樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -24ページ目

気づきをもれなく活かす習慣とは?


こんにちは、樺木宏です。


さて、日常の中で、

「いいアイデアを思いついた!」

「いい事を聞いた!」

「いい本を読んだ!」

と思う事、ありますよね。

いわゆる「気づき」です。


知的生産に関わるビジネスパーソンとしては、大事にしたい所ですが、

「後で思い出そうとしても忘れてしまった」

と言うことも、ありがちですよね。


記憶を過信すると、せっかくのアイデアを取りこぼしてしまいます。

というのも、自分が思っている以上に、人は忘れる生き物だからですね。

「忘却曲線」で有名な心理学者のヘルマン・エビングハウスによれば、

記憶は20分後には、42%を忘れ、1日後には、74%を忘れるそうです。


そうならない為に有効なのは、2点です。

・すぐメモを取ること

・後で読み返せるようにすること

ですね。


これらは当たり前のことではありますが、実行出来ている人が少ないのもこの分野。

ついつい面倒くさくなり、先送りにしがちだからです。

そこで有効なのは「習慣化」です。


例えば、メモ。

常日頃持ち歩くスマートフォンや携帯で、メモしたり、音声を吹き込むと有効です。

とくに画面に手書きで書ける「SpeedText」というアプリは、

2タッチくらいで自分のメールなどに転送できて便利です。


また、後で読み返す為には、「どこにあるかが分かる」事が大前提。

そこで、一括して情報を放り込んでおき、いつでも検索できて便利なのがEvernote。

どの端末からでもアクセスできるので、何度も読み、長期記憶に定着させるのに向いています。


いちどこのような「記憶に頼らないしくみ」を習慣化すると、

今まで取りこぼしてきたものの多さに驚くかもしれません。

知識とアイデアが生命線の我々としては、ここはぜひ押さえておきたい所ですね。


今日のまとめです。

人間、すぐ忘れるのが普通であり、前提です。

取りこぼさない工夫と、繰り返し読むしくみ。

この2点で、知的生産にさらに磨きをかけて行きましょう。

自力で自己プロデュース、のススメ



こんにちは、樺木宏です。


さて、著者デビューの支援をしていますと、

出版企画のほとんどをこちらで考える、というケースもあります。

しかし私は、企画の考案方法、売れる切り口の作り方などを、

必ずプロセスからお伝えするようにしています。

つまりどんなケースでも「自分で考えてもらう」ことを、重視しているのですね。


なぜかと言うと、

「長く活躍してほしい」

からです。

プロセスではなく結果だけを得る、というのは確かに早いしラクなのですが、

それを失うのも早いのですね。

自分の強みは、自分で考えるプロセスそのものに価値があるのです。


例えば、出版では1冊出していきなりベストセラー、その後は待っていても出版社から

オファーが続々来る、という人はごく一部。

多くの人は、いくつものトライ&エラーを繰り返し、時代の追い風がたまたま味方になって成功、

というパターンです。

私の場合はたまたま商業出版がメインですが、他のメディアでも同じです。


そうなると、大切なのは続けること。

媒体が何にせよ、繰り返しチャレンジし続ける必要があるのですね。

また、例え最初はそこそこ売れたテーマも、時代性が変われば売れなくなります。

そこで、新しい切り口を開拓し続けて行く事が求められるのです。


もし、誰かのおかげで「結果」だけを得て、それを自分で再現することが

出来なければ、その人に依存し続けなければいけなくなってしまいます。

これは望ましくないですね。


今日のまとめです。

自分で考え、新しいコンテンツを自力で生み出す力をつけましょう。

その為にも、例え誰かの助力を得るにせよ、プロセスを重視し、ノウハウを身に付ける

姿勢が大切です。


出版トレンドという"波"に乗ろう!


こんにちは、樺木宏です。


さて、出版にはもちろん実力も必要ですが、トレンドに乗っていればハードルが

大きく下がるのもまた事実です。

事前に流行の波を察知していれば、格段に有利になるのですね。

ぜひ、アンテナを立てていきましょう。


ただ、「事前に」というところが肝心なところです。

というのは、書籍は企画決定から発行までに4ヶ月以上はかかりますので、

波が来てから近い本を出そうとしても、間に合わないのですね。

例えば、先の震災直後、いわゆる「震災本」の企画は早かったです。

どれくらい早いかといえば、数日後には3社以上の出版社が、

すでに出版を決定していました。


この例からも分かるように、波が来てからでは遅く、波が来る前に

乗る必要があるのですね。

では、どのようにその波を察知するのか?


1例を上げると、IT、ソーシャルメディア、Webといったジャンルでは、

アメリカのトレンドを知るのが良い、というのは有名な話ですね。

アメリカで流行った流れが必ず日本でも遅れてくる、と言われているからです。

一昨年後半のTwitter本ブーム、そして現在のFacebookブームもまさにこの流れです。


皆さんのケースに当てはめて、ぜひ考えて見て下さい。

それぞれご自身のテーマで、上記のアメリカに相当するものは、何でしょうか?

時間をかけて考えるにあたいするテーマです。

もし見つかれば、今後しばらくの間、有利に出版を決める事ができるからです。


私の知人でGmailとTwitterの本を出し、その翌年にFacebook本を出した人がいますが、

この人の本職はWebとは全く関係ありません。

しかし留学経験があるので英語が出来る、という強みがありました。

だからアメリカのトレンドを若干早くつかむ事ができ、逆算して準備していました。

その本を書くに相応しい著者になるために、計画的にソーシャルメディアで実績をつくり、

という戦略で、何冊も本を出す事が出来たのですね。

このように、トレンドさえ読めれば、本業と直接関係なくとも著者になる計画が立てられます。


また、別のトレンドの読み方としては、「過去」に学ぶこともできます。

というのは、流行のサイクルはめぐりめぐって戻って来ると言われているからです。

例えば、本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」。

これは、数十年も昔にベストセラーになった藤田田さんのユダヤ人シリーズにヒントを得て、

狙って出したといわれています。

同様に本田健さんの「20代にしておきたい○○のこと」シリーズも、昔ほぼ同じタイトルの

書籍がベストセラーになっていたそうです。

このように、昔のトレンド復活を予測すれば、自分の出版チャンスを増す事が可能なのです。


今週のまとめです。

トレンドを予測して、有利なポジションで出版企画をつくりましょう。

その方法としては、

・先に流行る場所を見つける

・過去に流行って戻ってくるものを見つける

となります。

皆さんの専門分野で、ぜひご考案してみて下さい。