出版企画書と名刺の意外な関係 !?
こんにちは、樺木宏です。
出版企画と名刺、一見関係なさそうですね。
でも実は、とても深い繋がりがあります。
だから、名刺をつくったら、企画が出来る、といっても過言ではないのです。
意外でしょうか?
でも考えてみれば、これはごく当然のことです。
なぜなら、ビジネスと出版は共通点が多いから。
問題を抱えた人がいて、それを解決する。だから、対価がもらえる。
それがビジネスであり、出版です。同じですね。
そして名刺は、「自分がどのような問題解決を提供できるか?」
を書くものだから、企画書と同じなのです。
だから、名刺を作れれば、出版企画書も出来る。
売れるか売れないか、という問題は、出版市場の話なので、その後で検討すれば良いのです。
ただしこれは、会社の名刺ではなく、自分自身で作った名刺なら、の話です。
言い方は悪いですが、会社という他人のふんどして相撲をとっていては、出版は出来ません。
その上にプラスαした、あなた自身の方が大切ですね。
自分の名刺、よくよく見直して見ては?
マーケティングが分かっている人が思わず納得する、出版企画の"ツボ"とは?
こんにちは、樺木宏です。
さて、商業出版の企画をつくるということは、完全に
「マーケティング」です。
想定読者は「顧客」ですし、
自分は「自社」
そしてライバル著者は「競合他社」ですね。
なのでマーケティングを分かっている人なら、売れる出版企画がどんどんつくれるか・・・
というと、残念ながらなかなかそうは行かない事が多いです。
その理由は、
「読者のレベル感」
にあります。
これを高く考えすぎている人が実に多い。
著者のレベル感をそのまま企画に持っていってしまいがちのです。
例えば、スキルも意識も高い人が最初に作る企画には、こんな感じのが多いです。
「生き甲斐をもって働ける方法を教えます」
「充実した人生を送る方法」
なんか、カッコいいですね。そして有意義です。
でもこれは、多くの読者に刺さるでしょうか?
これは絶対に刺さりません。
もしこうした本で売れてるとすれば、それは間違いなく著者が多くのファンをもつ有名人。
ファンは日記でも買いますので、参考にはなりませんし、マネをしてはいけません。
1年間にサラリーマンが本を読む冊数は2冊以下、という説もあるくらいで、
ほとんどの一般読者は、そこまで意識が高くないものなのです。
有名なマズローの5段階欲求で言うなら、
上記の企画は、一番レベルの高い欲求である「自己実現欲求」ですが、
一般の人の悩みは、「安全欲求」「承認欲求」という、比較的低いところが一番多い。
そこで必要なのは「想定読者のレベルを下げる」こと。
例えば、
「あと10年、リストラされずに済む方法」(安全欲求)
「"お前ってこんなにできる奴だったっけ?"とアイツに言わせる本」(承認欲求)
みたいな企画なら刺さると思いませんか?
何冊も本を出し続けている著者に共通しているのは、実はここです。
著者に求められるのはものすごく優秀なノウハウや実績ではなくて、
「今の時代、多くの読者が切実に悩んでいる事をしっかり分かっている」
ことなのですね。
"自分の書きたい事を書くのではなく、世の中の多くの人の読みたいものを書く意識"
"ライバルにどう見られるかではなく、どうすればもっと読者に貢献できるか、という気持ち"
です。
ノウハウや実績があるのに、なかなか本が出せない人は、これで出版確率が劇的に上がります。
このマインドをもって、著者デビューを近づけ、何冊も出し続けて行きましょう!
ちょっとニッチな、でも大事な「本棚」の話
こんにちは、樺木宏です。
本の読み方の本はいろいろな情報がありますが、
「本棚」については、あまり話を聞かないですね。
でも「本棚」は、効率的に知識を獲得する上で、とても大事なところです。
なぜなら、本を読み返す際の質と量が変わってくるから。
机に積みっ放し、本棚に差しっ放し、ふと気になってもどこにいったか分からないのでは、
読み返す機会も減りますよね。
という事は、本棚次第で成長のスピードが早くもなれば、遅くもなる、という事です。
例えば「ザ・マインド・マップ」の著者トニー・ブザンも、
「大量の知識を獲得する技術」という章の中で、記憶が定着するための理想的な復習時間として、
「10分後、24時間後、1週間後、1ヶ月後、半年後、1年後」
と、実に6回も復習することを推奨しています。
けっこう大変ですね(笑)
実際にここまで出来るかどうかは別としても、少なくとも言えるのは、
「読んだあとは本棚に入れっ放し、再読などしない」
という人は、知識を獲得する上で大きなマイナス、ということです。
だから、何度も読み返したくなるよう、本棚を工夫し、整理しておく事はとても大事なのですね。
その並べ方も、本のサイズで並べたりするのでは無く、
「自分の頭に体系化されている順」
で並べておくと、本棚を眺めるだけで知識の構成を再確認できるので、お勧めです。
ちょっとニッチな、でも決してあなどれない「本棚」の話、ご参考になれば幸いです。