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新サービスリリース!!

リーディングマークで、満を持して、新サービスをローンチします。その名はrecme[レクミー]。動画を使って学生に自己表現をしてもらい、動画を「初期面接」の代替とすることで、マッチング効率の悪い採用業界に革命を起こしていこうというサービスです。是非、応援してください!

URLはhttp://recme.jpです。

案内文を転載します。


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What’s recme[レクミー]

recme[レクミー]は、スマホで撮影した「自分撮り動画」を使って、憧れの企業に応募・アピールしたり、優良企業からのスカウトを受けたりするサービスです。

どんな企業が参加しているの?

日本を代表する大企業から、将来を有望視されるベンチャー企業まで約100社の企業の採用特別イベントや、特別選考フローに「自分撮り動画」で応募をすることができます。

また、あなたの「自分撮り動画」を見た企業から特別スカウトの連絡が来ます。

※12月1日の本リリース時には約100社の大手企業・優良企業が参加予定です。スカウト機能は本リリースと同時にオープンします。

recme[レクミー]を使う理由は?

全ての企業があなたのエントリーシートを丁寧に読んでいるわけではありません。

見てもらえない可能性があるエントリーシートでの選考ではなく、見てもらえる可能性の高い動画でアピールをすれば、あなたを正しく評価してもらえます。

さらに、紙では表現しにくいあなたの雰囲気も伝えることが出来るため、より深いあなたの魅力を伝えることが出来ます。

しかも、特別選考にも乗ることが出来るため、有利に選考を進んで頂くことが出来ます。

どうやって使えばいいの?

STEP1, 憧れの企業や、面白そうなイベントを探そう!

まずは、recme[レクミー]のTOP画面から興味を持つ企業やイベントを探してみよう。

STEP2, 応募をしよう!

興味をもったイベントや企業があったら、積極的に応募をしよう!

志望動機は一切いらないので、まずは自分を知ってもらうことが、一番大事。

STEP3、スカウトをされよう!

TOP画面からあなたをPRする動画を撮影・アップロードしよう!

動画の本数を増やせばスカウトされる可能性もアップ!

STEP4, 新しいイベントを待とう!

イベントは続々と更新されていきます。

興味がありそうな新しいイベントが出てきたら、積極的に応募をしてみてください!

(企業情報、スカウト機能については、12月1日リリース予定の機能です。)

運営会社について

recme[レクミー]はキャリアメッセ運営事務局(株式会社リーディングマーク内)が運営、管理しております。

http://www.leadingmark.jp/   / http://careermesse.com/



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recme[レクミー] http://recme.jp
宜しくお願いします!

日本の国際化はこれほど遅れている!

先日、田原総一郎さんが、大変いい記事を日経BPNetに書かれていました。詳しくは直接読んでいただくとして、内容をかいつまんで言うと、日本の経済競争力が急速に失われていることを嘆き、新たな打ち手を求めるものでした。まったく同感です。

さて、田原総一郎さんがその記事の中で指摘されていたのが、日本の海外の高度人材の受け入れ率の低さです(ここでは高度人材を「高等教育修了者」と定義します)。海外の先進諸国では、高度人材の中で外国人の占める割合は10%以上が一般的です。例えば、イギリスでは15.9%、アメリカでは13.4%となっています。移民の受け入れに積極的なことで有名なカナダやオーストラリアは、それぞれ25.8%、28.9%とで、4人に1人が外国人、ということになります。

翻って、わが国の高度人材に占める外国人の割合はどれくらいだと思いますか?さあ、想像してみてください。

10%は行かない位でしょうか?それとも、まさかの2、3%程度??

焦らしても仕方ありませんね(笑)。実は、日本の高度人材に占める外国人の割合は、なんと0.7%しかないのです。他国には類を見ない低さです。

言うまでもないことですが、これからは、いかに商品にいかに付加価値をつけられるか、が企業の競争力を分ける時代になりました。新しい技術を開発し、実用化できるか?クールなデザインやコンテンツを創造できるか?新しいビジネスモデルを考案し、それを実行できるか?

そのような課題を解決するために必要なのは、人の付加価値です。いかに優秀な人材を抱えているか、ということが企業の付加価値を分ける時代が本格的にやってくるのです。そのために、各企業は積極的に海外に人材を求める時代になるでしょう。例えば、シリコンバレーはインド人をはじめとする外国人がいないと成り立たない状態になっています。日本の外国人に占める高度人材の割合の低さは、いわば世界中に眠る才能を生かせていないということと同義です。この問題は、今後の日本の競争力の低下に直結します。

また、詳述はしませんが、高度労働者だけでなく、留学生の割合の低さも問題です。日本で最も留学生を受け入れている大学の1つである東大においても、外国人教授の数や留学生の数、英語対応の授業の数などで計られる「国際化度」では、世界の有名大学の中で圧倒的に最下位です。他の大学に関しても、当然同様の状況です。留学生の少なさは、将来の高度人材の卵が少ないということであり、日本人の国際感覚の低下を招くということと同義です。

もちろん、多くの人たちがこの問題に気づいています。政府も、自民党政権時に、福田内閣が留学生10万人計画を打ち出し、高度人材受け入れ強化の旗印を鮮明にしました。現在時の政権は民主党に移りましたが、民主党も外国人の受け入れを強化するという方向性は変更していません。また、大学レベルにおいても、東大や早稲田が留学生の数を2000名に増加させる計画を発表し、民間レベルにおいても多くの財界関係者が外国人の活用の重要性を訴えています。

準備は整いました。あとは、誰が先んじて外国人の受け入れを行っていくか、という点が問題です。上層部がビジョンを提示しても、なかなかそれを実現するのは困難です。日本の人材面での「開国」は待った無しです。不遜な言い方になりますが、私たちが外国人人材事業を実施することで、時計の針を前に回し、「開国」を推し進めて行きたいと考えます。

国際人材事業をやるんだ、と宣言して早2年。ようやくそのスタート地点につくことができました。ようやく国際人材事業の展開を開始することができ、嬉しく思います。志に向けて、しっかりと歩みを進めていきたいと思います。

※田原総一郎さんが記事の中で言及していた経産省のレポートはコチラです。日本が抱える問題点がよくまとまっていると思います。これを掛け声に終わらせず、問題点を解決できるように、官も民もしっかり取り組まなければいけないと思います。

中国は街全体が「ドッグイヤー」だった

さきほど、成田から帰ってきました。最終日、北京は雪でした。フライトは2時間のディレイ。予定より2時間遅い帰国です。7時間後から通常業務ってのは、ちょっと体力的にキツイですが、頑張るしかありませんね…。

さて、先日は中国の人材に関する話でしたが、今日はもう少し全体的な視点で中国について感じたことを書いてみたいと思います。

ネット業界では、よく「ドッグイヤー」という言葉を使います。これは、ネットのデバイスやサービス等の進化のスピードが驚くほど早いことをあらわす表現です。人間と比較して、犬の成長速度が10倍弱(犬は約2年で人間でいうところの成人を迎えます)であることに引っ掛けているんですね。日本では、ほとんどの産業が成熟している中、すさまじい成長速度を誇る「ドッグイヤー」のネット業界に大きな期待が寄せられています。

日本のネット業界をドッグイヤーと表現するなら、中国は街全体がドッグイヤーと言うにふさわしいでしょう。日本では、北京は上海と比較すると「政治の街」「文化の街」というイメージが強く、あまりビジネスが発展している印象は受けないと思います。しかし、これはとんでもない間違いです。

僕が始めて中国を訪れたのは2005年の夏。当時所属していた「OVAL」という学生団体のイベントを開催するために北京を訪れたのでした。当時はほとんど高層ビルは建っておらず、地下鉄の路線も3つしかなかったと記憶しています。

それから4年半が経ち、北京の街はもはやまったく別の街に進化していました。立ち並ぶ高層ビル。地下鉄も市内に張り巡らされています。文章を書き綴ってもあまりイメージが湧かないと思いますので、写真を紹介します。

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このビルは北京で最も高い「北京国際貿易センター」。高さは330mで、東京タワーとほぼ同じ高さ!

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うーん、ふもとから見ると巨大です。

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ファッションも急速に日本に近づいています。2階はZARA。

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この地区は、主にSOHOを営む個人事業主のために開発されたエリアです。SOHOという言葉が浸透していることひとつとっても、経済が成熟していることが分かります。ちなみに、不動産屋に聞いたところ、このあたりの平均坪単価は5万円を超えているようです。東京の都心の新築マンションより高い…。

また、天津にも行ってきました。

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北京南駅から新幹線に乗車し、30分。時速350キロくらい出ます。何でかよくわからないけど、中国の駅は暗い。省エネ?

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上海、シンセンに続く第3の経済都市として、急ピッチで開発が進んでいます。天津は中国政府に「特別市」に指定されています。後ろのビルはさっきの北京のビルより高いです。来年の5月に開業予定。

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街の雰囲気はシンガポールや横浜に近い。中国随一の港町です。

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あと10年でこんな街になるらしい…。ここ以外にも、港の近くなど、複数の副都心が建設されます。

日本の企業も頑張っています。ユニクロやセブンイレブンが中国進出を積極的に実施しているのはご存知かもしれませんが、日本でそれほど有名ではない企業も成功をつかんでいます。

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たとえば、写真の「味千ラーメン」。味千ラーメンさんには失礼ながら、この名前を聞いたこともない方も多いでしょう。熊本ラーメンのお店なのですが、北京でも上海でも、いたるところで見つけることができます。日本ではこれほどまでのチェーン展開が可能だったでしょうか?ちなみに上の階は吉野家。


中国に行ったことがある方にとっては、もはや常識だと思いますが…。もうこんなことは全部知ってるよ!と思った方はすいません。


会社が伸び悩んでいると感じる経営者は、すぐ隣にすさまじい成長市場が存在していることに目を向けたほうがいいでしょう。北京は、インフラは整ってきているものの、各サービスのクオリティは日本と比べて非常に低いです。早晩、モノから質の時代に転換することは分かりきっています。そのときに必要とされるのが、日本の世界一とも言われる「おもてなしの心」だと思います。

高い質のサービスであれば、経営者が日本人であろうと中国人であろうと関係ありません。いいサービスは中国の市民に熱烈に歓迎されます。僕らも中国・日本で人材サービスを充実させ、中国進出を志す皆様を全面的にサポートできる体制を早く作り上げたいと思っています。

※追記
このエントリーは北京の空港のロビーで書いたのですが、飛行機でもらった日経の1面に味千ラーメンの記事が出ていて、ビックリしました。なんというシンクロニシティ(笑)。

しかし、それより驚いたのが、サークル・大学の先輩方が経営されていらっしゃるバイオベンチャー「ユーグレナ」が日経の1面に出ていたこと。ミドリムシを養殖し、それを元にバイオ燃料を精製する事業を、新日本石油と組んで本格展開するということです(全然話題が変わってしまいましたね笑)。

バイオ燃料の課題は広大な畑で植物を育てなければならないことで、それを発端とする穀物価格の値上がりまで起きていていました。何か本末転倒な印象をもっていました。が、これならそのようなこともありませんし、大丈夫ですね。まさに時代を創る素晴らしいビジネスです。

ちなみに、社長の出雲さんは、内閣に設置された知的財産戦略本部の知的財産による競争力強化・国際標準化専門調査会委員にも選出されています。大活躍ですね。

我々も時代を創るようなビジネスをしなくては。刺激になりました。
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