樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -281ページ目

企画書の各項目その6(仕様)

仕様について


仕様とは、本のサイズ、造本の体裁


(ハードカバーかソフトカバーかなど)、


本文の色数、ページ数、別丁などについてのイメージです。


ここでは中心となる「文字ものの本で本文1色のもの」


について、触れておきます。


「イメージ」という表記を使うのは、表現が強いと必須事項と


受け止められ、企画採用のネックとなってしまう可能性があるからです。


概ね、下記の通り記入しておけばOKです。


四六版※(ソフトカバー)、本文1色、


192~224ページ程度、カバー&帯つき


※四六版(しろくばん)は188×128ミリで、


文字ものの本では最もポピュラーなサイズです。


他にも、新書版、文庫版、各種変形版などがありますが、


概ね四六版となるとお考えください。


本のページ数は、およそ16ページ単位で計算します。


この単位を1折もしくは1台などと呼びます。


印刷会社では、1枚の大きな紙の両面に、


全部で16ページ分を印刷し、それに折り加工を施して断裁し、


製本するため、このような単位となっています。


その他、8ページ単位や4ページ単位など、


紙取りの問題で変わることもあります。


また、8ページか4ページを最後につけて、


ページ調整をする場合もあります。

※別丁には、カバー、帯のほか、見返しやスピン、花布(はなぎれ)など、いろいろありますが、企画書に言及する必要はないため、割愛します。

企画書の各項目その5(目次案)

目次案


目次が面白くないと、読者にせっかく書店で


手に取ってもらえても関心を引けず、


続きを読むために買ってもらえません。


留意点は主に2つです。


・読者を「著者が主張する結果」に導くためのプロセスに説得力がある


・読者が読みたくなる魅力的なメニューを並べる


目次は本全体の構成を示すものです。


特に第1章は重要です。「つかみ」を意識し、


読者の得られるメリット、読者がこの本を読むべき理由


(=コンセプト)をアピールします。


第2章目以降は、読者を結果に導く動線をどうつくるかを考えます。


起承転結で筋道を立てていくもよし、並列で列挙していくのもよし、です。


目次はメニューの役割もあります。


大見出し・小見出しは「続きが読みたくなるメニュー」ととらえ、


好奇心を引くように表現を工夫しましょう。


間違っても本の概要を単純に説明する、


といったことは避けるようにします。

企画書の項目その4(販売協力)

販売協力


あくまで協力ですので、義務ではありません。


ですが企画採用のハードルを下げるために大変有効ですので、


可能な限り検討して下さい。


・販売の見込めるソーシャルメディア


(HP・ブログ・メールマガジン・SNS・Twitter等)


を運営している場合の会員数や販売見込み部数


・セミナー・講演をされる場合は、その頻度や人数、


直近のスケジュールなど(過去の講演実績も)


・初版時に多くの部数の著者買取を希望する場合(数百部以上~)


・発売時期設定に関係するイベントなどがある場合


・その他、特記したい事項


推薦文を書いてもらえる著名人がいれば書いておきましょう。


ただ、テーマと関係があり、対象読者に強く訴求する必要があります。