カラダをのばすとココロがゆるむ ~ シンガポールで YOGA ヨガをしながら考えた


苦行は不純物を破壊し、

それによって体と感覚器官に超能力がもたらされる。


【YS 2:43】 



行為のヨーガ  の一つめ、 

「苦行」 と訳されることの多いタパスについて。


ちなみに、タパスは

ヨーガの八肢則  の2番目である ニヤマ(禁戒)  のうちの

第3番目でもあります。


タパスとは、サンスクリットの語源的には

「熱」であることから、

「ヨーガ・スートラ」のメルマガ発行者の誠氏は、

「熱を伴った実践」という絶妙の表現をされています。


その観点から考えてみましょう。


アーサナ (ポーズ)や

プラーナヤーマ (呼吸法)の練習は、体内に「熱」を生む

   ↓
この熱が、自分の中にある”バランスの崩れ”や

”エネルギーの滞り”を浄化しする

   ↓

心身を静穏にすることができる


という意味だと思われます。


またこういった実践が、

クリヤー・ヨーガ(行為のヨーガ) の2つ目である

「自己の探究・自身の学習」  への下準備ともなります。 






ヨーガスートラ → INDEX


翻訳は本書による→現代人のためのヨーガ・スートラ (GAIA BOOKS)


レヴューは → こちら



カラダをのばすとココロがゆるむ ~ シンガポールで YOGA ヨガをしながら考えた-現代人のためのヨーガ・スートラ