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たか坊のブログ

スクリーン印刷の資材・機械を販売している商社を経営しています。

日々の日報を兼ねた記事をUPしています。

多分ガーン

このブログで書いた様な・・・ガーン


粉末顔料の販売をヤット販売できる目処が立ちましたガーン


物が届き次第発送できますが、色は







その他蛍光顔料
ガーン


でも、粉末顔料って、色に寄って重さが全く違います。
私なんか「1Kg」と言えば、直ぐに1リットルを連想してしまいますが、それって水の場合であってガーン


そもそも粉末顔料は水よりも比重が軽いので、

1リットル容器に入れても到底1Kgに届きはしませんガーン

色目は、これは本当に近日中にガーンこのブログとホームページに画像でお載せ致しますが。



そもそも、始まりは「プリントした際のインクの隠蔽性を上げるために」 粉末顔料を添加すれば、液体の水性顔料や樹脂である油性顔料を加えるよりも、インクの粘度を下げずに実現できるからという事でした。

で、油性のインク(プラスチゾルインク含む)には直に入れてもすぐ混ざり合います。
水性バインダーに混ぜる際は「乾燥遅効剤」などに一度一度溶かしてから混ぜるようにします。
濃度がグンっと上がりますニコニコ

濃度が上がるという事は、これ以上濃くなくても良いという方でも、スキージングの回数が減りますニコニコ

2ストロークして一度乾燥して、もう2ストロークして出来上がり・・・という作業をしていた場合には、2ストロークで
乾燥したら終わり・・・という事もあり得るわけです(バインダーの種類によって違います)ニコニコ
作業が速くなってしまう訳ですニコニコ

当然使うバインダーの量も減ります・・・・・あ・・・・・・又バインダーの売り上げが減ってしまう・・・・ガーン


ここ数週間インクを練っては刷り・・・練っては刷り・・・・ガーン


このブログを検索して来て頂いているワードのダントツは「ブリード」や「再昇華」です。
やっぱり皆さんお悩みの様ですガーン

そこでここ数週間、インクを練ってばかりいるのですガーン


以前も書きましたが、ブリードに関して簡単に纏めると次のようになります。

昇華染料で染色された生地、ポリエステル**%という生地は、水性・油性に関わらず、プリント後に生地の染料がプリントインクに移行してしまいます。
例えば、赤の生地に白インクでプリントしても、ピンクに刷りあがってしまうのです。
これを「ブリード」若しくは「再昇華」と呼びます。

ブリードの要因としては大きく2つ有ります。

1つ目は熱。そして2つ目はインクの材質です。

生地を染色する際には熱をかけて染色します。この際の正確な温度は記せませんが(まだあやふやですのでガーン)、プリントして熱乾燥の際にこの温度を超えると、せっかく生地に定着(しそうになって)いた染料が分離してしまうのです。

じゃあ、水性バインダーに架橋剤を添加して低温で硬化させれば良いのかはてなマーク

プリント直後はブリードは見られなくなると思います。しかし、水性バインダーやプラスチゾルインク等に含まれる、特にウレタン樹脂は、染料をひきつける(吸着する)力を持っているのです。
ジワジワと時間の経過するにつれてブリードが見られるようになります。

ちなみに、ホワイトインクの色の元である酸化チタンですが、酸化チタンも色を吸着する力を持っていますので、酸化チタンを多く含むインクほどブリードしやすい事になりますショック!


こういった事を解消するために、ここ数週間インクを練っては刷っているんですがガーンなかなか、もうちょっとのところまでしか到達できませんガーン

水性バインダーには弊社のオールマイティーバインダー が有ります。
でも、プラスチゾルが回避できないでいます。特別な「インク」としてではなく、どのプラスチゾルインクにでも使える様な「添加剤」で作りたいのですニコニコ


ちなみに、発泡剤を入れて隠蔽性をUPしてブリードしていないかのように見せるインクでは駄目なのです。
時間が経つと結局ブリードしてしまいます。。。。。。



ただ、本日妙なことからヒントを得たので、又インクを練る日々が続きそうですショック!
一昨日の土曜日の休日。勤勉な私が書店にいると携帯が・・・・

「サンプル貰った染み抜き剤ないぃいいい???」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガーン

「有りますが、緊急はてなマーク





一度会社に行ってから持って行きました、これ




たか坊のブログ-eクリーン21



そのお客様はプラスチゾルインクをお使いなので「eクリーン21」という商品をお持ちしました。

水性バインダーですとこちら



たか坊のブログ-ウルトラクリーン




このお客様、ちょっとした理由でプリントをミスっちゃった訳ですショック!
それも、多色刷りの一部を・・・・・隣接している柄を落とさなくちゃいけない・・・・・


本来、プラスチゾルインクは「適正な乾燥条件」を満たしてしまった後は落とせない・・・・のが通説ですが、
この商品を使えば落とせます!!

ふつうは



たか坊のブログ-染み抜きガン


電動スプレーガンを使って、細かな霧状に噴射して落とします。
まぁ、無かったらしみ込ませたウエスで生地の裏から当てて、ピンセットなんかで「コリコリ」すれば取れますがガーン

あ・・・輪染みとかも残りませんからニコニコ非常にお勧め!!


お客様曰く「感動したビックリマーク

だから、いつもサンプル持って行ったらすぐに試すよーに!!プンプン
「最近ブログが全然更新されとらんじゃないか!」

と、各方面から言われておりますガーン

いや、申し訳ないです・・・・ショック!

振り返れば昨年の11月に「顔料粉」について書いたっきりです。


でも、何もしていなかった訳では御座いませんガーン
一応、毎日営業はしてるし・・・・って当たり前はてなマーク


皆様の「困った」を解決するべく・・・・・頭はひねっておりますガーン



という訳で(笑)

やっと顔料粉の発売に目処がつきそうですニコニコ
前回紹介した黄色の顔料粉 は、無機顔料のため、赤黄でした。これじゃぁ、レモンイエローっぽい色には対応できません・・・・

で、しばしお時間を頂いた結果。
レモンイエローっぽい黄色ガーン
コカコーラっぽい赤ガーン
ガーン
はもうすぐ発売します。その際には、ここやHP には写真を載せます。


まだまだ他にも考えている事は有るにはあるのですが、なかなか根性が足りませんガーンもので最終的な結論が
出ないで詰まっているものもありますので、こうご期待!!


お客様からのお問い合わせを頂いて思い出しました・・・・
振り返るも遠い昔ガーン


濃色生地にプリントする際に、イエローやレッドなどは顔料の隠蔽力が足りなくて云々・・・・・と














でん!







たか坊のブログ-黄色顔料粉




これが黄色の顔料粉ですニコニコ



所々に見える塊は簡単に細かくなります。って言うか、振動で崩れますガーン



一般に販売されている、シルクスクリーン印刷用の顔料は、水性ならば水性樹脂、油性ならば油性樹脂で溶解されています。樹脂~gに対して顔料粉~gという具合に。

言い方を変えると薄まっていますガーン

例えば・・・・


黒い生地に黄色でプリントしたいので、マットタイプの水性バインダーに黄色の水性顔料を混ぜて撹拌します。
(又は、水性ホワイトバインダーに大量の黄色水性顔料)

でも・・・・・なんか下の黒が・・・・透けてないはてなマークはてなマーク

そう思って、もっと黄色の水性顔料を加えます・・・・・


思った色になった時には・・・・・ずいぶんとバインダーがシャブシャブ(粘度が緩い)になってしまっていましたとさガーン

こりゃぁまずいビックリマーク

って事で増粘剤を混ぜて元の粘度に・・・・・・


はてなマーク


なんか間違っているような・・・・


水性バインダーは、な~るべく混合物を加えない方が、完成後の洗濯堅牢性が良いのは間違いないのに、柔らかくして固くして・・・ってガーン



一定のレベルの後は、交じりっ気のない粉の顔料で対処した方が良いのです(それでも、混合する量が少ないに越したことはないです)。



あたくしは、この粉顔料を加える際に、一度「乾燥遅効剤」に溶かしてからにしました。
って言うのも、、、

粉のまま混ぜると混ぜ合わせにくかったガーンいっきに大量に入れるとまるで「モルタル」を練っている様になりましたガーン


乾燥遅効剤は揮発しますので、プリント後に洗濯堅牢性に影響を与えないニコニコ

乾燥遅効剤に溶かしてみて気付いたんですが、結構撹拌しても、ほ~んの少しだけ「底に」粉っぽさが残ります。
これって、粉のまま混ぜたバインダーを使ったら、結構、紗(スクリーン)の目を詰まらせてしまうぢゃん・・・・


で、顔料の粉ってほんとに軽いんですよ。
1リットルの容器に満タンでも300g程度なのですガーン
使い出が有る上、とってもお安い・・・・・はずガーン


って事で、近日発売予定ですニコニコ