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たか坊のブログ

スクリーン印刷の資材・機械を販売している商社を経営しています。

日々の日報を兼ねた記事をUPしています。

昨日、最終営業日に書くのを忘れて帰ってしまいましたガーン

で、私用で使う私物を取りに来たのでブログも書いて帰ろうとガーン


皆様、今年もお世話になりましたニコニコ来年も、何卒宜しくお願い致します。


弊社も創立3年を過ぎる事ができまして、来年からは、「より一層」皆様のお役にたてるよう頑張ります!!


今はまだ、頭の中で、色々なアイディアが渦巻いている状態なのですがガーンこの年末年始の休日中に整理してみたいと思います。整理したら大した事がなかったりもしますガーン


本当に手短ですがガーン
皆様、良いお年をビックリマークニコニコ
珍しく、あまり間を開けないでブログを書いていますガーン

それだけ暇だ・・・という訳ではありませんガーン弊社の定時は5時30分までですので、それなりにお仕事していますガーン
ただおわんないだけ・・・・


で、本題。。。

プラスチゾルインクメーカーはた~くさんあります。
日本国内で販売されているメーカーで主な所を挙げると、Poly-One社(Wilflex)にRatland社に、Union社、それにLancer社(Excalibur)。その他にも細々と(失礼あせる)色々あります。

それぞれのメーカーで色々な用途の、しかし似通った種類のインクを発売しています。
んが!!日本に輸入されているのは、その一部分です。

同じ用途のインクで比較すると、

粘度(硬さ)では、順に RatLand>Excalibur>Union>Wilflex でしょうか。
これは、使われている樹脂。細かくいえば可塑剤の違いが大きいのだと思われます。

そして、メーカー毎に、素材に適するインクの種類が沢山ある訳です。
だからとっても複雑になってしまいますガーン


そこで、少しだけ解りやすくするために、纏めてみましたニコニコ


これから印刷する生地は綿100%ですかはてなマークならこの基本のインクを使いましょう。

これから印刷する生地は伸縮性に富んだ生地ですかはてなマークなら、基本のインクに、この添加剤を加えましょう。

これから印刷する生地は再昇華の危険を持った生地ですかはてなマークならば、基本のインクに、別の添加剤を加えましょう。

なんて具合に考えて頂ければ良いのではないでしょうかはてなマークニコニコ

ここ に纏めてみましたので、ご覧くださいニコニコ
やっぱりというか、やっとというか、とうとう北海道に冬の兆しがガーンニコニコショック!

例年より蒸し暑かった夏は、今思えば遠い昔ガーン


休日明けの通勤(私は車通勤です)は若干渋滞し始めましたショック!



で、10月が過ぎ、11月になると、北海道のシルクスクリーンプリント業界は閑散期を迎えます。そして今年もそうなってしまいましたショック!
で、こういう時こそ、配達の時間が少ない分、色々な事を考えたり、考えたり、考えたりするんですがガーン


で、ず~っと以前から

「水性バインダーで言うところのアンカータイプの様なプラスチゾルインクって無いんですかはてなマーク

とお問い合わせを頂いていたんですが、既製品ではなかなか満足いくものがありませんでしたガーン


※ちなみにUnion社の「Plus」というインクが、なかなか近かったのですが


ここ

の中にある

L-Sinks Adhisive


って言う商品がそれですニコニコ

ページ上では「添加剤」扱いにしてありますが、表の欄外下部にも書いてあります通りです。


エクスキャリバー・ラトランド・ユニオンなど、国内ではダイレクトインクとして販売されているインクには添加剤として、
ウィルフレックスの様に、油性顔料(PC-Color)を使ったMixing-Systemとしてお使いになる場合は、ベースインクとしてお使い下さい。


まだまだ、このページ、作りが中途半端なのですがガーン
本日、止むなく休日出勤してしまったので、帰る前にブログに書いてみましたガーン

FaceBookページを開設してから、おおよそ1ヶ月弱が経ちまして、以前にも増して、様々なお問い合わせを頂く様になりましたニコニコ

で、その中から今日は本の一つ。


シルクスクリーンプリントの際に生地を固定する時に何をお使いでしょうか?


一般的には、これ



たか坊のブログ-スプレーのり55


3Mのスプレーのり55ニコニコ

綿100%等にはこれであっさり固定できますし、有る程度の枚数繰り返し固定する事もできます。


ただ、熱乾燥などを行うプリント。多色刷りの中間乾燥や多くの枚数をプリントするとなると、刷り板が熱を持ってきて、そうなると、このタイプは粘着力が落ちてきてしまいます。


そこで、これ


たか坊のブログ-ホットタック

WilFlexのホットタックニコニコ


これだと、逆に熱をかける事で粘着力が増す商品ですのでお勧めニコニコ


でも、困った事に、世の中、ポリエステル混紡の生地が、それもポリエステルが50%以上のもの、さらにはポリエステル100%の生地も多くなってきています。
ポリエステル繊維は、なかなか接着しずらいので、多色刷りの際に、1色目をプリントして、版を持ちあげる際に、版に生地がくっついて、一緒に持ちあがってしまう事が・・・・ショック!そうなっちゃうと、2色目以降にプリントずれが起きてしまいます。


そこで、これ



たか坊のブログ-テーププライマーex


テーププライマーEXニコニコ

なかなかの優れ物で、上記2商品の良いところを併せ持っている商品ですニコニコ


ところが、これでもまだ駄目だという方がいらっしゃったらショック!



最強商品ですニコニコ

水性接着剤

クリックして下さいね。商品詳細ページが別途開きますニコニコ



最近時々頂くご相談に

「のぼりや旗、はっぴ(半纏)に印刷したいんですが、染み込む系のインクは・・・・?」

というのが有りますニコニコ

こういったご質問は、プラスチゾルインクをご使用になられている方が殆どですが、


単刀直入にお答えさせて頂くと

「水性バインダーのアンカー系をお使い下さい」ニコニコ



なのです。


が、時折

1.「水性ラバーバインダーを水で薄めれば良いですか?」とか
2.「プラスチゾルインクにレジューサー(希釈剤)をどんどん入れれば良いですか?」

などとおっしゃられる方がいらっしゃいます。ショック!


実際にやってみると解るのですが、
1も2も、乾燥後の風合いは決して柔らかくなく、「パリパリ」としたものに出来上がってしまいますガーン


まず上記「1」

水性バインダーは水性樹脂でできていますが、決して水で薄めて良いものではない事。
ラバーバインダーとアンカーバインダーではそもそも樹脂を変えて作ってある事。

水性バインダーの粘度を落とすための材料は勿論有りますが、それは印刷時のシルクスクリーン版の孔(インクが落ちる部分)が詰まるのを遅らせる為のものや、架橋剤の効果を促進させる材料が副次的にその様な効果を見せるものです。
ラバータイプをアンカーに変える事はできません!!


また上記「2」は

プラスチゾルインクのレジューサー(希釈剤)はいわば可塑剤です。
プラスチックを柔軟にさせる為の働きをしますので、印刷時にはインクは適度に柔らかくなりますし、熱乾燥後も揮発しないので、インクの濃度は落ちます。
ですが、所詮プラスチックですので、繊維には染み込まないでしょう。
プラスチゾルメーカーの本国には、水性バインダーのアンカータイプに近いものが有りますが、日本では需要が少ないため、ほとんど輸入されていません。ガーン


現状、ノボリや旗、はっぴ・・・・あ、それと手ぬぐいの名入れは、水性バインダーのアンカータイプを使用するのがベストだと思いますニコニコ