部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則 -16ページ目

仕事や職場で輝くために、あらかじめ信条やポリシーなど軸となるものを決めておく

さあ、前回のこの記事 の続きです。

それではあなた自身、そして部下やスタッフもそのステージで輝くためにはどうしたらいいんでしょう?


たぶん手法はいろいろとあるんでしょうけど、私はこんなものを作ってます。


「私の10カ条」


自分の信条と言いますか、ポリシーと言いますか、軸となるものです。


いや、職場ってそれこそワナだらけでしょ?


予期せぬアクシデントは起こるし、思い通りにいかないことはしょちゅうだし、わかってもらえないことや、理不尽なことも日常茶飯事。


外的なものがいろいろと揺さぶりをかけてくるわけですよ。


例えばお客様は


「もっとここまでやってよ!」

「いや、それだと契約の範囲を越えて……」

「いいじゃない、ついでにさ!」


なんて平気で言ってくる。


そうかと思うと協力してくれると思っていた同僚からは


「私は担当違うから、ちょっと……」


と非協力的。


そうだ、部下がいる! と目をかけている部下は


「なんでそんなことやらなくちゃいけないんですか……。
 意味わかりませーん」


とやる気のない返事。


それなのに上からは、


「なんで計画通りにいってないんだよ?
 そんなに難しいことある?」


と強烈なプレッシャーがかかる。


そりゃあ、ぶれますよね。


だから自分の中に「軸」を作るんです。


どんな外乱があろうとも、最も自分が輝き、生き生きするカッコいい自分をイメージして、そういうふうになる「軸」を作るんです。


だから私はそのための


「自分の10カ条」


を作って行動基準を決めているんです。


ちなみに私の10カ条は以下のとおり。

 1.まずは自分が「箱」から出る(人を人として見る)
 2.ソコソコにやらず、全力でやる
 3.楽しくブランコをこぐ(何事も楽しむ)
 4.まずは自分からパンツを脱ぐ(カッコをつけない)
 5.自分の基準で評価せず、ありのままを受容する
 6.まずはプラスに受信する
 7.自分の心の声を聞く
 8.意識を相手に向ける
 9.ワクワクするものすべてをする
10.大切なものを大事にする

何かあった時に考えるとぶれるじゃないですか。


だから何かある前にもう決めちゃってるんですね。


で、そこに立ち返る。


でもね、実は私がこれらを完璧にできているわけではないんですよ。


本当はブレブレなんですよ。(恥)


だからこそ、何かあった時や迷った時にすぐそこに戻れるように意識をしているわけなんです。


拠り所のようなものです。


迷ったり、ぶれそうになる時にもう一人の自分がこれを提示してくれるんです。


「あれ、お前は自分でこう決めていたんだよ!」


って。(笑)


まだまだ、日々、この10カ条に照らし合わせての精進の日々です。(笑)


さて、あなたの10カ条はどんなものでしょう?


これを機会に考えてみてはいかがでしょうか?


あらためて言語化してみると見えてくるものがあるかと思います。


自問自答する時に使っていただきたい質問を一つ書くとしたら、


「どうしてそれを軸のひとつとしたいと思うのか?」


ですね。


さらに、


「それを外すとどうなってしまうのか?」


で、吟味してみてくださいね。


初めから10カ条でなくてもかまいませんからね。


まずはあなた自身が輝くために、あなたの10カ条、考えてみてくださいね。




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あなたにとって、また部下やスタッフにとって職場ってどんなところ?

ところで、


「職場って一言でいうとどんなところ?」


と聞かれたら、あなたはなんと答えます?


「職場は○○」


の○○に思い浮かぶ言葉を入れてみてください。


どんな言葉が入りました?


「暗い」「つらい」「つまらない」「ストレス」「苦痛」……


あらら、穏やかではありませんね。(汗)


それとも


「変化の連続」「修行場」「成長の場」「楽しいところ」「生きがい」……


なかなかよくなってきましたね。


もちろんこれは唯一の正解があるわけではなく、今、あなたはこう感じているということですから。


余談ですが、この


「一言でいうと?」


という質問は、拡散している考えを集約させる質問として私も時々使います。


えーっと、話を戻しまして、この「職場は○○」ですが、私は、


「職場はステージ」


としています。


部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則

「またまた、さとうさん、意味のわからんことを言っちゃって!」


と揶揄されるかもしれませんが、まぁ聞いてください。


もちろんこれはひとつの比喩です。


私は演劇や音楽の経験もなく、ステージに立つことなんてありませんが、意味としては、


「職場は一人ひとりがスポットライトを浴び、一番輝く場所」


もちろん主役や脇役などいろいろあるかもしれませんが、一人ひとりの個性を活かし、チームとして何かを創りあげ、表現していくそんなイメージなんです。


そしてそれを観てくれるお客様がいて、感動してくれたり、スタンディングオベーションなんてしてくれたら最高じゃないですか!


ということで、つまり


「職場はステージ」


と勝手に定義しています。


もちろんそのステージを支える大道具さんや小道具さん、美術さんや照明さんなど縁の下の力持ちもいて、さらにそのステージをプロデュースしたり管理する人たちもいる。


もちろんね、役によってはセリフが多かったり、ソロのパートが多かったり大変さもありますよね。


あなたも経営者や管理職、リーダーであれば、役職が上になればなるほど難しい役どころとなるわけですね。


つまりは問題や課題は大きくなる。


でもそれをやり遂げた時の達成感や充実感は大きくなりますね。


「えっ、そんなに報われていないって?」(苦笑)


それはお疲れさまです。


ただね、そんな中でも、部下やスタッフに輝いてもらいたいと思うじゃないですか。


ね、最近書いた通り安楽を求めても楽にはなれないし、誰かや社会に期待すると不満や不安となるとなるわけですから。


いやいや、部下やスタッフに輝いてもらう前に、なによりもあなた自身が輝いてもらわないと。


さあ、あなた自身、そして部下やスタッフもそのステージで輝くためにはどうしたらいいんでしょう?


その一つのヒントを次回、書きたいと思います。


お楽しみに!




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職場の誰かや組織や社会に期待して思い通りにならないと……不満や不安になるんです

前回のこの記事でも書いた ように、


「楽に仕事をして過ごしたーい!」


と思っていると、そうならず、実は不満を持ち、ストレスを抱えて、安楽どころかつらく苦しくなっていく……。


どうしてなのか?


一言でいうなら、


「誰かに期待をしている」


ということでしょうか。


「いやいや、さとうさん、上司に期待したり、
 あるいは部下や同僚に期待したりするでしょ?
 チームなんだから、当然でしょ?」


と思われるかもしれませんね。


それに


「部下や若手には期待をかけるでしょ?
 それが成長にもつながるし……」


と思われるかもしれませんね。


もちろん、そうですね。


でもここで私が書いた


「誰かに期待している」


というのは、言い換えると


「何かの見返りを求めている」


と言えるかもしれません。


よくある職場での光景、上司が部下に


「オレはお前に期待しているからな!
 頑張れよ!」


「はい!」


これ、いいですよね。


なにも悪くない。


ただですね、部下が自分が思った通りの行動をしなかったり、成果を出せなかったとき、ついつい


「なんだよ、せっかく期待していたのに……」


とか


「えーっ、なんで?
 ホント、期待外れだな……」


とかね。


いや、声に出さなくてもね、無意識のうちにどこか心の中でつぶやいちゃったりしません?


恥ずかしながら、私もあります。(恥)


そういう時はやっぱりどこか相手のことを信じ切れていなくて、その人の将来に期待しているというよりは、やはりなにか


「見返りを期待していた自分」


がいるような気がするんですね。(自戒を込めて……)


これが個人じゃなくて、組織や社会でも同じ。


「いやいや、会社だったら当然こうしてくれますよね?
 だって私、社員なんだから!」


とか


「学校が悪い、教育がダメなんだ、今の社会の風潮が悪いっ!
 いったいどうなるんだよ、この国は……」


とか、どこか他人事のようで、やはりここでもどこかで無意識に依存しているような。


なにかそれが当然のようにね。(←あっ、これ「当然の箱」ですね)


つまり、


・誰かに期待して思い通りにならないと……不満になり、
・組織や社会に期待して思い通りにならないと……不安になる


わけなんですね。


そして自分が被害者になっていくわけです。


では、どうします?


そう、


「自分自身に期待」


しましょうよ。


他人事とせずに自分に期待して、自分ができることを最大限にする。


部下や若手が期待通りに動かなくなって、直近の成果を出せていなくても関係なしです。


あるいは上司がわからんちんでもかまいません。


彼らの可能性に期待し、意欲を持ったリーダーであるあなたが彼らのサポートのために


「できることをやり続けること」


これしかないと思うのです。


それがリーダーであるあなたの


「出番、役割」


だと思うのです。


思い通りにいかない、うまくいかないことがあったとしても、常に次の手を考え、あきらめずにやり続ける。


自分の出番を作り続ける。


これでいきませんか!


私はそんなあなたを応援し続けます。


なぜならそれが少しでもお役に立てる私の「出番」ですから。




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楽に仕事をしたいと思うと、実は楽に仕事をしていけないという矛盾に陥ります

ところで、人間の二大欲求って何だと思いますか?


人間の欲求と言えば、「マズローの欲求段階説」


1.生理的欲求(Physiological needs)
2.安全の欲求(Safety needs)
3.所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)
4.承認(尊重)の欲求(Esteem)
5.自己実現の欲求(Self-actualization)


が有名ですが、ここでは扱いません。


さて、人間の二大欲求とは?


「安楽の欲求」



「充実の欲求」


です。


自立型の人材を考えるときにこの「人間の二大欲求」も重要なポイントなんです。


そしてこの「安楽の欲求」と「充実の欲求」、実は対極にあるんです。


「安楽」を辞書で引くと


「心身の苦痛や生活の苦労がなく、楽々としていること。
 また、そのさま」


と出てきます。


一方、「充実」はどうかというと


「必要なものが十分に備わること。中身がいっぱいに満ちていること」


と出ます。


私たちは普段、なにげなく


「将来は、あるいは老後は安楽に暮らしたい」


とか思ったりしますよね。


また


「充実した時間を過ごしたい。
 充実した人生を送りたい」


とも思ったりもします。


さてこの2つがなぜ対極の関係なのか?


例えば職場でのことを考えてみましょう。


職場で、


「楽に仕事をして過ごしたーい!」


と思うとします。


すると、どうなるか?


・できれば自分が責任を負いたくない
・面倒なことは避けたい
・今までやったことのないことに新たにチャレンジする意欲はない


となったりします。


そう思うと、次はどうなるか?


・会社、相手、顧客に責任を押し付ける、転嫁したり
・トラブルへの対応や処理が遅れたりする
・積極的に臨まないので自分の能力も向上しない


そうなると、当然、


・自分への信用が落ちる


つまり、


「楽に仕事をしていけない……」


という顛末となりますね。


楽に仕事をしたいと思うと、実は楽に仕事をしていけないというパラドックス(ジレンマ、矛盾)に陥るわけです。


では、一方、職場で


「自分を活かして、充実した仕事をしたい!」


と思い、そういう姿勢で仕事に臨んだらどうなるか?


例えば、


・自分が責任をもって物事に取り組もう
・面倒なことから逃げないようにしよう
・今までやったことのない新たなことにもチャレンジしよう


となります。


すると、


・逃げずに自らが責任を取る
・変化やトラブルへの対応や処理が早い
・結果的に自分の能力も向上する


そうなると必然的に


・周囲の自分への信用が増す


つまりは、


「充実した仕事ができ、自身も充実感で満たされる」


という流れになります。


すべてがこのようになるとは断言できませんが、あながち間違いではないと思いませんか?


充実した体験、充実感を感じるということ、さらに充実感を感じる6つの条件については先日も書きましたので、過去のこの記事も併せてお読みいただくと 理解が深まるかと思います。
 
つまりですね、自立型人材の姿勢とは、先週の5つの特徴を持ち、


◎自己の可能性を最大限に発揮する人材、
 そして結果として充実した時間を過ごし、

 自身も充実感を感じられる


ということになるんですね。


あなたも、くれぐれも安楽のパラドックスにご注意を!




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自立型姿勢の特徴、他人のすべてを受け入れ、励まし支援する【他者支援】

私の友人につるちゃんこと鶴岡秀子さんという方がいます。


そしてそのつるちゃんの周りには自然と応援したいという人が集まって来ます。


さて、そのつるちゃんが講演会でよく話してること、それが「天国と地獄のお話」です。


あなたは、天国ってどんなイメージって聞かれたら、なんと答えますか?


「えーっと、お花畑があって、明るくって、あたたかくって……」


では、地獄ってどんなイメージ?


「うーん、えんま大王がいて、血の池や煮えたぎった釜があって、
 それから針の山もあって、そう暗くて苦しいところ……」


でもつるちゃんの答えはこうです。


「実は天国と地獄って、同じところなんだって」


???


そんな、バカな!まぁ、確かめようがありませんけど。


つるちゃんは続けます。

「そこには3mぐらいの円卓があって、
 それを囲んでみんな座っているのね、
 そして食べきれないほどのご馳走が山盛りに置いてあるの。

 

 で、そこには4mぐらいある長い箸が置いてあるわけ。

 でね、地獄の人はその長い箸で我先に
 ご馳走をちょっとでも多く食べようと必死になっているの。

 

 でも、4mの箸だから口にも持っていけないし、
 口に持っていこうとする時に
 周りに座っている人たちの頭をバシバシなぎ倒すわけ。


 だからお互いに憎しみ合っているの」

なるほど……。

「一方、天国の人はその4mの箸を使って、
 向かい側にいる人に、

 お先にどうぞと食べさせてあげているの。
 
 それをいただいた向かいの人も、
 では今度はどうぞと食べさせてくれる。
 

 だからお互いに幸せを感じているの」

ほーっ。


「だから、天国と地獄は実は同じ場所なの」


そうかぁ……。


実はつるちゃんもこれをある人から聞いたそうです。


それで、素敵なお話しなのでみんなにシェアしているんだそうです。


私も最近、箱セミナーの中で引用させていただいてます。


さぁ、なのでこれからは


「あなたはどちらへ行きたいですか?」


と質問するのではなくて、


「どちらの人になりたいですか?」


だって同じ場所なのですから。


よく


「それは天国から地獄だな……」


なんて言うじゃないですか。


それは場所や環境が変わったのではなく、自分自身のあり方の問題だったのですね。


私もこの話を聞くまで思い違いをしていたようです。


つまり、

他人のすべてを受け入れ、励まし支援する
そして他人の成功を、ともに喜ぶ

すると自分も幸福感を感じられる。


常に自分の利益だけを優先したり、他人から得ることだけを考えたり、他人が成功しないことを望んだりということがありますが、けっして幸福感を味わえないということ。


これを


【他者支援】


と呼んでいます。


でもね、私たちはついつい自分の中に評価基準を持っていて、それで他人を否定してしまったり、批判してしまったり……。


そして他人の成功を妬んでしまったり、足を引っ張ったり。


過去のこんな記事も【他者支援】の好例だと思います。


・同僚、上司、部下、家族、友人、隣人…あなたの周りの平和のために


・「箱」の公式メルマガをご存知ですか?


ご参考まで。


これで自立型姿勢の特徴が5つ揃いました。

【自己依存】 周囲に期待するのではなく、自分に期待する
【自己管理】 自分の持っている能力を最大限に発揮する
【自己責任/原因】 問題の原因は、自分自身にある
【自己評価】 相手や周囲に依らず、自分が納得するまであきらめない
【他者支援】 他人のすべてを受け入れ、励まし支援する

「さとうさん、言ってることはわかりますが、
 ちょっときれいごと過ぎない?
 理想論でしょ?」


って思われている方もいるかもしれません。


私もね、初めそう思ったんですよ。


でもね、いろいろ深く学んでいくとやっぱりここに戻ってくるんです。


「箱」でも一番重要である「やり方ではなくあり方」のところ。


来週以降も、この自立型人材の育成というテーマについて書き進めていきたいと思います。


「箱」とも極めて親和性が高いです。




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自立型姿勢の特徴、自分が納得するまであきらめない【自己評価】

私がまだソニーで技術者として働いている頃のことでした。


たまたまあるミーティングに同席させていただく機会があって、そこは、ある商品の企画、設計、デザイナーの三者が参加してました。


まず企画担当者が、


「この商品のコンセプトをもう一度確認しますが……。
 (中略)
 そしてお客様が欲しがっている機能としてはですね……」


というような感じで話が始まりまして、途中こんなやりとりが……


設)「ちょっと待ってください。
   その機能は技術的にもコスト的にも問題があります。
   だから違う機能を充実させています」


と設計者、それに対して企画の担当者は


企)「いやお客様が求めているのはですね、そこじゃなくてこっち。
   ちゃんとリサーチとしてもデータがでていますし……」


設)「でもそれだと新規性もないですし、うちの特長が出ませんよ。
   私たちが推したいのはこの技術なんですよ!」


という感じ。


そうかと思うと、デザイナーから

デ)「お願いというか必ず修正してもらいたいんですが、
   ここの曲線、もう少しなだらかにしてください。」


設)「いや、そこは加工手順からすると

   だいぶ複雑になりますから……」


デ)「いやそうじゃなくて、

   この商品のイメージは違う曲線なんですよ」


設)「それはそうかもしれませんが、
   時間はかかるしコストアップにつながるんですよ」


企)「私もそこはそんなに

   ユーザーは気にしないと思うんですが……」


デ)「いや、ここは絶対に譲れません。
   ここのデザインはこの商品のコンセプトそのものです!
   それからこの孔、こんなところには開けないでくださいよ」


設)「ダメです。そこが一番、放熱の効率がいい場所なんです。
   そうしないと機能的にも安全的にも

   保証規準が上がっちゃいます、そこは譲れません!」


デ)「デザイン的にはなしですよ。
   それにロゴももう少し下げてくれないと……」


設)「ロゴは変更可能かもしれませんが、
   その放熱孔に関してはダメです」

と、まぁ侃侃諤諤(かんかんがくがく)、まるでケンカなんですよ。


正直、驚きました。


私はどちらかというと設計者に近い立場でしたし、技術的な裏付けもわかっていましたから設計者が言っていることがもっともだと思っていました。


でも、しばらく話を聞いているうちに、


「この人たち、それぞれの立場で妥協しないんだなぁ……」


と感じたんです。


そしてそれぞれの立場で納得するまであきらめないんです。


「少しでもよくしよう、より洗練された商品にしよう」


と必死なんです。


で、そのケンカ(ミーティングのことですよ)が終わるとそれぞれの課題を持ち帰ってなんとか実現できないか各々が検討し、試行錯誤を始めるんですね。


三者ともプロフェッショナルでしたね。


一つの商品が出来上がるまでにはこれを何度も繰り返しているんですね。


そうやって一つひとつの商品が洗練され、クオリティが上がっていくんですね。


で、最終的に出来上がった商品をみると、やはり確実にブラシュアップされているんです。


つまり、

自分が納得するまであきらめない、
見られているかどうかではなく、
他人が見ていないところでこそ努力をし、信念を貫く

だから、単に他人に認められたいからやるとか、他人が見ていないところでは手を抜くとか、他人に評価されないからやらないとか、そういうことではないんですね。


他人がどうのこうのではなく、自分に正直と言いますか、自分をごまかさない。


これを


【自己評価】


と呼んでいます。


自分の中に厳しい基準を持って、妥協せず努力し続ける。


擁護するわけではありませんが、私がいたソニーだけではなく、いわゆる日本の家電メーカーは設計の細かいところまで、本当に配慮が行き届いています。


当たり前のように実現されている機能やデザインはこの妥協しない試行錯誤の賜物なんです。


ちょっと違う視点ですが、反響が多かった過去のこの記事も【自己評価】の好例だと思います。


・学生、社員、部下、そう相手のことを疑わない…ということ


ご参考まで。




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自立型姿勢の特徴、問題の原因は自分自身にある【自己責任/原因】

時々一緒に活動している仲間の中で、よく遅刻してくるメンバーがいたんです。


初めは私も彼のことを軽蔑して見ていました。


「社会人のくせに時間も守れないなんて……サイテーだな」


と。


あなたの部下にもいませんか、こういう人。


えっ、上司がそう?


それはお困りですね。(苦笑)


まっ、一言でいうと理解不能ですよね。


でも、ある時、ふと思ったんです。


「オレがやっていることって、彼を非難をしているだけだ」


彼が遅刻しないようになればいいと思っているのに、それを改善するための行動を何一つとっていないと。


では、どんなことができるのか?


一緒に朝食を食べる約束をしよう。


そうだ、モーニングコールをかけてみよう。


それでも起きなければ、ホテルの部屋まで行ってみよう。


1回でダメなら何回でも付き合ってみよう。


で、それらをやってみました。


あきらめずに……。


するとしばらくして彼からは


「私のためにいろいろとありがとう。
 もう大丈夫、時間にルーズなことはなくすから」


との素直な言葉が返ってきました。


「さとうさん出来すぎでしょ?」


と思うかもしれませんね。


確かにそうなのかもしれません。


でもですね、何か問題が発生した時、私たちは得てして相手の原因を探り始めませんか?


そしてそれを非難して、正そうとしますよね。


できればかかわりたくない、厄介なことに巻き込まれたくないと思いますよね。


それを否定もしません。


いやいや書いている私だってごくごく当たり前にそう思っちゃいます。


「相手が悪い!」


ってね。


ただ、それで問題が解決するのかというと……NOなんですね。


たしかに相手が悪いかもしれない、相手が間違っているかもしれない。


でも相手がいい悪い、正しいか間違っているかじゃなくて

自分にもなにか原因があるのではないか、
いや自分自身にこそ問題の原因があるのではないか、


そして問題から逃げずに、真正面から受け止め、
さらなる飛躍のチャンスと考えられないだろうか

とする姿勢が問題解決に向かう近道なんだと思うんですね。


これを


【自己責任】


と呼んでいます。


自己責任ってきついなぁと思われたら、自分に原因があるかもしれないと疑ってみるという意味で


【自己原因】


でもいいかもしれません。


そもそも「箱」でも根底のテーマは


「自己欺瞞(じこぎまん)」


ということであり、これは


「自分に問題があると気がついていないこと」


でしたよね。


過去に書いたこれらの記事も【自己責任/原因】の象徴的なものだったかもしれません。


・お客様に多大な迷惑をかけているのがわからないのか?
 

・使えない部下というレッテルを勝手に貼っていました…


ご参考まで。


繰り返しますが、相手がいい悪い、正しいか間違っているかは関係ありません。


自分に原因はないのだろうかと目を向けられるかどうか、これですね。




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自立型姿勢の特徴、自分の持っている能力を最大限に発揮する【自己管理】

セミナーやワークショップなどで私と直接お会いした人には、自己紹介で経歴をお話ししますのでご存知かもしれませんが、私、ちょっと変わったキャリアを辿っています。(笑)


ソニーという会社に入社して8年間はエンジニア、その後、労働組合の執行部として8年、そのうち企業内連合体の中央書記長3年、中央執行委員長2年。


委員長退任後、人事でマネジャーとして5年、その後独立。


当初、会社に入りエンジニアとしての仕事をしていた私にとっては、労組の執行部という仕事はまさに門外漢。


でも、


「少し違った世界を経験するのもいいか!」


という興味本位の気持ちでスタートして2年余りが過ぎたころ、そろそろ退任して技術の現場に戻ろうとしていました。


でも、何人かの先輩から引き留められます。


「もっと広い視野で会社を見てみないか?」

「組織のために、組合員のために

 これからも力を貸してくれないか?」


引き留められることでうれしい気持ちも多少はありましたが、


「そんな甘いこと言って、たいへんになるだけじゃないか」


と心の中では思っていました。


昼はコンピューターシミュレーションの研究・開発を仕事とし、就業後、夜からは社員側からの人事・労務的な課題に取り組む。


まさに「二足のわらじ」。


1年目はまさに何が起こっているのかわからない状態。


2年目はなんとかついていくものの、まだまだ消化不良の状態だったと思います。


「このままだと両方中途半端になっちゃうじゃないか……。
 オレの本業は技術なんだから

 そこでちゃんとキャリアを構築しなきゃ。
 オレのキャリアはどうなるんだよ……」


そう思っていました。


でも正直言うと、自信がなかったんです。


歴代の書記長や委員長を見てきて、


「オレには到底できない……」


と思っていたんです。


うまくできなくて批判されたり、ガッカリされるのが怖かったんですね。


だからもっともらしい理由をつけて断ろうと思っていました。


でもある先輩から、

「実はオレも引き受けるとき自信なくてさ、怖くてさ……。
 でも自分のことを見てくれている
 他人の評価を信じようと思ったんだよ」


「他人の評価?」


「ダメでもいいからできる限り全力でやってみようと思えたんだ」


「はぁ……」


「本当にダメだったら、
 周りの誰かが引きずりおろしてくれるって思ってね」


「周りの誰かが……」

という話をした時、


「自分がいかに自分の体裁や評価の事しか考えていなくて、
 自分の規準や枠の中だけで動いているのか」


ということに気づかされたんですね。


それで、


「ダメでもいいからできるところまでやってみよう、挑戦してみよう」


と思えたんです。


そうしたら周りの副委員長たちから


「お前が書記長やるんだったらオレは異論はないよ」


とか


「お前が将来、委員長をやってくれるなら、心強いよ」


という言葉をもらって……覚悟を決めました。


そして課題山積でありましたが、その時の仲間との活動は、今振り返ってみても充実した時間であったと思います。


自分が担当したことでよかったのかどうかはわかりませんが、この時の決断と経験が今の私の礎になっていることは間違いありません。

自分の持っている能力を最大限に発揮し、
自分のできないことに挑戦する
そしていかに自分が充実するかを考える

これを今でも日々試行錯誤をしながら取り組んでいます。


できることがわかっていることしかしないのではなく、求められている範囲にとどまらずに挑戦する、これを


【自己管理】


と呼んでいます。


他者に委ね安住するのではなく、自分のことは自分で管理するということです。




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自立型姿勢の特徴、周囲に期待するのではなく、自分に期待する【自己依存】

5年前に独立したものの、今振り返ると計画が恐ろしいほどあまくて、なかなか思ったように集客できない日々。


売り上げを上げるどころか、どんどん手元資金が減っていくような状況が1年以上も続き、


「ヤバいなぁ……」


と思っていたころ、やはり他人に大きく依存している自分がいました。


「ロイヤリティを払っているのに本部は効果的な施策どころか、
 何もしてくれない!」


とか


「もっと仕事をこっちに回してくれればいいのに……」


とか口には出さないものの、心の中ではいつも愚痴っていたような気がします。


それを私のメンターの一人に話していたんです。

「ちょっと聞いてくださいよ。
 あの人、どう考えているんでしょうね。
 なんか全然考えていることわからないんですけど。」


「そう。」


「だって普通、こう考えますよね?」


「ふんふん。」


「だってもっと効率的にやったほうがいいじゃないですか!」


「ほうほう。」


「そもそも戦略がないんですよねぇ……」


「そう。」


「そうって……」

私が一方的にしゃべり、そのメンターはただ軽い相槌をうって聞いているだけ。


でもその目は私をじっと見つめていたんです。


そのまなざしを見ながらハッとしました。


「あっ、オレ、依存してる……」


って、自分で気づいてしまいました。


会社に依存しているままでいいのかと思って独立したはずなのに、相変わらず依存している自分がいるって気づいてしまったんです。


自分でやっているつもりが、そうではなかった。


正直、ショックでしたし、恥ずかしかった。


だからまず自分でできることをしていこうと思いました。


知名度が低いとか戦略的な拡販ができていないとか嘆く前に、自分でできる開拓をしていこうと思いました。


集客のやり方も工夫したり、まだまだ黎明期なのだからいろいろ試行錯誤していこうと思えました。


このメルマガ やブログだってそうです。


スタートした時はとにかくなんかやらなくちゃと思って始めたのですが、途中からはなにかお役に立てるのはもちろんだけど、自分のために書こうと思ったんです。


「自分が日々、箱や人と人との関係性についてアンテナを張り、
 考え続けていないと蓄積もされていかないし、説得力がない」


と思ったからなんです。


だから日々読者にむけて書いているようですが、実は自分自身にむけて書いているんです。


他にも仲間の応援、企業向けの体験会の実施などいろいろと試行錯誤を続けています。


まだまだうまくいかないことばっかりです。(笑)


でも自分自身でてきることをやり続けていくしかないなと思っています。


まだまだやりきれている自信はありませんし、決して安定しているとは言えませんが、

他者や周りの環境に期待せず、
それらに依存していたことを自分の可能性に期待し、
自発的な行動や見本となる行動に置き換えていく

これを日々試行錯誤をしながら取り組んでいます。


これ、他者に依存するのではなく自分に期待する


【自己依存】


と呼んでいます。




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仕事や職場ではもちろん知識やスキルは必要、でも最後に問われるのは「姿勢」

手法はいくらでもあるのですから……これをやり続けるということですね、あきらめずに。


あなたの部下やスタッフを自立型の人材に育てたいと思ったら、あきらめずにできることをやり続けるということです。


で、ここでもう一つ大事だよなぁと思うのが、育てたいと思っているあなたの


「姿勢」


です。


「箱」で言うなら、


・人として見ているのか、それとも物として見ているのか


ですね。


手法はあくまでも手法ですからね。


たとえ同じ手法、同じ行動をしていたとしても、相手はあなたの心の持ち方に反応します。


そしてそれを感じとりますからね。


あなたがもしも


「コイツに面倒くさいヤツだなぁ……」


と思っていれば話を聴こうと意識してもそういう聴き方になります。


逆に


「お前の可能性を信じているぞ!」


と思っていればそういう聴き方になるんですね。


もしかしたら表面的には顕著に現れないかもしれません。


でもおそらく部下やスタッフは感じ取っていますよ。


あなたも似たような経験ありませんか?


極端なことを言うとですね、この「姿勢」がしっかりとしていれば手法なんてどうでもいい、と思うんですね。


ちょっと暴論かもしれませんが、たとえ一時的に適当な手法じゃなかったとしても、後者の姿勢であればいくらでも修正が効くじゃないですか。


なぜなら可能性を信じ続けるからです。


でも前者のように面倒くさいな、厄介だなと思っていたら、次もさらに積極的に関わりたいとなんて思いませんよね。


だからその状況が良くても悪くてもそこで止まってしまうと思うんですよ。


あるいは、


「やっぱりコイツ、ダメだ……」


って。


いや本当は心の奥深いところでは、よくなってもらいたいと思ってはいると思うんですね。


そうなったほうがいいし、そうするべきだとも思っているのに……そうしない。


そう、自分の気持ちに背くわけですよ。


あっ、これ自己正当化ですよね。


そしてダメな理由を作り始める、相手のせいにし続ける。


以前、私の友人・Hさんがお客様に対して予定をオーバーブッキングしちゃったんですね。


つまり同じ日に違う場所で違うお客様との予定を同時に入れてしまったんです。


先に予定を入れたA社とは簡単な打合せ、後から予定を入れたB社とはまさにこの時しかないというタイミングでの重要な案件。


でも予定を先に入れたのはA社さんだし、でもB社さんとの案件はまたとないチャンス!


それで彼は迷っていたんです。

「さとうさん、どうしたらいいと思う?」


「Hさん自身は今どう思っているの?」


「うん、やっぱり先に予定を入れたのはA社だし……。
 B社さんのほうにお断りを入れるべきだと……」


「そう。」


「……」


「Hさん、私には本当はそうしたくないって
 聞こえてくるんだけど?」


「……」


「どう?」


「実は、本音はそうです。
 でも……」


「でも?」


「A社さんにも迷惑はかけられないし、
 せっかくチャンスをくれたB社さんにも申し訳ないし……」


「それが本音でしょ?」


「えっ?」


「HさんはA社さんもB社さんも同じように大事に思っている。
 だから真剣に迷っている。
 それが本心だよ、それでいいんじゃない?」


「ええ。」


「Hさんがどういう選択をしても
 これから2社とも大事にしていきたいんでしょ?
 双方にお役に立ちたいと思っているんでしょ?」


「それはもちろん」


「だったらどっちを選択してもいいんじゃない?
 その後からどうにでもできるんじゃない。
 というか、Hさんはどちらも大事にしていくでしょ?」


「うん、そうなんです。
 さとうさん、私、正直に謝って事情を話してみます」


「そう。」


「それでどういうふうになっても
 A社さんもB社さんも大事にしていきます。
 それは自分の心に嘘はついていないつもりです」


「応援しますよ」


「ありがとう!」

とHさんの表情は明るくなっていました。


わたしはHさんのことを例え一時的にミスをしたとしてもそれ以上のリカバリーをすると信じていましたし、


Hさん自身もお客様であるA社さん、B社さんをずっと大切にしていくと決めていましたからね。


それが私にも感じられたんです。


で、どうなったと思います?


A社さんからは日程の変更が申し出されて、


「Hさん、気にせずにB社さんのお仕事頑張ってください!
 私たちも応援していますから。」


と言われたんだそうです。


それを聞いてHさんは泣けたそうです。


そして、


「さらにA社さんにはどんなことができるんだろう」


と考え始め、今でも双方といい関係を継続しているそうです。


相手がどうのこうのじゃなく、自分なんですね。


「姿勢」


問われますね、自戒を込めて。




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