樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -272ページ目

(その4)著者のコンテンツ力を高めましょう!


コンセプトワークその4は、

著者のコンテンツ力を高めましょう!です。

具体的に言うと、

企画のユニークさ、独自性、新奇性といった

「切り口で勝負」する決心をして頂くということです。


なぜかというと、

出版社の編集者が企画のジャッジをするときに、

・著者の知名度、ファンの人数

・今までの実績数字が飛び抜けて優れているか

といった要素を重視します。

でも、多くの人は、それは無いですよね?
(あったらそれは素晴らしいことですが)


しかし、ここで失望する必要はありません。

今有名な多くの著者も、

有名だから本をだした

のではなく、

本を出したから有名になった

からです。

つまり、最初の1冊は、企画自体のユニークさ、目新しさ、興味深さ、

すなわち「切り口勝負」

出版にこぎ着けているという事です。


ですので、皆さんも

企画のユニークさ、独自性、新奇性といった「切り口勝負」

で行きましょう。

そこをさらに強めるために、

読者のニーズとウォンツを高める視点が重要です。


例えがアレで恐縮ですが、

「馬とにんじん」です。

目の前に、大きな人参がぶら下がっており、かつ届きそうな近さであれば、

馬は欲求を最大限刺激されてダッシュで走ります。

皆さんも、「読者」の欲求を最大限刺激するよう、

企画自体のユニークさ、目新しさ、興味深さ=著者のコンテンツ力

を高める工夫をして見て下さい。

その事が、新人著者の企画の通過にとって、不可欠です。

(その3)読者ターゲットを決めましょう


コンセプトワークその3は、

読者ターゲットの絞り込みです。


この部分はとても大切です。

なぜなら、企画書には「想定読者」を必ず書くのですが、

そこが総花的でざっくりしたものだと、まず企画は通りません


それはなぜかと言うと、

読者は「自分の為の本だ」と思わないと買わないからですね。

読者が買わないと思われる本は、出版社も投資が回収できないので、

危ない橋は渡らない=企画は通らない

となるわけです。

そのような事態を避けるには、

読者の絞り込みが大切です。


よくある間違いは、

想定読者:20~50代の男女

といったものです。

これでは良くないですね。

年齢層が幅広すぎるのもそうですが、そもそも年齢性別のみでターゲッティング

する事自体もベストではありません。

定性的←→定量的

という視点からいうなら、

もっと定性的な、たとえば悩み、不安、欲求といった軸から

読者をセグメントしていくのもよいでしょう。


読者像が浮かぶまで思い切って絞り込みましょう。

その事で、読者への訴求が強まります

結果、あなたの企画はよりよいものとなるのです。



知ると知らないとでは大違い、です


こんにちは、樺木宏です。


この土日は週末起業フォーラム主催の「出版企画塾」というセミナーで、講師をしていました。

7時間×2日間という長丁場(まだ続きがあります)でしたが、

受講者の方の熱心な姿勢に応えて、

「どうやって分かりやすく伝えようか」

と考えながらの講義は時間があっという間に過ぎました。

受講者の方の「有意義だった」という声も、大変励みになりました。

参加者の方々、有り難うございました。



今回の講義を終えて思うのは、

「知っているといないとでは大違い」

という情報、知識が出版の世界には多いという事です。


いつも出版を目指す方に言っている、

「自分では当たり前でも、他の人にとっては驚きな事は多いですよ」

という言葉を、はからずも再度実感しました。

例えば、

「こういう前提に立って企画を立てなければ、売れる企画にならない」

という必要不可欠な考え方をお伝えすると、

「なるほど、そうだったのか!」

というリアクションが大きかったからです。



ちなみに今回の受講者の方は、

・商業出版の著作が5冊以上ある方

・営業コンサルタントとして非凡な結果を出してこられた方

・優秀な士業の方

・学歴が非常に高い方

・経営者の方

など、

素晴らしいメンバーだったのですが、その方達にして、前提となる事をご存知ない。

という事は、

「本来持っている実力を、企画に反映出来ていない」

という事です。

これは大変もったいない事です。

言い換えれば、

「有益な企画なのに、売れないと判断されてしまう」

為に通っていない企画、著者デビュー出来ない方がいかに多いか、という事でもあります。

こういった事柄を今後も広くお伝えして行かなければ、と決意を新たにした土日でした。