苦行は不純物を破壊し、
それによって体と感覚器官に超能力がもたらされる。
【YS 2:43】
行為のヨーガ の一つめ、
「苦行」 と訳されることの多いタパスについて。
ちなみに、タパスは
第3番目でもあります。
タパスとは、サンスクリットの語源的には
「熱」であることから、
「ヨーガ・スートラ」のメルマガ発行者の誠氏は、
「熱を伴った実践」という絶妙の表現をされています。
その観点から考えてみましょう。
アーサナ (ポーズ)や
プラーナヤーマ (呼吸法)の練習は、体内に「熱」を生む
↓
この熱が、自分の中にある”バランスの崩れ”や
”エネルギーの滞り”を浄化しする
↓
心身を静穏にすることができる
という意味だと思われます。
またこういった実践が、
クリヤー・ヨーガ(行為のヨーガ) の2つ目である
「自己の探究・自身の学習」 への下準備ともなります。
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翻訳は本書による→現代人のためのヨーガ・スートラ (GAIA BOOKS)
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