樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -58ページ目

自分に気づくと企画力が跳ね上がる!?


こんにちは、樺木宏です。


出版企画では読者にどれだけ親身になれるかが大事、とはいうものの、

なかなか難しいのも事実ですね。


つい、師匠筋にあたる人であったり、同業のライバルであったり、

を思い浮かべて出版テーマを考えてしまう人はおおいのではないでしょうか。

実際多くの人が、読者ではなく、自分が良く思われたい人に向けて書いてしまう傾向があります。


これは、依存心です。


頭で分かっていても、感情がそう動いてしまうので、なかなか一筋縄ではいかないですね。

でも、企画が読者不在になってしまい、せっかく持っている力量を発揮できなのは、

大変もったいないことです。

今日は、そんな場合に最適な名著をご紹介。

自分に気づく心理学/PHP研究所

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心理学のノウハウとしてはやや古めに属するものですが、

昨今の過剰なポジティブシンキング系の方法論は、セルフイメージは高めるには良いものの、

なにかが欠けている、という気がしている人には良い1冊だと思います。


企画でも自分自信でも、殻を破りたい人のご参考になれば幸いです。

マス大山に学ぶ、ビジネスノウハウを強烈に印象づける方法とは?!


こんにちは、樺木宏です。


よく雑誌に人生相談コーナーってありますよね。

皆さんは読まれますでしょうか?

私はとても印象に残っているものがあります。


もう20年くらい前になりますが、ちょっと変わったその人生相談コーナーの名前は、

「マス大山の正拳一撃」。

どんな内容かと言うと、

[相談者]「いじめられています。悔しいのですが、どうしたらよいのでしょうか」

[マス大山の回答]「キミはまずそいつを殴らなければならない。そして相手が謝ってきたなら、許してやってもよい」


という感じでした(笑)

教育委員会もびっくりのスゴい内容ですが、当時私はカラテをやっていた関係もあって、

とても大まじめに読んでいました。


さて、私がなぜこのコーナーを思い出したかというと、ふと、

「あれはものすごく理にかなっていたのでは?!」

と気づいたから。


例えば、どう行動すれば利益を最大化できるのか、という戦略を学ぶ時、

ビジネス書にもよく引用されるのが「ゲーム理論」と「囚人のジレンマ」。

お互いに協力し合った方が得なのに、自分の利益のみを追求している限りは互いに

裏切りあってしまい、全員が損をしてしまう、という話です。


このゲーム理論でもっとも自らの利益を最大化する戦略は、

「しっぺ返し戦略」と呼ばれるものです。

1)自分は相手に対し、友好的で協力的な対応をする。

2)でも相手が裏切ってきたら、即座に裏切り返す。

3)相手が心を入替えて友好的になったら、こちらも協力的に戻る


シンプルですが、自らも利益を最大化するだけでなく、相手もWin-Winになるすぐれた戦略で、

皆がこれを実践すれば、世界が平和になる可能性すら秘めた内容なのですが、

なんとこれが、マス大山の痛快なイジメ対処法と同じなのですね。

当時は一種の痛快さというか、カタルシスのようなものだけを求めて読んでいた気がしますが、

今改めて考えてみると、いじめの対処法を越えて、ビジネスパーソンの行動戦略にも

そのまま通用する内容で驚くばかりです。


また、こう考えてくると、ビジネス書のヒントって、意外なところにあるのですね。

「理由はよく分からないが、心を動かされること」。

それは一見ビジネスに全く関係ないように見えても、実はとてもスゴいノウハウなのかも知れません。

別の視点から言えば、皆さんのビジネスノウハウも伝え方ひとつで、無味乾燥にもなれば、

とても分かりやすく、一生記憶に残るような印象深いものとする事も出来るのですね。

私も20年経っても覚えているくらいですから、間違いありません。


逆に言えば、こうした伝え方が出来た方だからこそ、競技人口1,200万人とも言われる

極真空手を一代で作り上げられたのかも知れないですね。


すでに本を出している方、これから出す方の、ご参考になれば幸いです。

師走はデキる人ほど忙しい!?


こんにちは、樺木宏です。


寒いですが、気持ちよく晴れた朝ですね。



さて、年末の慌ただしい時期、まさに師走。

出版業界でも、とくに仕事の出来る編集者は、忙しい人が多いです。


先日、私がよく仕事をする編集者と話をしていたら、

「(良い企画が集まってくるので)いいと思った企画を全部やろうとしたら、1年で50冊やることになる」

とのこと。

編集者のキャパシティは月1冊つくるのがMAX。

ベストセラーを出した人の所には、質の高い案件が集中するので、このような事になります。

でも著者の側からみれば、ぜひこうした人と仕事をしたいものですね。


一方、著者のほうも忙しいです。

先週末、出版社で打ち合わせ&取材をした際の著者さんは、

「副業がうまく行き、その結果気持ちに余裕が出て、本業でも予想以上に出世してしまって忙しい」

とのこと。

その上で出版が決まったワケですから、これは忙しいですね。

でも編集者から見れば、そういう人にこそ書いて欲しい訳です。


これは皆忙しいのも当然ですね。

逆に言えば、忙しい人と仕事をしなければ、ダメ。

結果がでる人のところに仕事は集中するからです。


でも私の経験では不思議なことに、こうしたデキる多忙な人ほど、レスポンスが早いし、仕事の質も高い。

そう考えると、この忙しい師走は、実はそこを見極めるとても良い時期、なのかも知れませんね。


これから仕事モードにはいる月曜日の朝、ご参考になれば幸いです。