(その4)著者のコンテンツ力を高めましょう!
コンセプトワークその4は、
著者のコンテンツ力を高めましょう!です。
具体的に言うと、
企画のユニークさ、独自性、新奇性といった
「切り口で勝負」する決心をして頂くということです。
なぜかというと、
出版社の編集者が企画のジャッジをするときに、
・著者の知名度、ファンの人数
・今までの実績数字が飛び抜けて優れているか
といった要素を重視します。
でも、多くの人は、それは無いですよね?
(あったらそれは素晴らしいことですが)
しかし、ここで失望する必要はありません。
今有名な多くの著者も、
有名だから本をだした
のではなく、
本を出したから有名になった
からです。
つまり、最初の1冊は、企画自体のユニークさ、目新しさ、興味深さ、
すなわち「切り口勝負」
で出版にこぎ着けているという事です。
ですので、皆さんも
企画のユニークさ、独自性、新奇性といった「切り口勝負」
で行きましょう。
そこをさらに強めるために、
読者のニーズとウォンツを高める視点が重要です。
例えがアレで恐縮ですが、
「馬とにんじん」です。
目の前に、大きな人参がぶら下がっており、かつ届きそうな近さであれば、
馬は欲求を最大限刺激されてダッシュで走ります。
皆さんも、「読者」の欲求を最大限刺激するよう、
企画自体のユニークさ、目新しさ、興味深さ=著者のコンテンツ力
を高める工夫をして見て下さい。
その事が、新人著者の企画の通過にとって、不可欠です。
(その3)読者ターゲットを決めましょう
コンセプトワークその3は、
読者ターゲットの絞り込みです。
この部分はとても大切です。
なぜなら、企画書には「想定読者」を必ず書くのですが、
そこが総花的でざっくりしたものだと、まず企画は通りません。
それはなぜかと言うと、
読者は「自分の為の本だ」と思わないと買わないからですね。
読者が買わないと思われる本は、出版社も投資が回収できないので、
危ない橋は渡らない=企画は通らない
となるわけです。
そのような事態を避けるには、
読者の絞り込みが大切です。
よくある間違いは、
想定読者:20~50代の男女
といったものです。
これでは良くないですね。
年齢層が幅広すぎるのもそうですが、そもそも年齢性別のみでターゲッティング
する事自体もベストではありません。
定性的←→定量的
という視点からいうなら、
もっと定性的な、たとえば悩み、不安、欲求といった軸から
読者をセグメントしていくのもよいでしょう。
読者像が浮かぶまで思い切って絞り込みましょう。
その事で、読者への訴求が強まります。
結果、あなたの企画はよりよいものとなるのです。
知ると知らないとでは大違い、です
こんにちは、樺木宏です。
この土日は週末起業フォーラム主催の「出版企画塾」というセミナーで、講師をしていました。
7時間×2日間という長丁場(まだ続きがあります)でしたが、
受講者の方の熱心な姿勢に応えて、
「どうやって分かりやすく伝えようか」
と考えながらの講義は時間があっという間に過ぎました。
受講者の方の「有意義だった」という声も、大変励みになりました。
参加者の方々、有り難うございました。
今回の講義を終えて思うのは、
「知っているといないとでは大違い」
という情報、知識が出版の世界には多いという事です。
いつも出版を目指す方に言っている、
「自分では当たり前でも、他の人にとっては驚きな事は多いですよ」
という言葉を、はからずも再度実感しました。
例えば、
「こういう前提に立って企画を立てなければ、売れる企画にならない」
という必要不可欠な考え方をお伝えすると、
「なるほど、そうだったのか!」
というリアクションが大きかったからです。
ちなみに今回の受講者の方は、
・商業出版の著作が5冊以上ある方
・営業コンサルタントとして非凡な結果を出してこられた方
・優秀な士業の方
・学歴が非常に高い方
・経営者の方
など、
素晴らしいメンバーだったのですが、その方達にして、前提となる事をご存知ない。
という事は、
「本来持っている実力を、企画に反映出来ていない」
という事です。
これは大変もったいない事です。
言い換えれば、
「有益な企画なのに、売れないと判断されてしまう」
為に通っていない企画、著者デビュー出来ない方がいかに多いか、という事でもあります。
こういった事柄を今後も広くお伝えして行かなければ、と決意を新たにした土日でした。