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たか坊のブログ

スクリーン印刷の資材・機械を販売している商社を経営しています。

日々の日報を兼ねた記事をUPしています。

ここのところブログの更新頻度が著しく低下している店長たか坊ですショック!あせる

みなさん、ネタ下さいガーン


ごく最近、お得意様に鉄製の刷り板 と、耐熱ラバーシートをご購入いただきましたニコニコ

耐熱ラバーシートには全面に両面テープ(というかシート)が貼られているので、そのまま貼り付けて、周りの不要な部分を切り取るだけなんですが。
ここでご紹介させて頂くために、今回だけ特別に私に施工はてなマーク加工はてなマークさせて頂きましたニコニコ

その手順をば、画像を交えてご紹介いたします。



まず・・・・


たか坊のブログ-工作準備


厚手のベニヤ板とカッターナイフを用意します。
私の趣味が木工なので、自宅に転がっていた材料を持ってきましたガーン

ラバーシートを切る際に、何度も何度も同じ箇所を切るので、3mm程度のベニヤにしました。

で・・・・


たか坊のブログ-耐熱ラバーシート


そこに、まず耐熱ラバーシートを置きます。
表面を下に、両面テープの剥離紙を上に・・・の状態に置いてください。

ここに鉄製の刷り板

たか坊のブログ-鉄製刷り板


を置く(貼り合わせる)訳なんですが・・・・
乾いた布やなんかで、表面の誇りを取りましょう・・・・
何事も下準備が大切グッド!

んで・・・

たか坊のブログ-養生紙を剥がす


耐熱ラバーシートの剥離紙を一気に剥がします。
これ店長の左腕ガーン


たか坊のブログ-刷り板を置く


位置を合わせながら、鉄製刷り板をくっつけます!!
焦らずに、位置を定めて置いて下さいね。ずれちゃうと、一部耐熱ラバーシートがはらさっていない刷り板ができちゃいますからガーン


たか坊のブログ-切断する


あとは、刷り板の縁をなぞる様にカッターナイフで切っていくだけ・・・・

なんですが、注意点が・・・・・

1)刃の進行方向に、手や膝など置かないようにガーンあせる

耐熱ラバーシートは1度の切込みでは絶対に切れません。数回に分けて何度もなぞりましょうニコニコ
焦りは禁物です!!

2)刃がベニヤ板に届くまで、耐熱ラバーシートを引っ張ったりしない!!

微かに切れ残りが有るのに、無理に引っ張って千切ったりすると、完成がみったくなくなりますガーン


まぁ、あんまり特別な事ではないですねガーン



たか坊のブログ-切断の途中


途中まで切り進んだ風景ですニコニコ


そして出来上がりビックリマークニコニコ

たか坊のブログ-完成


う~ん・・・・我ながら完璧ガーンあせる

1枚作業するのに、大たい10分位でした。

皆様も是非お試し下さいガーン


Web-Stance

ショッピングカート




人間、誰しも失敗はあるものですがショック!

シルクスクリーンプリントが終わって「ヤレヤレ」あせると思った矢先に!!はてなマーク!?

「ドヒャー
!!

失敗に気づいた事って有りませんかはてなマーク



かなり凹みます・・・・・

かなり疲れます・・・・・



あ・・・・私は、インクの試し刷りしかしないので良いのでしょうけど、

特に、商売でプリントなさっている方は大変だと思います汗



シルクスクリーンプリントは、素材によって正しくインクを選ぶと、インクと被印刷物が密着します。

いわゆる「剥がれなく」なります。


って事は、失敗してしまうとやり直しがきかない・・・という事になりますショック!



納期が無くて、代替の商品を取寄せている時間が無い・・・・・

取寄せる納期が有ったとしても、御代がかなり高くつく代物である・・・・


などなど、

「あぁ・・・・これを落とす(剥がす)事ができたなら・・・・」


と思われる事もしばしば・・・・あっちゃいけませんがガーン





そこで、これ→



水性バインダーでプリントして(熱)乾燥してしまった場合は勿論、油性のプラスチゾルインキで熱乾燥してしまって悔やんだときにどうぞガーン


完璧に間違ってしまって、大きな面積のインクを落としたい時には・・・・


ウルトラクリーン




が良いです。

版に細かなピンホールがあいていたのに気づかずに、正しい柄のそばに汚れがある時。
プラスチゾルインクの場合は


eクリーン21


をお選び下さい。

ウルトラクリーンは強力なもんで、残したい部分にも影響が出てしまう場合が多々ありますガーン



あ・・・・・

スプレーガンが必要です・・・・





繊維製品の場合以外は・・・・・・

無理ですガーン

基本的に、溶剤系のシルクスクリーンインキは、被印刷物を溶剤で侵しながら密着するので、そもそも剥がれませんショック!
っていうか、それがシルクスクリーンプリントの特徴なので仕方ありませんショック!

連休初日に出社しているあたくし・・・・ショック!

というのも、お客様の印刷機の部品を修理に持っていかねばならないのですが、その機械自体を本日昼過ぎまで稼動させねばならず、終わってすぐに部品を外して・・・月曜朝には又稼動せねばならんので。
そのお客様からの「良いよぉ~」という電話を待ちながらパソコンの前に座っていますショック!


って事で最近判明した標記お題をひとつニコニコ


お客様から「黒の水性顔料を混合して刷ったのぼり(ポンジ)が、しばらくしたら白く粉が吹くようになるんですはてなマーク!!!?」というご相談が・・・・
詳しくお聞きすると、均一に粉が吹く訳ではなく、不規則に・・・・

お使いになられているバインダーは弊社のものではなく、他社様から納められているもので、どこのメーカーの物か全く解りません。

でも、相談されたからには解決せねば弊社の名が廃るガーンって事で、色々と調べてみました。
調べている間に、他のお客様で同じバインダーをお使いの社長にも聞いて見ましたが、確かにそうなる事が多いとの事あせる

お客様が納品している業者に解決法を聞いたところ
「このバインダーは尿素が含まれているので、140度でベーキングしなければいけない」
と言われたそうです・・・
「生地がチジンジャウんだけど・・・」と相談すると・・・・
「これ使ってください」と、縮みの少ない高価な生地を提案された・・・・とかあせる



調べましたところあせる

確かに尿素が含まれているバインダーは存在します。
しかし、アンカータイプ、つまり、のぼりや旗などに使う染み込む系のバインダーには入っていない・・・というか尿素を使用する必要がありません。
何故ならば、尿素はスクリーンの目詰まりを発生させる恐れの多い「ラバータイプ」のバインダーに使用されるものなのです。


もちょっと調べてみましたが、
「歯のホワイトニング」要は漂白ですがガーン

過酸化水素若しくは過酸化尿素を使用します。
過酸化水素はそれそのもの、過酸化尿素はそれから発生する過酸化水素が漂白作用があるそうです。


ここからは想像に過ぎませんが・・・・

白い粉が吹くバインダーは、ロットが古ければ古いほど粉吹きの可能性がでるんじゃないのはてなマーク

きっと、バインダー中の尿素が、空気中の酸素分子と若しくは水中の酸素分子と結合して過酸化尿素になっていて・・・・

過酸化尿素から出来てしまった過酸化水素が水性顔料の黒を取ってしまうんですと・・・・きっと



勿論そのお客様には弊社からバインダーをお届けして試していただいておりますが、皆様お使いのバインダーでこんな事は起きていませんかはてなマーク

大変長らくお待たせいたしましたガーンあせるって、待ってません・・・・ってはてなマーク


多色プリンター∞くんが完成しガーンあせるギンギラギンのシルバーラバーバインダーが完成ガーンあせる
って事で、今回は長いですガーンあせるって言うか、画像をふんだんに使いますガーンあせる





では、まず・・。・・。



これ!!




たか坊のブログ-∞くん


私自作の「多色Tシャツプリンター∞くん」ガーンあせる日曜大工が得意な・・・・もとい・・・・日曜大工が好きな私が、丸ノコその他を駆使して作り上げた逸品ですガーン

詳しくは、以前にこのブログに書いているのでご参照下さいガーンあせる


で、ネット通販で買っちゃった代物が

これ




たか坊のブログ-エアホットガン


エア・ホットガンなるものガーン
カタログスペックでは、60~550度までの熱をかけることが可能ですラブラブ!


水性だけじゃなく、160度でしか硬化しない「プラスチゾル」インクのサンプルインクを使う時には、ヘアドライヤーじゃぁどうにもならないので買っちゃいましたガーンあせる
ただし、温度のメーターなんて付いていないので・・・・って言うか、熱風を当てたところの温度が問題なので、付いていてもさほど意味は無いのですが、火事になっちゃとっても困るのでガーン

本来は放射温度計で、乾燥物の表面温度を計りながらがベスト・・・・・



まぁ、取り合えずガーン進みます・・・・

即効でTシャツをセットします。
まずは、刷り板にスプレー糊を吹きかけます・・・・・・




たか坊のブログ-スプレーのり


本当は「水性接着剤 」なるとっても良い商品が有るんですが、今回の場合「数枚」しかプリントしないのでスプレーのりで済ませてしまいますガーン



そしていよいよTシャツを着せます・・・・・

たか坊のブログ-調整板


何か上に乗っていますが・・・・・・・・


オフコンタクト調整板です!!ご自慢!!ラブラブ!

どうすんのかはてなマークって~と








たか坊のブログ-調整板セット

こ~して・・・・・



たか坊のブログ-調整板セット2


こういう状態になります・・・・・・
カメラの腕前が悪すぎるので撮れませんでしたがガーンTシャツと版の間に数ミリの隙間が開いています。

オフコンタクト調整を差し込むのがシルバーのレールなんです。
そして、本当はこの「オフコンタクト調整板」は2種類ありますニコニコ微妙に、オフコンタクトの間隔を2段階に変えることが出来ます・・・・・・・・





で、インクを作らねばガーン











これぇ






たか坊のブログ-シルバーラバーバインダー


シルバーラバーバインダーMini!!ニコニコ

ち、ちなみにお小遣いで買いました・・・・・全部・・・・・・



勿論、架強剤「フィクサーF Mini」も買いました!!ガーンあせる



たか坊のブログ-フィクサーF_Mini


エアホットガンで高温で乾燥すれば良いのでしょうがガーン入れます・・・・だって、これからTシャツ刷るんだし・・・・長い事着たいのでニコニコ



たか坊のブログ-フィクサーFを混合

はいビックリマーク
目分量で1%位入れましたガーンあせる
バインダーが100gなので、1g計って入れたかったんですが・・・・・・

そんな優秀な秤を持っていませんでしたガーンあせるですので「目分量」・・・・です・・・・


そしてプリントしますビックリマーク

プリントの風景はお見せしませんガーンあせるみったくないので・・・・・







お次に、残ったシルバー+架強剤の中に水性顔料の黄色を入れてまぜまぜします!!



たか坊のブログ-水性黄を混合



なんか、さびの様な色になってきました・・・・・ガーンあせる正直、どの程度入れれば良いのか判断できませんあせるあせる


なので、適当な所で水性顔料の赤も、ほんのすこ~し入れてまぜまぜします!!






たか坊のブログ-水性赤を混合




なんか・・・・・えらくきちゃない色になっちゃった様な・・・・・ショック!










どんなんできたんだろね~






















ドン!






















たか坊のブログ-淡色生地にシルバー


























どどん!



























たか坊のブログ-淡色生地にゴールド


























そして、濃色の生地に刷ると



たか坊のブログ-濃色生地にシルバー


たか坊のブログ-濃色生地にゴールド






取り合えず、無事に愛犬「ルーク君」Tシャツが完成いたしましたニコニコ


デジカメ画像があれなんで、よくお解り頂けないかも知れませんがガーンシルバーラバーバインダー は、そのまんまでギラギラのシルバーですが、水性顔料をまぜまぜして金を作る事が出来ますニコニコ
一度お試し下さい~
お久しぶりですガーンあせる

何日振りでしょうかはてなマークブログを書くの・・・ガーン



これまで何度か「インクの隠蔽性」に関して書いた事が有りますが、このブログも少しずつアクセスして頂く頻度が増えてきておりまして、検索ワードにも「隠蔽性」というものが頻々と使われていたりします。
で、ありがたい事に、お電話やメールでお問合わせ頂くことも多くなって来たのですが、

色々とお話を伺っている内に、お悩みの本質はインク自体の隠蔽性ではなかったりする事が度々有りますガーンあせる

って~のは、

勿論、「インク自体」にはそれなりの隠蔽性が無くては話にはならないのですけど、

簡単に列記してみますと

1.ポリエステルの素材に印刷して再昇華(ブリード)してしまっている場合
2.途中に中間乾燥を入れずに、スキージングを何度も繰り返して「濃くならない・・・」とお悩みの場合
3.オフコンタクト(版と生地の隙間)を全くあけずに刷っている場合(※この場合はバインダーの粘度との絡みが有ります)

が多いです。

そして「インク自体」の問題として

3.濃色生地(黒・青・赤など)にプリントする際に、透明のバインダーに水性顔料を添加している場合
4.胡散臭いインクを買ってしまっている場合ガーン



他に細かい事を言えばもっともっとありますがガーン

隠蔽性を求めるのであれば、インク自体の隠蔽性を見直すと共に、少なくとも上記の5点を見直してみてくださいねニコニコ

1に関しては、これまでに何度か書いていますからその項をご参照頂くとしまして、

本日は「2」に関して書きます。


理論的には中間乾燥をいれずに、何度も何度もスキージでインクを落とせば「それなりに」少しずつ色は濃くなって行きますガーン
勿論、インクやバインダーの粘度にもよりますし、使っているシルクスクリーンの番手にも因ります。
ジャギーを考慮した上で、なるべく低番手をお使いになれば、一度に落ちるインクの量は増えますから、その分スキージング回数も少なくて済みます。
当然「3」のオフコンタクトを取ったほうがインクは多く落とせます。

ナイロンなんか、熱乾燥を途中に入れたら生地が微妙に縮んじゃいますからガーン
ブリードを起こしそうなポリエステルは、熱かけたくないですしガーン

スキージのを柔らかめに替えてみるとか(同じ印圧で使えば、スキージが寝るのでインクが落ちやすい)
スキージのエッジにかる~く鑢をかけるとか

ひょっとしたら、印圧が水力にかからずに、生地を毛羽立たせている性かも知れませんニコニコ
本来、スキージングは「引っかく」ものではなく、インクを波の原理の様に「ローリング」させて孔版の「孔」に落とし込んであげるものですしニコニコ

問題の本質を見極める事が大切ですニコニコ


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