サイバーエージェントの技術者が企画に関われる制度まとめ | サイバーエージェント 公式エンジニアブログ
はじめまして。今回のエンジニアブログを担当します、新卒のNegishiと申します。
入社直後はiPhoneアプリの企画・開発をし、現在はHTML5を使ってスマートフォンのソーシャルゲームの開発をしております。


私はエンジニア職で入社したのですが、サービスの企画にも非常に興味があります。
学生の時には、実際に自分でiPhoneアプリ等を企画し、開発してリリースしていました。(1番ヒットしたのは「妄想電話」というスマートフォンアプリです。)
現在も、エンジニアとしての通常業務に加え、サービスの企画に関する制度やプロジェクトに多く参加しております。

今回の記事ではこれらの「技術者が企画に関われる制度」について、紹介させていただきます。


※難易度や、説明の一部には、私の独断も含まれておりますので、ご了承ください。
※難易度については、受賞(or 参加)の難しさ、敷居の高さ、と解釈してください。


アプリコンテスト

【参加条件】自由(応募者全員プレゼン可)
【難易度】★★★☆☆

エンジニアやデザイナーが、アプリやウェブサービスを実際に作って、役員の前でプレゼンするコンテストです。内容は、ミニゲームや、ツール系が多い印象です。「こんな技術を使ってみました」という発表もあります。また、「クリエイターの祭典」と解釈し、ネタ系アプリを出す人も少しいます。(私です。)
4月に第4回が行われますが、回を重ねるごとに、優勝するサービスのクオリティがどんどん高くなっています。

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 「第2回ND局アプリコンテスト
 「第3回アプリコンテスト


ジギョつく

【参加条件】自由(書類審査 → 決勝プレゼン)
【難易度】★★★★☆

現状、社内で1番盛り上がっている新規事業コンテストだと思います。
社員なら誰でも応募でき、書類審査が通れば、役員の前でプレゼンができ、受賞した案は実行に向けて動き出します。
「事業プランコンテスト」と聞くと、総合職のためのコンテストのように思われるかもしれませんが、エンジニアやデザイナーの応募も非常に多いです。技術者の場合は、モックをつくり、具体的なUIや実現性が高いことをプレゼンしています。
私も内定者の時に、モックを作ってプレゼンをして受賞しました。

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モックプランコンテスト

【参加条件】自由(書類審査 → 決勝プレゼン)
【難易度】★★★★☆

こちらは最新のコンテストで、今年の4月に第1回が開催されます。
参加条件は「モックやデザインを作り、具体的なUIや操作感をプレゼンをすること」です。
弊社の技術者が非常に増えており、また、優勝賞金が200万円ということも後押しして、かなりレベルの高いコンテストになる予感がしています。

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ブレストランチ

【参加条件】指名制(人数:多)
【難易度】★★☆☆☆

70名程度の社員を、10チームに分け、チームごとにお題に関するサービスを企画して、その出来を競います。
チームごとにランチをしながらアイスブレイクをし、そのまま企画のブレストに移ります。私が今回紹介させていただいた制度の中で、唯一参加したことがないのですが、前回参加した先輩は「非常に充実した時間だった」と、疲れ果てて帰ってきました。

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新規開発会議

【参加条件】指名制(人数:少)
【難易度】★★☆☆☆

8名程度の技術者が指名され、期限(1か月程度)までにサービスの企画をし、社長に直接プレゼンをし、優勝者が決まります。
私は内定者のときに参加させていただきました。指名制であること以外は、上記のモックプランコンテストに近いですが、社長に100%プレゼンでき、その場でフィードバックをいただけるので貴重な機会でした。

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ポイントすすむくん

【参加条件】指名制(人数:少)
【難易度】★★★☆☆

エンジニアプロデューサー、デザイナープロデューサーを育成するためのプロジェクトです。
8名程度の社員が指名され、数ヶ月間、毎週与えられたテーマ(ジャンル)のサービスを具体的に企画し、社長に直接提案をします。
提案に対して、社長がその場で点数をつけ、順位が決まります。
過去には「Amebaのサービスの改善点を、社長に提案する」という形式が多かったです。

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あした会議

【参加条件】指名制(人数:少)
【難易度】★★★★★

弊社の役員8名が、4名の社員を指名(ドラフト制)してチームを結成し、新規事業を提案して出来を競うチーム対抗型の新規事業会議です。
社内でも大きめの事業や人事(子会社設立など)が、その場で決議されるので、社員の中での注目度も高いです。
1月に開催された、「Amebaあした会議」に参加させていただいたのですが、各チームに1~2名の技術者が抜擢されており、モックを作って実現性の高い事業案が提案されていました。次回の4月開催のあした会議に私も参加させていただくので、自分の今年1年の仕事を決める挑戦の場にしたいと思っています。

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まだまだあります!

7つ紹介させていただきましたが、テクノロジーコースの内定者たちが自分たちで企画・開催したサービス企画バトルや、ジギョつくのスピンオフ企画「ゲムつく」「コミュつく」など、本当はまだまだあります。

サイバーエージェントは、技術そのものに興味のある技術者だけでなく、「企画にも興味がある」「自分の考えたサービスを形にしたい」という思いのある技術者にも、非常に良い環境だと思います。