できません。


逆に「箱」から出れば誰でも実現可能です!


少なくともそのレベルへ向かって進んでいきます。


部下に対しては、気になるところかもしれませんね。


ひとつ重要なポイントをあげると、


”権限委譲=部下に仕事を任せる”


です。


セミナーでは「箱」の外からの権限委譲の方法をお伝えしています。


ここでも同じ、誰でも実行可能です。


私のクライアントだったこの人が見事に実践して、成果を出されました。


最後に、上司に対してと全体のまとめを書きますね。


第4章の難関はなんと言っても


”上司に対して”


です。


これが一番難しい…。


経営者トップの方は上司はいないので、株主や自分の会社や事業に影響の大きい重要顧客だと思ってください。


ここでのポイントは、ズバリ、


・評価
・責任
・報告


です。


これを上司ではなく、”自らがやる”ということです。


しかもしつこいですが、”ハンパねぇレベル”でです。


なので、株主や上司があなたに


「○○さんって、すごいなぁ…。」


と唸るレベルでです。


「いやいや、さとうさん、まぁ報告はいいとして、
 責任もなんとなくわかるけど…。
 評価って、これって上司の仕事でしょ?」


確かにそうかもしれません。


でも、「箱」では違います。


自らが自らの責任で、かなり高いレベルでの評価を行います。


当然、自己中心的な評価でもあるはずがありません。「箱」の外に出て、そこにとどまり、行うのです。


そしてなぜこれが一番難しいのか?


恐いからです。


悪い評価をされるのがイヤだからです。


自分が出来ていないことを報告するのが、気が進まないからです。


だからほとんどの人は「箱」に入ります。


だから難しい…。


しかも、あなたに


「○○さんって、すごいなぁ…。」


と唸るレベルで株主や上司に対して、


”どのように報告し、責任をとるか”


を実践するわけですから。


でも、大丈夫!(^^)v


ここまで来ると、この2日間で、あなたは、それを実践できる姿勢も材料も手に入れています。


だから、「箱」の外に居れば、必ずできます。(^^)


以上が、2日間の箱セミナーの内容です。



1日目基礎編では、


・自らの「箱」について事例を交えて理解を深め、
・そしてその周囲に与える影響の大きさを知り、
・そして「箱」から出る方法を体感し、修得する



そして、2日目職場編(実践編)では、


・「箱」から出る基盤を固め、
・「箱」の外で働くとはどういうことなのかに意識を向け
・そして自分の職場に即した実行可能な行動計画を手に入れる


という構成です。



2日間を終えられた方々は、


「箱と出会えてよかった。もっと早く出会えていればなぁ…。」


とか


「本を読んでわかっていたつもりだったけど、深いですねぇ。明日から実践してみます!」


などなど、感想をいただきます。


私も参加された方との2日間の時間を振り返り、また「箱」の外に居続けることができるのです。


私は、4年前に「箱」の本に出会い、衝撃を受け、


そして2日間のセミナーを受講し、さらに奥深さを知り、


なによりも自分が救われて、確実に変化を実感したのです。


それは、だれよりも自分自身が楽になれる、楽しく働ける、


だから周囲の人たちも楽しくなれる、


楽しく働けている人たちの生産性は自然と上がり、


そこには継続的な成果が出始めるのです。


企業が、組織が、そしてチームが、成長・発展していくための強力なベースとなると実感したのです。


だから、私が感じたような変化を一人でも多くの方々に伝えたいと思いました。


なので、今、「箱」の公認ファシリテーターとして活動をしています。


すいません、最後は少し熱くなってしまいました。(^^;


2日間の箱セミナーの開催日程・お申込はこちらからどうぞ



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■全国開催の箱セミナーはこちら。

箱セミナーの1日目ご案内

こんにちは、「関係力」コーチの佐藤真一です。


いつもご案内している2日間の


「箱セミナー」


の内容について少し詳しく書きます。


もうすでに受講された方は復習のために


未受講の方は、「へぇ~、そういうことするんだ。」


という感じでお読みください。


通常、セミナーでは8時間×2日間かけて、みっちりと「箱」について体感していただくのですが、


1日目は基礎編、

2日目は職場編(いわば実践編)


です。


その構成は以下の通りです。


■1日目

第1章【心の持ち方】
第2章【心の持ち方を決める選択】
第3章【抵抗心が性格になる時】
第4章【抵抗心が他に及ぼす影響】
第5章【箱から出る

■2日目

第1章【1日目の復習】
第2章【職場で起こる箱の症状】
第3章【箱の外で働く:とはどういうことか】
第4章【箱の外で働く:その方法】
    ・顧客に対しては、”何を届けられるか”
    ・同僚に対しては、”どのように助けられるか”
    ・部下に対しては、”どのようにサポートし成長を助けるか”
    ・上司に対しては、”どのように報告し、責任をとるか”


まずは1日目の、第1章【心の持ち方】からです。


ここは無料メール講座の第1~4回でも扱っている内容を掘り下げます。


ここには「箱」の考え方の最重要なエッセンスが盛り込まれています。


それは、

心の持ち方には2つあり、

一つは、人を「人」として見る思いやりの心、

そしてもう一つは、人を「物」として見る抵抗心。

ここで、


「さとうさん、私は人を物としてなんて見ませんよ!」


と言われることも時々あるんですが…。(^^;


”人を物として見る”とは、

1)自分の目的を達成するための便利な道具
2)邪魔なもの、障害物
3)無関係、無関心

ということなんですと、【ある物】を使ってわかりやすくお伝えしています。


で、ここで恐いのは、その心の持ち方、


つまり、相手の心の持ち方をさとうさんが感じ取ってしまうということを日常の事例を交えながらお話しします。


それは、人は表面の言葉や行動がどうであれ、その奥にある心の持ち方を瞬時に感じ取ってしまうということなんです。


そして、ほとんどの人は同じような経験をしていますので、あなたの周りにいる社員/部下、家族、友人もあなたの心の持ち方を感じ取るということになります。


そしてその言葉や行動よりも、その心の持ち方に反応するんですね。


ほとんどの行動は、どちらの心の持ち方からでも取れてしまうんです。


そう、相手のことを人として見て褒めることもできれば、物として見て褒めることもできる…。


ただ、相手はそれを感じ取っているということなんです。


いくらあなたが表面上取り繕ってもお見通し、ということです。


仮に、その時は取り繕えたとしても、あなた自身の心は知っています。


「今、相手を人として見ていたのか、物として見ていたのか。」


ということをね。


こんな感じで第1章を終了します。(^^)


私の講義というよりは、参加者とのやり取りが中心です。



次は、第2章の【心の持ち方の選択】についてです。


ここも無料メール講座の第5~8回でも取り上げている”自己裏切り”の内容をメインで扱います。


自己裏切り?


これは、


”他人に対して心ですべきだと思っていることに背く行為”


もっとわかりやすく言うと、


”誰かのために、○○してあげようと思ったけど、しなかった”


ということです。


無料メール講座の中では、


■同僚が同じことを調べなくていいように教えてあげようと思った


を例に扱っています。


そして、その先には、


・思った通りに行動する⇒教えてあげる
・思った通りに行動しない⇒教えてあげない ←これが自己裏切り!


という2つの選択があると。


で、この自己裏切りは日常茶飯事。


私も、おそらくあなたも、これを日々繰り返しながら生きているんですね。だからこれが日常なんです。


ただ、注目すべきはこの自己裏切りをした瞬間に何が起こるか!


そう、自分がやらない理由、自分がやらなくていい理由を探し始める。


”自分がそれをやらないことが正しいんだ”


ということを証明し始めるんですね。


つまり、自分を正当化し始める、【自己正当化】です。


そしてその初めの


”○○してあげよう”


という感情には戻れない。


これを【「箱」に入る】と呼んでいます。


つまり、この瞬間に相手が「人」から「物」に変わるんです。


そしてこの「箱に入っている」というのは、


・行動をしたか/しなかったか


という視点だけでなく、


・行動した/しないによらず、その時の心の持ち方


もあるという、より複雑なケースも事例を使って扱います。


言い換えると、


「人」⇒「物」に変わってしまう場合、
「人」⇒「人」であり続ける場合、


があるということを知っていただきます。


そして、2章の最後では、無料メール講座の第8回でも取り上げている


”「箱」の中の特徴”


を扱います。


一般的には、

1.相手を悪く見る
2.被害者妄想
3.誇大化(物事をおおげさにあげつらう)
4.自己中心
5.自分はよくやっている(自己防衛)

の5つ。


さらに、セミナーでは参加者一人ひとりが


・乱暴に見える
・理屈っぽくなる
・黙る


などなど、自分自身が「箱」に入っている時のイメージ、感情、行動の特徴をリストアップしていきます。


これは何のため?


そう、


”自分が今、「箱」に入っているかどうかのチェックリスト”


として使うためです。


なぜなら、1日目の最後に”「箱」から出る”方法を学び、それを体感していただくのですが、その初めのステップが、


”「箱」の中に居ることに気づく”


だからなんです。


これで第2章が終了。


通常はここで、ランチへ!といった感じです。(^^)


先ほど


「人」⇒「物」に変わってしまう場合、
「人」⇒「人」であり続ける場合、


と書きましたが、次の第3章では、さらに厄介な


「物」⇒「物」


のパターンを扱います。


さあ、ここからは無料メール講座で扱っていない領域になります。


次は第3章【抵抗心が性格になる時】をお伝えします。


ここからは、無料メール講座やメルマガでもあまり書ききれていない内容です。


自分を裏切ると抵抗心を持ち始め、抵抗心は自己裏切りを正当化する方向で自分や相手を見始めます。


そして、その抵抗心が性格になるとはどういうことなのか?


「さとうさん、私、いつも自分が思ったことは行動しているし、自己裏切りなんてしたことないけど…。」


と時々参加者の方に言われるんです。


そう、この第3章で扱うのは、自己裏切りをしているという自覚がない…、そんなパターン。


つまり自分が「箱」に入っているということに麻痺している可能性がある時のことを扱います。


初めから「物」として見ているので、「人」から「物」に変化したことを感じられない、「箱」に入る/出るという境目がわからないという感覚。


これを「箱」の中で生活しているとか、「箱」を持ち歩くと呼んでいます。


そしてセミナーの中では、あなたが持ち歩いている「箱」を探っていくのです。


まず、


「今、あなた自身が、この人に対しては一番、箱に入っているなぁと思われる相手を思い浮かべてみてください。」


という質問をします。そしてさらに、


「その時、その人のことをどう見ていますか?」


と簡単な質問をいくつか続けます。


そしてある方法により、参加者一人ひとりの


”陥りやすい「箱」の傾向”


を探していくんです。


「箱」には以下のような4つの特徴があります。

■優越: 私は人より勝っている、優れている
■当然: 私は~してもらって当たり前
■劣等感:私は人より劣っている、ダメダメだ
■体裁: 人によく見られたい、~でなければならない


これを4つの「箱」と呼んでいます。


私たちはこの4つの「箱」を、今までの人生のさまざまな状況、役割、立場の中で、知らないうちに強化してきているんです。


そしていつしか


「私はこういう人間なんだ!」


とまるでそういう性格であるかのようにしてしまうんです。


あなたは無意識のうちにその「箱」に入るクセがついてしまい、さらにどんどんその「箱」を強化していくんです。


ここまでセミナーが進んでくると、


「えっ、これも私の『箱』だったのか…。」


という感覚になってきます。(^^;


と第3章までは、あなた自身の「箱」について深掘りをしていくんですが…


「箱」の影響はここだけに留まりません。



次の第4章では、あなたの「箱」が


”周囲に与える影響”


をひも解いていくんです。第4章【抵抗心が他に及ぼす影響】をお伝えします。


つまり、


”二人またはそれ以上の人がお互いに対して「箱」に入った状態”


を扱っていきます。


第3章では、あなたは「箱」を持ち歩いていると表現しましたが、その「箱」が刺激されるとあなたは「箱」に入ります。


すると、あなたは何を始めるか?


そうです。無料メール講座の第8回にも書きましたが、


”相手を非難し始める”


これをし始めます。


すると、非難された相手はどうなると思います?


そう、相手も同じように「箱」を持ち歩いていますので、相手もあなたと同じようにいとも簡単に「箱」に入ります。


これで二人以上がお互いに「箱」に入った状態が出来上がるわけです。


これを、【共謀】と呼んでいます。


つまり、あなたが自己裏切りをして「箱」に入ると、相手も「箱」に入れてしまい、相手もあなたを非難し始めるので、結局、あなたの自己裏切りはあなた自身に返ってくるわけです。


そして、これが企業や組織の中で増幅を始めるんです!


例えば、派閥、組織間の確執、縄張り争い、責任のなすり合い…などが起こってきます。


どうです?


あなたの職場ではこんなこと起きていませんか?


ここまで明白ではなくても、さまざまな利害関係が交錯するビジネスの現場では、いとも簡単にこの【共謀】状態が起こるんです。


そしてこれらの問題がこの共謀のメカニズムが根っこにあると気がついていない人が結構多いんですね。まぁ、恥ずかしながら4年前の私もそうだったんですけど…。(^^;


セミナーの中でもあなたの実際の状況に合わせて深掘りをし、その共謀が引き起こしている問題や生産性の阻害を訴求します。もちろん私の体験もここでたっぷりお話ししています。(^^;


ここまでくると、参加されたみなさんは


”「箱」が自分や周囲に及ぼしている影響の大きさ”


を実感されています。


そして…「箱から出たい!」と思われるわけです。



そして1日目のクライマックス、第5章を迎えます。


それは、


”「箱」から出る方法”


そして、第5章は1日目のクライマックス、【「箱」から出る】です。


答えから書きます!


「箱」から出る方法、そのステップは4つ!

1.「箱」の中に居ることに気づく
2.「箱」の外の世界を探す
3.新たに状況を考え直す
4.感じたこと、思ったことを実行する

うーん、よくわからん…ですよね。


まずは「箱」から出るためには、自分が「箱」の中に居ると気がつくことが大事なんです。


これは無料メール講座の第8回でも書いたとおり、自分が「箱」に入っている時のチェックリストを持つこと。


簡単に言うと、相手を非難している時、あなたは「箱」に入っている可能性が高いです。


そしてそれに気がついたら、「箱」の外の世界を探すんです。


ここが一番重要!


ほとんどの人はここで間違えます。


「箱」の中から懸命に相手を変えようと思ってしまう…。


そして問題は解決するどころか、悪化してしまうのです。


ここではセミナーの中でワークを通して、それぞれの「箱」の外の世界を探していただきます。


そして新たに状況を考え直す!


「箱」の中に入っている時の特徴、覚えてますか?

1.相手を悪く見る
2.被害者妄想
3.誇大化(物事をおおげさにあげつらう)
4.自己中心
5.自分はよくやっている(自己防衛)

でしたね。


こんな状態では解決策はおろか、どんどん「箱」のワナに落ちていくだけなんです。


だから「箱」の外の世界に一旦行っていただいて、そして状況を考え直していただきます。


そこで私がする質問は4つ。


えーっと、それは残念ながら書けません。(^^;


でも、そんなに難しい質問ではないんです。


ここまでが3つ目のステップ。


そして、最後は思ったこと、感じたことを実行する!


これは無料メール講座の第5~8回でも書いたとおり、自分がこうすべきだと思っていることをその思いに背いてしないことがあるんです。


それを「箱」から出た状態で、実行するということです。


だって本当はあなたはそうしたほうがいいと心の奥深いところでは思っているんですからね。


でも「箱」に入っているとそれがその通りにできない…。


だから、「箱」から出てそれを実行するんです。


何もスゴイことをしなくていいんです。大上段に構えなくてもね。(^^;


あなたがすぐにでも出来るぐらい簡単なことでね。


こうして「箱」から出ると…、本当に「箱」から出ていると、みなさんこう言います。


「箱の外って、心地いいですね。」
「なんか、こうあったかいっていうか、清々しいというか。」


そうなんです!


だから「箱」から出ることが止められなくなるんです!


ここまで箱セミナーの1日目、基礎編について書きましたが、いかがでしたか?


続きの2日目はこちらから。


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時々、


「なかなか東京までは行けないんですけど、
 相談したいことはあるんです……」


という旨のメールをいただきます。また、


「さとうさんのセミナーやワークショップもいいんだけど、
 いきなり他の人がいる中では自分のことは話しづらい……」


という方もいらっしゃいますね。


そこで、急遽、出張に合わせて単発の個別相談の時間を設けました!

2014年【福岡・天神】個別相談

①5/12(月)15:00~15:45 天神界隈 【受付済】

②5/12(月)16:00~16:45 天神界隈 【受付済】


③5/13(火)10:00~10:45 天神界隈

④5/13(火)11:00~11:45 天神界隈

場所は駅近辺のホテルのカフェやラウンジなど落ちつける場所で行います。お申込いただいた方にご連絡しますね。


通常はお試しのコーチングもお受けしていませんし、コーチングを受けられる方にも、まず「箱」を知ってもらってからとしていますので、いつもやっているわけではありません。

・今、ちょっと悩んでいることがあるんだけど……
・まとまってセミナー受ける時間がないし
……
・職場の人間関係で引っかかっていることがあって……
・部下の育成に行き詰っているところで……

・社員との溝を感じていて、なにかきっかけが欲しい……
・とにかくじっくり話を聴いて欲しい!
・社員とのコミュニケーションがうまくいかなくて
……
・部下との面談での課題/問題を明確にしたい!
・いきなり「箱」セミナーは心配なので、

 その前に佐藤がどんな人間なのか確かめたい……

という方にオススメです。


私の場合、通常、電話やスカイプでも1回45分で25,000円税別という費用でやらせていただいていて、対面だとだいたい倍の金額をいただいていますが…


今回は、特別に【メルマガ読者様限定】


【対面で1回45分 12,000円+税】


です。あとはご自身のコーヒーやお茶代のみをご負担下さい。


①+②など連続したコマの場合には、


2コマ【対面で1回105分 24,000円+税】
3コマ【対面で1回165分 36,000円+税】


も可能です。


急遽決定したので、今回は少なからず「箱」を知っていただいている

【メルマガ読者様限定】の募集です。


現場で実践してきた確かなコーチング&カウンセリングスキルであなたの課題や問題解決のサポートをさせていただきます。


お申込やお問い合わせは

・お名前
・メールアドレス
・携帯番号
・ご希望の日時
・具体的な相談内容
・その他

をご記入の上、

info★project121.jp (★を@に変更)


まで、メールをください。折り返し、ご連絡させていただきます。


きっと、スッキリして、次への意欲と元気が湧いてきますよ。



■「部下との面談」パワーアップセミナー


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共に学び、実践する!


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