以前、ブログでお話させて頂きました、ワイタハ族の長老、テ・ポロハウさん応援イベン「レインボードラゴン・フェスティバル」ですが、多くの方々のご協力のお陰で、必要額は達成されました。
少し、今回のイベントの経緯をお話させて頂きますと、ポロハウさんのご自宅兼事務所であるワイタハ族の聖地には、ワイタハの人々だけではなくマオリ族の皆さんも訪れ、大切にしている場所ですが、元々ニュージーランドはワイタハ族が住んでいた所に、マオリの人達も住む様になり、その後、白人が入植した事によって、先住民族の人達は殺されたり、土地を奪われたりした過去があります。
少し前まで、民族で伝統的に使っていた言葉で話す事すら法律で禁止されていたのだそうですよ。
そして、今回、ポロハウさんの住むワイタハチャーチが、オーナーさんのイギリス人の方から、立ち退きを要求されてしまったんです。
この先住民族が大切にしている聖なる土地を守るには、ポロハスさんが買い取る以外に方法がありませんでした。
日本円で4,500万円。しかも期限は5月末と言う急な状態で、年金で生活をしているポロハウさんには危機的状況だったんです。(働いていたって危機的状態だけどね)
ニュージーランドの銀龍と日本の金龍は兄弟の龍。
これからの世界は、金龍が世界を引っ張っていくと言われていますが、その金龍を目覚めさせる為にポロハウさんは9年間に渡って日本を行き来していました。
その間セミナー等も開催されており、日本にワイタハ・ジャパンと言う事務局があるのですが、その事務局より虹色の龍を持つギンザベルエトワールのタカ社長の元にポロハウさんが大変な事になっているとの連絡があったのがレインボードラゴン・フェスティバル・スプリングの開催となったんです。
さて、私がこのドラゴン・フェスティバルのお話を伺った時は、募金で集まった金額は目標金額の1/10にも満たない額だったのですが、開催日の1週間程前には目標額まであと400万円という集まり様!!
これなら多分大丈夫!と思いましたが、まだまだ油断は出来ません。
私は、私の龍(さい こん りゅう)に、もう一頑張り宜しくね!と話しかけた後、4月28日と29日に開催されるイベントの初日にはタカ社長がオープニングで「ナント、目標額に達成しましたーっ」と満面の笑みで言っているフェーズを選んだのです。
そして、調子に乗って「どうせなら目標額を大幅に上回っているフェーズにしちゃう?!」と、新たに未来を選び直したのですが、さて、当日…。
タカさんの口調といい、私が選んだフェーズがそのまま再現されました。
しかも、タカさんの口から「現在時点で、ナント5,500万円だそうです!!!!」と。
その直後、もっと凄いんです。
現地からライブ中継をして下さっているワイタハ・ジャパンの代表の方から、6,000万円の寄付が集まったとの報告が!!!!
ポロハウさんの「有難う、有難う」の声に、メイク中にも関わらず、涙腺が崩壊してしまいました。
タカさん曰く、一見大きな壁に見えたけれど、これはきっと小さな棘で、何か新しい事が始まる為にポロハウさんを通して起きているのではないか。それなら、皆で楽しみながら棘を抜こう、とおっしゃられた様に、皆で力を合わせれば大きな愛が動く事を体感しました。
地球上の大陸には色々な色の龍が国(大陸)を守っているのだそうですよ。
国と色は忘れましたが、日本が金色の龍の様に、例えばヨーロッパは青(合っているか否かは不明)とか…。
今回、虹色の龍が旗を揚げ、世界中から様々な色の龍がニュージーランドに集まり、きっと虹色の架け橋が出来た事でしょう。
虹色の龍は平和に導く龍だそうです。
今、世界で繰り広げられている戦争は、いわば支配する側と支配される側の戦いです。
支配する側・される側、この二極性がある限り戦いは終わりません。
私は、今回、虹の架け橋が掛かった事を機に、愛の力が集まれば何でもできる事を体感した人達の意識が、最初は微力でも少しずつ周りの人に広がって、周りの意識も変わって行くんじゃないかな?って思うんです。
確かに国を守る為に戦う方法もあるでしょう。
でも、不謹慎な言い方かも知れませんが、地球上の一人一人が「戦うってダサくね?」と言う意識に変わって来たら凄くないですか?
皆が、戦うのはもう、や~めた!という意識になって、皆でこの変なシステムを変えて行こうよ、と言う様にシフトしたら…。
私は、ニュージーランドに虹の架け橋がかかった事で、ニ極に別れて戦う事から愛で包み込む意識にシフトしたんじゃないかと思うんです。
二極性の中から人間は核兵器まで生み出しました。
実際に戦争で核爆弾を使用しました。
今も続けられている核実験やミサイル実験は地球環境にも影響を与えています。
これって、ベースに「力こそ全て」と言う価値観から来ている様に思います。
地球で生まれた数々の宗教は、最初は人を救う為だった筈。
ここに「支配」と言うエネルギーが加わった事によって争いが続いています。
この争いを止めるのも続けるのも、一人一人の意識です。
私は今回の件で、1人では大きな壁に立ち向かえないかも知れない、でも大勢の意識を変えるのは1人、1人の力、それも争いではなく愛の力だと感じました。
その為にも私達1人1人が、自分はパワーある存在であり、かつ、全体の中の責任ある1つである事に目覚めていく時期にあるのではないかなぁ。
人それぞれ、目覚める時期は違うけれど、今回のレインボードラゴン・フェスティバルは参加された多くの方々の意識が目覚めに向かって動いた分岐点になった様に思います。