箱セミナーの1日目ご案内
こんにちは、「関係力」コーチの佐藤真一です。
いつもご案内している2日間の
「箱セミナー」
の内容について少し詳しく書きます。
もうすでに受講された方は復習のために、
未受講の方は、「へぇ~、そういうことするんだ。」
という感じでお読みください。
通常、セミナーでは8時間×2日間かけて、みっちりと「箱」について体感していただくのですが、
1日目は基礎編、
2日目は職場編(いわば実践編)
です。
その構成は以下の通りです。
■1日目
第1章【心の持ち方】
第2章【心の持ち方を決める選択】
第3章【抵抗心が性格になる時】
第4章【抵抗心が他に及ぼす影響】
第5章【箱から出る
■2日目
第1章【1日目の復習】
第2章【職場で起こる箱の症状】
第3章【箱の外で働く:とはどういうことか】
第4章【箱の外で働く:その方法】
・顧客に対しては、”何を届けられるか”
・同僚に対しては、”どのように助けられるか”
・部下に対しては、”どのようにサポートし成長を助けるか”
・上司に対しては、”どのように報告し、責任をとるか”
まずは1日目の、第1章【心の持ち方】からです。
ここは無料メール講座の第1~4回でも扱っている内容を掘り下げます。
ここには「箱」の考え方の最重要なエッセンスが盛り込まれています。
それは、
心の持ち方には2つあり、
一つは、人を「人」として見る思いやりの心、
そしてもう一つは、人を「物」として見る抵抗心。
ここで、
「さとうさん、私は人を物としてなんて見ませんよ!」
と言われることも時々あるんですが…。(^^;
”人を物として見る”とは、
1)自分の目的を達成するための便利な道具
2)邪魔なもの、障害物
3)無関係、無関心
ということなんですと、【ある物】を使ってわかりやすくお伝えしています。
で、ここで恐いのは、その心の持ち方、
つまり、相手の心の持ち方をさとうさんが感じ取ってしまうということを日常の事例を交えながらお話しします。
それは、人は表面の言葉や行動がどうであれ、その奥にある心の持ち方を瞬時に感じ取ってしまうということなんです。
そして、ほとんどの人は同じような経験をしていますので、あなたの周りにいる社員/部下、家族、友人もあなたの心の持ち方を感じ取るということになります。
そしてその言葉や行動よりも、その心の持ち方に反応するんですね。
ほとんどの行動は、どちらの心の持ち方からでも取れてしまうんです。
そう、相手のことを人として見て褒めることもできれば、物として見て褒めることもできる…。
ただ、相手はそれを感じ取っているということなんです。
いくらあなたが表面上取り繕ってもお見通し、ということです。
仮に、その時は取り繕えたとしても、あなた自身の心は知っています。
「今、相手を人として見ていたのか、物として見ていたのか。」
ということをね。
こんな感じで第1章を終了します。(^^)
私の講義というよりは、参加者とのやり取りが中心です。
次は、第2章の【心の持ち方の選択】についてです。
ここも無料メール講座の第5~8回でも取り上げている”自己裏切り”の内容をメインで扱います。
自己裏切り?
これは、
”他人に対して心ですべきだと思っていることに背く行為”
もっとわかりやすく言うと、
”誰かのために、○○してあげようと思ったけど、しなかった”
ということです。
無料メール講座の中では、
■同僚が同じことを調べなくていいように教えてあげようと思った
を例に扱っています。
そして、その先には、
・思った通りに行動する⇒教えてあげる
・思った通りに行動しない⇒教えてあげない ←これが自己裏切り!
という2つの選択があると。
で、この自己裏切りは日常茶飯事。
私も、おそらくあなたも、これを日々繰り返しながら生きているんですね。だからこれが日常なんです。
ただ、注目すべきはこの自己裏切りをした瞬間に何が起こるか!
そう、自分がやらない理由、自分がやらなくていい理由を探し始める。
”自分がそれをやらないことが正しいんだ”
ということを証明し始めるんですね。
つまり、自分を正当化し始める、【自己正当化】です。
そしてその初めの
”○○してあげよう”
という感情には戻れない。
これを【「箱」に入る】と呼んでいます。
つまり、この瞬間に相手が「人」から「物」に変わるんです。
そしてこの「箱に入っている」というのは、
・行動をしたか/しなかったか
という視点だけでなく、
・行動した/しないによらず、その時の心の持ち方
もあるという、より複雑なケースも事例を使って扱います。
言い換えると、
「人」⇒「物」に変わってしまう場合、
「人」⇒「人」であり続ける場合、
があるということを知っていただきます。
そして、2章の最後では、無料メール講座の第8回でも取り上げている
”「箱」の中の特徴”
を扱います。
一般的には、
1.相手を悪く見る
2.被害者妄想
3.誇大化(物事をおおげさにあげつらう)
4.自己中心
5.自分はよくやっている(自己防衛)
の5つ。
さらに、セミナーでは参加者一人ひとりが
・乱暴に見える
・理屈っぽくなる
・黙る
などなど、自分自身が「箱」に入っている時のイメージ、感情、行動の特徴をリストアップしていきます。
これは何のため?
そう、
”自分が今、「箱」に入っているかどうかのチェックリスト”
として使うためです。
なぜなら、1日目の最後に”「箱」から出る”方法を学び、それを体感していただくのですが、その初めのステップが、
”「箱」の中に居ることに気づく”
だからなんです。
これで第2章が終了。
通常はここで、ランチへ!といった感じです。(^^)
先ほど
「人」⇒「物」に変わってしまう場合、
「人」⇒「人」であり続ける場合、
と書きましたが、次の第3章では、さらに厄介な
「物」⇒「物」
のパターンを扱います。
さあ、ここからは無料メール講座で扱っていない領域になります。
次は第3章【抵抗心が性格になる時】をお伝えします。
ここからは、無料メール講座やメルマガでもあまり書ききれていない内容です。
自分を裏切ると抵抗心を持ち始め、抵抗心は自己裏切りを正当化する方向で自分や相手を見始めます。
そして、その抵抗心が性格になるとはどういうことなのか?
「さとうさん、私、いつも自分が思ったことは行動しているし、自己裏切りなんてしたことないけど…。」
と時々参加者の方に言われるんです。
そう、この第3章で扱うのは、自己裏切りをしているという自覚がない…、そんなパターン。
つまり自分が「箱」に入っているということに麻痺している可能性がある時のことを扱います。
初めから「物」として見ているので、「人」から「物」に変化したことを感じられない、「箱」に入る/出るという境目がわからないという感覚。
これを「箱」の中で生活しているとか、「箱」を持ち歩くと呼んでいます。
そしてセミナーの中では、あなたが持ち歩いている「箱」を探っていくのです。
まず、
「今、あなた自身が、この人に対しては一番、箱に入っているなぁと思われる相手を思い浮かべてみてください。」
という質問をします。そしてさらに、
「その時、その人のことをどう見ていますか?」
と簡単な質問をいくつか続けます。
そしてある方法により、参加者一人ひとりの
”陥りやすい「箱」の傾向”
を探していくんです。
「箱」には以下のような4つの特徴があります。
■優越: 私は人より勝っている、優れている
■当然: 私は~してもらって当たり前
■劣等感:私は人より劣っている、ダメダメだ
■体裁: 人によく見られたい、~でなければならない
これを4つの「箱」と呼んでいます。
私たちはこの4つの「箱」を、今までの人生のさまざまな状況、役割、立場の中で、知らないうちに強化してきているんです。
そしていつしか
「私はこういう人間なんだ!」
とまるでそういう性格であるかのようにしてしまうんです。
あなたは無意識のうちにその「箱」に入るクセがついてしまい、さらにどんどんその「箱」を強化していくんです。
ここまでセミナーが進んでくると、
「えっ、これも私の『箱』だったのか…。」
という感覚になってきます。(^^;
と第3章までは、あなた自身の「箱」について深掘りをしていくんですが…
「箱」の影響はここだけに留まりません。
次の第4章では、あなたの「箱」が
”周囲に与える影響”
をひも解いていくんです。第4章【抵抗心が他に及ぼす影響】をお伝えします。
つまり、
”二人またはそれ以上の人がお互いに対して「箱」に入った状態”
を扱っていきます。
第3章では、あなたは「箱」を持ち歩いていると表現しましたが、その「箱」が刺激されるとあなたは「箱」に入ります。
すると、あなたは何を始めるか?
そうです。無料メール講座の第8回にも書きましたが、
”相手を非難し始める”
これをし始めます。
すると、非難された相手はどうなると思います?
そう、相手も同じように「箱」を持ち歩いていますので、相手もあなたと同じようにいとも簡単に「箱」に入ります。
これで二人以上がお互いに「箱」に入った状態が出来上がるわけです。
これを、【共謀】と呼んでいます。
つまり、あなたが自己裏切りをして「箱」に入ると、相手も「箱」に入れてしまい、相手もあなたを非難し始めるので、結局、あなたの自己裏切りはあなた自身に返ってくるわけです。
そして、これが企業や組織の中で増幅を始めるんです!
例えば、派閥、組織間の確執、縄張り争い、責任のなすり合い…などが起こってきます。
どうです?
あなたの職場ではこんなこと起きていませんか?
ここまで明白ではなくても、さまざまな利害関係が交錯するビジネスの現場では、いとも簡単にこの【共謀】状態が起こるんです。
そしてこれらの問題がこの共謀のメカニズムが根っこにあると気がついていない人が結構多いんですね。まぁ、恥ずかしながら4年前の私もそうだったんですけど…。(^^;
セミナーの中でもあなたの実際の状況に合わせて深掘りをし、その共謀が引き起こしている問題や生産性の阻害を訴求します。もちろん私の体験もここでたっぷりお話ししています。(^^;
ここまでくると、参加されたみなさんは
”「箱」が自分や周囲に及ぼしている影響の大きさ”
を実感されています。
そして…「箱から出たい!」と思われるわけです。
そして1日目のクライマックス、第5章を迎えます。
それは、
”「箱」から出る方法”
そして、第5章は1日目のクライマックス、【「箱」から出る】です。
答えから書きます!
「箱」から出る方法、そのステップは4つ!
1.「箱」の中に居ることに気づく
2.「箱」の外の世界を探す
3.新たに状況を考え直す
4.感じたこと、思ったことを実行する
うーん、よくわからん…ですよね。
まずは「箱」から出るためには、自分が「箱」の中に居ると気がつくことが大事なんです。
これは無料メール講座の第8回でも書いたとおり、自分が「箱」に入っている時のチェックリストを持つこと。
簡単に言うと、相手を非難している時、あなたは「箱」に入っている可能性が高いです。
そしてそれに気がついたら、「箱」の外の世界を探すんです。
ここが一番重要!
ほとんどの人はここで間違えます。
「箱」の中から懸命に相手を変えようと思ってしまう…。
そして問題は解決するどころか、悪化してしまうのです。
ここではセミナーの中でワークを通して、それぞれの「箱」の外の世界を探していただきます。
そして新たに状況を考え直す!
「箱」の中に入っている時の特徴、覚えてますか?
1.相手を悪く見る
2.被害者妄想
3.誇大化(物事をおおげさにあげつらう)
4.自己中心
5.自分はよくやっている(自己防衛)
でしたね。
こんな状態では解決策はおろか、どんどん「箱」のワナに落ちていくだけなんです。
だから「箱」の外の世界に一旦行っていただいて、そして状況を考え直していただきます。
そこで私がする質問は4つ。
えーっと、それは残念ながら書けません。(^^;
でも、そんなに難しい質問ではないんです。
ここまでが3つ目のステップ。
そして、最後は思ったこと、感じたことを実行する!
これは無料メール講座の第5~8回でも書いたとおり、自分がこうすべきだと思っていることをその思いに背いてしないことがあるんです。
それを「箱」から出た状態で、実行するということです。
だって本当はあなたはそうしたほうがいいと心の奥深いところでは思っているんですからね。
でも「箱」に入っているとそれがその通りにできない…。
だから、「箱」から出てそれを実行するんです。
何もスゴイことをしなくていいんです。大上段に構えなくてもね。(^^;
あなたがすぐにでも出来るぐらい簡単なことでね。
こうして「箱」から出ると…、本当に「箱」から出ていると、みなさんこう言います。
「箱の外って、心地いいですね。」
「なんか、こうあったかいっていうか、清々しいというか。」
そうなんです!
だから「箱」から出ることが止められなくなるんです!
ここまで箱セミナーの1日目、基礎編について書きましたが、いかがでしたか?
★無料で好評配信中
■無料メール講座全9回~「箱」で職場が変わる!~