先日混声合唱団の一部メンバー(パートリーダークラス)と話をする機会があり、その時に出た話。

パート内の並び方の話です。

要は「歌える人、核になる人をパート内でどこに配置するか」「どういう並び方が、もっともパート内の声をまとめるのに有効か」という話。

そこで言われていたのが、「例えば良く歌える人が2人いたとして、その2人を隣同士に並ばせて歌わせると、1+1=2ではなく、相乗効果で2.5くらいになるけれど、離してしまうとそれぞれの力が1以下になってしまう」ということ。

だから、歌える人は何人か固めて配置すると、そこに核ができて、周りの人もそこに乗っかって歌えば良いので全体のまとまりが出てくるのだそうです。

ところが今は人数が増えてしまって、相対的に核が弱くなり、まとまりがつかないのだとか。男声は人数に対してかなり強力な核になる人が数人いるのでまだしも、女声はもともと1パート50名以上いて、「歌える人」と言ってもそれほど大きな差があるわけでもなく、難しいのよー、とのことでした。

でも確かに、歌いやすい場所、そうでない場所と言うのはありますね。

やはり、ある程度歌える人の近く、または、きちんと歌っている人の声に自分の声を乗せられる場所なら、安心して歌えるのですが、自分ひとりでパートを引っ張っているような感覚に陥ると、どうもつらいです。特に、周りから自分の声が浮いて聞こえるような状況だと最悪です。

PTAコーラスの方は全体の人数も少ないのですが、並び順は、歌える、歌えないに関係なく、パート内の身長順です。人数が少ないので、横一列。良く聞こえるのは両隣のみです。

たまたま今は、右隣にかなり歌えて、しかも自分と声質の近いFさんがいるため、良い感じで二人の相乗効果が出ていると思います。彼女が右にいるときは安心して歌えます。たぶんFさんの方もそうでしょう。

でも、彼女がお休みの時が、実は困るんです。

彼女はパートの境目なので、いなくなると、私の右隣はメゾのKさんです。三部になると歌うメロディーが違います。だから、Kさんに合わせてはいけません(聴くことは必要でしょうが)。で、左隣のSさんですが…。「…」という方です。正直、彼女の音は聞いてはいけない状況です。だから、右隣のFさんがお休みの時は、完全に一人で歌っている状況です。これ、キツいんです。本当に合っているのかどうか、時に不安になります。これでは、パート全体で音をまとめるなんて、たぶん無理です。

実は、身長の大きいNさんも「両隣の人の声が合わせにくい(これは、上手下手ではなく、声質の問題みたいです)」と言って悩んでいたりもします。私とFさんの近くで歌いたいようです。

そういうことを考えると、並び方、大事ですね…。本当は身長順にこだわらず、変えた方がいいのかもしれません。

来年、右隣のFさんはお子さんが卒業してしまうのでいなくなります。その後どうしましょう。誰か、私より身長が低くて、しっかり歌えるアルトの人、入ってくれないかなー(^^ゞ。

合唱祭も終わり、今月下旬に行われる小学校の五十周年記念式典に向けて、PTAコーラスOG有志も参加しての校歌の練習がありました。当日、みんなで校歌を三部合唱するのです。

さすが創立42年。創立当時のメンバーという方もいらっしゃり、総勢100名あまりのOGのみなさんが来てくださいました。

こんな機会はめったにない、ということで、教頭やPTA会長のあいさつに加え、創立当時の発起人の先生もいらっしゃってご挨拶がありました。。

私はといえば、OGの中にお休み中の混声合唱団のメンバーを見つけてびっくり。いや、お一人はもともとご近所だし、今回参加なさることも存じ上げていたのですが、もうお一人はOGであることすら知らなかったので、お互い驚きました。あちらは、私が現役メンバーであることに驚いたようですが(^^ゞ。

そんなこんなで、校歌の練習開始。当日は暗譜ということで、久々に楽譜を手にした皆さんはちょっと焦っていたようでした。

それでも、昔歌った歌だし、多くの方がどこかの合唱団に所属なさっているのでしょう。皆さん良く声が出ていて、当日が楽しみになりました。

途中、先生が「現役は回れ右して」と、現役とOGを向かい合わせにしたのにはちょっと照れましたが…(^^ゞ。だって、距離1mくらいで向かい合うんですもん。現役はお休みも多かったので10対90くらいの感じだったし。

普段は同世代の現役メンバーとだけ、楽しく歌っているのですが、こうやってたくさんの大先輩に囲まれてみると、歴史の重み(というと少し大げさですが)を感じずにはいられませんでした。

あとは当日、無事式典が開催されることを祈るのみ。実は、こちらの県ではインフルエンザ警報が発令中で、ひょっとしたら中止になるかも…なのです。なんとか開催されるといいのですが。

市の合唱祭が無事終了しました。

いやー、市内の学校はインフルエンザが蔓延している様子で、唯一出場予定だった公立中合唱部は欠場。私たちのPTAコーラスも、学級閉鎖だったりお子さんがインフルエンザに罹ったりする人が何人もいて、一時はどうなることかと思ったものの、なんとか欠席者は最小限に留まり、無事出場することができました。

毎年のことですが、事前練習時間は各団20分しかないところを、姉妹合唱団3つで「合わせて一時間」を取っていただき、朝からヴォイストレーナーの先生もいらして、発声から始めて通し稽古を二巡。これって結構ありがたいものです。

市歌の披露もあるので、その後ステージでも練習。今回は準備時間が贅沢でした。

子供たちとのコンサートが10月にあって、合唱祭はその中から歌うようになったので、去年もそうでしたが、合唱祭前には暗譜に追われることもありませんでしたし、一度本番で歌った反省を踏まえての大舞台なので、課題意識と余裕を持って歌えたのはとても良かったです。

ちょこっと心配だったアカペラもバッチリはまり、先月の本番前は全くと言っていいほど合わなかった、アダージョからアレグロにテンポが戻った直後の入りもキレイに揃い。

なんだかとても良い本番だったと思います。

とても残念だったのは、せっかく出来が良かったのにあまり知り合いに聴いてもらえなかったこと…。

今回久々に以前所属していた合唱団が参加してきたため、懐かしい知り合いはたくさん会場にいたのです。でも、ちょうど私の本番の時間が彼らの直前練習時間に当たってしまい。みなさん残念がってはくれましたが、私も残念です。

ただ、会場に戻って後の演奏を聴いていた時に、後ろに座った知らない方々が私たちの合唱を褒めているのを聞いて、ちょっと嬉しくなりました。

自分たちの出番の後は最後まで聞いていたのですが、相変わらず多彩な顔ぶれに多彩な選曲で、結構楽しめました。以前のお仲間の演奏も聞けたし、全国大会出場を決めた団の、ちょっと飛び抜けた演奏も聞けたし。

いっぱい刺激をもらいました。

さて、次回からは何を歌うのかなー? とりあえずは式典に向けて校歌の練習ですが。

第九は、いわゆる「歌いこみ」期間に入ってきました。

と言っても、やはりパート別指導の時間が長いです。音取りに時間をかけられなかった分、難易度の高いパートはどうしてもおさまりが悪いようです。

何しろ、アルトなんかは音の動きが本当に難しいですから。初心者も多いこの団体では、問題はそう簡単に解決しません。一人ひとりが自覚をもって復習してきてくれると良いのでしょうけれど、初心者の方は、復習のしようもないかもしれませんね。

さて、これも毎回のことですが、初心者年配者の多い団だから仕方ないのですが、言葉の譜割りがうまくいかない方が多いようです。

これ、ドイツ語に限らず、英語など、子音の多い外国語を歌う時には少なからず躓く人がいますね。

語尾が子音で終わっているのに母音をつけずにいられないとか、子音の連続なのに全部母音を入れてしまうので、音節がやたらと増えてしまい、結果歌に間に合わないとか。(例えば、英語の「place」は一音節ですが、日本語だと「プレイス」と四文字もあります。これを全部母音入りで発音しようとするから間に合うはずがありません。)

良くあるのは、日本語の場合基本的にカナ一文字一音節なので、音符一つに付き一音を当てていくとだいたい間違いがないんですが(最近のJ-popは必ずしもそうではありませんが)、それを英語やドイツ語に当てはめて、しかもカタカナ書きしたものを当てていってしまうパターン。「ハイリヒトゥム」の「イ」と「ム」に一音費やしてしまうとかいうやつですね。ちなみに「heiligtum」は三音節しかありません。日本語だと六音節。

毎年毎年、そして毎回毎回、先生は注意していますが、絶対にいなくなることはありません。

これは、言語感覚の切り替えができないと、難しいのかもしれませんね。

何しろ、同世代、またはさらに若い人がそろっているPTAコーラスでも、この「音節と譜割り」の話はピンとこない人が多いのです。たまーに英語の歌詞が出てくると、キョーレツなカタカナ発音の人が結構いたりしてショックです。

だいたい、日本語でも、楽譜にオタマジャクシの頭が「×」になっている「無声音」が理解できず、声を出してしまう人が続出するんです。「シ」「キ」「ク」「ツ」など、日本語でも実は無意識に無声音が使われていたりするんですが、いざ「ここは無声音」って言われてもわからないらしく。

子音と母音の関係なんて、意識したこともない人が、世の中大多数なのかも知れません。

だから、合唱初心者のみなさんに向かって、いくら先生が口を酸っぱくして言葉の譜割りを直して行っても(「『トゥームー』じゃなくて『トゥーウム』だ」みたいに)、感覚的に直すことができない人には通じないんだろうなぁ、と。実はここが、カタカナに聞こえるかどうかの分かれ道と言っても過言ではないと思うのですが。

せめて、若い人の多いPTAコーラスの方だけでも、外国語詩が出てきたときにはここら辺りの啓蒙活動をしていこうかな、と思うのでした。

声楽のレッスン、19回目です。

今回は、正直、消化不良な回でした。

時間も少なかったのですが、一度だけ暗譜で歌ってみたら、歌詞はボロボロ。歌詞を思い出すので精一杯なので、感情なんてぜーんぜん込められず。結果、歌詞の意味を問われて詰まってしまってグダグダ状態のところに次の人が入ってきてしまい、そこで終わり、というなんとも情けないレッスンでありました。

まぁ、私が雑事にかまけてきちんと練習していないこと、あと、詩の意味を最初の頃に調べたきり、わからないまま放置してここまできたことが一番の原因です。

一応、前回「次回までに暗譜して来て、今度こそ終わりにしましょう」と言われてはいたので、レッスン直後の週は少し歌いこみらしきことをして、歌詞は入ったつもりでした。でも、歌詞の意味は、単語そのものは調べてあるけど、どう訳していいかわからない。楽譜についている対訳も全然ピンと来ないままでした。

合唱のときもそうですが、私、意味よりもとにかく「音」として歌ってしまうことが多いんですよね。日本語ですら、言葉が上滑りしてしまいます。そんな自分は変えないといけないんでしょうが、詞よりもメロディー、音優先、という姿勢はなかなか改まりません…。

でもねー、歌詞の意味を問い詰められて終っちゃうのって、本当にレッスン時間がもったいないです。せめて、意味はよくわからなくても、雰囲気が合っていれば、意味がわかるかどうかはスルーしていただけるのです。だから、意味を問い詰められるのがイヤなら、対訳で雰囲気だけはつかんで行き、そういう感情を込めて歌えるようにしていけば良いわけです。

…と、少し頭を冷やしたら考えがまとまりました(^^ゞ。

とにかく、次回までには、歌詞を思い出しつつ歌うことだけはないようにしないと。これをすると、確実に中身がカラッポになり、意味がわかっていないことがバレバレになります。いや、先生からOKもらうために歌っているわけではないんですが(^^ゞ。

感情の流れだけはきちんとつかんで、歌詞にそういう感情を込めて歌えるようにしていこうと思います。

もう一つ。レッスン直後だけ練習するのではなくて、逆に、レッスン直前に集中練習をしましょう(^^ゞ。もちろん、毎日毎日、一回か二回ちゃんと歌えればそれが一番いいんでしょうが。直前三日間、一度も歌わないと、やっぱり歌詞は飛ぶ、ということがよくわかりました。気をつけましょう。