あぶくま洞 ~ 地底の神秘 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】


あぶくま洞


およそ8,000万年という歳月をかけて創られた大自然の造形美
全長約600mの洞内は天井から下がる鍾乳石や床下から堆積してできる石筍などがある。
三層に分かれる洞内で最大の「滝根御殿」では貴重な鍾乳石を間近に鑑賞できる。

所在地:〒963-3601 福島県田村市滝根町菅谷東釜山1


営業時間:3月上旬~11月下旬 8:30~17:00 夏季期間は17:30まで
営業時間:11月下旬~3月上旬 8:30~16:30
駐車場:無料 700台
入洞料金:大人 1,200円





【自然の神秘】


 

我が家的には鍾乳洞は好きだったりします(笑)

関東からほど近いオススメの鍾乳洞はこちらで紹介

 

 

日本三大鍾乳洞となると
龍泉洞(岩手県)、秋芳洞(山口県)、龍河洞(高知県)

の有名な鍾乳洞が上げられますが、
ネットで調べると日本三大鍾乳洞に負けないおすすめ鍾乳洞として
あぶくま洞がTOPで紹介される程の実力?の鍾乳洞です。
昭和48(1973)年開業の比較的新しく発見された鍾乳洞ですが
鍾乳石の種類と数の多さでは東洋一の鍾乳洞と言われるようです。

駐車場は無料で大きな敷地が用意されています。

駐車場を挟んで星の村天文台もあり、こちらの天文台も面白そうです。


駐車場は白い石灰岩がむき出しの岩山に囲まれ、周りを見回しちゃう景色です。

実際にこの岩山の中に鍾乳洞が有るようです。


駐車場から歩いて200m程度、発券所があり入り口が見えます。


あぶくま洞の全体的な案内図としてはこちらを参照して下さい。



あぶくま洞は鍾乳洞のため天候に左右されにくく、洞内の平均気温は15℃前後
洞内の湿度は約90%となり空気はしっとりしています。

 


【入洞



見学できる洞内は全長約600mですが奥にまだ2,500mの未公開部分あり。
あぶくま洞観光の所要時間は一般コースで約40分程度です。



最初に現れるのは妖怪の塔と言われる怪しい奇岩

確かにおどろおどろしい景観です。

 

鍾乳石は雨水の作用で、雨水は降ってくる途中に大気中の二酸化炭素を吸収、
さらに地中に染み込む際に腐食した生物が発する二酸化炭素も吸収して酸性になり、
その酸性水がアルカリ性の石灰岩の上に落ちて長い歳月をかけて石灰岩を溶かし、
その際に石灰岩から溶けだした炭酸カルシウムが洞穴の天井や壁面を流れるうちに
再び結晶化してできるのが鍾乳石とのことです。

 

白磁の滝と言われる結晶化して間もない鍾乳石

出来てまだ新しいものは特に真っ白な色合いだそうです。

 

通路の整備された一般コースのほかに途中でプラス200円払うと
アドベンチャー気分を満喫できる探検コースを進むルートもありますが
今はコロナ禍で密を避けるために残念ながら閉鎖中(-.-)

朝イチで空いているから密にはならないんですけどね~


あぶくま洞最大の空間は「滝根御殿」と呼ばれる高さ29mの空間です。


壁面を流れ落ちるしずくが再結晶化し滝のような姿になった
ビッグフローストーンと呼ばれる珍しい鍾乳石
こちらは高さ20mで国内5位の大きさでその迫力を間近で見ることが出来ます。


滝根御殿から螺旋階段を登り頭上注意に注意しながら先に進みます。

本当に頭上注意が必要です(^^)

 

高さ約13mの空間となる「竜宮殿」と呼ばれるホール


見た目がきのこ?のきのこ岩


1cm伸びるのに100年かかると言われる鍾乳石は出来方の違いで3種類
石筍:上から垂れた水滴が地表で再石灰化し筍のように伸びていく
つらら石:上から垂れる水滴がそのまま再石灰化していったもの
石柱:下から伸びる石筍と上から伸びるつらら石が合体すしたもの
という事で鍾乳石の親分は石柱となります。

樹氷とクリスマスツリー

クリスマスツリーは天井に着いていない石筍ですが、

樹氷の方は天井まで到達した石柱です。

って事でクリスマスツリーより樹氷のほうが鍾乳石としては格上です。


リムストーンと呼ばれる上部から順繰りに水が流れ落ちていくことによって

壁が形成され、棚田のようになった珍しい鍾乳石です。


あぶくま洞の最後を飾るのが「月の世界」と呼ばれる空間です。
石筍、石柱、リムストーンなど、主な鍾乳石がすべて見られる貴重な場所で、
光の演出を楽しむことができます。演出用の調光システムが導入されて、
夜明けから夕暮れまでの太陽の光の移り変わりを表現しているようです。

説明がないのでどれが夜明けでどれが夕暮れか不明です(^_^;)

 

洞窟内ではワインを貯蔵して販売しています。

年間通して気温変動の少ない洞窟内で半年~1年ほど寝かすと、

味がまろやかになるようです。

 


【お楽しみ】


 

出口は入り口とは別で、出口は売店直結です(^^)

 

観光地では当然ご当地ソフトクリームですよね。

あぶくま洞のオススメは山ぶどうソフトですか。

 

探検したご褒美のお楽しみはソフトクリームで決まり。

ほぼ100%近い確率で皆さん購入しています。

鍾乳洞とソフトクリームは相性がいいんでしょうか?

 

最後に阿武隈神社に登って景色を堪能

 

小高い位置にある神社からはあぶくま洞を一望できます。


 


【まとめ】



探検気分で面白い鍾乳洞観光です。

近くにはまた別の鍾乳洞があったりします。

 

最初に見つけた人はこんなの発見したら興奮するだろうな(笑)

有名な鍾乳洞は整備もよく見ても楽しいですね。

自然の作り出す神秘を感じます。

とりあえず日本三大鍾乳洞は今後見てみたい課題です。

 

 

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