応援される力
こんにちは、樺木宏です。
今日は名古屋で出版セミナー。
行きの新幹線の中からこの記事を書いています。
さて、多くの著者志望の方とお会いしますが、本を出し続ける方に共通していると
私が思うのは、「応援される力」とでもいうべきもの。
結論から言えば、応援されやすい人は出版が成功しやすいし、メリットが多いです。
その理由は、企画を通す編集者も人間なら、それを支援する私も人間だからです。
そもそも、企画にGoサインを出すかどうかは、編集者の方でも葛藤があります。
「売れるだろうか?でも確信が持てない」
そんなグレーゾーンもしばしば。
多くの場合そういう企画は却下となりますが、
編集者が「応援しよう」となれば、アドバイスをもらえて、改善するチャンスが得られることもあります。
そうなると、確度がぐっと高まるワケですね。
その微妙なところの支援を得られるか否かが、「応援される力」にかかっていると
いうわけです。
私のように、支援すること自体が仕事の場合でも、似たような事は起こります。
・自分の評価を賭けてでも思いきりプッシュする
・長い期間、諦めずにプッシュし続ける
こうしたプラスαの場面では、理性に加えて、感情の影響はどうしても受けるもの。
ここを分かっている「気配りの人」は、周りを巻き込んで何冊も出版が決まったり
するものだなぁと、振り返って感じる今日この頃です。
今日の内容をまとめます。
「応援される力」は、著者にとって大切な要素です。
何冊も出版し続ける方、同時に決まる方は、この要素を分かっているか、
最初から持っている場合が多いもの。
人間がやっている以上、人間関係は基本ですね。応援されやすい人になりましょう。
ご参考になれば幸いです。
「どう書くか?」より「何を書くか?」が100倍大切です
こんにちは、樺木宏です。
出版のご相談に乗っていると、あれ?と思う時があります。
それは、
「文章を書くのが苦手なのですが、本が出せますか?」とか、
「書くのは得意なので、(本を出すのは)大丈夫です」
という話を伺う時です。
実は結論から言えば、これらは両方とも著者デビュー実現に
「あまり関係がない」
話になります。
もちろん文芸の作家を目指すのであれば話は別ですが、
ビジネスパーソンがブランディグの為に本を出すのであれば、
それほど関係がないのです。
そもそも読者は自分にメリットが欲しいのであって、名文を読みたいわけでは無いのです。
例えば、
・残念な内容×高い文章力
・面白い内容×残念な文章力
であれば、圧倒的に後者の方が有利です。
文章だけなら、ライターの支援があれば良い本が作れるからですね。
実際、世の中のビジネス書などは、著者ではなくライターが書いているものが多いです。
今日のまとめです。
意外に思われるかもしれませんが、著者は文章力を気に病む必要はありません。
ビジネスパーソンがブランディグの為に本を出すのであれば、
「内容」に特化して大丈夫です。
文章力が懸念材料の方の、ご参考になれば幸いです。
情報発信者の陥りがちな自己満足のワナ
こんにちは、樺木宏です。
今週は情報発信者、特に著者の陥りがちな、自己満足のワナと、それを避ける方法についてお伝えします。
ブログやメールマガジンなどは無料の媒体ですので、なかなか気付きにくいのですが、
商業出版では、出版社という第3者のチェックが入るので、ハッキリと分かる事があります。
それは魅力ある情報発信をしたいならば、情報発信者は、
「(読者の)問題解決のプロにならなければいけない」
という事です。
これには説明が必要かも知れませんね。
つまり、自分が書きたいいと思う内容ではなく、読者がお金を払ってでも読みたい、
と思う事を情報提供しなければいけない、という事です。
なぜこういう話をするかというと、世の中には書籍を含め、
求められていない(読者のいない)情報発信がとても多いからです。
これは、読者にとっても、求める情報が得られない、という意味で残念なことですし、
情報発信者にとっても、労ばかり多くて読者を獲得出来ない、という意味でぜひ避けたいことです。
特に商業出版の世界では、「書籍という紙とインクのパッケージ」や、「文章技術」
自体にステータスがあるため、勘違いしてしまいがちです。
例えば、本になっていたら、何となく立派な内容のような予感がしませんか?
また、「著者・ライター」と聞けば、なにか凄い文章技術の持ち主、というイメージがありますね。
でも、それらの事は、枝葉なのです。
読者は、本の外側にお金を払うのではなく、中身が欲しいのですね。
同様に、上手く書いてある本よりも、役立つ本が欲しいのです。
本質は、「読者の問題解決」です。
そして読者の欲求を満たし、不安を解消するコンテンツを提供する事が大切です。
つまり、どのように提供するかより、何を提供するか?の方が遥かに大切なのですね。
今週のまとめです。
情報発信者、特に著者は問題解決のプロになりましょう。
枝葉の表現技法や、パッケージは二の次で良いのです。
読者の欲求に焦点を当てることで、貢献することの方が遥かに大切です。
求められるコンテンツを情報発信したいあなたの、ご参考になれば幸いです。