仕事や職場ではもちろん知識やスキルは必要、でも最後に問われるのは「姿勢」 | 部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則

仕事や職場ではもちろん知識やスキルは必要、でも最後に問われるのは「姿勢」

手法はいくらでもあるのですから……これをやり続けるということですね、あきらめずに。


あなたの部下やスタッフを自立型の人材に育てたいと思ったら、あきらめずにできることをやり続けるということです。


で、ここでもう一つ大事だよなぁと思うのが、育てたいと思っているあなたの


「姿勢」


です。


「箱」で言うなら、


・人として見ているのか、それとも物として見ているのか


ですね。


手法はあくまでも手法ですからね。


たとえ同じ手法、同じ行動をしていたとしても、相手はあなたの心の持ち方に反応します。


そしてそれを感じとりますからね。


あなたがもしも


「コイツに面倒くさいヤツだなぁ……」


と思っていれば話を聴こうと意識してもそういう聴き方になります。


逆に


「お前の可能性を信じているぞ!」


と思っていればそういう聴き方になるんですね。


もしかしたら表面的には顕著に現れないかもしれません。


でもおそらく部下やスタッフは感じ取っていますよ。


あなたも似たような経験ありませんか?


極端なことを言うとですね、この「姿勢」がしっかりとしていれば手法なんてどうでもいい、と思うんですね。


ちょっと暴論かもしれませんが、たとえ一時的に適当な手法じゃなかったとしても、後者の姿勢であればいくらでも修正が効くじゃないですか。


なぜなら可能性を信じ続けるからです。


でも前者のように面倒くさいな、厄介だなと思っていたら、次もさらに積極的に関わりたいとなんて思いませんよね。


だからその状況が良くても悪くてもそこで止まってしまうと思うんですよ。


あるいは、


「やっぱりコイツ、ダメだ……」


って。


いや本当は心の奥深いところでは、よくなってもらいたいと思ってはいると思うんですね。


そうなったほうがいいし、そうするべきだとも思っているのに……そうしない。


そう、自分の気持ちに背くわけですよ。


あっ、これ自己正当化ですよね。


そしてダメな理由を作り始める、相手のせいにし続ける。


以前、私の友人・Hさんがお客様に対して予定をオーバーブッキングしちゃったんですね。


つまり同じ日に違う場所で違うお客様との予定を同時に入れてしまったんです。


先に予定を入れたA社とは簡単な打合せ、後から予定を入れたB社とはまさにこの時しかないというタイミングでの重要な案件。


でも予定を先に入れたのはA社さんだし、でもB社さんとの案件はまたとないチャンス!


それで彼は迷っていたんです。

「さとうさん、どうしたらいいと思う?」


「Hさん自身は今どう思っているの?」


「うん、やっぱり先に予定を入れたのはA社だし……。
 B社さんのほうにお断りを入れるべきだと……」


「そう。」


「……」


「Hさん、私には本当はそうしたくないって
 聞こえてくるんだけど?」


「……」


「どう?」


「実は、本音はそうです。
 でも……」


「でも?」


「A社さんにも迷惑はかけられないし、
 せっかくチャンスをくれたB社さんにも申し訳ないし……」


「それが本音でしょ?」


「えっ?」


「HさんはA社さんもB社さんも同じように大事に思っている。
 だから真剣に迷っている。
 それが本心だよ、それでいいんじゃない?」


「ええ。」


「Hさんがどういう選択をしても
 これから2社とも大事にしていきたいんでしょ?
 双方にお役に立ちたいと思っているんでしょ?」


「それはもちろん」


「だったらどっちを選択してもいいんじゃない?
 その後からどうにでもできるんじゃない。
 というか、Hさんはどちらも大事にしていくでしょ?」


「うん、そうなんです。
 さとうさん、私、正直に謝って事情を話してみます」


「そう。」


「それでどういうふうになっても
 A社さんもB社さんも大事にしていきます。
 それは自分の心に嘘はついていないつもりです」


「応援しますよ」


「ありがとう!」

とHさんの表情は明るくなっていました。


わたしはHさんのことを例え一時的にミスをしたとしてもそれ以上のリカバリーをすると信じていましたし、


Hさん自身もお客様であるA社さん、B社さんをずっと大切にしていくと決めていましたからね。


それが私にも感じられたんです。


で、どうなったと思います?


A社さんからは日程の変更が申し出されて、


「Hさん、気にせずにB社さんのお仕事頑張ってください!
 私たちも応援していますから。」


と言われたんだそうです。


それを聞いてHさんは泣けたそうです。


そして、


「さらにA社さんにはどんなことができるんだろう」


と考え始め、今でも双方といい関係を継続しているそうです。


相手がどうのこうのじゃなく、自分なんですね。


「姿勢」


問われますね、自戒を込めて。




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