「先読み力」で人を動かす -2ページ目

中国人曰く、マイナーなので競争が少ない日本語を選びました

以前、「日本のドラマを見て日本語を勉強したいと思いました 」というタイトルで、日本のドラマの影響で日本語を勉強したいと思った、日本の娯楽文化の力はすごいという話を書いたが、別の理由で日本語を勉強する中国人メンバーもいる。


以前、他の中国人のメンバーに「なぜ日本語にしたの?」と聞いた。日本でも英語が外国語で主流であるように、中国でも英語が主流にも関わらず日本語を選択することの理由を知りたいためだ。



このメンバーは仲良く気心してている、というのもあるが、以下の回答をした。



「日本語はマイナーで、日本語が話せる人が少ないので、競争が少ないです。欧米系の外資で激しい競争をするよりも、競争も少ないので」



マイナーで、競争が少ない。



中国で日本企業で働いている中国人を見ると確かに、保守的でバリバリ競争をすることを望まない比率は高いかもしれない。


日本人としては寂しい限りだ。しかし、私が言いたいことは、日本語がマイナーでその結果、競争が少ないということではない。


中国で触れ合う日本語を話せる中国人は、相当日本流に日本の文化を理解して、染まっていて、彼らの日本、日本人に対する意見は、かなりバイアスがかかっている、つまり、かなりよく評価してくれている、ということだ。


実際に、日本語が話せない中国人と会話をすると、日本のメディアが毎日のように中国に関する報道をする一方で、彼らは日本に対して、いいとか悪いとか、よりも、「あまり興味がない」「気にしてない」という感覚が強い。


Japan Bashing(ジャパン バッシング:日本批判)


Japan Passing (ジャパン パッシング:日本飛び越え)


Japan Nothing(ジャパン ナッシング:日本への関心ゼロ)



すでにここまで来ていることをまずは認識しなくては・・・・。


アメリカ留学前にフィリピンに英語を勉強しに行く韓国人

先日、グローバルリーダーシップ関連のセミナーに参加した時に聞いた話。これは厳しい、、というお話。


フィリピンは安価で英語が勉強できることで有名だが、韓国資本の英語学校が800校あるそうだ。そこに年間10万人の韓国人が勉強に行き、主な理由はアメリカ留学前の英語の勉強。日本人は年間8000人が勉強しているとのこと。


ここからが衝撃なのだが、この話をしてくれた人が日本人10人にいくつかインタビューした。その結果、7人の人が、「オーストラリアにワーキングホリデーに行って、英語をほとんど勉強しなかったので、日本に帰る前に英語の勉強する」と答えたそうだ。残りの3人のみがアメリカへ留学前の英語の勉強と答えた。


つまり、


アメリカ留学前にフィリピンに英語を勉強しに行く韓国人 vs. ワーキングホリデー後の帰国前にフィリピンに英語を勉強しに行く日本人


という構図である。(タイトルにしたかったが文字数制限で書けなかった)



数字の正確性はちゃんと確認してみたいし、たまたま10人中7人だったのかもしれないが、今の日本 vs. 韓国の構図を端的に現した感じがして、とても悲しくなった。


韓国では、TOEIC偏重(リーディング、ヒアリング)から、「国家英語能力評価試験」(NEAT)というスピーキング、ライティングを重視した新しいテストをはじめるそうだ。これを大学入試の試験に置き換えていこうという試みをはじめています。


周回遅れの日本。このままでいいのか?


日本のドラマを見て日本語を勉強したいと思いました

私の会社の中国人メンバーは、英語か日本語のどちらかを必ず勉強している。最近は中国国内の仕事も増えたが、仕事柄、日本も含む海外の仕事をメインにするためだ。日本語ペラペラな中国人が、しらばく知らなくてある英語の会議ではじめて聞いた英語がペラペラで、3ヶ国語本当に流暢に話すことを知って、初めはとても驚いたものだが、今では普通になってしまった。


そんな彼らに「どこで英語を勉強したの?」と聞くと、「英語は学校で勉強したので、会社に入って日本語を勉強した」と言う。かなりの確立で同じ回答だ。「オイオイ、俺なんて何年も2カ国目の英語を勉強してこのレベルだよ。。そんな簡単に言うなよ」といつも心の中で思う。


また、中国に派遣された日本人の同僚で、中国語はもちろん全くできないのだが、英語も苦手な人がいる。彼が中国人だけが参加する会議に1人の外人として出て、周りが気を使って全員英語で話し始めたが、英語も出来なくて本当に悲しかったと言っていたが、そんなノリである。


もちろん、全員が3ヶ国語ではなく、中国語+日本語のメンバーもたくさんいる。


さて、今日の本題だが、そんな2カ国語目が日本語のメンバー(英語は得意でないメンバー)に「なぜ英語ではなく、日本語を勉強しようと思ったの?」と聞いてみる。


質問の理由は、中国においても、日本語と英語の需要の差を考えると、グローバル標準語の英語の方がよっぽどニーズが高いためキャリアを考えても英語の方が徳だからである。それにもかかわらず、日本語を選択してくれるのは、ありがたいことだが、正直不思議な気がするからだ。


そんな質問に対して、若い人に多い傾向だが、「東京ラブストーリー」のドラマを見て、日本にとても興味がわいたから、とか「xxx」のドラマを見て、日本に行ってみたいと思ったから、とドラマに影響されている人がかなりいる。


ちなみに、「xxx」ドラマと書いたのは、私がドラマを全く見ない人なので、言われても分からないから覚えていないためである・・・。



このような会話をすると、ドラマ、アニメ、AKB48などの娯楽文化が与える影響力の大きさを痛感する。ビジネスのエリアでは、見向きもされなくなってきている日本(日本市場)において、日本に興味を持ってもらえるドラマやアニメに感謝する瞬間である。


ビジネスでも何でもそうだが、規制がかからないエリアの物が、結果的に一番強くなり、世界で戦うことが出来るようになるのであろう。

「暗黙の了解」は暗黙のまま(ゴミを拾うために来た工場長)

久しぶりに文化の違いを感じる面白い話を聞いたので、ブログで紹介しておくことにする。


ある日本企業で、製造工場の建て直しで伝説の人が、中国の工場の建て直しのために、工場長として赴任してきた。来て早々日本で実践しているとおり、工場を歩き回りながら、自らゴミを拾っていった。製造工場などは、整理整頓されてはじめてカイゼンなどを実践でき生産効率があがっていくためだ。



1週間ほどして、現場の中国人が、工場長に対して、


「工場長、そこにゴミが落ちてますよー」


とのこと。

その中国人は、ゴミの場所を伝えることで、ポイントを稼ごうとしたわけだ。つまり、工場長がゴミを拾うためにいる人だと思ったわけだ。


ここで振り返ると、日本人であれば通じるであろう暗黙の了解が前提にあることがよく分かる。

1つ目の暗黙の了解は、


自分の背中を見て学ぶことを期待する


ということだ。
日本であれば、上司や先輩が自らお手本を示す、というのがあるべき姿、という暗黙の了解がある。ところが、日本以外の多くの国では、日本よりも貧困の差もあれば、それに伴う社会での、仕事での役割分担というものがある。インドでカースト制が根強く残っていれば、中国でも都市の人と農民の隔たりはまだまだ大きい。欧米の一般的な企業でも、エグゼクティブと一般社員は、給料も違えば求められる成果も違うわけで、日本のように全員が会社のために残業をする、ということはあり得ない。


この現場の中国人は、この工場長はゴミを拾う人(拾う役割)と理解したのだ。



2つ目の暗黙の了解は、


工場は、整理整頓されてはじめてカイゼンなどを実践でき生産効率があがっていく


ということが現場と共有されていなかったためだ。多くの工場などの現場では、上司やリーダーの指示以外のことをやらない。そもそも、それ以外をやれと言われていないので、指示されたこと意外をやるという発想などない。



これらの2つのベースになる考え方が共有されていないため、私に言わせれば、工場長が共有していなかったため、先ほどの中国人は、ポイント稼ぎのために、工場長にゴミの在りかを教えてくれたのだ。


日本の標準が海外、世界での標準であるとは限らない。むしろ日本の常識は世界の非常識であるケースの方がよっぽど多い。


このようなことを知識として知ること、理解することがグローバルで戦うために求められるスキルの1つである。もちろん、すべてを知ることは出来ないが、このように自分には色眼鏡がかかっているんだ、ということを認識することはいつでも、どこでも何の知識がなくても出来ることである。


「暗黙の了解」は暗黙のままなのである。

音楽ビジネスや社会貢献にチャレンジしたい高校生・大学生を大募集!

私のとても尊敬する仲間が、ブラスビートというNPO法人をやっている。


ブラスビートを彼のブログから、拾ってみると、


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「ブラストビート」とは、
高校生が会社を模したチームを立ち上げ、
音楽ライブイベントを実際に企画・運営するという
リアルな「ビジネス」を体験する中で、
自立・自律的に考え、悩み、「生きる力」を学んでいく社会教育プログラムです。

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というもの。


音楽といい、社会貢献といい、彼が彼が、めいいっぱい人生を賭けて

やっているNPOだ。(彼は、昔、音楽でメジャーデビューもしたことがある)



そんな彼が高校生・大学生を募集しているので、普段はあまりやらないが

このブログでも紹介する。


残念ながら、私は、大学生・高校生の知り合いがほとんどいないので

このブログを見て、大学生・高校の知り合いがいる人はぜひ、以下を

コピーしておくっていただければ幸いだ。



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【大学生・高校生・若者たち必見!】

音楽×起業×社会貢献 のチャレンジ!

「ブラストビート 2012年度プログラム」の募集をしています。

3ヶ月間で、会社をつくり、音楽イベントをプロデュース、
利益の25%以上をNPO・NGO・地域などに寄付するプログラムです。

本物のビジネス体験で「働く」ことと、「社会に還元・貢献する」ことを同時に学べます。

起業家、大手企業、ベンチャー企業、アーティスト、クリエイターなどの多様な社会人と繋がり、
最後まで走り抜いた同世代の一生の仲間ができます。

現在、説明会も実施中!5月 8日(火)・5月10日(木)19:00~20:00@池袋


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