私の好きな本のご紹介「ソロモンの指輪」
こんにちは、樺木宏です。
今日は日曜日ということで、出版ノウハウとは関係ないのですが、私の好きな本を紹介します。
それは、
「ソロモンの指輪」(コンラート・ローレンツ著)
という本です。
著者のローレンツという人は分かりやすく言えば、行き過ぎた動物好き、です。
ただ、普通の動物好きではなく、その研究でノーベル賞をとってしまうほどの人ですが。
読みものとしても、もともと大学の心理学教授ということもあって、その深い洞察は読んでいて大変面白いです。
さて、私がこの本に感動するのは、動物達の本能を通して、人間の良い部分、悪い部分、そのあるべき姿までが見えてくる点です。
例えば、最終章の「モラルと武器」では、考えさせられます。
平和の象徴であるハトや、おとなしい動物の代名詞のウサギ。
かれらは、同族同士、仲間をひどく傷つけることに何の抵抗もありません。
たとえ相手が降参しても、死ぬまで陰湿に攻撃をつづけます。
一方、血に飢えた猛獣として見られがちなオオカミはどうか?
かれらは、相手が降参すると、攻撃する事が文字通り「出来なく」なるのです。
今まで戦っていたとしても、相手が急所を差し出して降参すると、本能が抑制し、攻撃したくとも出来なくなります。
この事実は、私にとって衝撃的でした。
人間ですら、このような「降伏者への哀れみ」が
「道徳」
として戦士の厳しいモラルになったのは、やっと中世時代の武士道・騎士道の時代になってからです。
私は人間の道徳よりも動物の本能の方がむしろ「人間的」である事実に、感銘を受けます。
同時に、「力」を持つ事とそれを抑制する「モラル」、これはセットであるべきこと、
それは自然の摂理だと言う点に、希望のようなものも覚えます。
考えてみれば、私がかつていた武道の世界でも、強い人ほど道徳的で紳士的な人が多かったです。
逆に本気で戦ったことの無い人ほど、その力をコントロール出来ない人が多いように思いました。
権力や既得権益を振りかざしてパワハラまがいの事をして恥じない人は、残念ながら身の回りに多いですね。
それが人間社会というものだと、利いた風な事を言い、諦めて迎合している人もいます。
でも、もっと大きな自然の摂理から言えば、そう結論づけるのは早計なのだ、と思えます。
早い話が、そういう人は文字通り「動物以下」なのですね。
自然の摂理は、もっと誇り高く、優しいものだ、と思うのです。
ちなみにウチには猫が4匹いるのですが、目下の子には負けてあげるのですが、
自分より目上(たとえば飼い主)には、絶対に折れません。
常々、「人間より猫の方が人格が上じゃないのか?」
などと思ってしまう今日この頃です。
参考:
ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)/コンラート ローレンツ

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