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【編集】PDF/X-1aになっているか確認する方法

こんにちは。ハチです。
今日は2回目の更新です。PDFの件は、実はどの印刷会社様もちょっぴり力を注いでいらっしゃるので、私も積極的になってみたいと思います。

さて。
先に更新しました内容(PDF/X-1aとは?) の続きです。

PDF/X-1aの内容については、お分かりいただけましたでしょうか。
今度は、お客様がつくられた PDFが、本当にPDF/X-1aになっているのか確認する方法を書きたいと思います。

一応、私どものホームページに書いてある内容とも重複するので、リンクをはらせていただきますね。

●PDFデータの作成方法=http://www.pressbee.com/html/guide/t_pdf.html
●プリフライトの確認方法=http://www.pressbee.com/html/guide/t_pdf_2.html#pdf2_3

このPDFを確認するのに、作成頂くときに必要なAcrobatというソフトを使用します。

このソフトで作ったPDFを開き、バージョンに応じて「プリフライト」というチェックをかけます。





この時、バージョンが6以下のアクロバットではPDF/X-1a準拠のPDFは作成できませんので、6以降についてご説明いたします。

バージョンが7・8は同じプルダウンメニュー「アドバンスト」の中にあるのですが、6のみ形が違います。








上記の手順に気をつけてご作成ください。

ただ、困ったことに、PDF/X-1a準拠で作成したものでも、必ず問題なく使える、という保証がないのがPDFの怖い所です。(現に、問題なく使えるPDF/X-1aのファイルを作っていただけたのは、パンフレット印刷などに長けたお客様が何名かだけでした。)

色々なところにエラーやバグの原因が潜んでいるため、もちろん、元のアプリケーションから気をつけないといけないのですが、変換をかける以上、何らかの加工が施されている事実は認識していただけるとよいかと思います。

出来る限りお客様に分かりやすく、説明してきたつもりですが、まだまだ分かりづらい点ばかりだと思います。
ホームページの充実も図って参りますので、何かありましたらご遠慮なくお尋ねくださいませ。

Photoshopでトリミング(クリッピングパス)を作成したい

こんにちは。ハチです。
今日は「ポラロイド風写真の作成方法」について、コメントにご連絡を頂きましたので書かせていただきました。
下記をご参考におためしいただけますと幸いです。
では、張り切ってまいりましょう!!!

PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-フォトショップのクリッピングマスク1
1.下地になる塗りのレイヤーと、使用する写真レイヤーを用意します。

PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-フォトショップのクリッピングマスク2
2.写真レイヤーを選んだ状態で選択範囲(ツールの2番目)を予定しているサイズに合わせます。
 このとき、決まったサイズがある場合は、一度シェイプなどでサイズを設定し、それをコマンド(コントロール)+エンターキーで選択範囲にします。
選択範囲ができたら、写真レイヤーに戻ります。

PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-フォトショップのクリッピングマスク3
3.選択範囲が写真レイヤー上にあることを確認したら、レイヤーパレットの下部にある■の中に白い○のあるボタンを選びます。(写真の赤い印部分)

PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-フォトショップのクリッピングマスク4
4.すると、写真レイヤーにクリッピングマスク(トリミングエリア)が作成され、自動でグループ化されます。

PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-フォトショップのクリッピングマスク5
5.作成された写真レイヤーを下地のレイヤーと合成します。(一括合成でも大丈夫です)

PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-フォトショップのクリッピングマスク6
6.すると、合成したレイヤーが一つにまとまりました。


選択範囲の形を変えても…
PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-フォトショップのクリッピングマスク7
(形がいびつで申し訳ありません…)

選択範囲がきちんとできていれば、どんな形でもトリミングすることができます。
PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-フォトショップのクリッピングマスク8
(ポラロイドっぽくはないですが)


個人的に完成品はこんな感じです。分かりやすいようにバックに青い色を敷いてあります。
PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】-ボラ風写真

いろいろレイヤーやマスクがあり、少々分かりづらい点も多いと思いますが、少しでもヒントになれば幸いです。
上記説明にて不明な点がおありの場合には、大変お手数ではございますが、再度お問い合わせ頂けますようお願い申し上げます。

少し技術職っぽいことが言えて嬉しいです(^∇^)
こんな感じでおわかりになられましたでしょうか??お役立ちできましたら幸いです~♪

「PDF/X-1aのPDF」って何??

こんにちは。ハチです。
インフルエンザが猛威を奮う中、マスクが売り切れ続出、学校の休校もありつつ推移していますね。
皆様、体調などにお変わりはありませんでしょうか??
海外メディアには「過剰すぎでは」と言われてしまいますが、広げない・かからないための「自衛」は、必要だと私は思います。何かあってからでは遅いので、防衛策を私もひとつは用意するようにしたいと思います。
マスクは切らしていますが(苦笑)
まずなにより、インフルエンザを寄せ付けないよう、体調管理などの健康面に留意したいと思います。

さて。
今日は、最近増えてきたPDF入稿についてお話を致します。

私どもでは、ご入稿時にPDFデータを頂くと、「プリフライト」というチェックを掛けさせていただいています。
これは、お客様に作成いただいたデータが、印刷用の「PDF/X-1a」に準拠したものかどうかを確認するための作業です。これがクリアできないと、ご入稿頂いた物は使用できず、再作成をお願いし再入稿いただくか、元の作成データでのご入稿を頂くほかなくなります。
(別途変換料が必要となります。)

しかし、そもそもこの「PDF/X-1a準拠のPDF」って何ですか?と聞かれることが多いです。
そこで、今日はそのことについてお話をさせていただきます。

よく、インターネット上でPDFファイルをご覧になられることや、取引先の方とPDFでデータを交換されることがあると思います。
PDFというのは、Portable Document Formatの略で、簡単に言うと、「PCの機種・バージョンや、環境に左右されないフォーマットを施した電子文書」です。フォントが無くても表示できたり、レイアウト確認が出来、プリントアウトも出来るので大変便利です。

そして、このPDFデータそのままで、(印刷機による)印刷ができる…と思われる方の方がほとんどだと思います。
実際、プリントアウトして書類を確認する程度には問題のないものです。

ですが、印刷となると、ちょっとプリントアウトとは条件が変わってくるのです。
オフセット印刷レーザープリンタ の違いはそれぞれのリンク先へ。)

まず、カラーモード。
通常お客様が普通にPDFを作ると、それはweb表示用(画面で確認する程度、という設定で作成された)PDFのため自動でRGBモードのPDFになります。
※RGBモードとCMYKモードの色違いにつきましてはこちら をご確認ください。

次に、フォント。
通常、フォントの埋込みは作成時に設定を行わない限り埋め込まれる事はなく、開く先のコンピュータに同じフォントがなかった場合、その画像は文字化けをする可能性があります。(原則的には文字の埋込も行えるので、最近は大幅な文字化けが起きることは少なくなりましたが、未だ万全というものではありません。)

そして、画質。通常、web用のPDFは画像解像度は、72dpiで設定されています。

●通常のPDF(画面表示用)


●印刷用のPDF/X-1aに準拠したPDF


画像を見比べていただければお分かりになるかと思います。
上の写真は、ハチのイラストはぼんやりしているのに、線や文字はシャープなまま。
下の写真は、全てシャープになっています。
これは、画像のみ保存時に解像度をダウンさせているためです。そうすることで文字はキレイなままですが、写真の画質を落とし、ファイルの容量を軽くしています。

通常、WEB用に保存されるものは、解像度が72dpi、文字は埋込みされず、RGBで保存されているのが通常です。
WEB上にあるPDFは、データ容量を軽くするために、このような形になっています。重いと、開くのもダウンロードするのもストレスなので、とにかく軽く作ってあるのです。
このPDFをプリントアウトすると、画像がぼんやりしていたりガサガサになってるのは、容量を削るために画像をわざと粗く保存するのです。

これらを、PDF/X-1a形式で保存をした場合、通常の規格で300dpiから350dpiで画像を保存するように設定され、色ももちろん、CMYKで保存されます。
そして、文字を埋込みにするため、同じフォントを持っていなくてもきちんと同じ状態をキープすることができます。(基本はアウトラインを取っていただいてからPDF化するのが一番安全なのですが…。)

いわゆる、「印刷屋の必要条件をそろえたPDF」が「PDF/X-1ad準拠」のもの、と言う訳です。

これは余談ですが、72dpiの画像を350dpiまで引き上げると、A4(21.0cm×29.7cm)サイズのデータは、約4.2cm×5.9cmになるんです。倍率にして500%。なかなか厳しい倍率です。

そして、この「PDF/X-1a準拠のPDF」を作成するには、「Adobe Acrobat 」(またはアドビ製品でのデータ作成)が必要となります。
(「Adobe reader 」はあくまでも読み出しのためだけのアプリケーションであり、書き出しには別の有償ソフトが必要です)
上記アプリケーションをお持ちでないお客様は、PDF/X-1a準拠のPDFを書き出すことは不可能、と現時点では言うことができます。フリーのソフトでPDFの書き出しは行えても、PDF/X-1a準拠のものでないPDFを弊社にて印刷に使用することは不可能でございますので、あしからずご了承下さいませ。

一口にPDFと言っても、用途によって規格が違うのがPDF。

PDF/X-1aの作成方法やご不明点などございましたら、どうぞご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
お待ち申し上げております。