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でもね、なろうと思わなきゃ、なににもなれないよ。

先日の業界研究セミナー、ならびにキャリアメッセにご来場いただきました
就職活動生の皆様、どうもありがとうございました。

当日は、皆様から感謝のお言葉をいただくと同時に、
運営等に関して色々なご意見もいただきました。
まだまだ至らない点もあったかもしれませんが、
今後に繋げるよう、真摯に反省し、改善したまいりたいと思います。



最近、めくるめくイベントの嵐も終わりに近づき、また、
12月が決算の〆だということもあり、未来のことを考える時間が増えてきました。

第一期目は何もできなかったけれど、今期はある程度事業を行うことができ、
会社の基礎ができました。来年は今年築いたモノをベースにして、
もっと社会に影響を与えうるような、そして売上があがるようなサービスを展開していくつもりです。

いわば、稼業から本当の意味での「会社」への脱却の時期と言えるかもしれません。

そんな折に、ネット上で、下記のような日記を見つけました。

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 僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。
 そのためには、中学、高校と全国大会に出て、活躍しなければなりません。
 活躍できるようになるためには、練習が必要です。
 
 僕は3才の時から練習を始めています。
 3才から7才までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
 だから、1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
 
 そして、中学、高校と活躍して、高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
 そして、その球団は、中日ドラゴンズか西武ライオンズです。ドラフト入団で、契約金は1億円以上が目標です。僕が自信のあるのは、投手か打撃です。
 
 去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。
 そして、ほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会NO1選手と確信でき、打撃では、県大会4試合のうち、ホームラン3本を打ちました。
 そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。このように、自分でも納得のいく成績でした。
 
 そして、僕たちは、1年間負け知らずで野球ができました。
 だから、この調子でこれからも頑張ります。
 
 そして、僕が一流の選手なって試合に出られるようになったら、
 お世話になった人に招待券を配って、応援してもらうのも夢の一つです。
 とにかく、一番大きな夢は、プロ野球の選手になることです。

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これ、誰の日記だと思いますか????



カンの鋭い方はもうわかったかと思います。



鈴木一朗、
そう、シアトルマリナーズのイチローの日記なんです。



真剣にスポーツをやったことのない僕がいうのもアレですが、
スポーツと経営者って、似てる部分があると思ってます。

夢を追って、必死に努力し続ける。
成功すれば社会にインパクトを与えられるし、スポットライトを浴びることもできる。
でも、失敗したら…。

そのスポーツ選手の中でも僕が最も尊敬しているのがイチローです。

彼は、毎日同じように、当たり前のように、辛く厳しい練習をしていると言っている。
野球をするのが辛い、と発言したことも数知れません。
彼にとって、それでも野球をし続けるのは、宿命みたいなものなんでしょう。

もちろん、活躍したり、勝利した時の喜びは格別なのだろうけれども
(WBCに優勝した後のイチローの顔は一生忘れないでしょう)
そこに至るまでのプロセスは、決して楽しいことばかりではないということです。

僕みたいなペーペーがイチローの発言を持ちだす時点でおこがましいかもしれませんが、
彼のような天才すら毎日苦しみながら練習し、もがいているのだから、
僕ももっとストイックに働いていかなきゃいけないと思うんです。

もちろん、会社として楽しいとか、居心地がいいことは大事だし、
それはistを貫くひとつの信念ではあるのだけれども、
そういうのとは関係なく、無意味にダラダラしていたり、頭を使ったりしている時間を
もっと減らして、ひたすらハードワークしなければいけないと思うわけです。


たぶん、「楽しさ」と「ケツに火がついたように働く」ということを高い次元で両立したのが
かつてのリクルートなんだと思います。



来年が一つの分岐点です。軌道に乗りつつある会社を
更に一段上に引き上げるために、将来の柱となりうる事業を立ち上げます。

そのために、イチローを見習って、今まで以上にハードワークしていきたいと思います。



最後に、こちらも最近読破したユニクロの柳井さんの『一生九敗』(新潮社)の
末尾に記載されている『起業家十戒』より

1.ハードワーク、一日二十四時間仕事に集中する。





僕のイチロー好き、ミスチル好きのバイアスも入ってるけど、
ここ最近のCMの中では、圧倒的な出来の良さだと思う。必ず最後まで見てほしい。

でもね、なろうと思わなきゃ、なににもなれないよ。





今年のWBCはスポーツの歴史に残る。



一勝九敗/柳井 正

¥1,029
Amazon.co.jp

東大生のためのキャリアメッセ2011

次に当社で行うイベントは、ごめんなさい、東大生の方限定になります。

president-ist

http://todai.x-ist.co.jp

合同企業説明会は、他社様のものも含めて何度も開催されますが、
当社のイベントは、下記の点が売りとなっています。

1、注目企業がやってくる!

各業界の注目企業が会場に集結します。
具体的には、下記の企業がご来場されますので、お楽しみに!

アサツーディ・ケイ(ADK)、IIJテクノロジー、NTTコミュニケーションズ、大阪ガス、オースビー、環境省、関西電力、経済産業省、信金中央金庫、シンプレクス・テクノロジー、住友電気工業、ソフトバンクグループ通信3社、大成建設、ディーエイチシー(DHC)、テレビ朝日、東京ガス、TOTO、西日本旅客鉄道(JR西日本)、日本コカ・コーラ、野村総合研究所、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ、NTT東日本(東日本電信電話)、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)、ベネッセコーポレーション、マクロミル、三井物産、三菱商事、楽天

2、東大のOB・OGがやってくる!

3、先輩の内定者(4年生やM1年生)の内定者に相談できる

参加される学生様には、お手数ですが、事前登録を行っていただきたいと思います。
事前登録をされると、当日の入場がスムーズになります。
お手数をおかけするお詫びというわけではありませんが、
事前登録をいただいてご来場いただく学生さんにはクオカード500円分をプレゼントします。

クオカードのプレゼントは先着300名様まで。
まだ余裕がありますので、ご来場される学生さんはお早目にどうぞ!

お申し込みは下記URLから!
http://todai.x-ist.co.jp/

当日会場でお会いできるのを楽しみにしております。

痒いところに手が届く、ということ

先日、有名コンサルティングファームを退職し、新たなビジネスを企てている
社長さんと食事をしたのですが、その際に話題になったのが、
成功するビジネスに共通している特徴は何か、ということ。

結論から言いますと、
(あまりにありきたりな結論でつまらないと思う方もいるかもしれませんが)、
「ターゲットの声をどれだけ聞き、それをサービスに落とし込めるか」が
重要だ、ということで意見が一致しました。
換言すれば、「かゆいところに手が届くサービスかどうか」がキモだということです。

上記の条件を満たしたサービスがNo.1になり、
No.3以下のサービスはドンドン淘汰されていきます。



特に、ウェブサービスの分野においては、この傾向が顕著です。
ウェブサービスでは、いわゆる「Place」が無力化されてしまうため、
優れたサービス(かゆいところに手が届くサービス)に
ヒトが殺到し、それ以外のサービスにはまったくヒトがこなくなってしまうわけです。

かつては検索エンジンやSNSが乱立していましたが、今はどうなったのか?
言うまでもありません。

リアルビジネスにおいては、たとえNo.1のサービスと同じサービスであったとしても、
ニッチな立地に集中し、その地域でのシェアをとってしまう、
というマーケティング戦略が成立しましたが
(有名なところでは、名古屋を中心に立地するサークルK)
ウェブサービスの業界では、それは成立しません。



お客様のニーズに合致した商品のみが生き残る。
そして、残りのサービスは淘汰されていくばかり。



頭ではわかっていても、この事実を
経営に落とし込めている会社は少ないと思うんですよね。

緊急性が高く重要性がそれほど高くない業務に忙殺される日々。

商品の価値向上や、お客様が真に求めていることについて考える
(緊急性が低く重要性が高い)時間をとるのは、以外と困難です。

ビジネスをやっている方ならご理解いただけると思うのですが、
ふと気を抜くと、淡々と営業・オペレーションを行っているだけ、
という状態に陥ってしまいます。



このような状況を打破するためには、
サービスの向上について考えたり、お客様の真のニーズを聞き出したりする時間を
強制的にとらなければいけないと思うのです。



まずは、ユーザーに徹底的にヒアリングをしなければならない。
これは、週に数回はやっていこうと思います。

一方で、ただやみくもにヒアリングをしても仕方ありません。
また、じっくりと仮説を練ったり、ユーザーの声を整理するために、
物事を落ち着いて考える時間も必要です。

現状では、特に、物事を落ち着いて考える時間が非常に不足しています。



今僕が考えているのは、月に1~2回くらい、
温泉宿にでも行って、考える時間をとろうかな、ということ。
結構キレイな宿でも、最近はじゃらんあたりを通して申し込むと
1万円くらいで泊まれたりします。

休日でも、結構メールが来るし、
友達と飲みに行ったりしてしまうので(笑)
こうでもしないと落ち着いて物事を考える時間をとれません。



直近で、またいろいろとイベントが迫っていますので、
そちらの準備は滞りなく行い、絶対に成功させなければなりません。

また、机上の空論を描くだけでなく、それをやりきるための
営業力・オペレーション力も欠かせません。

一方で、少しずつ、無理やりにでも将来のことを考える時間を
とっていきたいと思います。

そうしないと、会社がジャンプアップしません。

早速温泉でも予約しますか。


実は、単純に温泉に入るのが楽しみ!でもあります笑